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【シリーズ秘湯】乳頭温泉郷 鶴の湯温泉に泊まってきた【混浴】

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数ある名湯の中でも、特別エロい名前の温泉と言えばこれでしょう。
乳頭温泉。

乳頭温泉郷と一口に言っても、乳白色、褐色、透明と何種類もあるんですね。
少し源泉が違うだけで、バラエティ豊かな温泉なのですが
乳頭温泉という名前のイメージも手伝ってか、乳白色の温泉を思い浮かべる人が多い様子。
中でも一番有名な鶴の湯さんの、一番大きな混浴の温泉風呂が乳白色であることも有り
乳頭温泉と言えば、乳白色というイメージの人も多いのかも。

到着するとまるで別世界のよう。
鶴の湯さんは以前何度も来たことがあったのですが、春から秋には水車小屋が大きな目印で、
秋には丈の高い一面のススキ、まるで歴史ドラマの撮影でも行われそうな、雰囲気バツグンの温泉宿。
江戸時代から創業の続いている、鶴の湯さんに泊まってきました。

いつもお昼ご飯と立ち寄り湯ばかりだったのですが、
真冬のこの季節に宿泊は初めて。
明治時代からの「本陣」の建物と雪景色は、相性抜群。

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人気故に、2,3ヶ月〜半年前の予約で埋まってしまうことが多いとのこと。
我々は早めに予約しておき、2号館に宿泊の予定だったのですが「もし本陣が空いたらそちらの方へ変更を」とお願いしておきました。
宿泊でさえなかなか難しい人気の宿なのですが、
今回はなんと直前のキャンセルがあり本陣泊に!

入り口入ってすぐ左の建物が「本陣」です。
IMG_6351 IMG_6352部屋の中には囲炉裏があり、ランプが灯っていて
夕飯時には、この囲炉裏を囲んでの部屋食。

鶴の湯自慢の「芋煮」は、山芋を繋ぎ無しで丸めた「いも団子」。シンプルで何とも美味しい。
囲炉裏では、地元で採れたイワナを焼いてくれます。
んー、最高。
酒も進む×2♪

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夜には、本陣の横にある鎌倉の一つひとつに、ろうそくが灯ります。
入り口に木の札がかかっていて、部屋番号が書いてあるのですが、夜には暗くて良く見えなくなるため、
自分の部屋を間違えないよう、鎌倉の数を数えて部屋に入りました。

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川の向こうに露天風呂が。小さな橋を渡ります。
ススキで目隠しをしてありますが、すぐそこが混浴露天風呂。
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混浴に行くには、みんなが入っている混浴の温泉がある、脇の通路を通っていかなくてはいけないのです。
温泉は数種類あり、白湯・黒湯がそれぞれ男湯と女湯、大きな混浴の露天風呂、女性用露天風呂があり
建物内には鍵付きで貸し切りに出来るお風呂が2つ、内湯がもそれぞれ男湯・女湯。

混浴露天風呂の様子はこちら
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立ち寄り湯も大人気で、昼はものすごく混むのですが、
夜になるとしんとしていて灯りがボンヤリ灯るだけ。

入るのは躊躇って、女性用露天風呂だけにしようと思ったのですが、
熱〜い内湯に一人で入ってたら、後から来たそんなにオバサンというほどでもない(私と同じ位?笑)女性が
一人で入っていったので、じゃあ私も行くか!と行くことにしました。

乳白色の温泉なので、首だけ出すようにして、お湯の中をネッシーみたいに進むようにすれば、
女性でも堂々と入れちゃいます。
入ってみたら意外にも、女性が結構居ました。

女性専用露天風呂の様子はこちら。

(こういうのって、ちょこっとでも人が入っている方が絵としては様になるのですが
「人の居る写真は撮らないように」みたいな注意書きもあったので、最近は難しいですね〜)

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本陣泊、とにかく雰囲気が最高。
二号館や東本陣などもあり、それぞれで若干印象は違いそうですね。
これまで行った数々の秘湯、それぞれに印象深いけれど、
ここはさすがの風格でした。

昼の人気を経験してしまうと、あまりに人が多く秘湯という印象も薄れるかと思いますが
宿泊を経験してみると、大分違いました。
立ち寄り湯と宿泊で、入れる温泉の数も全然違うしね。

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コメント(4件)

  1. こんにちは。
    おぉ~懐かしい鶴の湯!
    私も数年前妹と行きました。ランプだけといことで寒さを心配して宿泊は近くのホテルでしたが・・・・。
    混浴は、やはり躊躇してやめましたが、他は全部入浴!
    雪がドサリ!と落ちるなかでアツアツの濁り湯で温まった記憶が残っています。
    八十代の父親を連れてきた娘さんが「死ぬ前に鶴の湯の混浴に入りたいと言うので・・・」と話してました。

    でも、タクシーでしか行けないので・・再訪はままならず。

  2. cinema_61さんへ

    こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
    cinema_61さんも鶴の湯に行かれたことあるんですね♪
    確かに、昼だと人も結構多いし、入るのは躊躇ってしまいますね。

    暖房は、ヒーターと囲炉裏の炭とで、正直暑いぐらいでした。
    もしかしたらそうした評判で改善されたのかもしれませんね。
    囲炉裏は古くからあったようですが、暖房も設置したのかも。
    「死ぬまでに鶴の湯の混浴に入りたい」とは凄いですね!
    是非、cinema_61さんにも経験していただきたいなあ。

    交通手段も、今はかなり便利になりました。
    まず、新幹線で「田沢湖」駅に止まるようになったのが一番大きいですね。
    駅前の辺りも再開発され、随分綺麗に整えられています。
    駅から鶴の湯や田沢湖スキー場へはバスで行けるようになっていて、
    鶴の湯は「アルパこまくさ」で降りれば、そこから専用バスが迎えに来てくれます。
    鶴の湯を始めとした乳頭温泉は湯巡りバスも巡回していて、共通の割引券もありました。
    これについては、また詳しくレポートしようかなと思います。

  3. とらねこさん☆
    こ、これはまた!まるで昔話の挿絵のような温泉旅館ね~~
    風情があってとっても素敵♪
    そして昼間そんなに混んでいる温泉の写真を上手に撮影できたこと!!
    人がいないときっていうのもなかなか難しいもんね…
    温泉、随分行ってないなぁ~~(遠い目)

  4. ノルウェーまだ〜むさんへ

    こんばんは〜♪
    返信遅れてごめんなさい><

    そうなの、すごい絵になる温泉なんですよ。
    これ、昼間の混んでる時間帯ではなくて、朝の時間でした。
    朝食時の、出来るだけ人の居ない時間を狙ったんです。
    ここは昼は結構混むのですが、夜はしんとして本当に「まんが日本昔ばなし」の世界ですYo。

    ノルさん一家って、そう言えばあまり温泉はお好きではないのでしょうか?
    機会があれば是非にー。




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