ハリウッド大通り、ムッソー&フランクグリル、ビバリーヒルズホテル、サンタモニカ
旅行記を書くのに若干飽きて、ちょい間が空いてしまいました。
さっさと書かないと忘れてしまう…っ
まだお前の頭の中はハリウッドかぁ〜、と言われてしまいそう…
ハリウッドへはメトロのレッドラインが繋がっているので、地下鉄やバスなどで移動してました
この周辺の地下鉄は同じホームにレッド・ラインとパープル・ラインが乗り入れしているので、それさえ間違わなければ大丈夫。
(路線によっては、途中で切り離し運行もあるのでよく分からん!という時も)
「Hollywood/Highland」駅は、降りるといきなりキャラクターやら俳優のそっくりさんが出迎えてくれます。
コチラにも書いたのでその辺は省略。
ソックリさんはチャイニーズ・グロウマン・シアターに雇われているのでしょうね。
着ぐるみの人達もそうかと思われます。
だって毎日、朝から晩まで居ましたよ。よっぽどの暇人?てそんなまさか(笑
(中には自前の人も居たのかもしれない!?)
で、ここから4日間はハリウッドに腰を落ち着けて、ブラブラとしていた訳です。
友人に会ってドライブに連れて行ってもらったり、映画を見たり、チャイニーズグロウマン・シアターの辺りをウロウロしたり。
足型やハリウッドのウォーク・オブ・フェームの星は、たくさん写真に収めたのですが、全部載せるには数が多すぎる…。
私にとってハリウッドと言えば、何はさておきこの人。
やっぱり、マリリンでしょう!
『紳士はブロンドがお好き』の時のマリリンの手形ですね。
ジェーン・ラッセルと隣同士。
彼女の伝記本をいろいろ読んだので、自分の中で勝手にフラッシュバックします…。
Musso & Franklin Grill
1919年創業の老舗レストラン。
ヘミングウェイやフィッツジェラルドもよく通ったレストラン、と聞いて真っ先に行ってしまった。
リブステーキはとても柔らかくて美味しかった。
アスパラのスープ、ワイン、リブステーキ、最後にズッキーニのフライを頼んだのですが、これが山盛り!
とてもじゃないけど、一人で食べれる量ではありませんでした…
重厚な雰囲気だけれど、店員さんはとても気さく。何かと話しかけてくれて楽しかった。
1919年の映画って何か見ていたっけ?と考えたら、ルビッチの『花嫁人形』や『カリガリ博士』ぐらいしか見ていなかった。
ちなみに、ここのレストランの入り口のところにあるスターは
ロブ・ロウでした。
この方は一昔前のイメージだけれど、個人的には何故か、今まさにピンポイントな役者さん(笑)
何故なら、目下『ザ・ホワイトハウス』のドラマで毎度毎度彼を見ているんだもん!
映画だと最近では、『恋するリベラーチェ』や『SEXテープ』に出てきてた。
全く年を取らず、相変わらずのイケメンさん。
でも、セックススキャンダル以来もう駄目ね…。残念。
ヴァイパー・ルーム
実を言うと、ハリウッドに行く機会があったらここに行こう、と思っていたのはこちらのクラブ。
ご存知!ジョニー・デップが経営し、そしてリバー・フェニックスがこのクラブを出て、オーバードーズで亡くなってしまったのがこの店を出た場所。
リバー・フェニックスの話を覚えている人なんて、もうあまり居ないのかもしれませんが。
リバーは言わば私にとっては「初恋の人」みたいなもので(笑)、特別なんです。
あまりミーハー心が無く、俳優を追いかけたりしない私ですが、彼で懲りてしまったのかもしれない。
その他、カート・コバーンは自殺するしさあ…。
私にとっては好きだったその瞬間に、永遠になってしまう人ばかり。
そう言えば学生時代は、太宰治好きだったな…。
さらには、ジミヘンにジャニスに…何のテンプレでしょう、これ(爆
この日は2バンドのライブがあり、その後は夜中から「カラオケ・ナイト」とのことでした。
時差ボケもあって夜が辛く、さっさと退散。
ここの店員さんと仲良くなり、「次回、顔パスにして上げるからまたおいで」と言われました。
夜が本当に早く眠くなってしまうので、夜遊びは行く気になれなかった。
でも、奢ってもらったし楽しかったな。
ビバリーヒルズ・ホテル
LA在住の大学時代の友人に迎えに来てもらい、LAをドライブ。
まず、ビバリーヒルズホテルの辺りでお茶します。
「私の行きたいところに、どこでも連れて行ってあげるよ」と言ってくれたのでこれはラッキー!と甘言に乗る。
ビバリーヒルズホテルではお茶をして、サンタモニカの辺りでランチして来ました。
ビバリーヒルズホテルは映画の撮影でも使われたりする場所なので、一度行ってみたかったのです。
私の友人は、LAに来てまだ4年。子供が小さいうちにやってきたので、アメリカでの子育てはさぞかし大変に違いないのですよね。
家事、育児、最近は仕事にも就いて、なかなかの頑張り屋さん。
アメリカのご飯の量の多さに毎日辟易していたのですが、彼女はスーパースリムな体型を維持し、大学時代のまま。
私はビックリしてしまいました。
サンフランシスコは坂が多くて適度な運動がなかなか出来ないせいか、おデブな人が多かったんですよね。
LAの方がサンフランシスコよりはスリムな人が居る印象ですが、それでもアメリカ人のデフォルトとして、太っている人の方が基本的には多いみたい。
「彼女の美貌とスリムを保つには何が秘訣なのか?」と聞いてみました。すると、「日本食を心がけている」と…。
アメリカンな料理を食べていたら、あっという間に脂肪がついてしまうので、出来るだけ食べないようにしている、と。
ううーん、私ももっと和食に戻らないと!と逆に彼女に教えられてしまいました。
サンタモニカ
「ホテル・カリフォルニア」を発見してしまいましたよ(笑)
さらにサンタモニカまでやってきて、ランチ。
「ウォーター・グリル」というところに行きました。
アメリカ版の食べログでは美味しいところ、と彼女は言うのですが、正直大して味は…(笑)
お値段はなかなか良いのですが、サンフランシスコの方がレストランはレベルが高いようです。
ところで、よく言われていることですが、LAはとにかく横長。
一人でバスや地下鉄を乗り継いで行くには、交通の便があまり良くなく、とても不便なのです。
車であれば30分で行くところを、公共機関で行こうと思うととても時間がかかったりと、なかなか大変。
友人曰く、公共機関など「怖くて、とてもじゃないけど乗らない」とのこと。
自分一人で出かけたことすら、ないそうです…。
私の行動をひたすら、「危ない、危ない」と言われてしまった。
箱入り娘なまま大きくなった彼女と、私の違いってなんて大きいんだろう…。
そんなことを思った一日でもありました(苦笑)
でも、地下鉄がやれ危ないだの、バスが危ないだのと、そんなことを言っていては一人旅など出来ません。
ちなみに私は、LAではバス停でアフリカ系の人と仲良くなり、はては『ストレイト・アウタ・コンプトン』で盛り上がり、
「君に会えて今日は本当に楽しかった!」
と、帰り際には抱き合って別れたりする始末。
昼は昼であちこち好きなように一人で動き、夜はゲストハウスやらホステルやらに泊まって、いろんな国の人と話したり、
そういうのがすごく楽しいんですよね。
やっぱり一人旅が最高!
ところで、話は変わりますが先日『雪の轍』を見ていたら、自分にピッタリと思えるセリフがありました。
「計画を立てずに思いつくままに旅をするんだ。
そうでないと冒険でなくなる。
計画を立てた旅は“旅”ではない。
“計画を立てている内に、人生は通りすぎる”」。
まさにこれだ!と膝を打ちましたね。
関連記事
-
-
サンフランシスコ記 最後の大事件【後編】
【前編】からの続き。 その時、すぐにYさんと一緒に移動することが出来て...
記事を読む
-
-
サンフランシスコ記 最後の大事件【前編】
(前日の続き) ナパバレーでは夕方少し前までのんびりし、いよいよ最終日...
記事を読む
-
-
ナパバレーを自転車でゆく 【サンフランシスコ郊外】
サンフランシスコよりフェリーで1時間、バスで1時間。 とうとう、ナパに...
記事を読む
-
-
サンフランシスコからナパバレーへ フェリー&バスの旅
サンフランシスコフェリー ロサンゼルスからサンフランシスコへ再び帰って...
記事を読む
コメント(4件)
前の記事: ヨセミテからロサンゼルスへ、列車&バスの旅
とらねこさん☆
いやー凄いわ、とらねこさん。
私はそのLAのお友達そのものだから、長い海外生活を経験していても、この旅のとらねこさんほどの冒険なんてまるでしてこなかったわ…
違いは何か?と言われたら、申し訳ないけど「子供」かな。
母は無意識に子供を守ることの実を考えていて、出来るだけ危険から遠ざけようと本能的に思うのかも。
無茶が出来るのは若い証拠!
あと英語力ね♪
ノルウェーまだ~むさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
そっかー。ノルさんも私の友人同様に、海外で育児ですもんね。
やっぱりノルさんも一人では何処へも行かなかったクチ?
「私の周りには、とらねこちゃんみたいな人、一人も居ない」なんて言われちゃいました。主婦の友人は、という意味だと思うのだけれど。
でも、LAだと数歩歩くだけで危険な地域に入り込んだりもするし、銃撃事件もしょっちゅう起こってるし…
特に小さい子のママは大変ですよねー。
友人は英語力あるから、働きに出たりもしているし、パワーあるなあー。
こんばんは。
旅行記楽しく読んでいます!
LA周辺はハリウッド映画でよく見ているので行った気がしてたけど・・・やはり自分の目で!ですよね。
「雪の轍」今観てます~(wowowで)
あのセリフ、含蓄ありますよね。旅もそうだけど生き方も!
私もようやく自由に海外旅行できる身分になって、一人で(ツアーに参加)行っているけど、語学力が・・・
LAに住んでいた友人から「サンタモニカ」薦められています~
cinema_61さんへ
こんにちは〜♪コメントありがとうございました。
旅行記、お読み下さりありがとうございます!
そうなんです、LAは私もすっかり行った気になっていました。
想像していたようなハリウッドサインはなかなか出てこないものだなと(笑)、そして思ったよりLAはダダッ広かったです。
ハリウッドも、ゴールデンエイジと今とではだいぶ印象が違うのでしょうね。
歌舞伎町に似通って見えてしまうなんて><
雪の轍、ご覧になりましたか!
これ、とても素晴らしかったですよね。
私は、去年のベスト10に入れるべきだったと今更ながら地団駄を踏んでいます。
あの旅人のシークエンスは、カッパドキアで一生を終える、地に根を張った人達の生き方とを対照的に映し出していたものだったと思います。
サンタモニカはLAの中でも良い印象でした。
語学力、毎日少しづつでも英語を聞くようにすると違うと思います!