ケーブルカー、ヘイト・アシュベリー;サンフランシスコ記
サンフランシスコの街並み、と言えば「坂道」と「ケーブルカー」。
そう言っても過言ではないぐらい、この風景は印象的でした。
私はただ、有名な坂道が1つ2つあるだけかと思っていたのですが、あっちもこっちも坂道だらけ!
車の駐車についてもかなり五月蠅く、ルールが決まっているようで
見事にズラ~っと斜めに停められた姿が続きます。
写真を見るとイマイチ傾斜の凄さが分からないかもしれませんが。
車の免許を持っている(マニュアル車ですがペーパー)私ですが、これを見ると
こっちで車を運転しようなんて、ゆめゆめ思わなくてよかった…!と思ってしまいました。
サンフランシスコと言えばケーブルカー
技師アンドリュー・ハリディーが、ノブ・ヒルの坂道で5頭の馬が重い荷物に踏み潰されるのを見て、地下モーターからケーブルを引っ張ることを思いついたのが、ケーブルカーの発祥。
1873年にケーブルカーが生まれ、以来サンフランシスコの人気の乗り物になりました。
1947年には市がケーブルカーを全線撤廃し、一般的なトロリーバスにしようとしたところ、市民の大反対に合い、3線のみ残すことに。
さらに、1981年〜84年にかけては民間の出資によりケーブルカーは修復されたとか。こうしたエピソードは、いかに市民に愛されてるかを物語っていますよね。
今では地元の人が交通機関として乗るものというよりは、観光客向けのケーブルカー。
「ハイドストリート」と「エンバカーデロ」の始点・終点では、ケーブルカーをグルっと一周するのが見られます。
こんな風に↓
ハイドストリートの始点では、ケーブルカーの円周沿いにズラッと行列が並びます。
一度は乗ってみようという観光客がびっしり長い列を作っており、乗るまでに40分位待ちました。急ぎの用にはとても使えませんw
ちなみに、始点の「ハイドストリート」から乗る時であれば、右の座席に座るとゴールデンゲイト・ブリッジが見れます。
こんな風に、座席に座らず立ったまま手すりに捕まる人も。
終点まで行くと30分近くの乗車になるので、手が疲れそうですが、チャレンジしてみたくなりますね!
こうして乗ると、坂道の風景にスリルが増しそう。
坂道を登っていく内側からの画像。
こちらは坂道を下る画像。
向こう側に見える海が綺麗です…!
カストロ・ストリートとサンフランシスコ建築
ハーヴェイ・ミルクが市長を努めたサンフランシスコ。
映画好きには『ミルク』でお馴染みですよね。
今でもゲイ・コミュニティが発展しており、年に一度LGBTパレードが行われるという、カストロ・ストリートを歩きましたが、
通常の日は、ただの普通な感じの住宅街でしたw(そりゃそうだ!)
カストロストリートから、地図でまっすぐ歩けばヘイトストリート、そしてアシュベリーへと行くことが出来る模様。
ジャニス・ジョプリンやジミ・ヘンドリックスも住んでいたというこの街、ヒッピー文化の発祥の地でもあるというヘイト・アシュベリーに、カストロ通りから歩いて行ってみよう!と思いつきました。
サンフランシスコならではの住宅街を見ながら、ぶらぶらそぞろ歩くのも楽しそう…なんて。
しかーし!歩くと、いかんせん坂道がキツイ!
サンフランシスコならではの住宅街はおしゃれで、見応えはありますが
かなりの急な坂道を登ったり下ったりせねばならず、かなり大変で全然楽しくはなかった><
相棒さんは「もうヤダ!」などと泣き言を言ってました。
サンフランシスコの建物群は、シティホールをはじめとして見事な建築が楽しめます。住宅地にしろ、1900年のアーツ・アンド・クラフツ運動の影響で、ベイエリア・トランジションという新たな形式を産みました。
装飾的なファサード、突き出た小窓…
えっ?ゴタクはいいから、写真を挙げろと?
…ごめんなさい!次回チャレンジします!
坂道キツすぎて、写真を撮る余裕がなかったw!
ヒッピー文化発祥の地・ヘイト・アシュベリー
伝統的な住宅様式に後から加えられたと思われる、ド派手なヒッピー色!
ようやくヘイト・アシュベリーっぽい家が見えて来ました。
アシュベリーの目抜き通り付近、さすがにそれっぽい建物が並びます。
古着を売っている店が多く、こだわりの珈琲店も見つかるアシュベリー通り。
でも、下北沢の方がサブカル度も高いし、地域も広く発展しているかもw
アシュベリーのほんの少しの区画に、ちょこっとお土産屋や古着屋があるだけでした。
私には見つからないだけでマリファナショップが見つかったり、夜はディープな顔を見せたりするのかな〜。
途中に見かけたTシャツ屋さんで、この辺に住んでいたアーティストの邸宅の地図を売っていました。(5ドルですw)
ジャニス大好きの私としては、彼女が住んでいた家に早速行ってみようかと。
あった!ありました。かなり派手。
ジャニスが住んでいた家。改装後の姿です。当時の姿では当然、無いのだろうけど…。
時間のある時に、地図を片手にいろいろ回ったら楽しいかもしれない!
ジャニスが死ぬ直前に最後の彼氏と住んだ家は他の区域にもあったし。
ジミ・ヘンドリックスの家も行きたかった…。
坂道のおかげで、かなりの運動になること間違いなしですw
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サンフランシスコの坂道といえば「ブリット」ですね(笑)
ジャンプのたびに車の底から火花を出して・・・
ところでまだ北米に居るのですか?
itukaさんへ
こんにちは♪コメントありがとうございました。
いやいや、もう帰ってきてますよん。
はい!ブリットはもう、ぶりぶりにサンフランシスコ撮影ですからね〜。
見てから行きましたが、見返すのがすでに楽しみです♪
他に見返したのは、『SF ボディスナッチャー』『鳥』『マルタの鷹』『アルカトラズからの脱出』『ザ・ロック』『ブルー・ジャスミン』でした。
途中までしか見てない『桑港』もちゃんと見ようと思います。
とらねこさん☆
これは凄い坂道!!
最初の写真で十分伝わってきました。
よくこんな坂に家を建てたもんだわ。
冬は雪とか降るのかな?降ったらアウト!だね…
下北沢のほうがサブカル度が凄いってのが笑えたわ~
でも充分ヒッピーぽいね!!というより、遊園地みたい(笑)で楽しそう~~
ノルウェーまだ〜むさんへ
こちらにもどうもです♪
坂道、本当に凄かったです…。
これは「ちょっと散歩でもしようか」というレベルではない感じ。
新聞配達が本当に大変そうです!
サンフランシスコはベイエリア気候ですのでめったに雪が降らないらしく、2013年に降った時は1976年以来の35年ぶりだったんですって。
一番上の写真の空。
私が行ったときもこんな空でした~。
綿あめみたいな雲ね。
覚えてるもんだな。とびっくり。
ガイドさんに「サンフランシスコと言えば映画です。何か知ってますか?」とふられ、思い浮かんだのは
「スウィート・ノベンバー」だけ。
残念ながらガイドさん、これ知らなかったわ。
会話ここで終了。残念。
AnneMarieさんへ
アンマリーさんも、お天気の良いサンフランシスコを堪能出来たのね!
私は相棒さんと居た数日間が良いお天気だったんですが、彼が帰った翌日から寒波が来て、すごく寒かったんですよ。
『スイート・ノベンバー』、懐かしい!
これ実は、私がバイトしてた映画館でかかってたの。
バイトし始めて一番最初に見たのがこの映画だった(笑
サンフランシスコ映画というと、アンマリーさんはお子さんと一緒に『ベイマックス』はどう?
サンフランシスコと東京を合わせた、「サンフランソーキョー」をイメージしているの。
途中でサンフランシスコ上空を飛ぶシーンがあるんですが、このシーンが最高!
ゴールデンゲートブリッジの遥か上を、グーンと勢い良く飛ぶんです。
あそこのシーンが見たくて、この間再見しちゃった♪
そうだった!
【ベイマックス】を子どもたちと鑑賞した2日後にサンフランシスコ着でした。
なのにベイマックスが出てこなかったあの日。アホ過ぎる。
街並みやケーブルカー、、、息子は気付いてくれました。
妖怪ウォッチのじんめん犬がアルカトラズから脱獄を試みるシリーズもあって←これ大好き
自分が知っていることにつながって楽しめたみたいです♪
ベイマックスは何度鑑賞しても楽しめるから好き。
パンツは前向き……がお気に入りで実践しようとする息子を全力で止めました。
AnneMarieさんへ
こんにちはアゲイン♪
へえ〜!ベイマックス鑑賞直後にサンフランシスコに行かれたなんて、凄い!
ケーブルカーや街並みで息子さんも気づいたという話もイイね♡
妖怪ウォッチにも出てくるんだ〜
パンツは、「前向き、後ろ向き、表・裏で計4回履く」のがあの金持ち親子の趣味だったよね(爆