ウォリアーズ戦目当てのサンフランシスコ旅行に行って来た!
ウォリアーズ戦目当てのサンフランシスコへ…いざ、行って来ました!
今回の旅行は、NBA大好きの相棒さんが週に5日WOWOWでNBAを見るばかりでは飽きたらなくなり
とうとうサンフランシスコ旅行を計画してしまったのが発端。
忙しい相棒さんの予定では、5日間の弾丸ツアー。
…と言っても、出発は夜中の0時を越えており、帰るとすでに時差のおかげで1日過ぎて居る。
実質アメリカに居るのは3日間のみ、後は飛行機の中。
そんなん辛いわー!せっかく行くのだから、もう少し長めに遊んで来た〜い!
ということで私一人、復路のフライトをズラしてもらいました。
なので、11日間の旅行中、内一週間分は一人旅を楽しんで来ちゃいました〜。
羽田発 0:10 → 到着は現地時間で前日の夕方5時。
羽田の夜中の便はいいですよ〜。仕事帰りに行けますからね。何より近いのが本当に便利。
ぐっすり眠れるので、案外フライトの長い時間も気にならず、時差ボケも少なく済みます。
機内でもしっかり4,5時間は眠ることが出来ました。
到着後はホテルチェックインもそこそこに、BART(サンフランシスコの地下鉄の1つ)でオラクルアリーナに向かいます。
オラクルアリーナ
7200 San Leandro St., Oakland
やって来ましたは、サンフランシスコ ウォリアーズの拠点、オラクルアリーナ。
BARTの駅で言うと【Coliseum/Oakland Airport】に当たります。
オークランド空港も同じ場所にある駅。
サンフランシスコ市内の中心からすると、ちょうど対岸。
空港から市内まで40〜50分程度、市内中心部からコロセウムまで30分位かかります。
全部調べてある、OK!…の筈だったのですが、
BARTの切符の買い方が分かりづらく、思わず手間がかかってしまいました。
購入金額さえ入れれば買える日本のJR/地下鉄は分かりやすいよなあ…と、海外に行く度思いませんか!?
駅を出てまっすぐ歩道橋を渡るとすぐコロッセウムがありますが、
オラクルアリーナはそこからグルっと回って東側/西側の入り口まで歩いて行かなければいけません。
駅から所要、徒歩10分程度。
こんなに近い!
いつも見ているNBAの試合の、まさにド真ん中へ入っていったイメージ。
すごいすごい、こんなに近いんですね〜。
ウォリアーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズ戦
ウォリアーズは前回の優勝チームでもありますが、今季もまた調子が良く、「常勝軍団」。
今季はすでにプレイオフに入ったばかりなので、我々はプレイオフ直前に観に行ったことになります。
カリーがすぐそこに見える!と興奮してしまいましたね〜。
話はちょっと前後しますが、ウォリアーズは今季、前人未踏の73勝/9敗という記録を打ち立てました。
つまり、「負けるのが本当に珍しい」チーム。
全選手中ポイント取得の一番高い選手であるステフィン・カリー、さらに彼同様に能力の高いクレイ・トンプソンが居て、この二人は「スプラッシュ・ブラザーズ」と呼ばれ、スリーポイントをじゃんじゃん決めています。
さらに、ホームであるオラクルアリーナでは「連続54勝」というビッグな記録を打ち立てました。95−96年のブルズ(ジョーダンが居た時代)を超える超人的な記録。ブルズとは何かと比較対象にされ、強さとしても今季のウォリアーズは、「95-96年のブルズ以来」と言われています。今季のウォリアーズが、ブルズの記録を狙っていたのは明らか。ただ強いだけではない、「歴史に刻まれるゲーム!」とNBA好きは熱くなっています。
しかーし!
我々が行く直前の、まさに一つ前の試合で、なんとウォリアーズのホームでの連勝記録が54でストップ。
ボストン・セルティックスによって破られました。
にしてもまさか、我々が観に行った試合でホームで連続して負けるとはね…。
ティンバーウルブズ戦は大方の予想では「92%」、勝つだろうと言われていた試合だったので、驚きもひとしお。
飛行機で10時間かけてサンフランシスコに到着し、この日の予定はこの試合だけ(夕飯も試合中に食べたバーガーとポテト、ビールのみです・笑)。
今年のウォリアーズが、ホームで負けた試合はほとんどありません。たったの二度でした。そのうちの1つに遭遇するとは、我々はなんて運が無いんだろうと驚きました。
私にとっては、生涯初めて見たNBAのゲームでしたよ!(笑)
ガッカリしていた私たちに、隣の席に座ったアメリカ人が、前年のファイナルのTシャツをくれました!
「これ羨ましい」なんて物欲しそうに言ってしまったせい…いや、おかげかもしれません(笑)
相当ガックリ来ましたが、この人の親切のおかげで、ちょっと浮上できちゃった感じはあります。ゲンキンだけど。
ありがとう、隣に座っていたアメリカ人!愛してるよ〜。
ウォリアーズ対サンアントニオ・スパーズ戦
上で触れましたが、ウォリアーズにとって記録を残すために負けるわけにはいかない、「後がない」状態。
さらにスパーズにはつい先日に、敵地のホームで負ける屈辱を味わわされたばかりですから、その雪辱戦でもあります。
スパーズは前述したようにウェストで二位の成績を残す強いチームなので、ただでさえ注目の試合。
これには勝たないと!ということで、リセールではゲームの値段も高沸してました。
初めて見た、練習風景!
NBAって、試合前に着くと選手たちがシュート練習をしてるんですね。前回はギリギリだったので見れませんでしたが、今回は余裕を持って来たのでゆっくり見れた。
カリーのシュート練習に遭遇出来ました♪
着いた私たちに迎えてくれたのは、スプラッシュタオル。
ここぞというところで盛り上がり、ブンブン振り回すためのミニタオルです。
このお土産は嬉しい!
日本の野球やバスケの試合でもこういう記念物のお土産、作ればいいのにね。
このスパーズ戦ではウォリアーズは見事雪辱戦を果たし、勝ち星を収めました。
この時点で、95−96年のブルズに並ぶ、歴代最多タイの72勝目。
そして、次のグリズリーズ戦で新記録73勝目を収めるわけです。
上に挙げた「73」Tシャツは、私がアメリカに居た最終日にお土産を買おうとした際に公式ショップで見かけたものでした。
スパーズは、カワイ・レナードが2年連続で最優秀守備選手賞(DPOY)受賞。
カワイ・レナードは、デニス・ロッドマンのお気に入りの選手だそうです。
ちなみに私は、ステフィン・カリー以外には、ダーク・ノビツキー、マヌ・ジノビリ、パウ・ガソルが好きです。
今回の試合でジノビリに会えてちょっぴり嬉しかった!
飛行機の時間がギリギリ!そして、オラクルアリーナの荷物ルール
余談ですがこの日は、試合を最後まで見れるか見れないかの瀬戸際で、飛行機の時間を逃してしまう可能性もあるというギリギリのところでした。
前日のティンバーウルブズ戦では試合が延長に入り、最後まで見ていたらホテル到着も日をまたぐぐらい。
いつでもギリギリの我らに相応しい、無理くりな計画…。
試合を最後まで見ていると、場内を出るにも規制がかかってしまうため、思うように急ぐことすらままならなくなってしまうことが、一日目で判りました。
だから、ゲーム終了ギリギリ直前に抜け出さなければいけません。
帰りの地下鉄の時間も、会場を出るギリギリの時間も前もって調べ、計算しておきました。
こういうところで元・添乗員の腕が光る!
(BARTは湾沿いを走るので、車でかかる所要時間とさほど変わらなくなるのです。)
さらにオラクルアリーナは、場内に持ち込む荷物規制があり、「バックパックを超える大きなバッグは不可、ロッカーに預けなければならない」というルールがありました。
私はこんなバッグを持っていたのですが(※画像は拾ってきたもので、私ではありません・笑)、取っ手を持っていればサイズ的にはOKなもの。女性用バッグにも見えつつ、背中部分を背負うことが出来るリュックサックタイプでした。
これが問題だった!
一日目の時に女性用バッグとしてこれで通ってしまったのですが、二日目は却下されロッカーに預けるよう言われてしまいました。
そんなことをしていたら、会場を出る時間が間に合わなくなってしまいます。
「飛行機の時間が差し迫っているので、何とか見逃してくれないか?」「これは、一昨日来た時は大丈夫だったんだ」と粘ってみましたが、頑として受け入れてくれません。
相棒さんは英語が出来ないので、彼の搭乗手続きを手伝わなければならず、私も彼と一緒に会場を早く出なければいけません。ロッカーに預けていたらますます時間が無くなってしまう。
せっかく高いお金を出して試合を見に来ているのに、ゲームが佳境に盛り上がってきた最中に出なければいけないのは悲しいこと。ギリギリまで会場に居たかったのに。
そこで、相棒さんはハサミを借りてきて、背中の背負う部分を切ってしまえと言うのです。
でも私は翌日から山歩きをする予定だったので、リュックサックを壊す気にはなれません(買う時間も無いしね)。
私は別の入口から何とか誤魔化して入りました。「よっしゃ、これでOK…」と思いきや、そこは別のクラブに所属する人用の入り口。一般の席に繋がっても居なかったのです。これは困った!
そこで、そこにあった公式ショップを見つけ、ウォリアーズのプリント入りバッグを買いました。
それは、ゴールデンゲートブリッジの絵柄がプリントされた大きめの巾着で、やはりリュックみたいに背負うようになっています。
そこで、店員に「これを持っていても大丈夫かどうか?」と相談しました。
「荷物を全部入れ替えて、このバッグは捨ててしまうつもりだ」、何故なら自分は飛行機の時間が差し迫っていて、ロッカーに預ける暇など無いから…と、店員に相談しました。
すると、そこに居た店員さんは、別の人にも声を掛けて私の状況を話し、そこに居た数名で知恵を絞ってくれました。
曰く、「荷物は全部これに入れ替えて、私のバッグもこの中に入れてしまおう」ということに。
このウォリアーズバッグなら、チェックはされないから大丈夫だ、と皆の意見がまとまりました。
アメリカではこんな風に、あちこちの店員さんとフランクに話をするのが楽しかった。
お店の店員さんの中には、色眼鏡で見るタイプの差別主義者も中には居ましたが
私みたいにどんどん話しかけると、打ち解けて楽しい時間を過ごせたりもしました。
感じ良くしていないと、逆にイジメられることもありました。
良くも悪くもアメリカ人の気質は、私には理解しやすく馴染みやすいものではありました。
アメリカ映画を散々見てきたせいもあるでしょうね。
ところで、飛行機には十分間に合いました。
サンフランシスコ空港内の税関が混んでいなかったので、時間は十分余る程だったらしいです。
(でも、アメリカの空港の国際線は、夜中に何故かめちゃ混みの時もありますから。油断は出来ません。)
間に合って良かった。ちゃんちゃん♪
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コメント(4件)
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とらねこさん☆
しばらく見かけないな~と思ったら、やっぱり旅行言っていたのね!?
しかもアメリカに居たとは!!
試合を見る為にサンフランシスコ行ってしまうなんてさすがだわ~~
そして色々難関を切り抜けちゃう元添乗員、昔取った杵柄ね☆すごいなぁ。
やっぱり感じよく(?)してないとイジメられちゃうの?アメリカって…
トランプが盛り上がっちゃうわけね~
ノルウェーまだ〜むさんへ
こんにちは!コメントありがとうございました。
そうなんです。今回はカリフォルニア旅行でした。
私はバスケなんて全然分からなかったんですけど、だんだん面白くなってきました。
でもスポーツファンの気持ちはあまり分からないわー。
自分でやればいいのに、なんて思っちゃいます。
昔取った杵柄というか、実は3,4年前まで旅行会社で働いていたり。
苛められた話、例えば以前ロサンゼルスの空港行った時にすごく税関が混んでて、ギリギリの時間で急いでいたので、空港のカウンターで「出来るだけ急いで欲しい、他の団体より先にやってくれ」などと言ったら、すごく嫌な顔をされた上に、全く急がずに超のんびりやられて、ほんとに困ったりしました。
こんにちは!
アメリカ旅行ーーーーいいないいなー♪
2日前に「またサンフランシスコ行きたい」という話をしたばかり。
いただけるタオル、使い心地よさそうでいいですね!
旦那さま、おもしろいですね!
ハサミで切っちゃえ! ってのわかるわー。
私も英語できないから、交渉事が増えることを想像しただけで、はさみでチョキンを選択するだろうなぁ。
AnneMarieさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
アンマリーさんもサンフランシスコ、行かれたんですね!
サンフランシスコ、面白いですよね!
私はLAより気にいってしまいました。
スプラッシュタオル、おみやげになりましたよ。
レギュラーシーズンでなく、これがファイナルのシーズンになると全員Tシャツがもらえるんです。
アメリカ人はTシャツが大好きだから、Tシャツが欲しくて見に行く人もいるんでしょうね!
リュックサックだと荷物を預けないといけない、というよく分からない球場の決まりには、本当に辟易しました。