カーン家最後の総裁!サルマーン・カーンの男臭さ 『ダバング 大胆不敵』
去年から、またまたインド映画を盛り上げよう!的気運を感じちゃう。この作品の他に、『あなたがいてこそ』も7/26公開、『バードシャー テルグの皇帝』も8/9公開。3作品も公開され、さらに『ムトゥ 踊るマハラジャ』『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』の2作品のマサラ上映もあるという…!オームの方は去年マサラ上映で見たし、『スチューデント・オブ・ザ・イヤー』も先日マサラ上映で見たばかり。先日は思わず伝説の『ムトゥ 踊るマハラジャ』を、見返してました。
今回の作品は、インド映画界のスーパースター、3カーンのうちの一人、サルマーン・カーン。アーミル・カーンは何と言っても去年のインド映画を大いに盛り上げた立役者、『きっと、うまくいく』が大大大ヒットしていたし、シャー・ルク・カーンは『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』、『命ある限り』などで日本でもその名前が知られたスーパースター。今回は最後の一人、サルマーン・カーン!彼は、何と言っても『タイガー 伝説のスパイ』がメチャメチャ面白かった!
サルマーン・カーンはイケメンというよりオジサンぽいというか、男臭いタイプ。それに合わせてかラブストーリーもあっさりめ、ラジニカーントのようなギャグ満載という訳でもなく、渋め。西部劇のようなストーリーで、小さな街の中で敵と対峙したり、血縁とも復讐に燃えたり、懐かしい感じのするクラシックな物だった。アクションの見せ方なんかも凝ってて面白い。ダンスも、サルマーン・カーンさんのものは男臭さをイメージしたものなんですかね。冒頭のダバングのテーマソングみたいな歌がとっても良かったッス。このストーリーは、女子よりも男ウケしそうな物語だったな…。
’10年、インド
原題:Dabangg
監督:アビナウ・シン・カシュヤップ
脚本:ディリープ・シュクラー
音楽:サージド=ワージド、ラリト・パンディト
キャスト:サルマーン・カーン、アルバーズ・カーン、ソーナークシー・シンハー他
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