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安曇野隠れ家レストラン 「ラート・ドゥ・ラ・サヴール」

2014-02-24 14.15.18白馬へスキーに行ったついでに、評判の高いフレンチへ行って来ました。ちょっとした長野ぶらり旅。お天気もとっても良くて、ドライヴ日和。

実は一週間前を企画していたのだけれど、予想だにしない大雪で、山梨県を中心に孤立してしまうほどの状況だったのはみなさんもご存知かと思いますが。実は高速道路状況を見ると、東京周辺から何処へも行けないほどで、完全に封鎖されていたのです。仕方なく、この一週間後に予定を変更した次第。

ラート・ドゥ・ラ・サヴール

savuer1早朝に家を出て、午前中にスキー場到着。その後は一路、フランス料理のレストランへ。
ここ、安曇野の奥深くにあるという、まさに隠れ家レストラン。…なんたって、高速道路の安曇野を降りてから下道を走ること30〜40分。料理を食べ終えたら、もう夜。ここへ来るには、この周辺に住む方か、この地方へ宿泊するか以外を選択する以外に道は無いんですね。この辺り雪が深くて、道には灯りもないぐらいの場所。懐中電灯を持って、雪の中の小路を行きました。

まず出てきたのは、写真下のつきだし。「モッツァレラチーズのフラ、雲丹と牛蒡のソース」
これが美味しくて思いっきり期待が高まります。優しい味でありながら、牛蒡のサクサクの食感。

続いて、フォアグラのムース、ビーツとホワイトチョコ、フランボワーズのソース。
いきなり2品目にフォアグラ!しかもチョコと合わせて食べるとは。フランボワーズの酸味とチョコの甘みがフォアグラに絡んできます。

savuer2

ナバナのスープ、タラと桜海老のカダイフ、北海道産タラバガニ
生ハム、アワビ、山うど他冷菜
フランス産オマールブルー(オマール海老)のパイ包み、蝦夷ボラツブ貝添え

すっかり3品目ではこの店に惚れ込んでいる私が居ました。スープなのに、食べごたえのあるカダイフがまた嬉しい。タラバガニの身も大ぶりで「ああ、豪華だな〜」という感じがします。見た目にも美しいナバナのスープ。
4品目の冷菜は、サラダ仕立てなのですが、東京みたいにケチケチしていない、食べごたえのある量が嬉しい!生ハムやアワビが入っていて、何か必ず豪華な1品で悦ばせるんですね。
オードブル2品目のオマール海老のパイ包みもこれまた美しい。美味!。蝦夷ボラツブ貝もかなり美味しいです。うーん、お金かかってそうな原材料が嬉しい。

savuer3

タスマニアン仔羊の背肉のローストとバラ肉の煮込み、つぼみ菜添え
ラ・フランスと紫キャベツのワンスプーンソルベ
すくなかぼちゃのモンブラン仕立て、桜のムース掛け

メインは子羊のロースト、これ一品だけじゃなく、もう一つバラ肉の煮込みがついてくるのも嬉しい。同じくらいの量です。2つの味が変えてあるのも嬉しい。バラ肉の方は少し甘目でした。
そしてお口直しのワンスプーンソルベも手を抜いてない。甘すぎない、ラ・フランスのみずみずしさに紫キャベツの爽やかな味わいがマッチ!
デザートは、すくなカボチャのモンブラン仕立て。これがもう美しくて、見たこと無い。ブラボー!
本当に素晴らしかったな。

savuer4デザートが終わってしまったのね。ああ、夢も終わりか…。
と思いきや、コーヒーの際についてきたのは「ビーツのマカロン、イチジクとあんずのジャム」。
最後の最後まで何かしらついてくるところが嬉しくってたまらない(笑)
これ、わざわざコーヒーの写真まで撮ったのは、何故ならこれ普通の珈琲じゃないんですね。
「チコリコーヒー」と言うものだそうで、材料はチコリ、大麦、桜大根。つまり珈琲嫌いにも飲める、カフェインレスの珈琲というわけ。味は本当にコーヒーそっくり。ただコーヒーというものにも、こんな風に何かしら一つ工夫したものがあるレストランなんです。本当にここは素晴らしい。
ちなみに、元々は恵比寿の「タイユバン・ロブション」。昔ジョエル・ロブションではなく、タイユバン・ロブションだった時代のシェフ。う〜むやはり、さすが!3つ星レストラン出身者でしたか。ここの店は今年で12年目とのことでした。あー、それにしてもここは本当最高でした。また再訪したいリストが増えてしまったー。

 

あずみのライダーズハウス

2014-02-25 08.05.57今回泊まったのはコチラ。ここ、朝食付きの宿泊のみで、一人4000円でした。夜のレストランに近いところということで選んだのです。ログハウス風のペンションなのだけれど、ほとんど人のお家、アットホームで面白い!。お風呂も内風呂で、まるっきり人のお家なのです。ちなみに2分ほど歩いた近くに温泉があるので、こちらに行くのが吉。写真は、朝ご飯。
なんでも、店主はバイカーで、バイク乗りのために気軽に泊まれるような宿泊施設を作ってみたかったのだとか。もともと京都の方ということなのだけれど、脱サラでこちらへ来て、始めたそう。お部屋も3つばかりしか無いとのことなのですけれど、この安さとアットホームさは素晴らしい。まるで友達の家に来たみたいな気分になれること間違いなし。アイルランドのB&Bにソックリというか、こういうところ日本にもあるんですね。絶対、シティホテルなんかより居心地がいいこと間違いなしですよ!

 

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コメント(2件)

  1. とらねこさん☆
    うわー、お風邪を引いていらしたのに、スキーなのですね!?
    ん?スキーに行って風邪かな?

    それにしてもこれまた最高にゴージャスなお料理ですねー!
    色も実に綺麗☆
    こういうのがいいんですよーね~~

    そしてお宿の安さがまたギャップでいいですね。
    メリハリはつけないと!(笑)
    それでも朝ごはんからしっかりがっつりで、また良しですわ☆
    で、スキーのほうはいかがでしたかー?

  2. ノルウェーまだ〜むさんへ

    おはようございます〜♪コメントありがとうございました。
    いや、実はこの時の旅行で相棒さんがインフルエンザ・ダウンしちゃったんですよ。私は風邪伝染されてしまって。
    で、風邪引いたまままた別の旅行に行ったという訳なのでした。
    ゆうべ、帰ってきたところだったのです〜。

    宿は私、いつも安く泊まりたいんです(笑)
    夜は大体飲みに行ったりして、いつもホテルに帰るの真夜中過ぎになりますから(笑)。豪華ホテルとか豪華な旅館とか、私達には勿体無いんですよw
    いやあでも、ここのペンションはすごく良かったですよ。個人経営のミニマムな宿ってすごくいいかも。
    こういうのに感動しちゃうのは、私が元ツアコンだったこともあるかもしれないです。お客さんがいい旅館に泊まっても、私いつも狭い部屋をあてがわれるのがいつものことでしたからw。それが当たり前になってる。

    スキーは白馬でした。天気もなかなか良かったです〜!^^




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