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シッチェス・カタロニア ファンタスティックセレクション2013

2013-11-21_2022今年の「シッチェス・カタロニア ファンタスティック映画祭」、ここから6作品をチョイスした特集が、今年はヒューマントラストシネマ渋谷にて開催されましたー。今頃のUPでスイマセン…。

2013年の受賞結果をまとめた記事↓

シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2013 受賞結果! | 海から始まる!?

TIFFでもかかったボーグマン(←クリックで拙記事へ、まとめですが)が最優秀作品賞! 女優賞は、『マジック・マジック』のジュノー・テンプルちゃん。そして、審査員特別メンションと、観客賞が同じ『ホドロフスキーのDUNE』!審査員賞が観客賞が同じ作品だなんて、ある意味最優秀作品賞より注目作品だったりして。あと、撮影賞は2014年1月25日に公開される、ニコラス・ウェディング・レフン監督の『オンリー・ゴッド』のラリー・スミス。などなど。

何しろ大量の作品がかけられるわけだから、どういう基準で作品をチョイスするのかで本当に印象が変わってしまいそう。6作品全部を見るのはキツイので、今回は3作品のみチョイス。

ただね!私はイーライ・ロス脚本・製作の『アフターショック』がすごく見たかったんですよ。宇多丸のウィークエンドシャッフルでウォッチ作品に選ばれたおかげもあって、大変売れ行きが良く、満員御礼。私は座席を確保できず、見れず仕舞いとなってしまいました。残念無念!一番見たかったのがコレだったんだけどなあ〜。前評判で個人的に聞いたところだと、「ものすごく不謹慎」。宇多丸も、ウォッチ作品として選んだ結果、「イーライ・ロス作品は『ホステル』ですら評判が割れたことを思い出した。万人にオススメするべき作品ではなかったかもしれない」なんて言ってましたね。うーん、それを聞いたらますます、私の好みの作品だったのでは…と、後悔してしまったっけ。

道化死てるぜ!

’12年、アイルランド
原題:Stitches
監督・脚本:コナー・マクマホン
キャスト:ロス・ノーブル、トミー・ナイト

タイトルからして駄作臭ぷんぷんなこの作品を、『アフターショック』の代わりに選んでみましたw。
結果、結構好き!w。全く期待してなかった(する気にもなれなかった)のが功を奏したか。
アイルランドは行ってきたばかりというのもあって、アイルランド映画が見れたのも嬉しかったし。

道化師たちの黒結社というアイディアは、なかなか良かったですよね。
くっだらないし、どうしようもないB級臭がふんぷんだけれど、そんなことが平気な人であれば、案外イケちゃうかも〜♪。
アイルランドジョークとして、アイリッシュ・ブレックファストが出てくるところがめっちゃツボ!(朝食までピエロに見えちゃう♪)
意外にも死に方のバリエーションは豊富で、細かいアイディアが満載だったし、それだけでも評価してあげたくなっちゃう!くだらないギャグにも好感度大。きっと、ホラー好きなアナタならこの作品を嫌いにはなれないハズ!阿呆だけど。
目玉がポーン!と出るシーンがなかなか良かったおかげもあって、去年のイギリスのホラー『インブレッド』を思い出してしまった。あとあと、スティーブン・キングが好きな人には、“道化師ホラー”の系譜に、いや筆頭に入れてあげたくなっちゃうに違いなし。

ロスト・ボディ

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’12年、スペイン
原題:El cuerpo
監督・脚本:オリオル・パウロ
キャスト:ベレン・ルエダ、ウーゴ・シルバ、ホセ・コロナド

1.スペインで、2.ホラーで、3.ベレン・ルエダが出演… と聞いて、すぐに思い出すのが去年公開の、『ロスト・アイズ』。そんな効果を狙って『ロスト・ボディ』という邦題がつけられたんだろうなと想像するけれど、それもそのはず。この作品の監督であるオリオル・パウロが、アイズの脚本家。

うん、スペインのホラーで、ベレン・ルエダと来れば間違いないね!この作品は、ホラーというよりはサスペンスではあるけれど。期待を決して裏切らない脚本の面白さで魅せてくれました。個人的には『ロスト・アイズ』の方が好みだけれど。なんだかんだと興味を惹かれ、ラストまで退屈せずに見れたし。まあ、ネタが分かってしまえば「なーんだ」と言いたくなる部分もあるけれど。
何にせよ、スペインのホラー・サスペンスのクオリティの高さはちゃーんと証明してくれたところが、嬉しくなりますよネ。

人類滅亡計画書

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’12年、韓国
原題:Doomsday Book
監督:キム・ジウン、イム・ピルソン
キャスト:キム・ガンウ、キム・ギュリ、パク・ヘイル、リュ・スンボム、コ・ジュニ、ペ・ドゥナ

んもー!キム・ジウンに騙されて見てしまいました…。これ、結構期待していたのだけれど、正直イマイチ。3話のオムニバス形式で、キム・ジウンとイム・ピルソンの二人の監督が手がけている。第一話はイム・ピルソン監督「素晴らしい新世界」。きっかけはひとつの腐ったリンゴから。それを食べた豚が屠殺され、レストランに出回り、その豚を焼肉料理店で食べた人間からウィルスが発生。世界が少しづつゾンビ化していく…。冒頭はなかなか面白かったんだけどナ。途中から漂う、どうにも振りきれない駄作感…。
第二話は、「天上の被造物」、キム・ジウン監督。悟りの境地に達したロボットと、そのロボットを解体しようと目論む人々との哲学的な問い…。これは、描き方次第でもう少し面白くなったのかもしれないのだけれど、こうした主題で引っ張るには、作品中で交わされる会話の知性があまりにも足りない感じがしてしまった。
第三話は、「ハッピー・バースデイ」(イム・ピルソン&キム・ジウン共同監督)。地球滅亡のきっかけとなるのが、とあるサイトで8ボールをネット注文してしまったこと。以来、地下シェルターに住む一家が最後に出会ったのは…という話。このラスト「数年後」でようやく気づいたのが、この作品にはペ・ドゥナが出てくること。なんだよ、本当に最後の最後にちょこっと出てきただけでした…。それなのに、ポスターに使うなやーーー!

 

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2,012

コメント(2件)

  1. とらねこさん、こんばんは。

    >書くのは今年ののみにして、去年のは無しにしてしまいました。

    何て魅力的な言葉でしょう。

    確かに、もう昨年鑑賞の記事を書くのって辛いですよね。

    ただ、記録として残している部分もあるので、
    なかなか吹っ切れません(苦)

    今は今年観たものを書き溜め、昨年のをちまちまアップしているところです。

    シッチェス・セレクションは
    6作品全部観ましたよ。

    やっぱり「ロスト・ボディ」が一番面白かった。
    これは話の作りがうまかった。

    昨年、ヒューマントラストシネマ渋谷では
    スペイン映画のホラー、サスペンスを4本、
    特集で上映してましたけど、どれも印象的で、「ペインレス」という作品は面白かったです。

    スパニッシュ・ホラー、侮りがたし。

    http://cinechan.at.webry.info/201311/article_4.html

  2. CINECHANさんへ

    こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
    シッチェスの中では『ロスト・ボディ』が良かったですか。私あの後、『アフターショック』見まして、実は結構好きでしたw。
    シッチェスは後からDVDで見るぐらいでちょうどいいかなーと思いつつ、ついついTIFFの後にやってるんで、芸術映画に疲れた頃だからか、ホラー注入したくなってしまうんですよねえ…。
    私は『道化死てるぜ!』が好きでしたよーw。完成度の高い作品ではないけど…。

    『ペインレス』はDVDで見てみますねー。




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