オーケン×辛酸なめ子のトークショーに行って来ました! 『きっと、うまくいく』
オーケンのトークショーのある初日に行って来ました。
辛酸なめ子、ゆるキャラのナン子ちゃんも引き連れてのトークショー。
トーク自体はまあ、ユル〜い感じで進んだのだけれど、オーケンが『日本印度化計画』のTシャツを着て現れ、
「日本を印度に!」
「し〜てしまえ!!!」
との掛け合いを最後にやったので、それだけで「来てよかった!」という気持ちになり、嬉しくなってしまった私でした。
これ名曲ですよね〜!この後、カラオケ行って思わずこの曲を歌ったのは言うまでもない。
ナン子ちゃんは、女子っぽいキャラのゆるキャラというのが新しかったかも。
唇もセクシー可愛い富士山クチビルだし、真っ赤なワンピースもセクシーなら、胸の辺りがふっくら盛り上がってるところも、とってもセクシー!
写真撮らせてもらったのですが、思わずチチ揉みしようかな、と頭にチラと考えがよぎった私でした。
何かとリアクションの下手なナン子ちゃんは、オーケンに「もっとオチを考えた方がいい」とアドバイスをもらっていたけれど、きっと、売れないタレントさんがやってる訳ではなく、配給会社の宣伝担当さんとかが休日出勤してるんだろなー。と思ったら可哀想で、チチ揉みなどおふざけでも出来なくなってしまった私でした。
それはさておき、映画について。
この作品、学園モノなんですね。
学校という競争の場で一体何を学ぶか。テストでいい点を取ることだけが大事なのではない、技術を学ぶに何が大事か。自分にとって勉強を価値のある物に変えるのは何か。
たとえ現実の社会に幻滅を感じても、自分ならではの価値を見出す、ということも描いていたり。
さらに一歩踏み込んで、インド人の自殺がいかに多いかということ、そうした絶望感に駆られた時に何を指針に生きるか。
笑いの中に、うっすら真摯なテーマも盛り込まれてる。
この作品がヒットした理由は、見れば明白なのでした。
ボリウッド風超展開や、トレードマークの唐突な音楽は控えめに抑え、ヒューマンドラマのストーリーを重視した作品。ボリウッドの中では「弱冠普通の味付け」がされている、と言えるかも。
ハリウッドをはじめ、リメイクがすでに決定しているらしい。いかにも普遍性を持った物語だから、多くの人に受け入れられているのかもね。
インド映画をそれほど見たことの無い人や、インド映画ならではの味の濃さが苦手な人は、
この作品の“普通”の味付けと、ボリウッドならではの面白さのコンビネーションぶりに、ノックアウトされてしまうかも!
しかも撮影当時、アーミル・カーンは44歳だったのに、学園モノの主役!
十代の役を演じてしまうなんて、後から知って相当ビックリした^^;
年齢不詳だなあとは思ったけれど、本当に若くてシワひとつ無い。インド人もびっくり!SUGEEEEEE!
あ、そうそう、オーケンがトークショーで最後に言っていたのだけれど、この作品、とある決め台詞があるんですね。
「うまーくいく」という台詞なのだけれど、「All is well」と言ってます。
これ、最初の字幕は「すべらなーい」だったらしい。後で変えたとか。そうやって、試写の時と一般公開で字幕を変えたりすることもあるのね。
’09年、インド
原題:3 Idiots
監督・脚本:ラージクマール・ヒラーニ
キャスト:アーミル・カーン、カリーナ・カプール、R・マーダビン、シャルマン・ジョーシー
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コメント(4件)
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こんばんは。その節はどうも。あなたとウラヤマさんと行動してると、なんでかゆるキャラと遭遇するよね…
そっか。女同志だったらいきなりチチを揉んでも犯罪にならないわけだよね。いいなあ
しかし男の場合でもいきなり見知らぬ男にチンをもまれたらちょっとドキドキしてしまうので、ここはやはり揉まなくてよかったのだと思います
生オーケン良かったですね! オレにカレーを食わせろ!
SGA屋伍一さんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
そうだよね!いつも何故か3人で居るとゆるキャラに遭遇するね。
今までのゆるキャラではふっかちゃんが一番可愛かったかな。私は深谷を応援してるし!
サイタマノラッパーの街〜♪
そうそう、顔が見えなくなってる分、乳が彼女の自分らしさを強調しているように思えたワケよ。そしたら、こうムラムラとしてしまって…。ま、可哀想だから我慢してあげた。
その分君のチンコ揉ませろ!
とらねこさん☆
遅くなっちゃってごめんなさい~~
いやはや、44歳で大学生役とはっ!?
主役の彼は無理やりに見えなくもないけど、仲良しの二人も相当な年だよねぇ?
まあインド映画って概して年齢高いけど(爆)
ナンちゃんにはビックリ!!司会はウっちゃんじゃないのね。
ノルウェーまだ〜むさんへ
こんにちは〜。コメントありがとうございました。
アーミル・カーンて、インド人にとってはもうスーパースター的に大人気の人だそうです。
私は学生に見えないことより、44歳なのに人気だからとキャスティングされたことに驚いてしまったかな。
逆に、演技も出来ない若手を起用するよりはベテランを起用することを選ぶのがインドでは普通なのかしら。
インドの映画産業は日本とは桁違いに大きいですもんね。
アハハ!ウッチャンが司会って、有りですね!w