94★モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦
’11年、カナダ
原題:Monster brawl
監督・脚本:ジェシー・T・クック
製作:マット・ウィーレ、ジョン・ゲデス他
撮影:ブレンダン・ウエガマ
音楽:トドール・カバコフ
キャスト:デイブ・フォーリー、ロバート・メイレット、アート・ヒンドル、ハーブ・ディーン
ジミー・ハート、ケビン・ナッシュ
えーっと、確かに「異種格闘技戦」ではあるんですけど、ちょっと勿体無い出来になってましたね。
真面目に語る気が起こらない^^;
せっかくいろんなモンスターが出てくるんだから、それぞれの特徴を生かした戦い方が見れれば、
それだけで楽しめた私だったと思うんですけど、なにぶん、全部が全部肉弾戦になっちゃってるんですよね。
魔女だろうが、狼男だろうが、全てマッスルvsマッスルな戦い。それってちょっと勿体無いんじゃない?
何もかも肉弾戦、こういう戦いがフェア!とかいうのはアメリカンプロレスっぽい、てことなのかもしれません。どーなの武藤敬司?
得意技はあえて封じ込めていたのかしらん。得意技使い出したら、CGばっかりになってしまうので、
「それはあえて無し」という今回の作品なのかなあ。格闘技ファン的には、その方が面白いのかもー。
でも私にはあんまり興味がありません。
何もかも力の戦いって、それってロープレで言えば、
「MP消費は勿体無いから、オンリー「たたかう」モード」ってことで、実はまあ、私もロープレでは結構そういう戦い方してましたけど、でも「とくぎ」ぐらいはもっと使おうよ!! ってな。
「モンスター達それぞれの最強決定戦をしたら、面白いんじゃないか、と
日本の格闘技を深夜に見ていて思いついちゃった 」というのがこの物語の発端になっているらしいのですが、
だったら、日本の妖怪も入れて欲しかった、と無茶を言ってみるw。
「スワンプ・ガッツ」という沼の妖怪なんて、知らないよ!河童を出せばいいじゃないか!
あと、解説者の一人が「サスクワッチ」のミドルネームがあったんですけど、
字幕が「サスカッチ」になってましたけど、それじゃ意味が分からないじゃん!ったくもー。
これを作る前に、誰か『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』を、この人に教えてやって。
ただ、この映画って、作ってて楽しいんだろうなあ。
サイクロプスと、スワンプ・ガッツとナレーター、シリル・ハガードと一人4役やっている人(ジェイソン・デイビッド・ブラウン)も居れば、マミーと狼男は一人2役でやっていたり(RJ スキナー)、
そういうのって現場は結構楽しそうだなあと思っちゃいます。
私は結構「レディ・ヴァンパイア」が好きでした。男がやっているのかと思っちゃったんだけど、
本当に女優さんが演じてたのね(ケリー・クトゥール)。 顔がちゃんと怖くて良かった。
※ストーリー・・・
かつては、人々を恐怖の奈落に突き落とした伝説のモンスターたち。だが、科学が発達した現代社会では、その恐怖も過去の遺物として忘れ去られてしまった。ある者は人々から蔑まれて石を投げられ、またある者は人目を忍んで郊外でひっそりと暮らし、細々と生計を立てている。しかし今夜、恐怖の伝説が再び蘇る時がやって来た。その栄えある舞台は、ヒルサイド共同墓地で開催される“モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦”。世界中から召喚された8体のモンスターたちが己の力と情熱を余すことなく発揮し、世界最強のモンスターを決定するという神をも恐れる格闘ビッグイベントである。出場者は、いずれも、長き渡り世間に煮え湯を飲まされ続けたモンスターたち。ルールは時間無制限、ギブアップ無し、魔術OK、金的NG。どちらかが再起不能となるまで続く、究極のデスマッチ。ついに、その戦いの火蓋が切って落とされた!・・・
2012/11/14 | :ホラー・スプラッタ 格闘技モノ
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コメント(9件)
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こんばんは!
おおっ、この記事に呼ばれてる気がする(笑)
映画評、どうもお疲れ様です。
で、結局のところ『死霊の盆踊り』とこの映画、どちらが面白かったですか(笑)?いや、何となく系統が似ている映画なのかなと思ったものですから。
残念ながら名古屋で上映の予定は今のところないようですけど、DVDが来年出るので、そちらでの鑑賞になりそう。勿論ツタヤのお気に入りリストに入れてます!
映画を観ていないので何とも言えませんが、映画好きよりプロレス好きの方が気に入る映画なのかもしれませんね。僕はその両刀使いですから、きっと大丈夫だと信じてます。またちゃんと映画を観たら遊びに来ます。
これだけでは何なので、僕もRPGは「たたかう」ごり押しでした。
『DQ3』のボス(バラモスでしたっけ?名前忘れたけど大ボスの子分みたいなやつ)をマヌーサやマホトーンをかけて、こちらはスカラで防御力アップしまくり。ほぼリンチ状態でやっつけた事はありますが(笑)、基本的に「魔法」や「特技」は使わなかったですね。
『FF3』(だったかな?たまねぎ剣士が出てくる奴)にジョブチェンジで竜騎士ってありましたが、ジャンプすると待ち時代が長いから、結局槍で直接攻撃してみたり(笑)。
でも最近のRPGには付いて行けないですね~。画面がゴチャゴチャし過ぎていて付いて行けなかったり・・・って以上余談話でした。
それにしても最近の更新頻度、凄いですね。しかもN系(って書くと鉄道みたいですね)ばっか!もうすぐお別れですね・・・。
蔵六さんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
あっ、誰かと思えば、この作品をきっと面白いから見ろ、と薦めてくれた蔵六さんではありませんか!
この記事に呼ばれている気がする?それは、気のせいではないと思います。
死霊の盆踊りよりは、そりゃこちらの方がマシですけど・・こちらは、単調という訳ではなく、いろいろと趣向を凝らしているつもりなんです。それぞれのモンスターの出自なんかも語っちゃって。ただその狙いがどれも外れてしまっているだけなんです。
まあ、これ以上言うのはやめましょう。蔵六さんも見るということだし、見終わるのを待ちますw。
本当、最近の更新度合いはやったら凄いことになってますね。そうそう、もうすぐ100なんですけどね、100の映画が決まっていないのが寂しい。どうしようかなあ・・。
あ、ところで飲み会ですが、敢行しませう。忘年会ですね!Tシャツは哀しいことに、蔵六さんのお返事が遅いので、売り切れてしまいました。再発はないんだそうです。・・ごめんなさい。
「プロレス引越Tシャツ」でもいいですか?「人間椅子Tシャツ」もあるよ。
私も攻撃補助呪文が好きでした。ボス面では、スクルト、フバーハ、ピオリムなどを使いながら味方の守備を上げると同時に、私はバイキルトをかけるのも好きでしたね。「いてつくはどう」で全部無駄になっても、フバーハは欠かさないようにしないと難しい側面になるのがボス面ですからね。あ、Ⅲだったらバイキルトなくても「戦いのドラム」がありますよね?あれが好きで。あとⅤでしたっけ?「戦いのドラム」と、「皆殺しの剣」があるの。あれで、メタリカファンだった私は「KIll ‘em All!!」って言いながらノリノリでした。
あと、マホトラが地味に好きでした。自分のパーティが特技を使って役に立つのは、DQというよりはFFの方ですね。私も竜騎士好きでしたよ。味方で弱い子は、飛ばせると攻撃を受けなくていいですからね。竜騎士はあの後も毎回出てきました。パーティ全員でピュンピュン飛んだこともありますよ。そうすると、敵は戦う相手が居なくなっちゃうんです(笑)。竜騎士の靴履かせれば全員飛べますからね。FFVのジョブチェンジは本当に面白かったです。ものまね師があって。
こんばんは!
Tシャツ売り切れてしまいましたか。何だか返事が遅くなってしまった上にご迷惑をおかけしてしまって、すいません。
何だか仕事でバタバタしておりまして、結局11月は無理ですね。
でも12月の初旬なら大丈夫だと思います。8日、9日の土日あたりなら多分東京に行くことは出来ると思います。ただ後半になると年の瀬という事でやはりバタバタしたり、選挙があったりで無理かもしれません。
クリスマスに家を空けるとチビに怒られちゃいますしね(笑)
もしこの日あたりで良ろしければ、バーッと忘年会を開催しましょう!
因みにここ数年の間に携帯もPCも水没(酒没?)してしまい、とらねこさんとの連絡手段がありません。一応、コメントを書く際にメールアドレスを書き入れておきましたので、よろしければそちらにメールでも。
業務連絡みたいですいませんでした。
蔵六さんへ
こんばんはアゲイン♪
イエイエ、こちらこそTシャツは前もって買っておけば良かったです。スイマセン。
いや、実は蔵六さんには「東京になんて行けないよ」と言われるかなと、半分諦めていたのです。だから、返事を聞いてからにしよう、と準備が甘くなってしまったのでした。
メールアドレスは、コメント欄にいただいて知ってはいるわけですが、蔵六さんが気持ちよくスルー出来るように、こう、わざわざメールを送るのも躊躇ってしまったりして。
そうですね、クリスマス時期はマズイですよね。この辺りの時期は、忘年会シーズンだからちょうど良さそう!
早速詳細はこちらへ送りますね。
そうか、携帯が無かったのですね。携帯無い生活なんて、私は考えたことがないや。
こんばんは。
とらねこさん、まずはごめんなさい。ショーもない映画を勧めてしまって。
いやぁ~、驚くほどに普通のプロレスでしたね。サイクロプスが目からビーム出して魔女の顔を焼いた瞬間、「これだよ!」と一瞬喜んでしまいました。しかし、あとは普通にプロレスしてるだけ。
作り方によっては、もっと面白そうになりそうな予感はするのですけどね。
ということでお詫びと言っては何ですが、「モンスタープロレス」と一度検索してみて下さい。レトロなゲーム画面が出てくると思いますので、是非その動画をご覧になってください。この映画に有りそうで無かったものが、きっとこの動画にある・・・はず(笑)。
これもお気に召さなかったら、すいません。
あと、twitterのアカウント取ってみました。でも使い勝手が全然わからないし、意味も分からない(笑)。「ハッシュタグって何よ?」ってレベルです。
でもせっかく始めたので、フォローさせてくださいね。
蔵六さんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
いやー、この作品のショボさには、さすがの蔵六さんも過失を認めざるを得ませんでしたね!
そうですよね、最初のサイクロプスのところ、私もそこだけ「おおっ!」と思いましたが、その後の酷さにすっかり忘れてしまいました。思い出しましたよ!
これって、秘宝でプッシュされてたんですね。そうかー、だから蔵六さんが見たがったんですね。と、後で知りましたw。
モンスタープロレス見てみましたよ。これって、PCエンジンのゲームだったんですね。PCエンジンやセガのゲームは一度も触れたことがないんです。冒頭、まるでドラクエのように始まるんですね。こんなマトモなプロレスシーンがあるんですね。私のゲームウォッチで買った一番始めのゲーム(つまり、人生初に手に入れたゲーム)が「プロレス」だったって言いましたっけ?それに比べると、目を見張るような素晴らしさ…と言えるのかもしれません。
あとこのニコ動の動画、ラストシーンまでご丁寧に抑えてますね。ラスト、ミステリアスに疑問を残したままで終わるってのがいいですね。赤ずきんだし!
twitter、とうとう始めましたか!早速フォローさせていただきました。
私は基本、くだらない独り言ばかりで、あまり面白い事を言うアカウントではないのですが、見捨てないでやってください!
今晩は~
仕事が忙しくて2ヶ月間休みなしで働いてました(;;)
まあ毎年恒例でこの時期は記事がほとんど無いのだけど
休みに入ったので溜めておいた映画を一気に見てるところです
ところでこの映画はとらねこさんが見てるジャンルとは大きく離れているの
でまさか見てるとは思いませんでした。
内容的には昔のアメリカンプロレスですね、今のWWEではショープロレスで
はあるけど派手な技など試合展開などしっかりしています
ちなみにPCエンジンのモンスタープロレス的なゲームは『マスター・オブ・モンスターズ』
ですねプロレスもレトロゲームも詳しいですよ~
せつらさんへ
こんばんは♪コメントありがとうございました。
お忙しい真っ最中だったのですねー。お忙しいところ申し訳ありません。
あー確かに、私基本は普通の映画ファンかなあ。せつらさんのところはビデオスルーのB級作品が満載で、素敵ですよねえ!
でも私は実はホラーが好きなんですよ。
東京にシアターNというホラー系の映画館があったんですが、ここが潰れてしまいまして、今後はホラーは全てDVDになってしまいそう…とおもいますが、私はDVDはほとんど書かないので、今後はあまりこれ系は書かなくなりそうだなあ〜
確かにWWEはあんまり良く見てないですー
新日本プロレスなんかは良く見てたんですけどね〜