クスコからプーノへ バスの旅
7日目
この日は一日、バスで移動。クスコからプーノへ、途中観光地を挟みながら、一路進みます。
バスは「turismo seguro y placentero」というバス会社。スペイン語と英語二カ国語の、バイリンガルガイドによる案内。客は日本人なんてほとんど居ないのです。
1. Andahuaylillas(アンダワイリーヤ)
初めのストップ。クスコから東へ、約35kmほど走ったところにある、バロック様式の教会があります。
’12年9月現在、修理工事中。「南米のシスティーナ礼拝堂」と呼ばれる壁画が見事な教会。
パチャママ神の代わりとしてスペイン人が作った、農民の女神像も現存します。
2. Raqchi (ラクチ)
プレ・インカ時代から発展した都市で、大インカ時代にはクスコへの重要な中継地として栄えたり、巡礼者が多く訪れたそうです。
建物の中壁だけが残った、一番上の写真の風景が有名。教会の向こうには、高位の者の住処、農民たちの住処、納屋等が立ち並びます。
3. Sicuani(シクアニ)にてランチ
フォルクローレのバンド演奏を聴きながら、ビュッフェランチ。
裏庭はのどかな風景。アルパカが可愛い・・と近寄って行ったら、 突然攻撃される私。
何故だろう?アルパカの帽子をかぶっていたからでしょうか!?
あれは親愛の情だったのか、それとも敵と見なされたのか、見分けが難しかった・・。
4. La Raya(ラ・ラヤ)
この日一番の高地、4335mの高度の地点。ここにはプレ・インカ時代の遺跡も残っていて、小さな博物館が。
こちらは、祭礼に使われた場所とのこと。
この博物館の中に、人間が人の首を横手に抱えた銅像があるのです。
これはどういうことか。ガイドさんが言うには、どうやら祭礼の際に人間が生け贄として捧げられていたらしい。なんと、この場所で・・そんな場所を発見出来ると思わず、驚いてしまいました。
さらに、儀式で捧げられた生贄を食べていた証拠もあるらしい。
5. Pukara(プカラ)
プーノより106kmのところにある町。
この町の歴史はB.C.1600年にものぼり、ペルー南部の文明地として初めに栄えたという。インカ時代には陶器作りが盛んだった。昔ながらの民族が住んでいる場所。
ここには博物館があり、様々な陶器の出土品等が展示されている。
6. Puno(プーノ)
ようやくプーノへ到着。11時間のバスの長旅。お疲れ様でした・・・。
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