52★桐島、部活やめるってよ
’12年、日本
監督:吉田大八
脚本:喜安浩平、吉田大八
原作:朝井リョウ
製作指揮:宮崎洋
製作:菅沼直樹、茨木政彦他
キャスト:神木隆之介/前田、橋本愛/かすみ、東出昌大/宏樹、山本美月/梨紗、大後寿々花/沢島、松岡茉優/沙奈、清水くるみ/実果、落合モトキ/竜汰
今年の邦画のベスト!日本でもこんな気の利いた作品が作れるのね。日本映画やるじゃん!と嬉しい気持ちになった。劇中劇ならぬ、“劇中映画製作”っぷりは、『SUPER8/スーパーエイト』的だったり、登場人物における主観の錯綜具合には、『羅生門』(監:黒澤明)(もしくは、太宰治『藪の中』)もあった。そして、練られたパズル的構成には、内田けんじっぽさも感じたり。個人的には、近年の若手監督による新感覚な佳作群たちを、“山下敦弘以降の新感覚映画”の括りに入れたくなる。とにかく、新しい風を感じる、そしてレベルの高い邦画を見た。この感触が嬉しい。
劇中で映画製作をする映画は、大きなハズレがない!これも以前どこかで言った気がするけれど。『SUPER8/スーパーエイト』の時と同様、「劇中映画製作がホラー映画なおかげで、私にとっては4割増し」。うーん、下手くそゾンビメイクが、いかに美味しいか分かってますネ〜。
学生生活って、各個人にとって、自分の半径10m以内しか、世界が存在してない。文化部、運動部、帰宅部、それぞれ別の世界の住人で、なかなかそこへ入っていくキッカケが見当たらなかったりする。
そういうものの集大成が、「学生生活」。決して一括りには出来ず、相容れないようでいて、でもすぐ隣で共生し合っているような、不思議な空間。
この辺が、非常に上手く描けていて、舌を巻いてしまう。映画の手法が、テーマと描く内容にピタリと合っている。こういうものこそ、非常に優秀な映画だと私は思うのでした。
冒頭の金曜日はとても長い。長い長い2つの金曜日で、登場人物の主観をそれぞれに描く。彼らが同じ時を生きながらも、それぞれの主観で全く別の世界が存在していることが如実に見て取れる冒頭。心理描写が巧みで、テンポが良い。
映画オタクに扮する神木君は、いかにもオタクっぽい演技がキチンとハマっていてが見事だった。神木君って、こんなに小さいんだ。私は神木君を美少年だと思っていたけれど、宏樹役の東出昌大が背が高く、堂々としたイケメンであるために、背の小さい神木君のオタク役がすごく惹き立って見える。
いや、神木君だけじゃない、他のキャスティングも見事。いかにも居そうな学生たち。彼らの顔からしてその役にピッタリという感じで、物語が進めば進むほど面白く感じられた。
以下、ネタバレで語ります**********************************************
初めの金曜日では、まず前田たちの作った映画(『君よ拭け、熱い涙を』でしたっけ?)がコンテストで入賞までは行ったが受賞には至らなかったこと、新しく作り始めた映画はその青春映画系統とは違うこと(宇宙ゾンビが登場すること)が分かる。女子4人組も登場。桐島の彼女である梨紗を含むこの「4人組」、実は何となく2つに分かれている。梨紗と沙奈、かすみと実果の間に、見えない壁が存在している。それは実果だけ別のクラスになったせいもある。彼女から「あの二人に言ってもしょうがないから」、この言葉が出るのは、二人づつ二組に見事に分かれた後。この辺が、すごくリアリティがあって、自分の学生時代のことをつい思い出してしまうぐらい。この金曜日は桐島が部活をやめたらしいこと、桐島に「何かがあったこと」を伝える場で、別のシーンへと切り替わる。
次に始まるのが土曜かと思うが、もう一度金曜日が登場する。ここがアレレ?と面白いシーンだ。今度は、4人組とは“交わらない”女の子、吹奏楽部の沢島の視点から始まる。沢島は4人組を意識していて、だが彼女たちとは違う行動を取る女の子だ。彼女の関心はどうやら弘樹にあるらしい。だが彼女に出来ることは、練習の振りをして見ているだけ。帰宅部の男子たちの行動と、吹奏楽部沢島の行動は、屋上とその下のバスケコート、というように、それぞれの世界の空間や高さが同時に描かれている。この空間的な配置は、帰宅部の男たちにとって、彼女が単に残念な少女としてしか映っていないという会話が自然に起こること、そして彼女の存在が彼らと交わらないものであること、そうしたことも見事に描き出している。一方映画部は、顧問の意見から離れても、彼らが本心からやりたいものに着手することを決心。バレー部の男子の内部も描き、「桐島が部活をやめるという通知」をキッカケに、また金曜日の「あの時点」が訪れる。金曜日のその後(「桐島が部活をやめる」通知の後)は1場面描かれ(梨紗と宏樹たちがバスの中のシーン)、ようやく長かった金曜日が終わる。
いやー、こうして語っていても、すごく楽しいな。
この作品で一番面白かったこと。それは、それぞれが別の世界に属しているかのように違うテリトリーで生きている彼らが、学校という場で共生しているが故に、交わる瞬間のシーンだ。吹奏楽部沢島と映画部前田たちとの、ズバリ縄張り争い。映画部の部室が、体育会系の部室の端っこに存在していること。映画部の前田が、“映画館”で(=彼のテリトリー。理由は、シネコンではなく名画座の『鉄男』が掛けられていたため、理解しやすい。しかも、映されたのはあのドリルチ●コのシーン!)かすみと出会ったことをキッカケに、彼らが話をするシーン。吹奏楽部沢島が、帰宅部の宏樹に実は恋していること。宏樹は能力があるため、野球部の試合に来るよう、何度も勧誘される。
宏樹の選ぶ選択によって、彼らの境界線は薄く成り得たかもしれない。桐島に一番近いところに居た宏樹は、実は万能型だ。彼はキーパーソンに成り得る人物。帰宅部でありながら桐島の親友であり、野球部からの誘いもあり、沢島から思いを寄せられる。この彼が、前田にカメラのファインダーを返す。彼が変な意地悪をしたりせず、ちゃんと返してくれる人だったから、続くシーンで前田の台詞のカメラに対するこだわりが、無理ないものとなっている。
最後、怒涛のように屋上に集結するところはワクワクしてしまう。映画部にとって撮影出来ない悲劇となるが、彼らのカメラ(フィルムへのこだわり)の中に、別の生徒たちがまさしく居た瞬間。前田にとっては、ゾンビたちが襲い掛かる妄想に変換されている。本来起こったことは違うが、もしかすると後に前田はこんなシーンを今後、撮るのだろうなと想像する。
※ストーリー・・・
いつもと同じ金曜日。学校内にはある噂が駆け巡っていた。それは、学校一の人気者、桐島がバレー部をやめたこと。学校ヒエラルキーの頂点が不在になり、だれもが理由を知らず、動揺する中、桐島と真逆の位置にいた映画部の前田が行動を起こす・・・
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コメント(15件)
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とらねこさん、こんばんは。
学生生活とは自分の半径10m以内しか世界が存在しない・・・
うーん、まさにその通りですね!
その小さなテリトリーを越えたところにいる誰かとコミュニケートすることなんて
ホント、ほとんどありませんよね。
この作品ではそれぞれ別のテリトリーの者同士の接点の描き方がリアルで見事でした。
いつまでも登場しない主人公桐島に翻弄される仲間たちの心の変化も面白く、
なかなかやるなぁ、と私もかなり満足な作品でした。
とらねこさんは今年の邦画ベスト決定ですか。
私はもう1本かなり期待している邦画があるのでそれとこの作品、どちらがベストかな?
といった感じですー。
ところでマチュピチュでウェディングを挙げられたのですね!
いよっ新婚さん❤
私は入籍のみで式はパスしたクチなのですが、
ああ、こういうのならステキね~と旅行記を拝見してしみじみ思ってしまいました。
何はともあれおめでとうございます♪
sabunoriさんへ
おはようございます〜♪コメントありがとうございます。
本当、sabunoriさんとお話をさせていただくのは、相当久しぶりになってしまったのですが、そんなことおくびにも出さず、スッと懐に飛び込んで来てくださって・・とっても嬉しいです!ありがとうございます〜。
そうなんですよね、学生生活って、仲良くなりたいけど接点がない人とはなかなかお近づきになれなかったりするんですよね。
はい、私はこの作品が多分ですが、今年の邦画ベスト1の予定です〜。sabunoriさんが考えられている、「もう一本かなり期待しているもの」とは、もしかして今公開しているアレでしょうか?私も今週末に見に行くつもりだったりします。
はいー、あまり見えませんが新婚です♪w(ブハっ)
お、sabunoriさんは入籍のみでしたか!式は後からやる人も居ますしね〜、海外でやるの楽しいですよ!
私、今回の旅日記は、真似してマチュピチュで結婚式をやる人が居ればいいのに・・なんて思いながら書いていたりします♪
今後もどうぞ宜しくお願いします^^*
実際この年代真っ盛りの子がいる身としては、こんな高校生活ってどうよとも思いながらも、クラス内のヒエラルキーについては昔も今も存在するってことには激しく同意。
そこを超えた関係を作るのは、なかなか今の子たちは特に難しいよ。大人になんて、なかなかなりゃしないし。目線が大人じゃないと、人間関係は上手く作れないからね。
cucuroseさんへ
こちらにもありがとうございます〜♪
へえ〜!roseさんのお子さんは高校生なんですねー。ふむふむ。
そうそうヒエラルキーという言葉で説明している人、結構多いんですね。私は実は、単にヒエラルキーだけで説明出来る、そんな描写のされ方だとは思わなかったのですが、目に見えない力関係というのは働いて居ますよね。
高校生の頃だと、無邪気な子供っぽい感受性のままで仲良く出来る人と、そうでない人が居るというか。逆に、まだ価値観が定まらないうちにいろいろな人と仲良く出来る可能性もあるんですよね。
こんばんは。
とらねこさんとは、一度だけ、恵比寿でお会いしましたが、
あのとき、「私たち付き合っているんです」とご紹介いただいた方と
ご結婚されたわけですね。
ほんとうにおめでとうございます。
さて、この映画、
ぼくは、観た直後「トリュフォーとアルトマン」なんて呟いていました。
トリュフォーと言う監督は
アルトマンは言うまでもなく群像劇の名手。
トリュフォーは、主人公たち以外にも、
そこにはやはり別の人生が流れていることを
よく掴んでいる監督だったからです。
この宏樹という男、
何が驚いたか?って、
太宰治意向、こんなにも十全というか、
自分に対して悩みを抱かない男を主人公にした作品は観たことがなかったから…。
そんな宏樹が、
前田という映画に夢中の男と
撮影現場を通して触れ合う。
その「熱」に感化され、
自分の中に、
実は自分の「思い」というものがないことに気づいた彼は
「将来は映画監督?」と聞いてみる。
それに帰ってきた言葉は…?
そりゃあ、涙も出るでしょう。
なんて、語り始めるときりがない映画。
このシーンだけでも、こんなに書いてしまいました。
最後にマチュピチュは、ぼくの憧れの地。
そこで結婚式なんて、とらねこさんは素晴らしい!
えいさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
そうですね、えいさんとは一度会わせていただいてました。なんだかもう2,3度会ったつもりになっていましたw。
さあ、その時会った人と同じ人かどうかは分かりませんよ(笑)なーんて。
なるほど、確かに宏樹は悩まない人物でしたね。おっしゃる通り、青春映画の基準からすれば、こうした悩まない人物は、まるで「主人公」には似つかわしくないかもしれません、とは言え宏樹は、「主人公」ではないのかもしれませんが。逆説的に言えばこの作品には主人公がハッキリと不在であると描かれていましたね。
あの一瞬は良かったですね。宏樹と前田がカメラを通して、宏樹が初めて「何か没頭出来るもののある人生」ということについて心が動かされるのでしたね。前田の答えは夢に溢れている訳ではないから、その方がリアリティを感じるのでしょうかね。
こんばんは♪
秘宝読者で切実にw撮ってる自主映画が「生徒会・オブザデッド」で名画座にて「チ○コドリル」観賞かぁ~、うん、ヤツとはうまい酒が飲めそうだw高校生だけど
でも、ロメロ信者ぽいので、走るゾンビありなし論争できっとけんかになるなぁwww
>自分の半径10m以内しか世界が存在してない
学校の人間関係の閉塞感ったらないですよ!とか知った顔して言いたいところですが、鈍感力で突破してあんま苦労しなかったから、この微妙なキョリ感とかよく分からないんですよね
出だし『エレファント』思い出しました~
ファインダーごしの妄想なら全然おk
ほろ苦くはあるけどジェノサイドオチでなくてよかったですわwww
>差し挟む映画
『アポカリプト』(ボソッ)場所違うけど近いからまいっかと強引にww
トルコ紀行のときの『ストーカー』が神チョイス過ぎましたね!
あれを超えるのはハードル高いかもwww
>『ニューオーリンズトライアルト』
ねー、面白いのに興収伸びなかったからか扱い地味ですよね
観たひとの評価はそこそこ高いと思うんですが観たひとがあんまりいないという…
いぁ、『エミリーローズ』にしなくてよかったwww
みさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
きゃはー♪『生徒会オブ・ザ・デッド』最高!うんうん奴、ロメロ信者だし走らないゾンビファンぽいですよね!あれれ、私もどっちか言うたら走らないゾンビ派。・・えっー?!まさかのアリ派ー?
へえ〜、学校では割と何も感じて無いヒトだったか〜。あーでも、そういう人こそ分け隔てなく皆と喋る人なのかも。みさんは、結構男子クラスっぽい?私は基本「変な人扱い」される人だったんですけど、割と美味しい役どころですよね。みさんもそうじゃない?!
出だしエレファントは、うんうん、わかります。あっそか、それで余計ジェノサイドオチを軽く連想するんですねえ〜。
アポカリプト、あっ確かにそれアリ!しかし『ストーカー』には敵わずかあ〜。
ニューオーリンズ・トライアル、本当残念ですよね、なんでこんないい作品撮って、この監督がその後干されてしまうのか、全く分からない・・。この人、これ以降映画から消えてしまったんですよ!もう全く意味が分からない!
『エミリー・ローズ』は大好きですよ〜。あれも良かったな〜、また見たい。
とらねこさん、おはようございます~。コメント&TBありがとうございました。
この映画、私も今年の邦画ベスト1にしてしまいそうです。
今年もいつのまにかあと二ヶ月半を切ってしまいましたね~、早!
もちろん、これからもっと面白い映画を観られたらそれはそれでうれしいですが。
映画を観たあと原作を読みましたが、割と原作に忠実に撮られている印象でした。
原作者は平成生まれの男子なのですが、女の子の心理も巧くつかんでる感じで。
私は単行本だったのですが、文庫には吉田大八監督が解説を書かれているようです。
本屋でキネ旬と一緒に立ち読みします(笑)。
それからTB、他のエントリにもいくつかいただいてありがとうございました。
私からは何故かこちらにしか入らなくてごめんなさい!
TBの仕組みって、今だによくわかりません。。
真紅さんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
真紅さんもこちら、今年の邦画ベスト1ですか!私はこの後に、とても気に入った作品に出会ったのですが、それでもこちらがまだベストかなあ・・って感じです。私が気に入った後者の作品は、関西では京都みなみ会館で上映はされていたようです。上映規模は大きい映画ではなかったんですけれどもね。
今年もあと2ヶ月ちょっとかー、早いですね。本当毎年毎年早いなあ。
原作もお読みになられたんですね。なんだか原作よりミステリタッチになっていると聞きました。
TBについてですが、こちら以外にもちゃんと反映されてましたよ。ちなみに、私はTBが反映されていないことがあっても、基本的に全く気にしませんので、今後も心配はご無用ですよ。
こんばんばん2。不思議な映画でしたね。クライマックスのゾンビ大暴れのシーンで「なにこの変な映画w」とニヤニヤ笑っていたのだけれど、そのわずか数分後にホロリと泣かされるとは思いませんでしたよ
「本当に世界がつながっている気がして」と語る前田くん。8ミリカメラを回してみたらゾンビの世界に迷い込んだような高揚感を味わえるのかな・・・ そんな感覚、いっぺん味わってみたいものです
映画部の髪の長い男子がヒロインの役やらされてたよねw 「オタクがかわいい女子を捕まえてくるのはむずかしい」という点で、あの辺は『SUPER8』よりもリアルだったと思う
SGA屋伍一さんへ
こちらにもありがとうございます〜♪
SGAさんもこちら気に入りましたか?
>最後ホロリ
うーん。私ラストのシークエンスは、正直イマイチに思いました。ちょっと唐突すぎる描き方だったんじゃないかと疑問に感じちゃって。宏樹役の役者さんが泣くシーンが、真に迫ってなかったせいもありますし、宏樹ってこういうことで泣くかなあとか・・。私だったらの話ですけど、前田がカメラについて語るシーンで、「俺もちょっと撮ってみていい?」ってファインダーを覗いてみるとか、「へえ!そんな考え方もあるんだ」みたいな「初めての気づき」として瞠目するとか、心からいい笑顔をくれるとかね。とにかく「泣く」というのは白白しくて、宏樹というキャラクターには感傷的すぎる、いかにも「映画好きから見た見方」なんじゃないか、と思ってしまいました。私は当時アチラ側のリア充に属していましたからそう思うのかもw。
>SUPER8
うんうん!こちらとの対比が面白かったですよね!で、おっしゃる通りオタクの描き方がちょっと違うんですよね。日本では単なるキモオタかもしれませんが、向こうでは、たとえ変わったことをしても個性のある人認定がアリなのかもと思います。だってアメリカは個人主義の国ですからね。
こんばんは☆
いやー、凄く面白かったです。
しっかり当時見逃してしまって今更の鑑賞になったのが、実に残念でした。
昨年のベストですね?やっぱり・・・
壁があって交わる事の無いと思っていた生徒たちが、ラスト一気に交差していくあたりも絶妙でした。
何度も繰り返す金曜日もよかったです。
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
ですね!これはベストに入れてる人が多かったです。私は邦画のベスト2に入れましたよ。
twitterでは、洋邦合わせたベスト10でこれを入れている人が本当〜に多かったです。ブロガーさんでも多かったですけど。
これは当時に見て欲しかったですね〜。
「桐島、部活やめるってよ」
うん、まあ…普通。