ロンドン塔、タワーブリッジ
ここが牢獄だった時代、様々な人がここに収監されて処刑されていったんだナ・・。ここもまた一度は訪れてみたい場所だった。タワー・ヒル駅を降りてすぐには、公開処刑場だった場所もある。その近くにある、City Wallと呼ばれるローマ時代に築かれた砦(の一部)、ここもちょっと見てみたかった。バンクシーはここには書いたのかな?なんて想像しながら。
ロンドン塔入るとすぐにある、テムズ河に面する水門。この水門だけ、作られた年代が違うのは壁を見るだけで分かる。周りは高い要塞で取り囲まれた場所なのに、こうして水門から入ることが出来る場所。こんなの、ドラクエにもあったよね。ここを通らされる囚人は、どういう気持ちで居たんだろう?なんて想像してみたりするとワクワクする。
ホワイト・タワー!名前を聞くだけで黒歴史を思い出してしまう場所でしょ。この中は今では博物館として使われ、ここロンドン塔での展示物が置かれている場所。手前の木の階段、ここは牢獄として使われていた時代には、取り外しが可能になっていたそうで。(今は木の階段が固定されているけれど)
左の写真( ← )は、ホワイト・タワーの中に展示されている鎧の一つ。
どわっ!
ここに来るまでにもたくさんの鎧が展示されていたのだけれど、この鎧以外のものは、男性の大事な部分はそこだけポッカリ開いているものが多いのね。おかげで、これを見てしまうと、それ以外のどの鎧も、きちんと防御できないんじゃないか!?と、思うようになってしまった。そんな衝撃の鎧。
ちょうどこの鎧の前に来た時に、そこに居た観光客の若そうな人たちと、思わず目があってニヤニヤ。あなたたち、どうしてこっちを見てニヤニヤ笑うの・・。
ところで話は変わるけれど、海外の観光地には「オーディオガイド」があって、ここイギリスでもほとんど日本語が対応になっていたよ。(去年行ったマルタ島でも、日本語は対応になっていた。中国語や韓国語はないのにね。)詳しい説明が聞けるから、観光地では面倒でも、オーディオガイドをつけて回るのをオススメ。しかもイギリスはオーディオガイドは一人£3。安いでしょ。(日本の美術館が高すぎるんだけどね!)
ブラッディ・タワーの中は(写真撮影はここは禁止)意外に狭く、また想像力を掻き立てる場所。思わず『ブーリン家の姉妹』を思い出す。レディ・ジェーン・グレイ、アン・ブーリン、etc,etc…。囚人たちが処刑の前に壁に掘った跡も、そのままの姿で見ることができる。
歴史の暗部に思いを馳せていると、思わずドンヨリしてしまうのだけれど、城壁の上も歩けるようになってるので気分一新!この写真から見える、テムズ河に面した城壁に上るのも、いい眺め。
ロンドン塔の守護神、カラスを間近でカメラに収めることが出来ました。ラッキー!カラス小屋はホワイトタワーの裏手にあって、しっかり防護されている。
世界中で私が探しているのは、蛇の絵や彫刻。大蛇は、龍と同様の扱いをされていることが多い。
タワー・ブリッジを渡る。ここで晴れてくれて、思わず嬉しくなる。天気が良いと、水色・青と白に、グレーのコントラストが空の青により一層映えるから。
2011/09/12 | :イギリス
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