ワイオタプ
唐突ですが、またまたニュージーランド旅行について。いやあ、せっかくだから書きたいな、なんて思ってしまいまして。映画感想ばかり緊張して書くのも疲れるので、時々こうして筆休めをしようかなと思う私です。
ロトルア2日目。ここ、ロトルアはガバメントガーデンズなど、街自体がとても綺麗な観光地。とてもノンビリしていて、湖に面していて景色が良く、飽きない街でした。毎日荷物を持って移動するのに疲れたので、ここに3泊もしてしまった。最後の一日は少し余計だったかな、とも思うけれど。
ニュージーランドは日本と似ていて、地熱の高い国。あちこちから温泉が噴き出しています。日本ならば温泉地としてすぐに街が発展し、一帯が温泉地帯になるような源泉を多く持つ場所です。しかしニュージーランドにはまず自然を保護しようという気持ちが強く、こうした場所は国の財産、国立公園にするなどして、国が管理することが多いようです。人口がそれほど多くないせいもあるのでしょうか。日本と考え方があまりに違うのに驚きます。もったいない、これいい温泉地になるのに・・というような場所が、何時間もかけて歩くための「地熱の高い自然公園」になっていたのです。
上と左の写真は「レディ・ノックス・ガイザー」という場所。上の写真は、吹出す前の噴火口。ここは劇場のような場所になっていて、そこに人が現れ、石鹸を投げ入れます。するとみるみるうちに水が噴き出してくる。なんでも、熱い源泉のすぐ近くに冷たい水が流れているらしい。日本語で言うと「間欠泉」。数分間のショー。
この後、ワイオタプのサーマル・ワンダーランドに行きました。1時間〜3時間ほどかけて歩けるような自然国立公園。入り口で地図を渡され、それを元に歩きます。一つひとつの場所に番号が振ってあり、色分けもしてあって、「楽に歩けるコース」から三段階に分かれているので、体力的にキツい人にも気楽に歩けるようになってます。(私はフルコースで全部歩いたけど。)
「アーティストパレット」と呼ばれる、虹色に色が変化している綺麗な場所などもあり、北島ではとても有名な場所です。私的には、ここが一番のオススメ。
写真で見るとイマイチかな?ここは硫黄が黄緑色に変化していて、驚くべき色でした。毒々しい?・・・んー、でも実際の色はもっと綺麗だったんですよ。自然の織り成す美しい色で、化学物質を使った、人工的なものでないからかもしれません。
それから、硫黄の匂いがしてさぞかし臭いだろう、と思いそうなのだけれど。木や森など、自然に囲まれているせいか、それほど匂いも気になりません。源泉のすぐ近くを歩いているはずなのに。
この日は他には、ワイマングの火山渓谷も歩きました。あとは、ボコボコと吹出す「マッドプール」も。とにかく歩きまくり、心地良い疲れの一日でした。
マオリ族は戦いの部族というよりは、音楽とダンスの得意な平和的部族のようです。
音楽自体ものどかなら、ダンスも戦闘的なものではないのです。こういう施設は世界中のあちこちにあるので、比べてみるのもすごく面白いんですよね。私は結構好きですね。
2011/06/12 | :ニュージーランド
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