コム・オンボ神殿、ホルス神殿
3日目。
ナイルエクスプレスでアスワンに着いた後は、アスワンからアブシンベルへと3時間かけてバス移動。
エジプトは観光事業にとても力を入れているので、観光省の力が強いんですね。観光警察がアチコチに居たり、移動にもポリス・コンボイと呼ばれる警察官の同乗、もしくは警察車を挟んでの移動が必須とされている区域があるのです。
そしてアブシンベル大神殿・小神殿の観光。
巨大で見事な岩窟彫刻でした。
アスワンより戻って後は、ナイル河クルーズ3泊が始まります。
今回はプリンセス・サラ号という豪華客船。
下手な5つ星ホテルよりずっと豪華なのです。
4日目。
アスワンからコム・オンボへと夜のうちに出航。
早朝からコム・オンボ神殿の観光です。
コム・オンボ神殿は、ホルス神とワニの神様の二大神を崇めた神殿。
見事に神殿も二重構造になっていて、半分はエジプトの護り神のホルス神(ハヤブサ)、
もう半分のワニは、本物のワニが祀られていたそうです。ワニのミイラも奥にあります。
ホルス神は女神イシスの息子ですが、ハヤブサであると同時に人間として描かれていることがあります。これは、人間の息子が動物であると信じることのできるエジプト人によってではなく、人間の息子を人間として描かないと納得のいかないギリシャ人の手によるものだとか。
そういことだったのか、道理で・・・と納得が行きました。
エジプトの神話とギリシャとの関係は、見ていくと面白いものがあるんですよ。
ちなみに、私のタトゥーのウジャトは実は、ホルスの左目なんですよ。
左腕に入ってます。
「きゃー、ホルス、逢いに来たよぉ〜」
ってミーハー気分。
コム・オンボを出て後は、ナイル河を北上し、エドフへ。
ここも「ホルス神殿」という名。エドフとコムオンボの神殿は何となく印象的にカブります。
2010/11/03 | :エジプト
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