ジャパンスネークセンターに行って来ました!
日本で最大の蛇のスポットと言えばココ!
ジャパンスネークセンターに行って来ました〜!
そして・・・
蛇料理を食べて来ました〜!
気分が悪くなる恐れがあります。
わざわざ来たるは、群馬県太田市藪塚町。ここは、随分以前から行きたいスポットとして調べてあったのですが、なかなか行く機会に恵まれてなかったのですね。
しかし、蛇料理というものがある事を知り、とあるグルメな人を誘ってみた。すると、「是非、蛇料理を食べてみたい!」との勇ましい返事。これはしたり!と早速行くことに。
私、蛇については、ユング派的アプローチで、卒業研究の題材に選んだことがあります。
蛇というものが、人間にとってどんな存在であるか、その象徴が人間にもたらすことに関して、文献上ではいろいろと学んだつもりです。
(ちなみに、簡単にではありますが、ココの記事にちょっとだけ書きました。)
で、そんな風にいろいろ蛇に関して調べたことはあるのに、食べたことがないなんて、何事ゾ!と。これは是非、一度ぐらいは食べてみなければなるまい・・・と行くことにしたのですね。
(ちなみに、後日談ですが、この私の動機に関して話したところ、とある知り合いの一人が「それは、岸辺露伴的だ」と一発で見抜いてました。うぬ・・・なかなかやるな。なんという高段者!
こういう人が居ると、嬉しいんですよね。)
で、肝心のスネークセンター。
い、いかにもしょっぱい感じの門が出迎えてくれました。一気にやる気を失う、私と同伴者・・・。
「それとも、“北口”がいけなかったかな?」などとつぶやく、私の空しい一言が空に舞うばかり。
ちょうどお昼、という時間に到着したためもあって、
お目当ての蛇料理からいきなり入る私達。
蛇を体に巻きつける、などのサービスタイムも取ってくれました。
我が同伴者は、全然ビビらず、蛇に体を巻きつけてました。
顔バレ厳禁とのことで、載せませんが・・・。
とらねこは、ちょっと胸キュンしました。
・・・とだけ言っておこうww
わはは。
その後、こんな風にいきなり包丁でさばきます。
料理人は、ここ、ジャパンスネークセンターのレストランの店長、早田さん。
シマヘビの白炒め。
蒲焼の方がポピュラーではあるのですが、あの甘じょっぱいタレにつけてしまうと、シマヘビ本来の味が分からなくなってしまうとのことで、
珍しい塩味の炒めの方をオススメしてくれました。
実際、コリコリと舌触りも良くて、身もひきしまっていて、とっても美味しいの。
味はあっさりしてクセは全然なく、鶏肉みたいな味。
ドンドンいただけちゃいます。
右は、頭を切り落とした姿。
このまま、3日もウネウネと生き続けることが出来るんだとか。
生命力が、すごいんですね。
それから、今は、子マムシの時期、とのこと。
これが、一ヶ月も経つと、マムシが大きくなってしまうのだそうです。
この左の写真、頭が4つあるでしょ。
4匹居ます。
子マムシの踊り食いもいただきました。
これ、頭を落として、皮を剥いだ姿です。
うねうねと元気が良くて、
皿の上にジッとしててくれないのです。
一瞬後に、こんな風に皿からはみ出してしまったの。
これを、ニンニク醤油をつけていただきました。
美味しかったです。
口の中でも踊ってましたよ。
夜、眠れなくなったけどね。
(精がつくっていうけど、そのためかも)
長くなってしまったので、続きはクリックしてどうぞ↓
ところで、ここのスネークセンター、
「陶陶酒」、という薬用マムシ酒の会社と同系列だそうで。
宣伝も兼ねて(?)、一杯ご馳走して下さいました。
陶陶酒は、マムシ酒と漢方を合わせた健康酒なのですが、
これにもランクがあって、2年もの、10年ものとで味が違うそうです。
2年モノの方は、いかにも薬用酒、といった味わいなのですが、10年モノの方は、ウィスキーのようなまろやかな味わい。
その他、マムシ酒や、蛇の血もいただきました。
いただくもの全部、片っ端から飲んでおりました。すると、
「俺は呑む人は好きなんだ」
「呑むと、気前が良くなってしまうんだ」
と、陶陶酒や、マムシ酒ばかりでなく、先ほどの子マムシの踊り食いも、
なんとなんと、この料理人、早田さんがサービスしてくれたんですよ!
早田さんは、マムシを含め、毒蛇に7回噛まれたことがあるそうです。
そんな、毒蛇に噛まれた経験を、マムシ酒を呑み、蛇を食べながら、いろいろ聞かせていただきました。
いやあ、今回もまた、ちょっと普通にはない経験が出来ました。私はかなり満足です。
その他、蛇を見にも行きました。
ちょうど私達が行った時、北海道から来た蛇専門の写真家、梅花蛇(ばいかだ)さん、とおっしゃる方も来ていました。
彼らと一緒に、蛇を見て回りました。
左は、コーンスネーク アメラニといういう蛇だそうです。
この方、蛇に関してとってもすごい知識を持っていました。
マムシにも噛まれたことがあるそうです。
この方に向かって、私は「死ななかったんですか?」
などと聞いてしまいました(アセアセ)
(「この人、日本語大丈夫ですか?」と怒られました)
ごめんなさい・・・マムシ酒を呑んで、ベロンベロンだったのです。
子マムシがうじゃうじゃ居ます。
参照リンク;
※陶陶酒に関しては、詳しくはコチラのHPをどうぞ
※ジャパンスネークセンターに関しては、コチラのHPをどうぞ
※蛇の写真専門家、ばいかださんの HPはコチラ
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コメント(10件)
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とらねこさん、「死ななかったんですか?」はサスガにマズイ(笑)
踊り食い以外なら試してみたいなぁ〜。←意外に海老の踊り食いもダメなのです。
ヨゥ。さんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
ハハハ本当、「死ななかったんですか」はマズかったです〜。
いやあの、酔ってたのも悪いんですケド、吉田くんがいけないんですよ、吉田くんが‥。
「総統、死んでるんですか?」っていう着メロを使っているんですが、その吉田くんが降りて来ちゃったんですよ‥。
私が悪いんじゃないんです‥多分。
踊り食いはねー、しかもマムシの踊り食いは、さすがにちょっと珍しいと思います。
あれ、ヨゥ。さんは踊り食いはダメな人?
ヨゥ。さんとは、こないだコウガンを食べましたね‥ほんのちょっぴりしかなかったけど。
おおおおおお!
流石だ!
そんな貴女に私もちょっと胸キュン。
お峰さんになれるかも?(笑)
ochiaiさんへ
こんにちは〜♪コメントありがとうございました!
お峰さんのことは絶対、自分の頭のどこかにあったと思いますヨ(笑)
胸キュン、、、みんなドン引きしているのかなあ、なんて。。。
※ お峰さん
http://www.rezavoircats.com/archives/64883566.html
ジャングルに長いこと潜伏してた横井庄一さんは、「蛇はうまかった」と語っていたそうです
あと昔読んだ怪しげな子供向けのサバイバル指南書には、「蒲焼にするとうまい」なんて書いてありました
ずっと「ウナギみたいな味がすんのかな」と思ってましたけど、とらねこさんの記事読むとまた違う感じですね
♪きみに 胸キュン きゅっ
はYMOだったかな
SGA屋伍一さんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
>ジャングルに長いこと潜伏してた横井庄一さんは、「蛇はうまかった」と語っていた
Yokoi cave〜♪
グアムでしたよね、私近くまで行ったんですよ!ちゃんとは見なかったんですが。
恋人岬も行ってないです。ぐむーgmmmm
蛇はね〜、美味しかったですよ!カルシウムがたくさん入っていて、コレステロールもとても低いんです。
蒲焼の味付けで食べることも出来たのですが、蒲焼にしてしまうと、本来の味が分からなくなる、とのことで、塩胡椒の方を選んだんですよ。
もしかして、蒲焼の方の味付けを選んでいたら、おっしゃるとおり、うなぎのように思えたかもしれません。でも蛇は、もっとずっとコリコリしてるんですけどね。
キミに胸キュン・・YMOの曲は知らなかった。ゴメン。
>岸辺露伴的だ
ぎゃはは!
そこは「だが断る」ではなくて「味もみておこう(ぺチャリぺチャリ)」の方なんですね(笑)
蛇、なにげに旨いですよね
上野に蛇料理食わせる店があったんですがまだ残ってるかなー
>子マムシの踊り食い
こ、これはスゴイですねー!!
画ヅラのインパクトが素敵過ぎます
おいしく頂いたとらねこさまも素晴らしい!(笑)
結構、珍食網羅してるつもりだったけどこれは寡聞にして知らず
群馬か…
行ってきまーす!(笑)
良い記事をありがとうございます
みさまようやく、みさま来てくれましたね、此処に!遅いですよ〜!w
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
おー
他にもたくさん、みさんに来てほしいところが溜まってるんです〜(笑)
>味もみておこう(ぺチャリぺチャリ)」の方なんですね(笑)
そうなんですよ〜!ただ書物を読んでいるだけじゃ、決して分からないことってのがありますからね♪岸辺露伴は蜘蛛をグチャっと潰して、中から液が出る様子なんかを確認して、次に「味を見てみよう」と来るんですよね。。。w
へえ、上野に蛇料理食べさせるところ、あったんですね☆
もし、みさま、近くまで行く用事があったら、チェックしといて後で何かの折に教えておいてくださいな♪よろしくです〜
>小マムシの踊り食い
いやあ、これ時期があるということなので、蛇の繁殖期間にも左右されるのかもしれません。
大きくなってしまうと、マムシもこういう食べ方はさすがに出来ないようで。
なので、もしあれでしたら、スネークセンターは行く前に電話された方がよろしいかと思います☆
でも、この料理人の早田さんにお会いするだけでも、なかなか楽しい経験でした。
なんでも、「蛇というと必ず自分が呼ばれる」そうで。。
TVは、NHK以外は全て出演したことがあるそうです、蛇料理の大家だそうですよん☆
いやあ、この記事、我ながらキターーーと思ったんですが、、、
みんな、もしかして気持ち悪がってないかなあ、と今更ながら。
この記事以来実は、アクセスがすごく下がってしまって、、ま、そんなの全く気にしてませんケ・ド♪
こんばんは!
『悪の教典』にコメントをいただいたのですが、コメントはこちらに。
群馬県にスネークセンターなんてあったのですね。愛知県にもその昔香嵐渓ヘビセンターなる施設がありましたが、僕が変なものに興味を持つ前に潰れてしまいました。この施設が無くなり、香嵐渓は今や健全な紅葉スポットと成り果てました(笑)。でも、今年の紅葉は綺麗だったみたいですよ。
蛇って食べられるって知っていましたが、実際食べた人を見るのはこれが初めてかも(笑)。ハブ酒やマムシ酒なら僕も呑んだことがあるけれど、一寸生臭い感じが美味しいと思えるときと、ダメな時があるかなと。ようは酔っぱらっているかどうかの話なんですが。
蛇料理と言うと、TVなんかでたまにエラブウミヘビの姿煮が体に良いなんて紹介されていましたが、鱗付の原型そのものなビジュアルで「これは駄目だな」と思ったものです。
でも、このシマヘビなら観た感じ美味しそうですね。蛇だと知らなかったら「美味しい美味しい」と食べる気はします。ただ、子蝮の生け造りはねぇ~(笑)
目の前で料理され、それを出されて、それを食す。いやぁ~、これは凄い勇気だと思いますよ。怖いものなしですね。
次は虫食に挑戦ですか?これも奥が深いようですよ(笑)
にしてもこの記事が多く読まれているって、「やっぱレザボアcatsと言うブログは凄いなぁ~」とつくづく思ったので、こちらにコメントさせていただきました。
まぁ、『悪の教典』は良いですよね(笑)
蔵六さんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
>にしてもこの記事が多く読まれているって、「やっぱレザボアcatsと言うブログは凄いなぁ~
いやー・・そう言っていただくのはありがたいのか、そうでもないのか良く分かりません・・。こんなに映画記事を書いているのに、映画記事よりもおかしな記事の方が実際はアクセスが高いとなると、何のためにこんなに一生懸命書いているのか分からなくなるじゃないですか・・。この記事はなかなかにオススメではありますけどw。蔵六さんもここに来てくださって嬉しいです^^
香嵐渓、懐かしいですねえ。あそこは私も何度も行きました。もう観光地と言う感じで、ほとんどありがたみはないですよね。あそこに行くとなると「またか・・」って感じでした。まあ、それでも紅葉がなかなか綺麗だったらいいけど、少し早いとか遅いとか、天気の良し悪しでだいぶ行った人の印象って違いますから・・。もう、青々としている時や、天気の悪い時に行かなければいけないツアーもありますからね。いつも同じお弁当屋さんで弁当積み込みがあったっけなあ・・。
蛇は意外と美味しいんですよ。骨も無いし。そうそう、マムシの活造りはなかなか食べられないですよ!これが自慢で。ふふふ。
虫は無理ですねー。ゴキブリの早食い競争で死んでしまった人の映像があるんですが、これ見る勇気あります?もう、マジで吐きそうになっちゃった。ゴキブリがたくさん喉に詰まって、死んじゃったんですって・・。そんな死に方嫌だー!昔も、ゴキブリ早食いで死んだ人居ましたよね。
http://youtu.be/qGWkpkUvJCg