Terri Lyn Carringtonのライブを観て来ました!
Terri Lyn Carringtonのライブを観て来ました@BlueNote東京。
グループの中心であるテリ・リン・キャリントンは、ジャズの実力派ドラマーと謳われる人。私は実は曲を一つも知らずに行ったのだけれど、久しぶりに行くブルーノート東京でした。
インプロヴィゼーションのような、それぞれの独奏パートはかなり長くて、見ごたえ・聴きごたえタップリ。
『Let it be』と『ミシェル』を演奏したのだけれど、拍子の取り方がさすがはジャズ、全然原曲と違っていて新鮮、クールこの上ない。『Let it be』の方は、アフリカン・アメリカンの女性ジャズ・ヴォーカルの歌うバージョン、という程度の違いだったけれど、『ミシェル』に関しては全く原型をとどめていないカヴァー。途中に長い長〜いソロも含まれて、全体で30分ぐらいあったかな。あれ、今何の曲やってたっけ、って一瞬今何を演っているのか判別つかなくなる瞬間も(笑)でも、かなりかっちょ良かったです。
CDで聴く、サッパリした演奏とは全然違って、やはり生演奏は良いね。凄いカッコ良かった、テリ・リン・キャリントン・グループ。YouTubeは、ジミヘンの『Voodoo Chile』のカヴァーを発見。アップしとくね。
その日、会った中に初めて会う人が居て、その男の子が面白いことを言っていた。
「自分は医療関係の仕事をしていて、時々自分が本当に人の役に立つことをしているのか、それとも、より長い時間、生き永らえることで余計に苦しみを与えているのではないか、と葛藤に悩まされる瞬間がある。だけど、音楽や映画、娯楽を人に与える仕事というのは、人を幸せにする、という到達点に迷いをおそらく感じないはずだ。だから、羨ましい。音楽はいいね」と言っていた。
初めて会う人とそういう濃い会話が出来るのっていいな。
酒も進んだ一日でした。
2009/06/22 | 音楽
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