ミュージカル「ヘアスプレー」を観て来ました!
脚本:マーク・オドネル、トーマス・ミーハン
作詞・作曲:マーク・シャイマン
作詞:スコット・ウィットマン
演出:ジャック・オブライエン
振付:ジェリー・ミッチェル
監修:ジョン・ウォーターズ
’09年再来日:6/2(火)〜6/14(日)
ミュージカル「ヘアスプレー」を観て来ました〜!
Men@workのマサルさんにご招待をいただきました。マサルさん、本当にありがとうございました〜!感謝感謝です!
’07年のミュージカルが来た時は、映画の公開前。’07年の『ヘアスプレー』は、その年のベスト10にも入れたほど、自分にとっては大好きだった映画。ああ、映画の後に来ていたら私も見たかった・・・と思っていたので、今回の再来日では、見れて本当に嬉しかった!
「Good Morning, Baltimore」幕が上がり、第一幕の最初の一曲であるこの曲がかかった途端、図らずも私は号泣してしまった!早すぎ!大丈夫か、私!?とちょっと不安にすらなりました。最後まで持つのか(特に化粧)・・・などと余計な心配までしてしまうほどの感激。
今回は、’07年の映画『ヘアスプレー』を再見し、オリジナルのジョン・ウォーターズ版『ヘアスプレー』も見て、予習復習バッチリで臨んだ私。
更には、’07年のトニー賞のプレゼンテーションで、オリジナル・ブロードウェイ・メンバーが総出演し、『You Can’t Stop the Beat』を歌っているのだけれど、友人がそれを録画していたので、それも併せて予習。
この時のトレイシー役と、エドナ(お母さん)役の人が同じオリジナルキャストだったこと、こちらも感激の一因でしたー。(リンク役やコニー・コリンズ役は違っていたけれど)。
ミュージカルの方が、ジョン・ウォーターズ版オリジナルとかなり共通点があったのですね。’07年版の映画と違う箇所をいくつも発見した、という感じ。
ジョン・ウォーターズ版は未だカルト映画に分類されていて、それも納得なのだけれど、それがこんなブロードウェイ・ミュージカルになってしまうなんて。そしてちゃんとジョン・ウォーターズが監修しているというところがまたツボ。
エドナ役(お母さん)はちゃんとディヴァイン眉毛なんですね。そして男性がこの役をやるのは伝統だったんだぁ!
台詞の随所に毒のあるユーモアがあって、ダンスの振付がとっても変テコで。ブロードウェイミュージカルに詳しい人には、ダンスの振付としては、きっとこの作品、変な作品に分類されちゃうんだろうな。でも、楽しかったです。何よりこの作品の良さは、ストーリーとメッセージ性、そして主役のインパクト!だからこそ、突出した作品。
でも、’07年版の映画のイイところもたくさん発見。こちらはこちらで、相変わらず大好きな映画に変わりなし。
やっぱり舞台やミュージカルって本当に面白い!人間がやってるので熱気が違う。
千秋楽だったせいか、カーテンコールは4回もやってくれました!2階席の観客の私達も、カーテンコールで早くも多くの人が席を立ってました。もちろん、私達も。私達の座席は前の方で、後ろの人を振り返ってチェックはしてないけど。
ラスト、観客みんなでダンスする箇所では、ほとんどの人が席を立っていたよ。
満員御礼、大成功の千秋楽!
かなりイイ気持ちで酒も進んだ、最高に楽しい一日でした
2009/06/15 | 舞台・演劇
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コメント(8件)
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こんばんはー。
おお、ミュージカル、それも千秋楽をご覧になられたのね!それはすごくエキサイティングなひと時だったでせう!!
私も舞台は大好きー。そういえば私も前回の来日公演を見に行きましたよん。
しかーし、ヘア・スプレーなら、映画ジョン・ウォーターズ版が一押しだな。歌よりもダンスな映画だったし。なんたってコックローチww
なんか、みゅじかるな話題にのこのこ洞窟から這い出してきちゃいましたー。最近映画をあまり見てなくて;
またひょこっり参りますねー♪
こんばんはー。
今回は急なお誘いにお応えくださり、ありがとうございましたー。私もすっごく楽しむことが出来ました!なんといっても、2種類の座席を交代で楽しむなんて、フツーは出来ませんから。(^^;
私も途中、なんどかウルっと来そうになって、実際ちょっと涙ぐんだりしてしまったのですが、そこは隣にバイトの子がいたこともあって我慢しました。(^^;
とにかく、「やっぱ作品を愛してる人を誘って良かったー」と心から思えました。ありがとうございました!
「ヘアスプレー」 ブロードウェイ・ミュージカル
2003年トニー賞で8部門受賞したブロードウェイ・ミュージカルが日本に初上陸。
これは見なくっちゃー。もとは奇才ジョン・ウォーターズ監督の1988年の映画で、2002年に舞台化されて大ヒット。
-story-舞台は60年代初頭のボルチモア。主人公は女子高生トレイシー。かなり…
きゃあ、ミュージカルに招待されるなんてそれはステキ♪
私も1の方と一昨年行きましたとも。
(その節は最前列をありがとうです。>1の方)
ラストのみんなで踊るのはホントに楽しいよねぇ〜。
舞台ものはプライスがお高いのでたまにしか行けませんが(笑)、やはり生の熱気はサイコーですねー。
あれもこれも行きたいけど、私はとりあえず今年はコーラスライン♪
シャーロットさんへ
こんにちは〜♪コメントありがとうございました!
シャーロットさんはよく舞台をご覧になられているなあ・・羨ましい。と、思って拝見させていただいていますー。
当時も、ろってさんのヘアスプレーの記事、指をくわえて見ていました。
今回行くのが決まった時に、真っ先に思い出したのが、ろってさんやかえるさんの記事でしたとも!
ろってさんがそんなにジョン・ウォーターズ版オリジナルがお気に入りだったなんて!ジョン・ウォーターズ、私好きなんですごく嬉しいです。フランス映画好き、文芸派映画好き、とばかり思っていたろってさんが・・ちょっと意外で、そしてとても嬉しいです!
このブログを始めてからの記事は『ア・ダーティ・シェイム』と『セシルB・ザ・シネマ・ウォーズ』の二つしかありませんが・・・ジョン・ウォーターズ特集、やろうかなあ。
洞窟からはるばるやって来てくださり嬉しいです(笑)
また是非映画の話題でよろしくお願いします!
マサルさんへこちらこそ本当にありがとうございました!!
今回は本当に本当にありがとうございました!感謝感激雨あられです!!
なんか私も「これぞ」という企画を考えておこうと、企んでおります。
そうそう、座席をインターバルで交換するの、なかなか出来ないことですよね!おかげで最前列も経験できちゃいました、・・あれは最高でしたーーー
アハハ、泣くのを我慢しちゃいましたかー♪確かに、マサルさんがボロ泣きしていたら、社長の沽券に関わるのかな?(笑)
いやーもう、本当に一週間が楽しみでたまりませんでした!「あと何日」なんて数えてしまいましたもん(笑)
もう本当に最高の経験をさせていただきました!
マサルさんもすごく気さくなイイ人でとても楽しくて!仕事も仲間も、酒も美味しいものも、すごく愛している人なんだなあーと、思いましたです
かえるさんへ
こんにちは〜♪コメントありがとうございました!
ヘアスプレーの公演の話を聞いた時に、どんな状況だったのか、かえるさんやシャーロットさんの記事を読んでいたので「私も是非行きたい!」という感じでした!
かえるさんとシャーロットさんはご一緒に行かれていたのですね!
最前列だと、出演者の顔がありありと分かるぐらいの距離で、細かな表情や、汗かいていたりまで分かってしまうぐらいなんですよね!
実は今回インターバルの時に、最前列の座席と2階席を交換したのでした。
なので前半だけ最前列を経験することが出来たのです。
ラスト、皆で踊る時に、最前列ですと踊るスペースがあっていいですよね!出演者もすぐそこで。最高の経験でしたでしょうね!
コーラスライン、今発売中なのですね!『ブロードウェイ・ブロードウェイ〜』を見たら、余計このミュージカルを身近に感じてしまいますよね。
去年見たドキュメンタリーの中でも、特に記憶に残っているのがこの作品でした。あーいいなあ!私も行きたいぃぃ。早くしないとなくなっちゃいますね!悩んでいる場合ではなーい
ヘアスプレー(ミュージカル)
6/14(日)に私の大好きな映画、「ヘアスプレー(2007)」のブロードウェイ・ミュージカル版の千秋楽に行ってきました。以前にも一度来日公演を実施しているのですが、私が映画版を…