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ウォッチメン ▲57

ウォッチメンダークナイト』以降のアメコメ原作映画、なんて言えるのかな、と。
さすがアメコミ原作モノ、世界観の構築がすごく奥深い。「映画化するのに最も難しいアメコミ」と言われた作品だったらしい。だが、出来たものはこのように、『300 <スリーハンドレッド>』の監督らしい迫力あるビジュアル満載だった。

ストーリー・・・
ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機…。かつて世界で起きた数々の事件の陰で、<監視者>たちがいた。彼らは人々を見守ってきたヒーローであり、“ウォッチメン”と呼ばれていた。そして今、一人の男が暗殺されたことからすべては始まった。殺害現場に残された血が付いたスマイル・バッジ。殺されたのはかつてのウォッチメンだった…。その事件を不審に思い、真相をかぎ回りはじめた“顔の無い謎の男”。彼が事件を追いかけていく先々で、かつてのヒーローが次々と殺されていく・・・

’08年、アメリカ
ザック・スナイダー監督(『300 <スリーハンドレッド>』)

この長尺の映画、2時間40分。この中に大量に詰め込まれた情報量の多さ!
加えて、ダークなビジュアルと、時にグロい描写、そしてふんだんに盛り込まれたエロなシーンの過激さ。
まさしく大人のための物語。

血のついたスマイルバッチ、物語の発端。
史実とだいぶ違いのある、架空のこの世界の、事件の裏に関与していたかつてのスーパーヒーローたち。そしてすでにヒーローでなくなった今は、そこからどう生きていくか、思い悩んでいる。
ロールシャッハ(ジャッキー・アール・ヘイリー)が追いかけ始めたこの事件の真相が、どこに行き着くか・・・。

重厚な世界観のこの物語は、正義のために生きるヒーローではなくなっていくところが核なのだった。ベトナム戦争に現れた、スーパーヒーロー。彼らのためにアメリカの戦争は勝利を収める。が、この辺で何かおかしい、と私達は気付く。
これは、正義についての話ではないのだ。

ベトナム戦争に勝利してしまったということで、ヒーローの存在自体が危うくなる。正しい戦いとも言えないものに、加担してしまったヒーローたちは、・・・というのは、“こちらの世界”である我々が思いを廻らすことなのだけれど、
ニクソンによって用済みになり、その任を解かれる。(「このことについてだけは、ニクソンは正しい選択をしたわ」)
だが、ヒーローたちの間でも、その人間たちが本当に救われるべき存在なのか、それが分からなくなってしまった、その後の話を描いた物語なのだ。
人間に対し絶望感を感じていく中で、何かを見失っていく。彼らが“人間の本質”を見つめていく。挙句に出したそれぞれの答えが分かれてしまう。

「俺たちの正義に、一体何が起こったんだ!?」
本当は、正義に何かが起こったのではなくて、人間が本当に救われるべき存在であるのかどうなのか。・・・この辺りで悩み苦しむヒーローたちの姿が哀しい。こんな人間たちは、救ってやったところで、自分たちでまたぞろ戦い、殺し合う奴らなのだ。終盤に向けてそれぞれのヒーローたちが選んだ人間への回答、ここがそれぞれの分かれ道になっている。

すでにリタイアしたヒーローたちが、もう一度自分なりの正義について、人間について、思い廻らせた結果。さらに、本人自らが語るように、「悪役が単なる悪役ではない」。

オジマンディアズは、正しい行いをしたのか?

昔の自分だったら、かなりこの物語にもっと熱狂したと思う。
ラストにいたっては、Dr.マンハッタンが選んだ答え、ここがこの物語について、自分が一番親近感を感じた部分だった。

ちなみに、ここが面白く感じられるかどうかで、この作品に対する評価がガラっと変わってきそうだ。
とは言え、この作品はさすがに売れないかもしれないな・・・。
日本では、あまり売れないアメコミ原作ものだから、ということ以上に、内容が少しマニアックかもしれない。

原作ファンは一体どう思うんだろう?
少なくても、この原作をここまでビジュアル化したことには、かなりの評価が得られるのではないかな、と思う。思わず原作が読んでみたくなる快作。
ナイトオウルの名前を引き継いだナイトオウルⅡ(パトリック・ウィルソン)、そしてシルク・スペクターの名前を引き継いだシルク・スペクターⅡ(マリン・アッカーマン)。初代のヒーローそのままの人たちが居る中で、引き継いだ者達の物語もありそうだ。特にロールシャッハが好きだったな。
一番共感を感じたのは、自分にはDr.マンハッタンだった。彼の気持ちに寄り添える人には、この物語は、原作なしにも十分面白く感じることが出来ると思う。

ウォッチメン@映画生活

 

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コメント(31件)

  1. ウォッチメン

     『知ってはならない、真実がある─。』
     コチラの「ウォッチメン」は、歴史の闇に潜む秘密を暴く3/28公開の衝撃のリアル・ミステリー超大作なのですが、試写会で観て来ちゃいましたぁ〜♪「Vフォー・ヴェンデッタ」の原作者アラン・ムーアの原作をデイヴ・ギボンズが作…

  2. >人間が本当に救われるべき存在であるのかどうなのか
    SF物でも良く取り上げられるテーマですが、この作品は登場人物が多く、それぞれが自分なりの正義や自分なりの人間の未来像が有って、“正しい答え”を1つだけ示す終り方じゃないところが好きです。
    自分の・国の・人間の・地球の・宇宙のと、どこに視点を置くのかによってもまるっきり見方考え方が変わってくるのも分かりやすく、長い割に集中して楽しめました!
    どうしてもアメリカ中心の世界観で描かれてしまうのは、仕方ないとして・・・(苦笑)

  3. おぉー!観ましたね〜。日本では本当、、、どうなんでしょう?アメリカでさえでも、超メジャーなアメコミじゃないし、内容が内容だけに楽しめる映画ともちょっと違うし、興行成績は良くは無かったと思います。日本ではますます?オタクが喜ぶ、、、とも違うし。
    でも原作ファンを気にして作ったらしいですね。最後はかなり変えた部分があるみたいですが。私は最後の30ページ読まずに映画を観たのでそれに不満を感じることはありませんでしたが。
    私もロールシャッハが好きでした。ってか、ジャッキー・へイリーが素晴らしかった、、、。個人的にDrマンハッタンの彼も好きですが、あれも中々なキャラでしたね。

  4. Watchmen (2009)

    監督:ザック・スナイダー
    演出:マリン・アッカーマン、ビリー・クラダップ、マシュー・グード、カーラ・グギーノ、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジェフリー・ディーン・モーガン、パトリック・ウィルソン、スティーヴン・マクハティ、マット・フルーワー、ローラ・メネ….

  5. 哀生龍さんへ
    こんにちは〜♪コメントありがとうございました!
    >“正しい答え”を1つだけ示す終り方じゃないところが好きです。
    おっしゃる通りですね!!そうなんですよね、私もあの終わり方、とても心に残ったし、観客に考える余地を与えるところがぐむーって、唸ってしまいました。
    >どこに視点を置くのかによってもまるっきり見方考え方が変わってくるのも分かりやすく
    そこなんですよね。この物語、様々な見方をちゃんと表現しているところがまた凄くて。
    映像化できるかどうかが不可能というより、むしろこの辺りを表現化できるかどうか、それが何倍も難しかっただろうと思います。
    >どうしてもアメリカ中心の世界観で描かれてしまうのは、仕方ないとして・・・(苦笑)
    “ケネディ暗殺が不成功に終わっていたら”“ベトナム戦争に勝っていたら”アメリカのターニングポイントとも言えるような歴史的事件の“架空のストーリー”をイギリス人が描いたところが面白かったのかも!

  6. アヤさんへ
    こんにちは〜♪コメントありがとうございました。
    >アメリカでさえでも、超メジャーなアメコミじゃないし、内容が内容だけに楽しめる映画ともちょっと違うし、興行成績は良くは無かったと思います。日本ではますます?オタクが喜ぶ、、、とも違うし
    まさに!!本当にそうですよね。私は面白く見れたんですが、原作が読みたくなるほどの秀作だと思いました!
    でも、描かれている内容的に、これが好きな人とダメな人で分かれてしまいそうなんですよね。
    『V フォー・ベンデッタ』の原作の人だったなんて、私知らなかったんですよ。
    いやー、実は『V フォー・ベンデッタ』なんて、私もっともっと大好きで!その年のベスト10にも入れたんですよ。
    これ、原作と内容が少し変わっているんですね!いいなあ、アヤさんは気楽に手に入って・・これ、日本で買うとかなり高いらしいです。もー、アメコミって日本でなかなか手に入りずらいんですよ。
    アヤさんもジャッキー・アール・ヘイリーが良かったですか?あの声だけであれだけの存在かを感じさせるなんて難しい役柄だろうに、素晴らしかったと思います。
    Drマンハッタンのあの厭世観こそ、分かりずらいと感じさせるポイントでしたよね。

  7. >オジマンティウス
    オジマンディアスではなかったっけ?

  8. 映画「ウォッチメン」

    原題:WATCHMEN
    最初に企画されてから何度も挫折し実現に23年を要したというだけあって、観るほうにとっても難しい映画、アメコミファンならけっこう大歓迎かもしれない??
    世界観はとてつもなく大きく、舞台は月や火星までと広い、のに、やたらとスマイル・バッジ…

  9. 映画『ウォッチメン』(お薦め度★★)

    監督、ザック=スナイダー。脚本、デヴィッド=ヘイター、アレックス=ウェー。原作、

  10. こんにちは。
    この作品、もう大好きすぎて、2回も観てしまいました。原作も1回目の鑑賞後すぐに入手して読みましたけど、その情報量の多さと設定の緻密さには驚きました。ええ、私としては今年度(今のところ)ナンバーワンです。
    この作品、観るたびに印象が変わるんではないかと思っています。1回目を観たときには、
    「世界をまるごと茶化したような世界観と、アメリカはベトナム戦争に負けたことでオトナになった、手に入らないものがあると知ったことを、反実仮想的に描いている..」
    と感じ、2回目には、
    「9.11以降の映画に多く見られる、正義の多様性を描いた作品で、様々な形の正義を見せることによって、それを寓話的に物語っている」
    と感じ、(ブログには未記述ですが)さらに昨今、暴走しまくっている検察の姿を見て、
    「まさにWho will watch the watchmen?、誰が見張りを見張るのか?」
    だなぁ、などと思ったりもして…もう映画と同じでシビレながら頭の中は混沌としている、そんな感じです。
    3回目に行くかどうかは迷っていますが(さすがに他に観たい映画が目白押しなのでw)、3時間の完全版Blu-rayは確実に買うことになるかと思っています。(^^;

  11. ウォッチメン(2回目)

     先日観賞して衝撃を受けたウォッチメン、2度目の観賞をしてきました。ええ、今回も十分に素晴らしい映像を堪能させていただきました。しかし、TOHOシネマズ六本木シアター7は、6…

  12. サイドバーのところにロールシャッハがいますね・・・
    友達26人・・・ こいつ、友達はナイトオウルだけだと思ってたのに、俺より多いじゃねえか!!
    えー 原作を読んだ身としては、多少省かれている部分があること、ちょっとソフトになってる点を除けば、まさに原作そのまんまだと思いました
    実は原作を十年前に読んだ時には「意地悪な話だなー」なんて思ったものでした(笑)。が、今は作者の抱えていた哀しみが、少しはわかってきたような
    人間を愛してる。人間が大嫌い。人類を救いたい。人類なんか滅んじゃえ。正義のためには妥協しちゃいけない。正義のためには妥協しなきゃいけない
    たぶん全部マジなんだろうなと
    Dr.マンハッタンのことも、少しは理解できるようになったかな? ただいつでもどこでもあのスタイルな点については未だに理解できません。季節的にもまだ早いしね。ヘクショイ!

  13. 超人観察日記 ザック・スナイダー 『ウォッチメン』(劇場版)

    本日はとうとう二十年越しの「映画化」を実現させた『ウォッチメン』について語るであ

  14. typo? = BLUEPIXYさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
    ああ、すいません。確かに“オジマンティウス”と書いてしまいました。自分の映画用ノートにはちゃんと書いてありましたよ・・ウロ覚えなままに書くもんじゃありませんね。失礼いたしました。
    ところで、先日は某所にて、大変お世話になりました。結局、ブログ引越しは断念してしまいました。せっかく表示の仕方をBLUEPIXYさんの通りにして、直すことができたのに、ブログの引越しを結局諦めることになり、努力が無駄になってしまってすいませんでした。こちらから伺わせていただこうと思っていたのですが、こちらにちょうどコメントをいただいたので、こちらにて失礼いたしますね。
    あっちのブログですと、過去記事を大多数書き直さなければURLがおかしくなるため、やることが山積みになってしまう。他にもあちらのブログサービスですと、TBの反映やコメントの表示の仕方がちょっと気に入らず、今回はテストオンリーで諦めてしまったのでした。
    せめて、引越ししないなら、気分だけでも変えようと、テンプレの変更でもしようかなあ、と考えたりしています。
    何かと工事に伴って、やることがたくさん出て来てしまうんですよね。どうにも腰が重い私ではあります・・・。

  15. マサルさんへ
    こんばんは〜♪ちょっとお久しぶりです!コメントありがとうございました。
    そうですね、本当に情報量の多い緻密な作品でしたね!これだけの内容を、よくあれだけ詳細に描ことが出来たものだと。かつ、ビジュアル感にも満足できるように、大胆にも描き切っているなんて。本当に舌を巻いてしまいますね。
    マサルさんが熱狂されるのも良く分かるなあと思います。
    一度目鑑賞、原作コミック読破、二度目鑑賞、と随分ドップリとこの世界に浸かったのですねえ!
    いやあ、頭が下がります。その際に受けた印象の違い、それを教えてくださってとてもありがたいです。
    >アメリカはベトナム戦争に負けたことでオトナになった、手に入らないものがあると知ったことを、反実仮想的に描いている
    まず、血のついたスマイルバッチですからね!上記、マサルさんがおっしゃられたことを、そのスマイルバッチ一つで表現していたのですよね!ここからして思わず「ヘエ〜!ホウ〜!」と唸ってしまいましたね♪
    >9.11以降の映画に多く見られる、正義の多様性を描いた作品で、様々な形の正義を見せる
    たった一つの正義で、突き進んでいくことの恐ろしさも同時に感じますね。
    この作品で、他の知らない方と飲みながら交流を持たれたとてもマサルさんが羨ましく、読んでいて若干悔しくなりさえしましたよ!(笑)
    私もこの作品について語る機会があったのですが、どうもそこまで深い話が出来なかったんですよね。大人数になると、どうも話が散漫になってしまうんですね〜。

  16. SGA屋ゴイッチメンさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
    >サイドバーのところにロールシャッハがいますね・・
    はい、うちの子、かわいいでしょう?あのクマくんは、はちみつが好きなので、自分がみつばちになることに憧れている、という設定なんです。
    彼の成長を見守ってくださ〜い♪
    ちなみに、アッシュ・リンクスがロールシャッハテストを受けた時の回答、覚えています?
    「これ、何に見える?」と聞かれたアッシュは、
    「アンタの奥さん?」と答えるんですよね。ドクターに向かって。
    原作と比べると、ビジュアルには満足できるらしいですね!
    意地悪、という一言で表現してしまうのはちょっとどうかな?と思ったりもする私です。
    >たぶん全部マジなんだろうなと
    複数の人の揺れ動く感情が描かれてましたよね。本当にリアルでした。
    >季節的にもまだ早いしね。ヘクショイ!
    いやいや、自信があったら是非、今年の10月のハロウィンの仮装で・・イヤイヤ!SGAさんのは見たくなーいっ。

  17. こんちは♪
    『ヲチメン』実写映画化と聞いて原作ファンの誰しもが思うであろう疑問
    「DR.マンハッタンはどうすんの!?」に
    「そんなんまんま直球ですよ(ニヤリ)」で応えるザッ君…あんた漢やで〜
    もうね、そのマッパの青いひとにク・ギ・ヅ・ケ☆
    今カノの「私と仕事どっちが大事なの!キ〜!」に
    (どっちも大事感かもすために分身までしたったのに…これだからひとメスってやつは…チッ)
    元カノの「あんなに尽くしたのに…若い子と浮気するは、あげくにこの仕打ち!わなわな」に
    (しょぼーんかなんわ〜、女房と畳は新しい方がええ言うてな…まぁええわ火星で俺の城でも作ろーっと)
    て、どこが人間的感情が序々に欠落やねん!
    めっさ人間くさいわー!(笑)
    梟と白黒仮面の元ぺドコンビの奇妙な友情にも爆笑
    それ共通の趣味仲間だからダヨ!(笑)
    大傑作!とって付けじゃないですヨ(笑)

  18. 「ウォッチメン」 風刺・比喩・象徴に富んだ異色ヒーローストーリー

    しかし、よくぞこんなにカルトなファンが喜びそうな濃い作品を堂々と作ったなあ。 自

  19. みさま
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
    おー!みさまもこちらをチョイスされましたか!本当、ザックンの漢っぷりは気持ちのイイものがありますね!まんまかーいと。
    マッパの青い人のあの部分には、男の方がクギづけになるんでしょうか?むむっ、やっぱサイズが気になるんだろうな!ご自身のと比べたくなるんでしょうね!?(で、どうでした?)
    私も、この映画の話をしようと思ったところ、人前ではビキニだの、家ではブラブラだの、火星ではブラブラだのと、かなりメンズはそのプライベートっぷりにチェックを入れていた模様!
    前回は、筋肉ムキムキ全開!でしたけど、今回はあの部分が全開〜!でした。ぐははは!
    おっしゃる通り、元カノと今カノに対する、本音が見え隠れする様は、人間らしいといえますネエ〜!意外にも紳士っぽさを出さないんだな〜、なんてチラと思ったところを、ちゃんとすくい上げるみさまはサスガだなー!
    せっかくの分身術をあっという間に見破られるところや、「あんなに尽くしたのに若い子に」発言の時に見せたDr.摩天楼には、女である私すらちょっぴし同情しちゃいました!
    男と女の溝を上手に表現してましたよね、アメリカ人女性を上手に扱うのって、男は苦労しそうだなー。(と、人種のせいにしがちな私)
    >梟と白黒仮面の元ぺドコンビの奇妙な友情
    『ハードキャンディ』のパトリック・ウィルソンと、『リトル・チルドレン』のジャッキー・アール・ヘイリーという二人ですからねー!
    そう言えば最近、みさまのT2P萌え、って言葉を聞いてないようなー!!

  20. ども、再び♪
    >やっぱサイズが気になるんだろうな!
    >ご自身のと比べたくなるんでしょうね!?
    う〜ん…
    あんなに吉宗評判記暴れん坊将軍ではありません
    せいぜいご町内のあばれはっちゃくサイズです(笑)
    あの青いひと、素粒子化した体を再構成する際にアソコの構成要素をタマとお尻あたりからちょっとずつ水増ししてるに違いないっすヨ!
    おにゃのこの寄せてあげるブラみたいに(笑)
    そうそう、インパクトの強さに引きずられてずっとマッパの気がしてたんですが、確かに公衆の面前ではブーメランパンツやコメディアンの葬儀では喪服を着こなしてましたわ!TPOにあわせて!
    あら?意外とジェントル!?と思いきや女性の扱いは、からっきしなトコがツボでしたわ〜
    ベトナム戦争ひとりで終結させたくせに(笑)
    >T2P萌え
    『リリはち』のとこで熱く語ろうとしましたが自粛しました(笑)

  21. みさま
    >せいぜいご町内のあばれはっちゃくサイズです(笑)
    ぎゃははー!!でも“暴れ”部分が一緒なとこにウケました〜
    >素粒子化した体を再構成する際にアソコの構成要素をタマとお尻あたりからちょっとずつ水増し
    あはは、脂肪吸引みたい!www
    え、「寄せて上げるブラ」?!う゛!人のこと言えなかったんだワ、私
    寄せて上げた上にパット入れる私・・みさまの「暴れはっちゃく」発言に思わず、こっちも負けじと暴露大会〜!
    「ドコサワッテンダヨ、ソコぱっとダヨ」
    言えない言えない、そんなこと・・・
    >確かに公衆の面前ではブーメランパンツや・・
    そそ、ナニゲにTPOに合わせてたんですよね★いや、そんなことドーでも良いか。。
    >T2P萌え
    ハハ、『リリはち』だとみさま的に、ツッコミ所が見つからないかも♪
    普通にいい映画だったんですけど、みさま的な「これゾ!」っていう+はなかったですよね!今度、いつか何かの機会に、「私が見たらハマりそうだったのに、私が気付かずにスルーした1本」ていうのを、教えて欲しいなっと

  22. とらねこさん、こんにちは。
    随分前にコメントをもらっていましたが、見に行かれたんですね!
    PCがいまだに死んでいるので、ちょっとロムってばっかりな状態ですが…。
    これ、楽しまれたようでよかったです。
    私は旦那に強請られて(笑)原作を読んでいたので、逆に原作がこんな風に映像になるのかとそれだけで、ちょっと興奮してしまいました。
    原作も最初はちょっと胡散くさげに読み出したのですが、面白くて奥が深いのでお勧めです。
    エンディングが映画とは違いますが、ある意味映画は、映画のエンディングでよかったかなと思いました。
    機会があればぜひ原作も!

  23. あすかさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
    ええ、あすかさんがPC壊れた、っておっしゃっていたので、大丈夫かなあ、なんて思ってたんですよ。気を使ってくださってありがとうございます!
    無理しなくて良かったのに。もう大丈夫なんでしょうか?
    そうですね、原作が思わず読みたくなってしまうぐらい、すごく良く出来た作品だったと思います。
    あすかさんのダンナさんは、これ読め!嫁なら読め!と、ダジャレ交じりに言ったんでしょうか(うなことないか)。
    いや、でもきっと本当に好きなんでしょうね!
    確か、アイアンマンも旦那さんに連れられて行ってましたよね、あすかさん(笑)

  24. 『ウォッチメン』

    気にはなっていた作品なんだけれど、ちょうど東急レクリエーションの株主優待券が4月までのものが1枚残っていたので、新宿ミラノで先日観てきました。
    ********************
    80年代後半に発表されたアメリカの人気グラフィック・ノベルを驚異のビジュアルで実写映画化…

  25. ウォッチメン

    知ってはならない、真実がある──。
    発売予定日は2009年9月11日

  26. No.191 ウォッチメン

    この映画って、過去に見た映画に似ている・・・
    観賞後にあの映画を思い出した。
    同じくアメコミ映画だけど、全米でタイタニックに次ぐ
    歴代興業収入2位となったあの映画。

  27. mini review 09387「ウォッチメン」★★★★★★★★★☆

    『300 <スリーハンドレッド>』を手掛けたザック・スナイダーが、映像化不可能といわれていた同名グラフィック・ノベルを映画化したミステリー超大作。数々の歴史的事件にかかわってきたヒーローが次々と殺されていく裏で、世界を揺るがす壮大な陰謀劇が展開する。出演は『…

  28. 映画:「ウォッチメン」 妙に人間くさいヒーローたち

    観に行った理由は簡単。
    先日アップした、遂にDVD化される「スローターハウス5」(2009-04-11)の中のあるワードがこの中に埋め込まれていると知って、急に観たくなったのだ。(ああ単純)
    アメリカの70年代後半〜80年代。
    あの時代に書かれた、世間から隠されたスーパ…

  29. 『ウォッチメン』(2009/ザック・スナイダー)

    『ウォッチメン』サントラ、超豪華な顔ぶれ!というエントリーを以前にUPしましたが、やはり音楽が抜群に素晴らしかった!
    というわけで??.

  30. ウォッチメン-(映画:2009年鑑賞)-

    監督:ザック・スナイダー
    出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン、ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン、マシュー・グード
    評価:79点
    アメコミが映画化されたもの。
    162分と結構長いが、独特の世界観が見ている人の感覚にマッチす…

  31. ウォッチメン

    スーパーヒーローたちの自警行為を禁止するキーン条例が制定された1980年代。スーパーヒーローの代名詞であったウォッチメンのメンバーは一般人として平穏な暮らしを過ごしていた。
    だが、ある夜。ウォッチメンメンバーの一人であるコメディアンが何者かに殺害された。…




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