CDお買い物3連発。
もー我慢できない!
やっぱ暴れたくなる曲が、一番最高だってことです!
Prodigy 『Invaders Must Die』
もー何でしょう!?このカッコ良さ。
前作『Always Outnumbered, Never Outgunned』(’04年)以来、通算5枚目となる最新作。
なんでも、この間の2月5日にシークレット1ナイトライブが渋谷AXで行われたらしい。即完売されたらしいので、見れた人は本当ラッキーだったと思うな。
特に私的にオススメは、上のYouTubeに貼った『Omen』。
限りなく扇動的なレイブ特有(※1)のオープニングから始まって、荒々しく始まるパンクっぽいドラム音。
「Now, Wrintings on the Wall」と始まった一言で、もう頭をグァーンとやられてしまう。そこに降り立ったキース、マクシム、リアムの存在感は、一体どれだけのものだろう。もう我先にと、その渦の中に飛び込んで行かざるを得ないような、ケツを引っ叩かれたような気持ちになる曲。まさにパンツ・オン・ファイアーたぁこの事だ。このOwesomeっぷりを堪能せよ!
Prodigyの『the Fat of the Land』(3rd Album、’97年)は、ハウス、ロック、パンク、テクノ、デジタルハードコア、R&B、オルタナ、様々な要素が含まれ、それもごった煮というよりはそれぞれの攻撃性を美味しく調理し、だがシンプル性を感じさせるものだった。研ぎ澄まされ、余計なものは削ぎ落とされた感覚がそこにあり、まさにProdigyの名を’90年代の最高のバンドの一つと言わせるに至った傑作だった。
「『チャーリーズ・エンジェル』が好きな理由は」、と聞かれたら、「だってProdigyがカッコ良く使われているんだモン」なんて言ってしまいそうなほど、アクションシーンはProdigy,Prodigyの大判振る舞い。1だけかと思いきや、『〜フルスロットル』の方でも出て来たから驚いたね。
正直自分は、これ以上の作品はもう出ないだろう、と自分は思ってたが、それは間違いだった。この新作のカッコ良さと来たら・・・まだまだ彼らは昇り龍。
Prodigy、座巻!!・・・つー1作ですね。
またロックシーンの中で暴れ回る快作になること、間違いナシ!
※1・・・レイブは音楽そのものを表す用語ではなくて、本来は音楽イベント、ムーブメントを指し示すもの。ここでは、レイブの時の音楽のアタマにつけられ、流される特有の音響効果のことについて述べています。
ついでに、この日に買ったもう二つのCDもUPしちゃおう。
こちら、The Ting Tingsの『We Started Nothing』。
最近忘れられなくなって、ずーっと歌ってた一曲目の『Great DJ』。
『スラムドッグ$ミリオネア』の予告冒頭に使われていて、だけどサントラに入っていない曲。だから、自分としては買うならこっち、って感じ。
「あーっ・あ・あーあー、あ・あ・あ・あ〜あ〜」、「いーっい・いーいー、い・い・い・い〜」と、アホみたいに繰り返し繰り返し歌ってた。
ロックなんだけど、ポップでキッチュで、キュート。だけどノンノン、ありがちなロックじゃ〜ない。オリジナリティが確立されてる際立ったサウンドを感じさせる辺り、実はすごい今後化けそうな期待大なのだ。
最後にもう一つ、
Alicia Keys 『AS I AM』
「これぞ私だ」、ってイメージでしょうか、「私たるゆえん」なんちゃって、んーこれまた自信満々で素敵なタイトルだね。
もちろんこれを買った理由は、『007/慰めの報酬』のオープニング主題歌(『Another Way to Die』)があんまりカッコ良くて・・。こちらアリシア・キーズとジャックホワイトの一曲。サントラに入っていなかったのでこちらを購入。
しかも、アリシア・キーズの同アルバムは、この曲が入っていないものもあったので、入っているほうの限定版を購入。Special Editionの方ね。
しばらく音楽から遠ざかってしまっていた私に、「目を醒ませ!」とばかりに響いてきた一曲だった。
力強い楽曲、何より斬新な編集が耳を引く、と思ったら、この曲のプロデュースもミキシングもジャック・ホワイトが手がけていたのだ。
他のアリシア・キーズのR&B,Soul的なほかの曲とはちょっとテイストが違っている。
映画ファンにはジャック・ホワイトは、「レニー・ゼルウィガーと付き合ってた人」、と言う方が、ホワイト・ストライプの人、と言うよりいいかな?
『コールドマウンテン』の時にすごく歌が上手い流れのミュージシャンが居たじゃない?ジャック・ホワイトってあの人ね。
2009/02/23 | 音楽
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コメント(6件)
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おひさしブリブリでーす
Prodigyですか
ぼくは1st?(ジャケットが蟹のやつ)は好きで当時良く聴いてました。
プロペラヘッズとか・・・なつかしいなぁ
ProdigyのVo.の人は今もホラーメイクな顔して歌っているの?
The Ting Tings
UK(実際はどこか知らないけど)っぽい音&実験的な感じが面白いッスよねー。
職場ではJ-WAVEが流れてて出たての頃はヘビーチューンでかかってました
もち「あーっ・あ・あーあー、あ・あ・あ・あ〜あ〜」、「いーっい・いーいー、い・い・い・い〜」って歌ってましたよ(笑)
Alicia Keysは映画「スモーキン・エース」でカッコ良く撮れてましたね
アルバムとか聴いたことがないッス。
007のオープニング主題歌は確かにカッコいいっす!
>>『コールドマウンテン』の時にすごく歌が上手い流れのミュージシャンが居たじゃない?ジャック・ホワイトってあの人ね。
知らなかった・・・そーだったんだ
サイ5150さんへ★
おはようございます〜♪本当、ちょっとお久しブリブリですねw
お元気ですかー?音楽の記事書いても、あんまり読んでくれる人はいないんじゃないかな、なんて想像してたので、ここへのコメントすっごく嬉しいです〜!ありがとうございます。
しかも、Prodigyを聴いてた事もあるなんて♪
蟹のアルバムは3rdですよー。それが『Fat of the Land』ですね!
私もこれ、何百回も聞きましたよ〜!すごい好きだったな。
今回のアルバムは、めっちゃカッコいいです★良かったら是非♪
>ProdigyのVoの人は今もホラーメイクして歌ってるの?
キースのことかな、逆モヒカンのww
今は逆モヒカンはやめたみたいですけど、メイクは相変わらず、白塗り&目はパンダですね。私ねキースに会ったことあるんですよ。
それとも隈取してたハンサム・ブラックガイのマクシムのことかな?彼は今はメイクしてないですね。
チンチンズならぬティンティンズ、もーハマりました!やっぱ歌っちゃいますよね、あーっあ・あーあー、あ・あ・あ・あ〜♪
私バンドにハマったのって、Hellacopters以来です!
アルバムもすごいカッコイイですよ!彼ら、マンチェスター出身ですね。
結成後即デビューという、鳴り物入りの大型新人バンドだったんですね、最初から。
7回目のライブがグラストンベリー・フェスティバルですって!凄すぎる〜。
>アリシア・キーズ
そうですね!『スモーキン・エース』カッコ良かったですよね!『私がクマにキレた理由』にも出てたんですよ★
ちょっと前のニュースで、女優も今後もっとやる、って言ってたの読んだ記憶がありますね。
>ジャック・ホワイト
思い出しましたか★そーですね^^この人、『ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』にも出てたんですよ♪
とらねこさ〜ん、こんばんは!ちょっとごぶさたしておりました。音楽、年々歳々どんどん静か〜な曲が好きになっていきますが(笑)、でもときどき、確かに刺激が欲しくなる!!
The Prodigy、メンバーはちょっと怖いけど(笑)、”Breathe”と”No Good”はときどき無性に聴きたくになります。The Ting Tingsの『We Started Nothing』。これ、ビールか何かのBGMで流れませんでしたっけ?そのとき、すごく気になってたんで、教えていただいてスッキリ。早速、フルで聴いてみます。情報どうもありがとうございま〜す(^^)/
JoJoさんへ★
おはようございます〜♪コメントありがとうございました!
わあ、JoJoさんが音楽の話題に乗ってくれるなんて、すっごく嬉しいです!
カラオケバトンでお話してくれたことがあったのも覚えていますよ〜!
しかもProdigyをご存知だったんですねー、きゃー嬉P〜!
そーですね、私もBreatheすごく好きです!
3rdはアルバム全体本当に好きだったりします。『Smack my Bitch up』が特に好き!
JoJoさんは静かな曲が年々好きになってるんですか〜。
私の音楽の好みは映画のテイストで言えば、タラちゃん、三池さん、それにホラー&スラッシャー映画全般、と言ったところなんですよ〜。
最近はほとんど音楽を聞かなくなりましたが、聞く時はもっぱらロブ・ゾンビとホワイト・ゾンビばっかりだったりして。
でもまた音楽聞きたいな!と思わせてくれた、『慰めの報酬』主題歌に本当感謝です!
そうなんです、ティンティンズ、ビールのCMに使われていたらしいんですよね。
TV見ないので知らなかったです〜。
アルバムもすごくいい感じですよ♪
こんばんは♪ お久しぶりです
いやー、良いですよね『Omen』!
>パンツ・オン・ファイアー
ウハハ!言い得て妙ですな(笑)
アゲ曲にぴったりのフレーズだわさー
>『チャーリーズ・エンジェル』が好きな理由は
尻・尻・カンフー・尻・そしてぷろでぢ、ですかね(笑)
ぷろでぢの楽曲、確かに暴れたくなるんだけど、そこはかとなくインテリジェンスを感じるのはリアムのセンスなんですかねー、そこにグッときますわん
や、バカ丸出しなのも好きなんですけどね(笑)
最近、やや静かめなのや色モノ系wをよく聴いてたんですが…
『Invaders Must Die』はガツっときましたねー
>やっぱ暴れたくなる曲が、一番最高だってことです!
完全同意でございます(笑)
みさま
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
そうですね、ちょっとお久しぶりです!
みさまもProdigyの話をしてくれるなんて、嬉しいです!
そうなんです、今回のアルバムも超〜カッコ良かったんで、もう大満足でした!
そうそう、リアムは知的な印象ですよね。よっ、ブレイン担当!
そうなんですよね、音楽って、聴いて楽しむタイプのものと、体を動かしてみてその真価が伝わるタイプの音楽って絶対ありますよね〜!
チャリエン、すごく楽しかったですよね
エッ、尻?あ、確かにムチーっとした服着てるかもですね
んー。自分はそこにそんなに注目はしていなかったのですが(アセアセ)
今回、Prodigy限定だった、ということは、他の二つはそんなにお好きではないのかしらん・・?
私が想像するだに、みさまの趣味的には、チンチンズ・・ならぬティンティンズなんて、すごく気に入ってもらえそうなんですよね
楽曲の良さと、ちょっと変わったPOPさ加減なんて絶対イイと思います!