レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで ▲22
思ったよりずっと良かった。
結婚したことのある全ての人にオススメ。
ストーリー・・・
1950年代のアメリカ、コネチカット州。フランク(レオナルド・ディカプリオ)とエイプリル(ケイト・ウィスレット)のウィーラー夫妻は、閑静な住宅街に暮らし、子供にも恵まれた理想のカップル。しかし、甘い新婚時代の暮らしも次第に色あせていく。演劇志向のエイプリルは地元の劇団の舞台に立つが、芝居の出来が悪く夫婦で口論に。一方フランクは、しがないセールスマンの仕事にやるせない不満を感じていた。そんな時エイプリルが提案する。「みんなで、パリで暮らしましょう」と・・・。
’08年、アメリカ、イギリス。サム・メンデス監督
まず、『タイタニック』の二人の結婚後の話で、監督が『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデスとくれば、(『ロード・トゥ・パーディション』と『ジャーヘッド』はさておき)大体内容の見当もつきそうなもの。
何となく気乗りしないまま、時間が空いたのでフラっと見に行ったのだけれど、これが思ったよりずっと良く出来ていて、思わず唸ってしまったのでした。
あらゆる場面に発見があって、興味深く、思わず時間も短く感じてしまったほど。
そもそも、愛があって結ばれて、結婚までして、それは一つの夢が叶った、と言っていいようなものだと思うのだけれど、
現実生活においては、「めでたし、めでたし」で終わる話では決してなくて、これからも続く長い長い道のり。
それこそ、よく聞く言葉に「男は夢を見、女は現実を見る」なんて言うのがあるけれど、もしそうでなかった場合、それはこんな風に悲惨な末路を迎えてしまうのかも・・・。
フランク(レオナルド・ディカプリオ)とエイプリル(ケイト・ウィンスレット)はきっと、人も羨む、理想のカップルだったと思うのね、回りの人から見て。美しく、才能に溢れた、憧れの的になるような二人。
彼ら自身、自分たちをどこか特別だ、と思っていたように、現実のために擦り切れたりしない“何か”を体現していた二人。
結婚して、マイホームを築いて、そして“普通”になって・・・自分を殺し、理想の家庭の父親像を演じようとするフランクに、
「誰がそうしろと言ったの?そういうルールは、誰が決めたの?」と言うエイプリル。女優になりたいという夢を諦めざるを得なかったエイプリルが、「自分の環境を変えたいから」という理由で、かつての二人を取り戻したいと、パリに移住しようという計画を立てた・・・。それはそんなに無謀なことだったのだろうか?
私は、エイプリルの気持ちがすごく良く分かるような気がしてしまって、とても彼女を責める気になれない。
確かに、「フランクはしばらく働かずに自分のやりたいことを見つめ、その間家計を助けるためにエイプリルが働く」、それは絵に描いた餅みたいに、計画倒れに終わりそうな、危なっかしいものだったかもしれないけれど、
でも、人生、何があるか分からないじゃない?
少なくても、レボリューショナリー・ロードという一見理想の田舎町に住んでいると、Stuck in the middle of 泥沼って気持ちにしかなれないなら(“泥沼にハマりこんだ”)、後にも先にも環境を変えてみるには、最後のチャンスのように思えたエイプリル・・・のようだ。「今まで無駄に過ごした7年を取り戻すチャンス」だと。
この話は決して、「幸せの青い鳥を探す」という話ではなかったと思う。
物語中でも「ここで見つからないものが、パリで見つかるもんかね」なんて言われていたけれど、少なくても、「今の生き方はどこか間違っている、このままでは自分はだんだん細胞レベルで死んでしまいそうだ」、というその時に、環境を変えるというのは、時に本当に大切なものだと私は思う。
「本当、単純だなあ」、なんて一笑に付されてしまいそうだけれど、彼女にとって、それがどれだけ大切だったのか、いかに死活問題だったのか、というのはその後のシーンで伝わってくる。
それは、フランクと口論になり、パリを諦めざるを得なくなってしまった時で、彼女にとって、それを諦めるのは、生きる目的も、生きる意味をも失ってしまうことだった・・・これが、口論の終わりのその表情でそれが伝わってくる。このケイト・ウィンスレットの表情がすごい!
きっと、“普通の常識”から見れば、確かに彼女の言う通りにするのは“風変わりすぎる”と見えたのかもしれない。で、そんなことを押し通そうとすれば世間には「変わり者」のレッテルを貼られてしまう。
あるいは、心を病んでいる人、と。大家のギブンス夫人(キャシー・ベイツ)の息子のジョン(マイケル・シャノン)のように。
(ちなみに、一番彼らの気持ちを分かるのも、このジョンで、この映画の中で一番正しい見方をするのも彼だった。なんて皮肉。夫婦の間の事を口を出して言ってしまうのは、確かに度が過ぎることだったとは言え。)
しかし、彼女のために本気で虚しい努力をし、家族のためにと必死になろうとするフランクが決して悪いわけではない。
むしろ、夢を捨てて生きることが出来なかった彼女のために悲劇は起こったと言えなくもなく、だからと言って、生きるからには人として望みを低く持たなければいけない・・・なんてことはもちろんない訳で。・・・ああ、終わりがない。
すごいのはラストシーン。
ギブンス夫人の絶え間ないお喋り(例のレボシューショナリー・ロードに住む“特別な”夫婦の話)を聞かされていた夫(リチャード・イーストン)だが、話の途中で、音声が全くの無音(ミュート)に切り替わる。
以降、彼の耳には届かない。
これがもしかしたら、長年“夫婦”と続ける人達の真実の姿だと、言わんばかりに。
ギブンス氏の表情は全くの無表情に変わり、5秒後ぐらいのタメの後、終幕。
もしかしてここが一番物語の言いたいことだったのではないかなんて、思ってしまいそうな終わり方だった。
いやー、面白かった。素晴らしい。
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コメント(35件)
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成るほど。
観るのを躊躇っていましたが、とらねこさんの話で、観てみる気になりました。DVDになるかも抱けど。サム・メンデスだもんね。
レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで
『それは──誰もが逃れられない<運命の愛> あなたの最愛のひとは あなたを愛していますか──。』
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サム・メンデスの作品は“それはさておき”の「ジャーヘッド」しか見たことがなく、あらすじにも主役のお2人にも全く興味が湧かず、“見なくてもいいや”と勝手に決め込んでいました。
でも、とらねこさんの感想を読んで、ちょいと心が揺らぎました。
>かつての二人を取り戻したいと、パリに移住しようという計画を立てた・・・
>環境を変えるというのは、時に本当に大切なものだ
少しだけ似た状況が、数ヶ月前に我が家にも!
今なら、この2人の気持ちが理解できそうな気がします。
>長年“夫婦”と続ける人達の真実の姿
このお2人の事もまた、理解できそう。
そんな結婚生活XX年の哀生龍です(笑)
DVD化を待つ間に、原作本を読んでみようかなぁ・・・
Revolutionary Road (2008)
邦題:レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
監督:サム・メンデス
出演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、マイケル・シャノン、キャスリン・ハーン、デヴィッド・ハーバー、キャシー・ベイツ、ライアン・シンプキンス、タイ・シンプキンス、…
こんばんは〜
うんうんうんって思いながら読みました。エイプリルと共感できなーい!って片付けちゃってはいけないし、フランク最悪だけど可愛そう〜っても単純に思えない。どちらにも共感でき、どちらも許せずっていうバランスが凄く良くとらえられてるんですよね。監督もどっちつかずなのかしら?
最後のシーン、そうですね、良かったです。さり気ないのに凄く意味深。
どうでもいいけど、最後のシーンのあのビーグル!超可愛く無かったですか?!笑
って、意味深なのにそこ見てたのかー!?って突っ込みを入れないで下さいね☆
ラストシーンは奇しくも『ロード・トゥ・パーディション』の海辺の部屋のあのシーンを思い出してしまいました。
ほんと、この監督さんはああいう映像を撮らせたら天下一品だと思いましたよ。
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
本当の幸せって何なんでしょう?誰もが不満のない生活を望んでいるのに、幸せな生活を送るためには不満も必要かも知れない。結婚経験のない私にはまだまだ実感のないことの多い映画でしたが、見終わった後、年々なくなっていく私の結婚願望がさらになくなってしまいそうにな….
カルメラさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございます!
見る気になった、と言ってもらえるととっても嬉しいです★
そうなんですよ、ずっと面白かったです、思ったより。
サム・メンデス監督の面目躍如だと思いますよー♪
見たら感想を聞かせて下さいね!
哀生龍さんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
わー♪嬉しいです、ちょいと心が揺らいだと言ってもらえただけでも。
おお、そうなんですか、哀生龍さんのご家庭で、似たような出来事が持ち上がりましたか。
どんな内容の出来事か、想像するしか出来ないのですが・・・
生活に起こる変化って、望む望まざるとに関わらず、訪れることもあるんですよね。そんな時、二の足を踏んでためらってしまうのは、すごく分かるのです。
でも意外と無意識には、人間て、変化を望む一面もあるのではないかなんて思う部分も、自分にはありまして。
自分一人の考えであれば、決断を下すのに時間はかからないんですけど・・・長年暮らした相手となると、わかっていたつもりでも少しづつ相手の気持ちとズレが生じることってありますもんね。そんな時、相手の気持ちも汲んであげる必要があるし。お互いに納得する形で物ごとを進めるのに、どちらかが犠牲にならざるを得ない瞬間て、試練の時ですよね。
>長年暮らした夫婦の姿
口論したり、相手を説き伏せようというのではなく、いっそのこと、聞いていながら、耳を閉じて聞く(笑)
こんな夫婦の気持ちが分かってしまいますかw
しかも喋っている方は、相手が聞いていないことを確認せず、喋っている・・・そんなシーンでした^^;
アヤさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
>どちらにも共感でき、どちらも許せずっていうバランスが凄く良くとらえられてるんですよね。
そうですね、どっちかの気持ちが絶対的に正しい、っていう訳では決してないんですよね。
世間一般に信じられている価値観に合わせなければいけない、ということは決してないのに、
自分たちだけが幸せになれればいいのに、気づいた時には世間の尺度に合わせて自分たち自身を見ている・・
次第に窮屈な拘束服をいつしか自分たちに着せていて、それは少しづつのことなのに、取り返しがつかなくなってしまっている・・なんて、よく考えたら私達自身の姿のようで恐ろしいですね。
>監督自身もどっちつかずなのかしら?
いやー、それはないのでは。彼らは、“夢半ばにして諦めた”一般の人達で、監督夫婦はそうではない、という自負があるでしょうからw
でも、そういうことを抜きにしても、いろんな角度から見てリアリティのある一夫婦の姿でしたよね。
サム・メンデス監督とケイト・ウィンスレットは、長続きするかしらー。なんてw
あはは、ビーグル、かわいかったですね
確かに、そんな細かいとこ見ててビックリ!ですw
にゃむばななさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
ああ、『ロード・トゥ・パーディション』のラストシーンは素晴らしかったですよね!
確かにこの監督さんて、ちゃんと計算して演出し、表現も素晴らしい時があるんですよね・・。
少し皮肉な表現が特に上手ですね。
『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』を観たぞ〜!
『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』を観ました1950年代半ばのアメリカの郊外の街で、夢と希望に人生を懸けようとする若い夫婦の葛藤と運命を描く感動作です>>『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』関連原題: REVOLUTIONARYROADジャンル: …
あたしもね、これ好きなんですよ。
会った時に語りましょ(笑)
こんばんは。
この作品、観賞後の「後味」が最悪だったので、思わず低評価にしてしまったのですが、考えてみれば、物語に入り込んでいたからこその後味の悪さだったんですよね。もう、途中はイライラしっぱなしでした。途中、マイケル・シャノンに「おう、もっと言ってやれ!」とか思ってしまいましたましたし。(^^;
とにかく俳優陣の演技の見事さ(それゆえ、私も本気モードでイライラしてしまったw)には脱帽です。
レボリューショナリー ロード/燃え尽きるまで
??
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「レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで」
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ヨゥ。さんへ
こんばんは★コメントありがとうございました。
そうなのです、たくさんこの映画については喋れそう。
たぶん、ここに書いてあることの10倍ぐらいは私、余裕で喋れそうですよw
マサルさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
そうですか、思わず低評価にしてしまったんですね。うん、分かります。
私も、以前は自分の心の中にぐいぐい食い込んでくるような、そんな作品がどうにも苦手でした。
でも、たくさん映画を見る内に、そういう作品が好きになってきたんですよ。
おっしゃるように、その世界に本気になってしまって、入り込むが故にイライラするってありますね。
自分は、映画を見ながら自分がイライラしたら、なぜ自分はイライラを感じるのだろう。このイライラの元になっているのはどこだろう。理解できないとすればどこに自分は理解できず、なぜそれが理解できないと考えるのだろう、って考えるんですよ。
そうすると、その問題点が明らかになってくるんですよね。
私ってきっと、ちょっと変わってるんですね(笑
★「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」
今週の平日休みは話題作2本を「TOHOシネマズ・ららぽーと横浜」で。
その2本目。
いやいや、毎年チョコ代わりのコメント頂いてありがとうございます。
幸薄なひらりん・・・今年のバレンタインは、
1人で「少年メリケンサック」を観に行っちゃいましたよーーー。
もちろんナイトショウで。
ひらりんさんへ
おはようございます〜♪コメントありがとうございました。
ふふふ、そうですね、確かに毎年チョコ代わりのコメントを送ってますー☆
私ってエライでしょwひらりんさんもホワイトデー忘れないでネっ☆
少年メリケンサック、一人で見ちゃいましたかー。
私は、バレンタインは13日の金曜日にやってしまいました。不吉な日にバレンタインデーを済ます私。
で、バレンタイン当日は、一人で見に行く勇気がなくって、思わず映画は見送ってしまいましたとサ。
コチラ、凄い映画だったの一言ですね〜(><)
観る人によって何を感じ、それぞれの行動をどう思ったかも違っていて、皆さんの記事を読むのが楽しいです。
エイプリル、フランクどちらに感情移入するかというと、実は私達夫婦ははフランクのほうで、彼が一般で言われているほど卑怯な男にも思えなかったんですよね。
エイプリルの気持ちも理解できるし、彼女のそれだけの想いがあったからこそあのラストになってしまうのは哀しいけれど仕方がなかったとも思ってしまいました。
この夫婦の不幸は、根本的な所で幸せの価値観がズレてしまいそこを、そこのズレを埋めれなかったことなのでしょうね。
結構、夫婦で色々語りあってしまった映画でした。
これって結婚前に、相手がどういう価値観をもっているのかが分かりいいかもしれませんね!
●レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(REVOLUTIONARY ROAD)
TOHOシネマズフリーパス券で鑑賞した映画第14弾!
冒険の人生を夢みるケイト演じるエイプリルの、平凡で安定した生活に委ねようとするデ??.
バレンタインの夜中だっていうのに、「少年メリケンサック」を一人観してる人・・・結構いましたよ。
ちなみに、ひらりんの二つ隣の席は女の人の1人観だったよーーー。
コブタさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
そうですね、この感想って、その人の恋愛観とか、価値観を如実に浮き出してしまう。そこが興味深いですね。
>どちらに感情移入するかというと、実は私達夫婦ははフランクのほうで
“私たち夫婦は”と、二人一致しているところが素晴らしいですね☆
うん、同じ価値観を共有するから、いつも仲良しで居られるんだナーって思います。
>彼が一般で言われているほど卑怯な男にも思えなかったんですよね
え、私も卑怯な男だなんて、全然思えませんよ。
むしろ現実には彼の方が、共感を得られるんじゃないのかなあ、と私は思いました。
>彼女のそれだけの想いがあったからこそあのラストになってしまうのは哀しいけれど仕方がなかったとも思ってしまいました
ええ、そうですね。ですが自分の場合は、こうなったことの理由を考えて、「この場合のテストケースは」という風に納得するのではなくて、
彼女が感じていた“人生が窮屈に感じ始めたその焦り”そのものに対して、誰しもが時に感じる思いなのではないか、そこが面白い、と思えたんですよ。
しかし、これを結婚する前に見るのはちょっとキツイですねー。
それに地獄って、落ちてみないとその時の気持ちは分からないから。
ひらりんさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございます。
そっかー★バレンタインなんて、関係ないかな?ないよねっ。うんうん!
私はブラッディバレンタイン、やっぱ見に行けば良かったかなー
メリケンサックはちょっと見たいな。結構面白そうだよね。
クドカン映画って、私あんま見たことないや。
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