ヘルボーイ ゴールデン・アーミー ▲24
地獄生まれのブサカワヒーロー見参♪
今をときめくギレルモ・デル・トロの、『ヘルボーイ』続編。
『パンズ・ラビリンス』のおかげで、見に行く人は増える・・・カナ?
ストーリー・・・
葉巻と猫とチョコバーを愛する皮肉屋のスーパー・ヒーロー、ヘルボーイ(ロン・パールマン)。思いを寄せていたリズとの新生活を始めたヘルボーイに、新たな危機が到来する。敵は魔界(ブツムーラ王国)の王子・ヌアダ王子(ルーク・ゴス)。彼は伝説の“ゴールデン・アーミー”を復活させ、地球を汚した人類たちに宣戦を布告する。人類の未来を守るため、ヘルボーイはエイブ(ダグ・ジョーンズ)、リズ(セルマ・ブレア)らとともに立ち上がる・・・
’08年、アメリカ・ドイツ。
ギレルモ・デル・トロ監督作品。
原作は、マイク・ミニョーラ同タイトル本。ダークホークコミックス。
調べてみると、ヘルボーイ役のロン・パールマンて、58歳なんですよね。
こ58にもなって、まさかアメコミの主役を、しかもファンタジー!そしてアクションもあり!こんな作品に出るなんて、きっと本人も想像してなかったんじゃ?彼のルックスで。。。なんて言ったら失礼なんだけど、そう考えるとこのシリーズって余計に面白い!
エイブ役のダグ・ジョーンズも、ちなみに48歳なんですよ。そんな彼らが、恋の歌を暖炉の前で、二人揃って歌う・・・
プ!言ってて可笑しくなってきました。
このシリーズって、他のアメコミとは、どこか違ってて、変わってる!
前作、『ヘルボーイ』を見ていなくても、それほど困難さを感じない作りになっているかも。なので、こちらを先に見てしまってもきっと大丈夫。
でも、こちらを先に見て、後からヘルボーイ誕生物語、基本的世界観を見たくなった人には、前作もオススメだ♪
ヤル気がなさそうに世界を救うヒーローと言ったら、私にはこのヘルボーイが真っ先に思い浮かぶ。
しかも彼は、地球の未来を滅ぼるかもしれないほどの力を、その運命に背負ったヤツ。
ヘルボーイは、元々持っている力が強大すぎるため、このシリーズでは、どんな敵が現れようとも、実は、敵と戦うこと、というのがメインの物語ですら無かったりする。
彼の醜い見た目や、持っている力の強大さのため、人間たちは彼に恐れを抱いてしまう。
我儘な人間たちのために、彼自身が傷つきながらも、それでも人間たちを嫌いになることが出来ない彼の姿、それでも世界を救い続ける姿に、哀しみを感じてしまう。
そして、彼の不器用さや、コンプレックスを抱いた人間臭さ、こんなところに共感してしまうのだ。
マイク・ミニョーラの原作コミックは、チラっと覗き見しただけなのだけれど、とても暗くて、アートタッチ。
画の構成なんかも、大胆で、力強くて、影の力の強大さが怖ろしいイメージの絵だったりする。
映画では、『パンズ・ラビリンス』以降の、ギレルモ・デル・トロらしい、圧倒的で奇妙な、ファンタジックな世界観を見せるアートワーク、この辺りが一番の見所かな。
で、今回は、『パンズ・ラビリンス』の牧神・パンと、怪物ペイルマンを演じたダグジョーンズによる、半魚人エイブの活躍が目覚ましくて、自分にはそれが一番嬉しいポイント♪
前作では、ブラ下がりながら本を読んでいた、知的担当のエイブが、
初めて恋を知り、コンタクトをつけちゃうところが、可愛くて♪
ヌアラ王女(アンナ・ウォルトン)の前でピュアピュアな思いを口に出しちゃうところが可愛かった・・でも。
サブキャラタッチにしか彼のことを描かずに、彼の思いや、独断的行動を取る辺りは、もう少し掘り下げて欲しかったなあと思ったりもする。
そしてやけにカッチョいいのは、主人公のヘルボーイ、“通称レッド”(本名が“アヌン・ウン・ラーマ”だと知った!)の方ではなくて、むしろ敵役のヌアダ王子(ルーク・ゴス)のアクションの方だったり。
普通のアメコミ・ヒーローモノに慣れた人には、きっと「アレ?」と思うようなバランスが、この作品の面白さで、そんなところもギレルモ・デル・トロらしくって、
この作品もきっとそれほど人気が出るタイプのシリーズじゃないのかもしれないなあ・・・。
一番楽しいのは、顔の部分が月みたいな死の天使の登場シーンだったり、歯の妖精(トゥース・フェアリー)が活躍するシーンだったり、不気味なアートワークを見るのはやっぱり楽しくて。
正直に言うと、私としては、『パンズ・ラビリンス』や、『ブレイド2』、前作『ヘルボーイ』の方が好きだったりしたのだけれど。
オタクっぽさ、ハリウッドの変り種ファンタジーを担う次世代の監督として、やっぱり注目の人なのでした。
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コメント(23件)
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こんばんは、とらねこさん♪
確かに一般受けするシリーズじゃないかもしれないですが、ともやはこれ大好きですわん。
クリーチャーを含めたキャラクター造形がめっちゃ秀逸で、ギレルモ監督が楽しんで作っているのが伝わってくる映画でした〜♪
ヘルボーイ:ゴールデン・アーミー
(原題:HELLBOY 2:THE GOLDEN ARMY)
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
1994年にダークホース・コミックスで誕生したアメコミ作品。
2004年に公開された「ヘルボーイ」のシリーズ第2弾。
世界を滅ぼすゴールデン・アーミーの復活させようとする、エルフ族ヌ…
う〜む・・・ぢつは前作はあまり好みでなかったん
だけど、今回は色々な魔物が出てるのが気になっ
て迷ってます。(^^ゞ
でもとらねこさんのレポ読んだらやっぱ観てみた
くなってきたんで行ってみようかな♪
>彼のルックスで。。。なんて言ったら失礼なんだけど
ヘルボーイの場合、彼のルックスだからこそ!(笑)
特殊メイクなのに、ロン・パールマンの顔そのものにも見えてしまう。
デル・トロ監督との付き合いが長い彼ですから、いつかこんな日が来ても不思議じゃなかったかも?
>それでも世界を救い続ける姿に、哀しみを感じてしまう
>彼の不器用さや、コンプレックスを抱いた人間臭さ、こんなところに共感してしまうのだ。
ヒーロー物には付き物の悩みですよね。
見た目が受け入れられない、出自が受け入れられない、その強大な能力が受け入れられない・・・
でもヒーローが自分たちを救ってくれると信じて疑わない、我侭で図々しくて生意気な人間達。
この作品ではその部分は“当たり前の事”としてさらっと描き、他の“ヒーローらしからぬ部分”をコミカルさを交えて描く事で、彼らの人間的な部分を見せているのかなぁ〜なんて思ってしまいます。
ヘルボーイ / ゴールデン・アーミー
アメリカ
アクション&アドベンチャー&コメディ
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ロン・パールマン
セルマ・ブレア
ダグ・ジョーンズ
ジェフリー・タンバー
【物語】
超常現象捜査防衛局(BPRD)の凄腕エージェン….
こんにちは♪
本作はおそらくヘルボーイよっかエイブの
方が人気がありそうだし、ボクも彼が大好
きなんで、今回の活躍と恋物語はとてもウ
レシかったですね。
とらねこさんもやっぱりトゥース・フェア
リーが印象に残ってるんですか?
ボクは彼らよっかウィンクだったんでね。
あのロケットパンチ?が決定打でしたよ!
それに他のクリーチャーの造形も如何にも
ギレルモ監督ぽくて最高でした♪ (゚▽゚)v
「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」
「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」、観ました。
マイク・ミニョーラ原作の「ヘルボーイ」が制作会社を変えながらも前作と同じメンバ…
ともやさんへ★
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
ですね〜これ、好き嫌いが別れそうではありますが、
ともやさんは気に入られたのですね!
私はまあまあかな〜。
クリーチャーはさすがに「ここ、本気ですから」モードが入ってましたね♪
さすがのギレルモ監督でした!
いやその、ギレルモ監督という言い方が気に入っちゃいました!
デルトロは私にとってはベニチオです!なーんつってな〜
ガンヘッド♪さんへ★
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
んーそうですかあ☆実はコレ、前作を上回る出来とは言えないのですよ‥。悲しいことに。
なので正直、オススメは出来ないかな〜。
ただ、私もクリーチャー(え゛、魔物?)目当てに見ちゃったんで、この辺が気になってしょーがない、って気持ちは分かるナァ〜。ビンビン伝わってくるナァ〜☆
哀生龍さんへ★
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
哀生龍さんは本当、このシリーズの良さを、きっと分かってらっしゃるんですよね♪
私は何て言うかな、この類い稀なアメコミヒーローの、マイナー限りなき魅力について、口を酸っぱくして語りたいんですよね。
そこでこういう言い方に私はなっちゃうんですが、このシリーズを愛する哀生龍さんにとってはきっと、「そこは愛を持って見ようよ」という思いがあるのかなあ、なんて思ったりもします。
んー、喩えて言うなら、お笑いの人々が、「自分はいかに普通の感覚の持ち主であるか」というスタンスを見せることによって、その笑い部分を生かそうという手法でしょうか。
>この作品ではその部分は“当たり前の事”としてさらっと描き、他の“ヒーローらしからぬ部分”をコミカルさを交えて描く事で、彼らの人間的な部分を見せているのかなぁ〜
ですね、まさに。悩めるヒーロー像とは言え、このヘルボーイに与えられたものは、その救うべき人類の本来は敵である、という出自なわけですから、彼の持つ苦悩も大きいものとして描かれていて、余計に彼がかわいそうになってしまいます。
なのに図々しい人間たち・・・自分にとっては、人間存在が疎ましくすら思ってしまいます☆
だからこそ、余計に人間らしいんですね。うん、まさに!
そうか・・・ ヘルボが妙にやる気なさげだったのは、中の人が「お年」だったからなんだ!(笑)
ロン・パールマン氏には謹んで「映画界のジャイアント馬場」の称号をお贈りいたします
>マイク・ミニョーラの原作コミックは
>とても暗くて、アートタッチ
ソウなんですね。だからどっちかといえば前作や『ブレイド2』の方がミニョーラの絵に近かったりします
今回はむしろ宮崎アニメみたいなところがありましたが、面白かったので「良し」です
エイブが甘〜いラブソングを隠れて聴いているところ(大音量だったけど)は、監督の経験に基づくものだそうです。ギレルモ氏は若いころハードロック派を公言していたそうですが、好きな女の子が出来た時にはこっそり甘甘な曲を隠れて聞いていたとか
ハードロッカーだったとらねこさんにもそんな経験はおありでしょうか
帰ってきた地獄くん ギレルモ・デル・トロ 『ヘルボーイ ゴールデン・アーミー』
まずはさらっと前作のあらすじから。 第二次大戦末期、ナチスは戦局打開のために、魔
異形の役といったら、ロン・パールマンでしょう(笑))
TVシリーズ「美女と野獣」で、リンダ・ハミルトンとの
W主演もバッチリだったし。(もちろん野獣役
「ロスト・チルドレン」も一応主役だよね?
ヘルボーイへの抜擢も、ピッタリすぎて笑っちゃったもん。
メイクいらないじゃーんって(笑)←誉め言葉のつもり
今回も、ディティールに神が宿る、を体現するかの
ような、素晴らしい造り込み。
最近のハリウッド映画のCG・特撮・造型は、よく出来て
るものが多いけど、 それらを遥かに超えた本作品の
映像には、単なる技術レベル以上の何かがこもってる事が
わかっちゃう、愛と情熱溢れる仕事ぶりに惚れ惚れ。
「モノを創る」事に対してとても誠実だし、作業は物凄い大変でも、
心から 楽しんで作っているのが伝わってくる。
あぁ、仕事とはかくあるべき。
これでお話に、もう一捻りの意外性があれば、文句なしなんだけどなー。
(2人が飲んだくれて歌うシーンは、ある意味、
意外だけど…>これもギルレモの愛だね)
こんにちは。これ、1は観たのにまだ続編見てません〜。
アメコミってやっぱり進んでみるジャンルではないのですが、これは続編もちょっと見てみたいかもって思ってたんですよね。
パールマンは本当にすごいですよね。いろんな意味で(笑)
でも、私の中ではやっぱり彼はTVシリーズ「美女と野獣」のヴィンセントなんですが。
ごらんになったことありますか?
なかったら是非〜〜♪なかなかの傑作なのです。
風情♪さんへ★
おはようございます〜♪コメントありがとうございました!
風情さんもエイブがお好きなんですね♪
エイブいいですよね〜。意外にも恋に積極的な姿にちょっと驚きましたけど。
>トゥースフェアリー
そうですね、私はやっぱりここが一番楽しかったんですよね!
かわいいし、いっぱいいて楽しいし‥
ちょっと凶暴だけど(笑)
ウィンクが良かったんですか!んーそれは‥
SGA屋伍一さんへ★
こちらにもコメントありがとうございます〜♪
>映画界のジャイアント馬場
アハハハハ!‥ぷくく、それいいですね〜!
確かに猪木じゃないですね!実は男前な猪木だと思います。
>マイク・ミニョーラ
SGAさんは原作コミックも所持する原作ファンですよね。
確かにこの作品はオリジナルストーリーでしたが、ギレルモの個人的思い入れを加味した上で、この作品の良さを理解されているのですね。なるほど。
>ハードロックファン
え、私が?なんてトボケてみたりして。
ギレルモ監督、ハードロック好きだったんですか〜
ふふ、恋して変わっちゃうなんてまさにエイブみたい。
ochiaiさんへ
こちらにもコメントありがとうございます〜♪
>TVシリーズ「美女と野獣」で、リンダ・ハミルトンとのW主演もバッチリだったし
へえ〜。美女と野獣の野獣役ですか!合いそうですね!TV版でそんなのあったんですね。ドラマは見ないから、どうも疎いんですよね〜。でも、
>『ロスト・チルドレン』
これ、私まだ見てないですね。ジュネのフレンチ・ファンタジーですか〜。なんか面白そう。
こちらも是非見てみたいなと思います。
>最近のハリウッド映画のCG・特撮・造型は、よく出来てるものが多いけど、 それらを遥かに超えた本作品の映像
へー★そんなにおっしゃるほどこの作品のCGって凄かったんですね。
ochiaiさんや、ochiaiさんの同業者さんなど玄人の目から見たら、違うのかもしれませんが・・
自分の場合は正直、素人意見なんですが、『LotR』以降の映画のCGに、特に驚いたり、感激したりと言うのはなくなってしまったかな。
『LotR』のCGには心底夢中になったし、楽しめたんですけど。
もはやそんなにCGそのものに興味は持てなくて・・
だからこそゴンドリーの『僕らのミライは逆回転』に本当に感動しちゃったんですよね。
自分にとっては、“モノづくり”に感激するのは、ちょっと違うポイントかもしれません。
『パンズ・ラビリンス』なんかは本当にイイなーと思ったんですけど。
あすかさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
おっ、あすかさんもこれ見てもいいかな?って思っちゃいましたか★
あすかさんのダーリンが確か、アイアンマンも無理に連れてって、意外にあすかさんがハマられたんでしたっけ(笑)
この作品は、まあまあ面白かったと思うんですけど、ギレルモ・デル・トロのクリーチャーに喜ぶファンぐらいかなあ、オススメできるのは・・。
>TVシリーズ「美女と野獣」のヴィンセント
これ、他の方もコメント欄で教えてくださったんですが、ロン・パールマン本当に野獣役が似合いそうですね♪
ディズニーの『美女と野獣』とは全然違う実写モノなんでしょうね、きっと
私も機会があったら見てみたいですね〜★
なかなかドラマは見る機会がなくて残念です。
え!まだロストチルドレンご覧になって無かったですか?!
それは、意外です。
割とお好きな系統かと思いますよー♪
これもダークファンタジーなので。
『僕らのミライは逆回転』の物作り、創作への愛も
素晴らしかったですよー。私には表現手段・方法は違えど、
これも同じです。
もともと私は、PCだって道具の一部としか思っていないので。
物を作るのにどの道具を使うかの差でしかない。
PCが万能だとも思わないし、手作りが必要以上に偉いとも
思いません。結局使う人次第なのを痛感します。
だから今回もCGが凄いって話はしてませんよ。
技術が素晴らしい・クオリティが高い、以上のモノが
篭ってるのをしっかり感じる、モノ作りに対する仕事ぶりが
素晴らしいって話です。
ochiaiさんへ★
>モノ作りに対する仕事ぶりが素晴らしい
そうですね、私もこの作品のクリーチャーの造形は、見ていて楽しめましたよ!
ただ、どこにモノ作りの素晴らしさを感じるかと言う話になると、
“映画に何を求めるか”という根元的な話になっちゃいそうです。
話が大きくなりそうなので、割愛しますね。
PCも手作りも使うモノが違うだけで同じモノ作り、
なるほどおっしゃる通りダナーと思いますよ。
出来上がったものは全然違うとは言え。
ただ、CGを使った特殊効果と手作りのどこが違うかと言えば、
後者はお金が無くても出来るってことかなと(爆)
でも、この作品の中でociaiさんが感銘を受けた事に対して、反論するつもりはないのですが、
自分の中では依然として、CGを使ったモノづくりと使わないモノづくりはどうしても違ってしまいます。
こないだエリセを見たばっかりという影響が大きいんですけどね。
【ヘルボーイ ゴールデン・アーミー】を観ていた
ギレルモ・デル・トロ監督、ロン・パールマン主演の【ヘルボーイ ゴールデン・アーミー】を観ていたので感想を書いてみようと思う正直な話、前作【ヘルボーイ】の方が話に入り込めたこれは前作にあって今作にないものを考えたらすぐに答えがわかるルパート・エヴァンス演じる…
ヘルボーイ ゴールデン・アーミー
『地獄生まれの正義のヒーロー 魔界最強の敵に挑む!!』
コチラの「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」は、アメコミ界きっての異形のヒーローをギレルモ・デル・トロ監督が映画化した「ヘルボーイ」の続編となるファンタジー・アクションです。
そのあまりにも強烈…
ヘルボーイ ゴールデン・アーミー-(映画:2009年鑑賞)-
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ロン・パールマン、セルマ・ブレア、ダグ・ジョーンズ、ジェフリー・タンバー、ルーク・ゴス、アンナ・ウォルトン、ジョン・ハート、ジョン・アレクサンダー、ブライアン・スティール
評価:77点
前作を見たのかどうか思い出せ….