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126●落下の王国

落下の王国想像力の持つ、美しさばかりでなく、残酷性、破壊性。本来そこにある無限の可能性って、なんて怖いのだろう。足元の危うい暗さ。
パンズ・ラビリンス』が気に入った人には、是非これも見て欲しい作品。

ストーリー・・・
1915年のアメリカ、オレンジの木から落ちて怪我をし、入院中の5歳の少女、アレクサンドリア(カティンカ・アンタルー)。人懐こい少女は、あどけない笑顔で病院中の人々に可愛がられていた。ある日、足の怪我でベッドから起きられない青年ロイ(リー・ペイス)と知り合う。病室に入ってきた利発そうな少女に、青年は自分が作った物語を聞かせる。たちまち夢中になって、続きを聞かせてとせがむ少女。しかし、それは少女に自殺するための薬を盗み出させるための作戦だった。・・・

去年、ブログをやっていて嬉しかったのは、『パンズ・ラビリンス』の評判が、映画ブログの人に、極めて高かったこと。
あの世界観てね、映画好きのための世界だったのかなあ?なんて思うんだ。想像力をこよなく愛する人達にしか、理解できないものだったのかもしれない、って。
あれは、ファンタジーの裏と表、現実の残酷さと想像力のめくるめく世界、それを同時に感じさせるものだったから、逃避するそこへ存在するその世界、ってものに、心を貫かれてしまった。

こちらの物語も、あの『パンズ・ラビリンス』とセットにして、一緒に楽しむことが出来るタイプの物語かもしれない、とは思う。こちらの方が、受け入れられる人は少ないかもしれないけれど。

想像力の持つその羽のはばたきを感じさせる、壮大な世界感。
だがその羽の羽ばたきも、想像する者の持つ残酷さのために、禍々(まがまが)しきファンタジーとなる。
そんな足元をすくわれるような恐ろしさ。

青年が、少女に向かって物語を語る。
初めの登場こそ、とてもワクワクさせるような冒険物語なのに、
しばらくしてのちに、そこまで美味しい冒険モノではなくなってくる。おかしいな、ということになってくる。
少女の気持ちになって、青年の話を楽しみにしている観客の私たちがそこに居るのだけれど、
その物語の想像の源泉となる青年次第で、素晴らしいものに成り損ねてしまう、この事を、痛々しい思いで感じてしまう。

ターセム監督は、前作『ザ・セル』がそうだったように、怖ろしく心をエグるような世界をそこに描き出して、見ているものを愕然とさせるのだった。
映像は本当に美しくて、心を奪うのに、そこに描かれている物語の、何て悲しいこと・・・
残酷で、痛々しくて、そしてイラつかせさえする。

美しい想像の世界が、そんなことのために在ったのかと、虚を突かれてしまうのだ。

だが、それこそが、想像の世界の裏の現実なのかもしれない。

作者の姿が見えないからこそ、その物語を絶賛し、楽しめる私たち。

この物語は、“想像する中途の作者”を、ナナメ切りにして見せる物語だ。
その心の持ちようで、いかようにも世界は変えることが出来るはずなのに、と、
見ている私達はその主観の世界を憂う。
そんな物語だった。

ため息をつくほどの美しい映像美、そして、残酷な世界観。
私は、この物語に引き裂かれるその傷を、美しくすら感じた。
倒錯の美学すら感じるほどに。

落下の王国@映画生活

 

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コメント(36件)

  1. 落下の王国

     『君にささげる、 世界にたったひとつの作り話。』
     コチラの「落下の王国」は、「ザ・セル」のターセム監督が、13の世界遺産、24カ国以上にロケーションを行い、構想期間26年、撮影期間4年の歳月を費やし、完成させた9/6公開のアーティスティックなアドベンチャー・….

  2. あたしもこの映画を観ていて「パンズ・ラビリンス」を
    思い出しました!
    独特の映像美、想像世界の素晴らしさ、
    共通するところがありましたよね〜。
    でも、あたしは実は「パンズ・ラビリンス」はあまり
    好きじゃなかったのです。
    皆さんの評価は理解できても同じように絶賛することは
    出来ませんでした。
    だけど、こっちはめちゃめちゃツボでしたよ〜!
    とらねこさんがおっしゃるように受け入れられる人は
    コチラの方がはるかに少なく、評価もされないかもしれないけど、
    あたしはとってもワクワクしました♪

  3. 映画「落下の王国」

    原題:THE FALL
    CGを一切使わず世界24か国以上世界遺産13か所にロケを敢行、構想26年撮影4年という歳月をかけたという、??愛と復讐の叙事詩が紡ぎだす物語の力??
    構想26年の結実は特に映画のオープニングに、凝りに凝ったような、その幻想的な映像に、よく現れて…

  4. miyuさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
    おー、miyuさんも、『パンズ・ラビリンス』を思い出しましたかー!
    へえ、miyuさんは、パンラビ、あんまり好きじゃなかったんですか・・。んー。なんでカナ?
    私も、この作品、すごく好きでした!
    悲しい物語でしたけど、とっても心に残る作品ですよね!
    少数派かもしれませんが、私はお気に入りですー!

  5. 落下の王国/The Fall

    ジェニファー・ロペス主演の前作『ザ・セル』から4年。
    と言ってもこの映画、アメリカでの公開は2006年。日本にとっては実質6年ぶりになるターセム監督の待望の新作!
    来月公開を前に試写で観てきた。
    『ザ・セル』ではCGによる独特な映像美が話題になって、当時劇場で…

  6. とらねこさん、
    さっそくこっちにもきちゃいました
    で、結局わたしとらねこさんとすれ違ったのかなー?
    気になっちゃってー^^
    この作品は、美しい映像なんだけど
    お話自体があんまり好みではなくって、、、
    『パンズラビリンス』は大好きです〜
    『ピアノチューナー〜』も観られるんですね、
    感想お待ちしてますー^^

  7. お〜、とらねこさんは好きだったのかぁ。
    [パンズラビリンス]、私も好きで、
    傑作だと思ってたのでこれも楽しみだぁ。
    いま手元にDVDがあるんです。
    見たらまたお邪魔します〜〜。

  8. migさんへ★
    おはようございます〜♪コメントありがとうございます。
    イヤイヤ、どうやらmigさんじゃなかったようです。すみませむー。
    はい、ブラザーズ・クエイは、今ちょっぴり忙しいので、後回しになってしまいますが、楽しみにしています♪
    この作品は、migさんはいまいちだったんですね。
    うん、そう言われてしまう作品かなあと思いますよ。

  9. あすかさんへ★
    おはようございます〜♪
    コメントありがとうございます。
    DVDが今、手元にあるんですね♪感想、お待ちしています〜。
    パンラビほどウットリするような世界とは違うかもしれませんが、これはこれで良かったかな、なんて。

  10. 「落下の王国」

    「落下の王国」、観ました。
    アメリカ、インド、イギリス製作で、原題「THE FALL」の2006年の映画。1915年のアメリカで怪我を負ったスタントヮ..

  11. こんばんは
    先日ホームから落下されたとらねこさんにとって、ロイ&アレクサンドラの災難は他人事ではなかったかもしれませんね。さすがにもうその時の傷も癒えたでしょうか
    パンズラ・・・じゃないパンラビとは「少女のための物語」ということと、その少女に父親がいない(死んじゃった)というところが似てますかね
    夢見がちな少女が空想にふける・・・という話はちょくちょくありますが、こちらは「青年に作ってもらう(途中からは共同作業)」というところが面白かったです
    「残酷さ」といえば、アレクサンドラの手術のシーンにはぎょっとしました。あのままホラーになっちゃったらどうしよう、と思いましたよ
    自分は終盤近くに出てきた階段だらけの建物が特に気に入ったのですが、とらねこさんはどの風景が印象に残っておられるでしょうか

  12. ドラッグ・クエスト ターセム 『落下の王国』

    警告! この映画は、試験の結果に重大な影響を及ぼす可能性があります! 受験生の皆

  13. SGA屋伍一さんへ
    こんばんは〜♪お久しぶりです!コメントありがとうございました!
    そうですね、落下事件、ありましたありましたー。
    よくぞ、覚えていてくださって、嬉しい限りです。
    >さすがにもうその時の傷も癒えたでしょうか
    何?見たいですか?
    >パンズラとの共通点
    ええと、自分が考えたのは、想像の世界というものが、現実世界での私たちに及ぼす影響、という点でした。
    それぞれに違いはあるのですが、リアルとのバランスが面白いなと。
    おっしゃる通り、こちらでは、青年と途中からの共同作業が面白かったですよね。
    アレクサンドラの手術シーンは、おっしゃる通り残酷でしたよね。心が痛みました。
    どの風景も極めて心を捉える美しいものでしたが、美しいが故に引き裂かれるものすら感じるところが、一番のお気に入りです。
    そうですね、階段のある建物も良かったな。
    セマーもお気に入りです。

  14. 「落下の王国」

    落ちる。絶望と悲しみの中で。銃撃を受けて転落する。爆発して粉々に散って落ちる。何もかも剥ぎ取られて恥辱の淵に落ちる。矢を受け地に伏の..

  15. 青年が少女によって絶望の淵から救われた、というところはよかったです。
    でも、あとは…。
    美しい景色だったかなあと感動しなかった自分、ちょっと寂しい。(苦笑)
    おんぼろパソコンのせいか、とらねこさんのサイトのブログパーツのあたりをスクロールしてると、負荷が大きいせいでしょう、フリーズして困ります…。
    TBふたつ重なってしまったので、いっこ削除してくださいね〜。

  16. ボーさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
    え、ボーさんは、この映像を見て、美しいと思わなかったんですかー。へえ、そんな人も居るんですね。
    え、このページ、重いですか?私のPCも実にボロくって、TBを返すのにも驚くほど時間がかかります。なので、なかなか返せなかったりするんですけどね。
    私は、このページを軽くするのに、自分としては精一杯のことをしているつもりなんですよ。
    だって、そうでないと自分が辛いので。
    たとえば、横にたくさんアフィリエイト貼ってる人なんかは、重くて困ります。
    自分がしていることで軽くなる努力は、「つづきを読む」設定にしていること、最新記事も10個までしか表示しないこと。
    時間がかかるとすれば、スクロールにする設定ですね。Blogpetで重いのは、きっとメロパと『ダイアリーオブザデッド』でしょう。動画だから。

  17. 落下の王国

    腕を骨折して入院していた少女アレキサンドリアは、病院で知り合ったスタントマン・ロイから即興もファンタジー物語を聞かされる。しかしロイは、そのお話をいつもいいところで中断してしまう。ロイはアレキサンドリアに、続きが聞きたかったらおつかいをしてきて欲しいと….

  18. お久しぶりです。
    僕も『パンズラビリンス』が好きなんですが、この映画はさらに好きですね。『落下の王国』は、美しさや残酷さに加えてちょっとしたユーモアもあり、最後には希望も与えられる素敵な映画でした。
    とにかく映像が美しかったですね。あれだけ壮大な場面の数々をCGを使わずに撮影したというのは驚愕です。ターセム監督の4年間が凝縮した作品でした。

  19. えめきんさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございます。
    とってもお久しぶりでした。
    最近はどうされているかなー?とは思っていたんですよ。
    そうですね、この作品、なかなか悲しい物語運びであったからか、正当に良さを評価していない人が多いのかな、って思ってます。
    この監督、元々残酷な人ですからねw
    普通のワクドキするファンタジーになる訳がないんですね(笑)
    すごい映像でした。あの映像美だけでもまた堪能したいな。

  20. 落下の王国:何はともあれ見た目で堪能!の映像世界

    ★原題:The Fall ★監督:ターセム(2006年 インド・イギリス・アメリカ) 梅田ガーデンシ…

  21. こんばんは。
    >初めの登場こそ、とてもワクワクさせるような冒険物語なのに・・・
    そうですね。それがだんたんと残酷な色合いを帯びてくるところは、図らずも現実の艱難辛苦を空想世界に投影してしまう大人ゆえの悲しい性かな、という気がしました。でも、そこが作品としての大きな魅力でもあるわけで、自分の願望や欲望をそのまま叶えてしまうのでは単なるマスターベーションになってしまったかも知れません。
    それと、叙事詩パートでの美しさや爽快感では「パンズラ」を圧倒的にしのぐものがあり、最後まで非常に楽しむことができました。

  22. 椀さま
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
    >図らずも現実の艱難辛苦を空想世界に投影してしまう大人ゆえの悲しい性
    >でも、そこが作品としての大きな魅力
    こうしたものを冒険物語の素材として逆説的に用いることは、大きな危険を伴うことでしたね。
    だけど、絶望に駆られたことのある人や、鬱になりがちな人、冒険物語の主人公にはなり得ない人・・・そういう人には、どこか苦しみを感じつつも主人公の気持ちが分かるんじゃないかなと感じました。
    要するにヘタレの物語なんですよね、勇猛果敢なポジティブシンキングの人には分からないですね。
    私としては、「それをやるか?」と思いましたよ、正直。
    でも、“逃避”としての想像力の持つ、また別の一面だと思います。
    映像の美しさは、意味がないんですよね、彼にはね。
    だからこそ心を引き裂くものとなりました。

  23. The Fall/落下の王国

     これ、公開時、私の周りではとても評価が良くて、観にいこうと思ってたのだけれども、ダウンタウンのミニシアターで公開していて、行こうと思った時にはもう終わってしまっていたのです。で、DVDになって観ようと、ようやく手元に見てからすでに1週間経過。なんか…

  24. [映画『落下の王国』を観た(大傑作!!)]

    ☆9月に数館で公開された作品が、段々と公開館を増し、遂に、私の「行きつけの映画館^^;」である<MOVIX昭島>で土曜から公開された。
     こりゃ、去年の『パンズ・ラビリンス』以上の傑作ですな。
     『トト・ザ・ヒーロー』にも匹敵するスケールの大きさだ。
     …

  25. [もう一つの、映画『落下の王国』評]

    ☆ネット上での友人、おってプライベートでも友人のMUTIさんが、私個人に『落下の王国』評を送ってくれたので、ここに転載する。
     ちなみに、私は、[映画『落下の王国』を観た(大傑作!!)](クリック!)として書き残しているので、併せて読んで欲しい。
       ◇…

  26. 「落下の王国/The Fall」

    圧倒される映像美と構図でした。こういうところがこの地球上にあるということにも感動。

  27. ザ・フォール/落下の王国

    不思議な魅力の映画!
    ザ・フォール/落下の王国 特別版 [DVD]posted with amazlet at 09.02.27ワーナー・ホーム・ビデオ (2009-02-11)売り上げランキング: 450??.

  28. 落下の王国

    ザ・フォール/落下の王国 特別版 [DVD]
    ¥2,759
    Amazon.co.jp
    (2006)
    製作国 インド、イギリス、アメリカ
    出演 リー・ペイス (ロイ・ウォーカー/黒山賊)
        アティンカ・ウンタルー (アレクサンドリア)
        ジャスティン・ワ…

  29. 【映画】落下の王国-The Fall…なんか良い映画だったので何時になく真面目な記事に。

    {/kaeru_fine/}{/kaeru_rain/}
    さて、ゴールデン・ウィークも残りは明日1日{/ase/}
    本当にどこにもレジャーに出かけなかった我が家。娘は不満そうです{/face_ase2/}
    明日もどこにも行く予定は無いんだけどね{/face_nika/}…来週か再来週にはちょびっと遠出でもしましょうかね…

  30. mini review 09366「落下の王国」★★★★★★★★★☆

    『ザ・セル』のターセム監督が製作した、美しい美術品のような感動巨編。自殺願望のあるスタントマンが幼い少女を操るために始めた虚構の物語が、やがて夢と希望を紡いでいく様子を丹念に映し出す。傷ついた青年役に『グッド・シェパード』のリー・ペイス。彼を慕う少女を演…

  31. TBありがとう。
    はは。僕も「パンズラビリンス」同様、10点満点中9点を献上してしまいましたよ。

  32. 落下の王国

    2007 アメリカ 洋画 ファンタジー ドラマ
    作品のイメージ:癒される、おしゃれ、スゴイ
    出演:リー・ペイス、カティンカ・アンタルー、ジャスティン・ワデル、ダニエル・カルタジローン
    とにかく映像が美しい作品(これは、劇場で鑑賞したかったです)。CGを使わず20カ…

  33. kimion20002000さんへ
    こちらこそ、TBありがとうございます。
    なかなか良かったですよね。
    私はちなみに、こちらは4.7点、パンズラビリンスが5点満点です。

  34. ザ・フォール/落下の王国

    「ザ・フォール/落下の王国」を観た。
    映画の撮影中に怪我を負い病院のベッドで寝たきりのスタントマン、ロイは、重なる不運に自暴自棄にな…

  35. ぎゃあああ今まで何でこの映画スルーしてきたんだー!
    って鑑賞後激しく後悔しました。セルのターセム監督ってことで公開時に見たかったんだけど見逃して、そのときの評判がイマイチだったからDVDになってもずっとスルーしてたんです、で、やっと見ました。
    めちゃめちゃ良かったッス!映像世界もそうなんですけど、命はって映画作ってるスタントマンへの感謝を通して、映画制作に携わる苦労人たちへの賛歌がメッセージになってるように感じちゃって、大感動してしまいました。古い記事だけどTBしまーす。

  36. baohさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
    おおー♪これ見てくれましたか!
    めちゃめちゃ良かったですか!嬉しいな。私もこれ、とっても好きでした。
    いやー実は、つい先日この映画について話していたところだったのです。『Dr.パルナサスの鏡』を見た後に、その想像世界と比較する上で、この作品の映像を思い出していました。
    同じ想像世界を描いた映像でも、CGを使わずして、2Dでこれだけ感激できる映像でしたしね。
    しかし、スタントマンへの敬意ですか、なるほどー。
    『セル』は一度見たきりの映像ですが、忘れられないシーンなんかもありますしね、これも同じでした。




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