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トルコ旅行2日目

キノコ岩3朝、時差ボケをものともせず、3時間半の睡眠で無理やり起きる。
朝日の当たるカッパドキアの風景が見たくて、ワクワクww


私たちの泊まったホテルは、ギョレメ村の端っこにある、、まだ出来たばかりの新しい洞窟ホテル、SOS(ソス)ホテル。
左画像(←)は、私たちの泊まった部屋。窓からカッパドキアの雄大な自然の姿が!朝からテンション上がりました。

部屋を出ると絶景!ここで朝食を食べます。
気分爽快〜!!


ただ、真夜中に帰ってきたら、お風呂のお湯が出なかったのでした。せっかくジャグジーだってのに・・・。
そして、部屋のドアも、たてつけが悪く、きちんと閉まらない。よく洞窟ホテルの不便さは聞いてたけど、まさに私たちもそれに遭遇してしまったのね・・・。トホホ
日本じゃ怒るところだけど、あまり怒る気にはなれない。

ホテルの人に聞いてみたところ、お湯はソーラーシステムになっているので、お湯が終わってしまったらもう夜中には入れない、とか。
私たちが朝食を食べている間に、おもむろに道具を持ってきて、ドアを直し始めるホテルの宿主さん。自分で直せちゃうの!?スゴイ!


せっかくいいお天気だったので、お風呂は諦めて、早速出かける。
歩いて行ける距離にある、ギョレメ屋外博物館へ。

山肌の赤い、むき出しの岩々の、かなり傾斜のキツイところをテクテク歩いていきます。歩くこと、20〜30分程度。
ここを歩いただけで、もう十分、ギョレメの雄大なパノラマを堪能することが出来るぐらい。歩く早さっていいな。

ギョレメ屋外博物館、入場料は20ytl。
フレスコ画の鮮やかな壁画が残っています。
岩のそれぞれに穴をあけて、それぞれ一つ一つが、「〜〜教会」と名づけられているの。
ガイドはつけなくても、早朝であれば、そして運が良ければ誰かのガイドさんの説明を聞けちゃいます。
聞こえる言語は、フランス語、イタリア語、ドイツ語、英語、日本語・・・。本当に様々な国の人達が来ているんだぁ。


ここでは、キリストの神が出てくるのは一箇所だけ。
「エルマル・キリセ」と呼ばれる教会。


ここで、Mr.せーじ(26歳)に遭遇。一緒にメシでも食おう、ということになり、出たところにある喫茶店で待ち合わせ。
ギョレメのオトガル、Meeting Pointというところで、昼食。
この地で飲む初のEFES(エフェス、トルコで一番ポピュラーなビール)、記念すべき一杯目を堪能

Mr.せーじは、ぶらり一人旅。転勤する前の有休消化で、来たとか。彼はもうパムッカレに向かうとのことで、どこが良かったか、いろいろ教えてもらった。
この後どうする?とのことで、パシャバー地区でキノコ岩を見た後、ゼルヴェに行き、アヴァノスに夕方バスで行こうかなと思ってる、と答える。
彼は、無謀にも結構離れたアヴァノスへ、チャリで行くことにその場で決め、「じゃあもし会えたらまた!」
と気軽な挨拶と共にさようなら。

Mr.せーじは、あまりギチギチに計画を練っているわけではなく、その場のフィーリングで決めているらしく映った。
その無計画な感じのスタンスと、借りたマウンテンバイクが、なんだか眩しく見えた。


ゼルヴェに向かうバスを待っていたところ、1時間に1本のバスなので、当然ながらなかなか来ない。
私としては先程見たマウンテンバイクに、乗りたくなってウズウズ、落ち着かない。
体力に結構自信のある私も、女の子に無理をさせるのは、と、言い出せず心を決めかねていたところ、友人の方から「マウンテンバイクに乗っちゃおう!」と言い出す。
嬉しくて、テンションがどんどん上がる。


レンタバイクは、一日で10ytl。
レンタバイク屋は、明日はどこへ行くとか、今日の夜はどうするとか、一度話すとかなり話が長い。
どこのレンタバイク屋でも同じだったんだけど、みんな親切なのか、ツアーのマージンが入るからか、帰りもなかなか帰してもらえなかった。

そして、レンタバイクを借りる時には、パスポート等の身分証明書を預けるように言われた。友人の保険証一枚で事足りたけれど、日本のよく分からない保険証、というのは、なかなか良いアイディアかもしれない。(もしくはパスポートはコピー、当然。)


そんなこんなで、チャリで雄大な景色!
ギョレメ村の辺りも離れると、赤土の広大な土地ばかり、ずーっと続く1本の道。


山はほとんど見当たらない。


この景色も、チャリで走ったことも。・・・絶対忘れられなそうだな、なんて思った。


最高に気持ちが良かった!
傾斜はキツかったけど。


さて、途中のチャウシンを右に曲がると、間もなくキノコ岩が見えて来る。
エノキみたいな岩(笑)


まあそれにしても、結構坂はキツいかもしれませんw
ゼルヴェに到着前に、かなりヘトヘトになるはず。
ゼルヴェ屋外博物館に到着する前に、見つけたお店で、も一杯ビール(笑)
2本で10リラと言われたところを、すかさず8リラにまけさせるとらねこ。


さて、ゼルヴェ屋外博物館は、1960年代まで人が住んでいた、居住区。
本当にただの岩肌を彫って、そこに人が住み着いていた場所、ということ。
崖崩れがあって、この辺りの人々はチャウシンに皆移り住んだらしい。
それでも、こんな何もないほら穴のような場所に、人が住んでいたなんて、まるでソクラテスの世界だ。
ようやく登って見るも、崩れやすそうな山道、小道で、舗装も補強もされてない“博物館”ぶりに逆に驚いてしまった。


ところで帰り、友人の借りたマウンテンバイクが、パンクしてしまい、ヘトヘトなところを、更に歩くハメに。
ギョレメに入る手前ぐらいだったからか、歩く距離は3キロほどで済んだけど、
帰ったらもーボロ雑巾のように疲れてしまいましたとさ。


いやー本当、気持ち良かったけど、正直、スクーターにする方が正解だった模様(笑)
友人は、運動やってないのに、一言も文句を言わず、頑張って走ってたなー。
本当、あの根性は立派です。よくぞついて来てくれた!
「キツイ上り坂も、絶対自転車降りないぞ」と決めてた私。実際そうしたけど、
さすがにヘトヘトになって、夕飯も食べれず。お風呂入ったら寝ちゃった。


睡眠不足&時差ボケな上、さらなるハードワーク。
まーいい思い出にはなったさー。余裕余裕!ハッハッハ!



トルネコの・・(違)、トラネコのトルコ旅行
・トルコ旅行 vol.1
・トルコ旅行 vol.2
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2008/09/22 | :トルコ

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コメント(12件)

  1. ソーラー発電とは?

    ソーラー発電は太陽光発電とも呼ばれ、文字通り太陽の光(ソーラー)を利用して電気を作ることです。家ごとにソーラー発電システムを取り付けて電気を作り出すのです。簡単に言えばソーラー発電システムを取り付けると、家が小さな発電所になるのです。

  2. うわぁーっ!絶景ですね
    とらねこさんが気持ちよさそうなのが、すごく伝わってきます!!

  3. ochiaiさんへ
    こんにちは〜♪コメントありがとうございます!
    疲れたけど、楽しかったですよ〜。
    カッパドキアの風景に馴染んだ一日でした^^

  4. 400人位、

    ラジオで紹介していました。毎年、約400人がキノコ中毒で救急車のお世話になっているそうです。長野県産 松茸 400g皆さんは、キノコ狩りに行ったことありますか?初心者の方は、キノコに詳しい人と一緒に楽しんだ方がいい、とのことです。もし、経験者がいなければ、最低…

  5. 先日1日目をみて、ちょっと心配したんだけど、
    そんしたよ〜(笑)
    元気、ゲンキン、頼もしいとらねこさん(^^)/
    自転車で、疲れて!ご飯も食べず!!
    楽しくダイエットの旅って感じ?(笑)いいねー
    なんか若いっ♪少しづつ読んでくね。楽しみ〜〜!

  6. kiraさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
    kiraさん、心配してくださったなんて!とっても嬉しいです、ありがとうございます!
    うふふ、確かに私ってゲンキンかもしれないですー。えへへ。
    ぐふふ、そうなんです、この日は、楽しく、そしてヘトヘトになった日でした。
    いやー、カッパドキアに悪い思い出は全然ないんですよ。
    楽しかったです!カッパドキアは面白かった!

  7. とらねこさんー
    こんばんは。
    いいなぁトルコ行かれたのね、
    わたしトルコは行ったことないのでいつか行きたいなー。
    どこをとっても絵になる写真ですね^^

  8. migさんへ
    こんばんは〜♪コメントありがとうございます!
    migさんはトルコはあまり興味ないですか?
    面白いですよー、異国情緒というか、怪しいです、トルコ人。そして、濃い人が多かったですねー、退屈しないです。
    migさんはやっぱりカナダが多いんですよね?
    トロント映画祭の実録レポ、好きですー

  9. ギョレメ村・・・!!といえば、「たくさんのふしぎ」の「ギョレメ村でじゅうたんを織る」でおなじみの名前だっ!!そっかあ、カッパドキアの端っこにあたるんだぁ、と妙な感動に浸ってます。
    そして、洞窟ホテル、素晴らしい景色ですね〜!そこをチャリで走ったなんて・・・凄すぎるっ!!でも、その画像をこうして見せていただけるんだもの、うっれしいなぁ〜!!ありがとう、とらねこさん!

  10. rubiconeさんへ★
    こんばんは〜♪こちらにもコメントありがとうございます!
    『たくさんのふしぎ』ってなんだろう?^^
    よく分からないけど、ファンタジー好きとしては聞いててワクワクする名前ですね!
    >『ギョレメ村で絨毯を織る』
    うん、そのギョレメですよ!
    人の家なんてほとんど見当たらなくて、行けども行けども荒地でした。
    田舎ですよ。洞窟ホテルはいっぱいありました。
    マウンテンバイクで走るのはすごく疲れちゃうと思います。
    でも気持ち良かったですよ!
    チャリを漕ぐたびに、自分自身が風景に馴染んでく気がしました。

  11. >『たくさんのふしぎ』ってなんだろう?^^
    言葉足らずでごめんなさい・・・これは福音館書店から発行されている月刊絵本なんです。大人が読んでもなかなか面白い(と思っているのですが)シリーズで、トルコ関係だともう一冊その名もずば〜り『地下につくられた町・カッパドキア』(1990年7月)も愛読書です。てへっ!

  12. rubiconeさんへ
    おー!月刊の絵本なんですか??福音館書店ですか、なるほど。
    rubiconeさんて、本当に私の趣味にピッタリなことを教えてくださるので、とっても嬉しいです!ありがとうございます〜。
    『地下につくられた町・カッパドキア』ですか!
    タイトル聞くだけで、あー読みたい!!
    ぐわー!ってなりましたぁ〜!ww




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