83●ぐるりのこと。(舞台挨拶つき)
わーい!
リリー・フランキーが大好きな私。
リリーさんに生で会えるぅ!と喜び勇んで、
舞台挨拶つきジャパンプレミアに、出かけて参りました。
ストーリー・・・
「お、動いた!」小さく膨らんだお腹に手を当て、翔子(木村多江)は夫のカナオ(リリー・フランキー)とともに、子を身籠った幸せを噛みしめていた。しかし、そんなどこにでもいる二人を突如として襲う悲劇…初めての子どもの死をきっかけに、翔子は精神の均衡を少しずつ崩していく。うつになっていく翔子と、彼女を全身で受け止めようとするカナオ。困難に直面しながら、一つずつ一緒に乗り越えていく二人。・・・
’08年、橋口亮輔監督・脚本・原案・編集。
『ハッシュ!』で世界的に一躍有名となった橋口監督。私も、大好きだった『ハッシュ!』。以来6年ぶりとなる新作だったのでした。
この監督がリリーさんを主人公にするなんていう辺り、目のつけどころがイイなあ♪と注目していた私。
橋口監督自身が語るところによると、『ハッシュ!』が有名になる一方で、その後間もなく、このブランクの間、鬱になっていたらしい。
この物語の女性ヒロインである翔子(木村多江)が、やはり子供のことでウツになっていく。彼自身の気持ちとリンクしていたんだなあ、と映画を見て後から考えた。
「『ハッシュ!』では、孤独な単体である一人ひとりが、一時の間、繋がってゆくという物語だったけれど、今度は、「絶対離れない二人を描こう」と思ったのだとか。そして、夫婦のことを描いたという。
実際に現れた橋口監督は、頭をボウズにしていて、不思議な印象。
とらねこの同行者によると、元々マッチョな体型だった橋口監督だけれど、この撮影の合間に、木村多江同様、ドンドン痩せていったのだとか。
リリーさんは、「逆のアプローチで」ドンドン太っていったんだそーですw
リリーさんのお腹は、映画中、みるからにちょっと出てました・・・^^;
木村多江は、リリーさんの演技を、やたらと褒めてました。
すごく自然で上手で、自分が落ち込むぐらいだった、とか。
だけど実際に見ると、私が思うに、木村多江の方がやっぱり断然上手でしたよ。
リリーさんはやはり時に素人らしさが出てしまって、手放しに素晴らしいとは言いがたい。でもほとんどのシーンでは、何とか自然に見えるよう頑張ってたよ。
でも、全く初めて出たにしては、すごく度胸が据わっている人だよね。
ただ、話をさせるとやはり、リリーさんの言う事が一番面白くて、気が利いていて、
監督自身より木村多江より、リリーさんの言葉が一番グッと来た
すごく見たくなったし、会いに行って良かったナーと思いました。
自分にとって、三池監督の次に見たい人だったかもしれない。
物語は、「二人のドキュメンタリーを作るかのような作品にしたかった」と監督自身語るように、すごくリアリティある描写。
ギラギラとリアリティが漂ってくる日常。それなのに、どこかフワっとした印象があるのは、リリーさんと木村多江が描かれているからかもしれない。
法廷画家のダメ男・カナオ(リリーさん)。
物語の初めの方には、ただ単に甲斐性のない男だったカナオも、
ウツになっていく翔子の傍に、ずっと寄り添う姿を見ているうちに、なんだか胸がいっぱいになってくる。
そして不思議と、自分のことばかり思い出していた。
物語は’93年に始まり、その後の二人の10年の変遷を描いたもの。
この’93年は、橋口監督自身がデビューを飾った、『二十歳の微熱』を撮影した年でもある。
そして物語進行は、この二人の夫婦の日常、「ぐるり」の事を描きながらも、
さらにもっと大きな、彼ら二人を取り巻く世界、「ぐるり」の事も同時に描いていく。
橋口監督は、日本人にとって、宮崎勤の連続幼女誘拐殺人事件は、日本の歴史的事件に大きく影響を与えた事件だった、という。
法廷画家であるという、カナオ(リリーさん)は、いろいろな事件に遭遇していくのだけれど、
ここで描かれている事件というのは、どれも新聞等で当時小耳に挟んだ、その裁判の模様その通りで、
どうやら本当に起きた犯人の供述や、その時起こったことを、映画の中でも反映されているようだ。
暗い世相を反映した、’90年代。この頃のことを考えると、確かに自分も暗い気持ちになっていたなあと、共感しながら見れた。
その暗い影は、夫婦二人の間にも訪れている。
恋愛している間というのは、相手の悪いところは積極的に目を潰れるものだけれど、
いざ一緒に暮らすとなると、相手の至らないところばかりが目についてしまう。
その上で、いかに相手を許容し、歩調を合わせていくか、
これは実に難しいことだったりする。
思わず自分のこれまでのことを振り返った。
長い間の時間を誰かと過ごした人には、否応なく自分の話に思えてくる、
そんな物語だった。
痛いよ。。。
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ぐるりのこと。◆淡い筆致で描く夫婦の再生秘話
「ぐるりのこと。」 (2008年・日本)
秋葉原で起きた無差別殺傷事件の衝撃が冷めやらぬなか、繁華街へ出かけるのは少し気が重かった。都心ならどこにでもある街の風景、どこにでもある雑踏。もし人の心が透けて見えたら、きっと眩暈が止まらないだろう。見えない…
映画『ぐるりのこと。』
90年代の殺伐とした事件の数々と並行して描かれる、「いろいろあるけど一緒にいたい」夫婦、10年に及ぶ希望と再生の物語・・・。
とらねこさん、こんばんは☆
舞台挨拶付を観に行かれたんですねー♪(羨)
リリーさん、ちょっとお腹が出てましたよね?
でもそれがかえっていい具合にちゃらんぽらん感が出ていたようにも思えました。(^^;;;;;
リリーさんは自分の出番が終わっても、木村多江さんのシーンが終わるまで毎回待っていたようで、本当の夫婦のようにそっと傍にいたという、なんというか演技を超えた雰囲気みたいのが映画にもにじみ出ていたように思えましたわ。
ルールーさんへ
こんばんは〜♪とってもお久しぶりです!コメントありがとうございました。
ハハハ、本当、リリーさん中年太りしちゃってて、リアリティあるチャランポランさでしたw
木村多江のシーン終わるまで見てたなんて、リリーさんは熱心ですね!
マルチな才能のある人が、初めてのことに向かう時でも、やっぱりそんなに熱心なんだなあ、なんて思うと、
余計リリーさんの株が上がります♪
確かに雰囲気作りで、映画に違いが現れそうですしね!
ぐるりのこと。:90年代を象徴するのは「こころ」だ!
★監督:橋口亮輔(2008年 日本) 京都シネマにて。 ★あらすじ(Yahoo!映画より引用) 19…
こんばんは。
リリー・フランキーの演技はこの作品ではじめて見たのですが、とても味わい深いものでした。たしかに素人くさいところもあったけれど、私にとってはそれがマイナス要素にはならず、かえってこの物語にはピッタリのキャラクターだったなと感じました。
>暗い世相を反映した、’90年代。この頃のことを考えると、
>確かに自分も暗い気持ちになっていたなあと、共感しながら見れた。
そうですね。流れてくるニュースも暗いものが多かった気がするし(今でもそうだけれど)私も90年代というと何となくドンヨリしたイメージ、音楽でいうとやっぱりニルヴァーナかな、あの”Smells like teen spirit”の重苦しいビートが長いこと心の底辺を流れていたような、そんな雰囲気がありました。当時はビーイング系とか小室とか邦楽のヒット曲にはほとんど興味が湧かなかったし。ああ、話が横道にそれてすみません。
決して逃げず、引き受け、愛し、寄り添う〜『ぐるりのこと。』
法廷画家で甲斐性のないカナオ(リリー・フランキー)と、小さな出版社に勤める
しっかり者の翔子(木村多江)。学生時代からの腐れ縁の??.
とらねこさん、こんにちは。リリーさんお好きなのですね♪
舞台挨拶って経験したことがないのですが、監督や俳優さんの声が直接聞けて貴重な機会ですよね。羨ましい〜。
私も『ハッシュ!』は大好きで、この映画は待ちに待ってました。
映画って、やっぱり作り手の人柄が出るのだな、、ということを強く感じました。
橋口監督が、自ら血を流しながらも、描きたかった作品なんだなと思います。
カナオが、リリーさんそのものに見える瞬間がたくさんありました。ナイスキャスティング!
ではでは、また来ますね。
こんにちは〜♪コメントありがとうございました。
90年代と言えばやっぱり、グランジですよね。
涅槃もいいですが、アリチェンが好きでした。日本公演、良かったですよ。
私も、ネルシャツがすごいオシャレだと思っていたクチでしてw
ボロいジーンズとか、カットしたTシャツとか。
そしたら、アメリカ文学の教授に、「ホワイトプアーの真似するんじゃない」って怒られましたよ。
私はジェネレーションX気取りでした。カフカやバロウズを小脇に抱えて、ニヒルに笑ってました。
カミュの一節を書いたTシャツを着てたりね。クレイジーな90年代を過ごしましたよ。
真紅さんへ
こんにちは♪コメントありがとうございました。
おお、真紅さんは、舞台挨拶、まだ行かれていませんか。
確かに、すごく混んでて、人がごった返していて、疲れることは疲れるんですけどね。
メジャー映画の舞台挨拶じゃなくて、マイナーな映画の舞台挨拶なんかはいいですよ。混むといっても、たかが知れているし、狭い劇場でやるので、良く見えるし。
オダジョーとか、小栗くんなんかは、結構大変そうですけどね。大きいところしかやらなそうですもんね。でもでも、本物の小栗くんは、すごいカッコ良かったです!
機会があれば是非!
「ぐるりのこと。」映画館レビュー 完敗
あっやばい良い!と思ったシーンを思い出そうとしたが、忘れてしまったようだ。もう一度観たい、もう一度会いたい、とはこういうことで、理屈じゃなく「好き」ということが確実だから、もっといっしょにいたいと思うんだろう。
はじめまして。
今日「ぐるりのこと」を観てきました。
夫婦が絆を確かめ合うシーンに感動しました。
実際に母が今、空の巣症候群という症状で木村さんが演じていた女性のような状態になっています。
自分では感情をどうやってもコントロールできなくて、身近な人に自分の必要性を求めています。
そういうこともあり、
このシーンでは、母のことを思い、泣いてしまいました。
トラックバックさせていただきました。
ありがとうございます。
映画「ぐるりのこと」 リリーフランキー・木村多江
今日友達と気になっていた映画、
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雑誌であらすじは読んでいたけれど、すでに忘れてて、新たな気持ちで観ることができました。リリーフランキーさんと木村多江さん主演。リリーフランキーさん演じる夫は、はっきりいってダメ男。定職…
maiさんへ
初めまして!コメントありがとうございました!
maiさんは、お母さんのことで、さぞかし心配でしょうね・・。
感情移入をしすぎて、つらい思いをしながら見るのって、やはり大変だなあと思うのですが、
それでも、この映画は、最後に希望が見出せますから、
すっきり優しい映画になっていて、良かったなあと思います。
TBありがとうございました。
ぐるりのこと。
『めんどうくさいけど、いとおしい。 いろいろあるけど、一緒にいたい。』
コチラの「ぐるりのこと。」は、6/7に公開された「ハッシュ!」の橋口亮輔監督の6年ぶりの復活作となるヒューマン・ドラマです。なかなか評判がよさげだったのですが、評判に違わずいい作品….
「ぐるりのこと。」
□作品オフィシャルサイト 「ぐるりのこと。」□監督・原作・脚本・編集 橋口亮輔 □キャスト 木村多江、リリー・フランキー、倍賞美津子、寺島進、安藤玉恵、八嶋智人、寺田農、柄本明■鑑賞日 6月21日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、…
リリーさんは確かに素人臭さもあったのですが、
それが逆に良かったなぁ〜と思いました。
所詮人間の話す言葉って自分の脳で生み出された
脚本を読んでるのも同じことですから、
そういったセリフ回しの下手な人っていると思うんですよね。
だから、リリーさんの演じたカナオに逆にリアリティを
感じたりもしました。
そういったナニゲない空間を描くのが上手い監督さんですよね。
次回作が早くも楽しみです♪
「ぐるりのこと。」
不器用はほどほどに、無神経は論外。1993年はぼくが就職した年。だから、その前後に起きた出来事っていうのは結構自分の中で線引きされていて、特に就職後の事件・事故は印象に残っているものが多い。主人公の翔子とカナオはそんな93年にいわゆる「デキ婚」で結ばれた。JU…
【2008-151】ぐるりのこと。
人気ブログランキングの順位は?
時代が激変した
90年代初頭
悲しみは心の闇を広げていく
希望はどこにあるのだろう
これは
ある夫婦の10年の物語
そして
今を生きる私たちの物語
めんどうくさいけど、いとおしい。
いろいろあるけど、一緒にいた….
miyuさんへ
こんばんは★コメントありがとうございました。
そうですね、リリーさん、すごく上手とは言わないけれど、いきなり主役に抜擢されたら、誰だって普通気負ってしまいますよね〜・・・。
それなのに、こうして自然に演技しよう、と頑張っている姿だけでも、なんだか応援してしまいたくなるんです〜♪
橋口監督のことは、リリーさん、かなり尊敬しているらしく、毎日のように一緒に居て、濃い時間を過ごしたみたいですよ。
いろんなエピソードが微笑ましく感じました★
【ぐるりのこと】
監督:橋口亮輔
出演:木村多江、リリー・フランキー、倍償美津子、寺島進
めんどうくさいけど、いとおしい。
いろいろあるけど、一緒にいたい。
?? 一組の夫婦の10年の物語 ??
「靴の修理のバイトをするカナオと結婚した出版社に勤める翔子。、間もなく
独断的映画感想文:ぐるりのこと。
日記:2008年7月某日 映画「ぐるりのこと。」を見る. 2008年.監督:橋口亮輔. 出演:木村多江(佐藤翔子),リリー・フランキー(佐藤カナオ),倍賞美津子(吉田波子),寺島進(吉田勝利),安藤玉
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mini review 08318「ぐるりのこと。」★★★★★★★☆☆☆
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とらねこ様
TB有り難うございました.超スローな応答でゴメンナサイ.
リリー・フランキーは我が家(相棒が九州もんです)でも人気絶頂です.彼の優しく優柔不断ながら芯が一本通っているところ,良いと思います.
舞台挨拶付きプレミアにご参加とのこと,うらやましかです.
ほんやら堂さんへ
こんばんは〜♪イエイエ、こちらこそ、TBありがとうございました。
お返事が溜まっていらっしゃるのかな?と、こちらからコメントを書かせていただくのは控えさせていただきましたが・・
リリーさん、すごく良かったですよね。
>うらやましかです
あらっ、博多弁でしょうか?というか、九州の方なのでしょうか。
【映画】ぐるりのこと。
■動機
一度見逃したレアもの映画だから
■感想
良い映画だなっと思った。
■満足度
★★★★★★★ まんぞく
■あらすじ
1993年、何事にもきちょうめんな妻の翔子(木村多江)と法廷画家の夫カナオ(リリー・フランキー)は、子どもを授かった幸せをかみしめていた…
『ぐるりのこと。』 試写会鑑賞
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ぐるりのこと。 DVD
「ぐるりのこと。」のDVDを観ました〜♪
主演の木村多江が、昨年度の日本アカデミー賞主演女優賞を受賞してたので、かなり気になってた映画です。あまり目立つ女優さんじゃないけど、ボクはけっこう好きな女優さんだったんですよ。そんな彼女が脚光を浴びたこの映画、…
「ぐるりのこと。」
じんわり心に響きました
リリー・フランキーさんって、いわゆる「何をやっているか分からない人」っぽいんですが、不思議と拒絶反応とかが起こらないんですよね。
何と言うか、見ていて不思議と癒されるみたいな感じというか。
とにかく独特の魅力を持つ、不思議な方ですよね。
『ぐるりのこと。』
なんか夫婦っていいなぁ〜。結婚してから改めてこの映画を見たらもっといいんだろうなぁ〜。そう思える映画でした。別に劇的なことが起こる訳ではないのですが、一緒に育てたトマトを食べる、手を繋いで歩く、決め事をカレンダーに記すという、何でもないことが凄く羨ましく….
にゃむばななさんへ
こんばんは〜!コメントありがとうございました。
にゃむばななさんはそんなにリリーさんあまりご存知じゃないですか〜
見ていて癒される・・・うーん、ちょっと違うかな・・・。この映画ではそういう役どころなんですが、本人は全く違うかもです☆
著作を読んだりしゃべっているところを聞けば、そのイメージは変わるかと思いますw
リリー・フランキー著書評書きました↓
http://www.rezavoircats.com/archives/64659913.html
ぐるりのこと。
この作品、評判よいですね。(^^)
特に木村多江さんが。
1993年7月。
日本画家を目指す傍ら、職を転々としている夫・カナオと
小さな出版社で女性編集者として働く妻の翔子。
カナオは先輩の紹介で新しく法廷画家の仕事を紹介される。
翔子の母・波子や兄夫婦はカナ…