67●アイム・ノット・ゼア
ボブ・ディランというと、「ロックの歴史を早めた男」のイメージだった。もうすでに’90年代から、彼の名前は歴史そのものだったしね。サブカル、カウンターカルチャーの父、みたいな・・・正直、自分の手に届かない、途方もないイメージがあったんだ。
音楽、特にロックを一時期と言えどハマったことのある人なら、絶対にその名を何度も耳にする、ボブ・ディランの名前。
自分は、何度も言うようだけれど、’90年代には’70年代がすごいクールだと思っていて、レイドバック少女を決めこんでいたんですね。
その割りには、ボブ・ディランをはじめ、ストーンズとかビートルズとか、あまりに偉大な名前がついてしまっているものに関しては、少しも食指が動かなかったの。
なぜなら、そこまで偉大になってしまうと、もうすでに「カウンターカルチャー」だの亜流派だのと言ったイメージからはほど遠くなってしまうじゃない?
・・・というのもその理由の一つにあるけれど、基本的に、その音楽が「十分にうるさくないから」と白状する方が正直だよね。
まあ自分は若い頃は、とにかくうるさくて、早くて、重いのでないとダメだったんです。音楽に関しては、もう、座って聞くタイプのものは一生ムリ。
だけど、ボブ・ディランは、詩集が出たこともあって、それは読んでいた。
『ミスター・タンブリン・マン』の詩がいかに、その時代の空気を読み取ったものだったか、というのを聞いたことがあった。文字通りの意味ではなく、その裏に激ヤバな表現でいっぱいの詩だったとか。そういうのを聞きつけて、クールだなあと思って。
じゃあ音楽は、というと『ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア』のガンズのカバーを聞いて、すげーカッコいい曲だな、と。そして後から『ビリー・ザ・キッド』の映画を見て、ボブ・ディランが俳優もやっていたんだ、なんて初めて知った。この映画のラストにかかるオリジナル曲は、意外にも超カッコ良かったのにビックリ!やるじゃん、ボブ・ディランてすごいのかな・・そう思ったのを覚えています。
まあそんな訳で、実は、ボブ・ディランのことはその程度しか知らなかったの。
でも、この映画には胸を震わせられた!!
感情が高ぶって、涙が止まらなかった。とにかく。
なんてカッコいいんだ、ボブ・ディラン。
この映画の表現の仕方にも仰天。シュールで理解しがたい天才を、この一人の人間に納まりきらない、途方もない男を、途方もないやり方で表現した。
こんなドキュメンタリーがあるなんて、目からウロコですよ。
そうだよね、映像表現て、やはり自由でなきゃいけないんだ!そして、自由な表現は、なんて素晴らしいんだろう!
窮屈な感じ、退屈さが皆無。
そして、その合間に挟まれる音楽の、なんてカッコいいこと。
時に、ボブ・ディラン本人の曲が流れるけれど、中にはここに出てくる俳優が、そのパフォーマンスつきで歌っている場面もあり。
そうか、これはトリビュート・アルバムのようなものだ!
と、気がついた。
音楽でやるのは決して珍しくはないけれど、これを映画でやるなんて、なんて斬新なんだろう!
’07年、アメリカ。トッド・ヘインズ(『ベルベット・ゴールドマイン』、『エデンより彼方に』)監督・脚本。
その時代時代で、全く違う人であるかのように、ディランが変遷していった有り様を、6人の別人格のように、オムニバスのように、群像劇のように、描いている。
初めに出てくるギターを抱えた黒人少年、ウッディがボブ・ディランだなんて。
もう、それだけで「分かった」と言いたくなった。エリック・クラプトンがこれを見たら、死ぬほど嫉妬するだろう。
喋る英語の、言葉選びもカッコいいしね、この少年。それからもちろん、人生に対する態度もクールだなあ、おい!
きっと、ボブ・ディラン本人も、納得しただろうと想像する。
ボブ・ディランのイメージに一番近いのは、特に誰、とも言えないのだろうけれど、一番マスコミのイメージに近いのは、きっとケイト・ブランシェットのジュード(ロックスター)だろうね。
’60年代初頭にはプロテクト・フォーク、民衆の代弁者だったボブ・ディラン(クリスチャン・ベールの役どころ、ジャック/ジョン牧師)が、
’60年代半ばにロックンロールへの転身を図った、その意図を、民衆に“裏切り行為”と見なされるなんて、思いも寄らなかった。
私なんかにしてみたら、メチャクールで、ロックの歴史を作っていった、カッコイイことにしか思えなかったのに、(体制側に組しないのはどっちだよ、と)
それまでの彼の音楽を愛した人からしてみたら、「裏切り行為」だったとは・・・なるほど。
凄く新鮮な物語だった。ボブ・ディランがクールなだけじゃなくて、映画としても素晴らしくて。満足満足。
このシュールな編集も好み。
もし、これの全ての整合性をつけるのが難しいとしたら、それはそれでいいんじゃないか、と私は思う。
つまり、各個人別人として、捉えてしまってもいいかも。
この途方もない天才は、その整合性の取れないイメージから、
周りを裏切っていった、というより、
自分を退屈させないようにしていたら、いつも時代のお騒がせ男になってしまったんだろうね。
きっと、放浪者なんですよ。一生。
ライク・ア・ローリングストーン。
(うー、この曲にはマジ痺れちゃった)
2008/05/05 | :とらねこ’s favorite, :ドキュメンタリー・実在人物
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コメント(33件)
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「アイム・ノット・ゼア」映画館レビュー 何故に
僕は夢の中で、この映画に出てくる、世間からは総じてボブ・ディランと呼ばれる人物について、なぜ共感できないのかと、多くの人を敵に回していた。
アイム・ノット・ゼア
『詩人・無法者<アウトロー>・映画スター・革命家・放浪者・ロックスター 全てボブ・ディラン 6人の豪華キャストが演じる、生ける伝説』
コチラの「アイム・ノット・ゼア」は、まさに生ける伝説、っつ〜か生ける神様?ボブ・ディランをモデルにした6人の人物を6人…
『アイム・ノット・ゼア』
この映画はボブ・ディランに心酔した人以外には難解すぎる映画だと思います。私なんぞはボブ・ディランといえば様々な分野に影響を与えた偉大なるミュージシャンで、彼の音楽は「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」ぐらししか知りませんでしたので、正直最後までこの映画に面….
アイム・ノット・ゼア:各人の認識に対する無数の問いかけに満ちた作品
★監督:トッド・ヘインズ(2007年 アメリカ) 京都シネマにて。 ★解説(Yahoo!映画より引用…
こんばんは、コメント&TBありがとうございました。新アドレスへの移行、お疲れ様でした。私も当初はライブドアブログを使っていましたが、独自ドメイン取得までは考えが及びませんでした。
それはそうと、映画について。
>エリック・クラプトンがこれを見たら、死ぬほど嫉妬するだろう。
そうかも(笑)。ただ、クラプトンを題材にしたら酒やドラッグ、家族関係なんかでもっとヘヴィな物語になりそうですが、ぜひ見てみたいですね(音楽も堪能できそうだし)。ともあれ下手なドキュメンタリー映画を見るよりずっと面白い鑑賞体験でした。
劇中曲では『ライク・ア・ローリング〜』も満足でしたけれど、ジミヘンもカバーしていた『オール・アロング・ザ・ウォッチタワー』がちょこっと聞けたのが嬉しかったです。
観ました〜
すごい面白かったです!
いや、終わるのがもったいないくらい楽しかったです。
ちょっとうとうとしたけど(笑)
ディランの伝記映画「Don’t Look Back」では、この映画でケイトが演じたディランが生で観られますよ〜
機会がありましたらぜひ!
「アイム・ノット・ゼア」トッド・ヘインズ
I’m not there.
2007アメリカ
監督:トッド・ヘインズ
脚本:トッド・ヘインズ、オーレン・ムーヴァーマン
出演:クリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、マーカス・カール・フランクリン、リチャード・ギア、ヒース・レジャー、ベン・ウィショー、ジュリアン・…
映画 「アイム・ノット・ゼア」
楽しみにしていたボブ・ディラン題材の音楽映画「アイム・ノット・ゼア」を映画の日に鑑賞。{/kaeru_en2/}
「アイム・ノット・ゼア」2007年 アメリカ 監督:トッド・ヘインズ
音楽映画伝記物っていうのはなかなか面白いと思う。物真似映画なんて悪口もあるけど、良く似て…
「アイム・ノット・ゼア (I’M NOT THERE)」映画感想
アカデミーでケイト・ブランシェットが助演にノミネートされ、その映像を見て気になって仕方が無かった映画「アイム・ノット・ゼ
こんばんは★コメントありがとうございました。
クラプトン物語はかなりドラマティックですもんね。いやあ十分にストーリーのネタにはなりそうですけど。
クラプトンの場合は、年とともにだんだん黒くなっていくのもいいかもですね。
>ジミヘンの『〜ウォッチタワー』
うん、この辺、見たら椀さまが言及なさるかなあなんて思っていました。
それにしても、さりげなく遊びに行ったら、椀さまがこれをすでにUPしていて嬉しかったです。
そうそう、椀さまも以前livedoorだったのは知っています。あの当時は不具合が多かったから、移行したくなるのも分かります。
椀さまは結構いろいろ試されたりしていますよね。
manimaniさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
そうですね!すごく面白かったです。
こないだ映画を見た帰りに、友達とこの話で盛り上がっていたのですが、これほどまでに世間的に評判が悪いとは思いも寄りませんでした。
ところで、もともとドキュメンタリーは興味がそれほど湧かない私だったので、’05年のスコセッシの『ノー・ディレクション・ホーム』もスルーしてしまったのですが、
これって’64年のツアー同行記なんですね。
しかも、ロック転向後初のアルバム・・・おっしゃるとおりですね。うわーww
まさに、この映画でのケイト・ブランシェットの役どころですね!
アレン・ギンズバーグも出てくるなんて、あのシーンと比べたくなってしまいそう♪
とらねこさま♪
正確にいうと、「Don’t Look Back」はステージではまだアコギ弾き語りスタイルをやっていた時期なので、ケイトが演じた時代よりはちょっと前でした。でも会話や立ち振る舞いはもうすでにあの禅問答世界なので、十分に堪能できると思います。
「ノー・ディレクション・ホーム」のほうはロック転向期の演奏シーンは多いですが、あまり当時の日常の姿は出てこないので、やっぱり前者を勧めます(笑)
あと、拙ブログにコメントいただいた、ディランのCDおすすめ、ですが、ム・ムズカシイ^^;
時代とともにまったくスタイルが違うので&ワタシはベスト盤を全然おさえていないので、あまりお役に立てないかも・・・
ベスト盤でないのでしたら、これなどよいのでは?
フォーク期:「フリーホイーリン」
転向期:「追憶のハイウェイ61」
その後^^;:「血の轍」
番外編:「激しい雨」「欲望」
ご参考までに〜
たびたびすみません追記です〜
Like a Rolling Stoneは
「追憶のハイウェイ61」に入っていますよ♪
manimaniさんへ
こんばんは〜♪
あ、『Don’t Look back』ではエレキはまだ使ってませんでしたか。
初めてエレキを持って登場したあのシーンは、’65年のニューポート・フェスティバルだったんでしょうか。
いやあ、歴史に出会った瞬間だったんでしょうね。
あの瞬間のシーンは、体中の鳥肌が勃起しましたよ!
『Don’t Look back』も見てみたいです。
で、アルバムも教えていただき、ありがとうございます!(あ、ベスト版じゃなくてOKでした。)
ファン度が高くなればなるほど、アルバム一つを選出するのは難しそうですね。
ところで、私の場合いつも輸入版でしか買わないので、日本語タイトルが新鮮です(笑)
早速、『追憶のハイウェイ61』は手始めに買ってみたいと思います。
あ、あと『アヒルと鴨〜』でずっと歌われていた、「Blowin’ in the wind」が聞きたいですね♪
The answer is blowin’ in the wind
真・映画日記(1)『アイム・ノット・ゼア』
JUGEMテーマ:映画
4月27日(日)◆788日目◆
日曜なのに朝8時前に起きて、
8時半には家を出る。
もう少し寝ていたかったが映画がある。
今年のGWはタイトなスケジュールなんだから、
これくらいは慣れなくては。
9時半に「シネカノン有楽町2丁目」に到着。…
たびたびたびたびすみません
Blowin’ in the Windならばフリーホイーリンですね。
原題でいくとThe Freewheelin’ですね。
ついでに
血の轍Blood on the Tracks
追憶の〜Highway61 revisited
激しい雨Hard Rain
欲望Desire
ですね。
詩集をお持ちならば輸入版でもいいですね。やっぱり歌詞が強烈なので、ストレートに耳で聞ける英語力のある人がうらやましいです。ディランの場合特に。
あとHighway〜は名作ではありますが、ディランは実はライブがスゴい!ということで、ライブ盤であるHardRainもぜひ聴いてほしいなあと思っちゃうワタシです。
すみません、語りだすとキリがないのです。ご勘弁を。
manimaniさんへ
こんにちは〜♪
またまた戻って来てくれてありがとうございます!
ディランの歌い方は、ラフでまっさらで、魂が剥き出し、という気がしますね。
歌が上手いとか下手とか超越してます(笑)!こういうシンガーは一番好みです。
おっしゃる通り、ディランの場合、歌詞の意味が分かった方が余計、感動しますよね、きっと。
で、ライブが凄いんですね!そしたらやっぱり後で『Hard Rain』も買わなくては・・・(笑)
ちなみに、『アヒルと鴨のコインロッカー』では、
歌詞の意味が分からなくても、「Blowin’ in the Wind」を聞いているだけで、すごく伝わって来るものがあるんですよ。
ディランを聞いたことがない人にも、ディランの良さが分かるような映画だったと思います。
また、凄く上手に使っているんですよね・・・。
村上春樹の『ノルウェイの森』に次ぐ、上手な使い方なんじゃないかな、なんて思いました。
もしまだだったら、是非見て欲しいです♪
なんて、負けずにオススメしてみました(笑)
アイム・ノット・ゼア♪6人のボブ・ディラン
6人のキャストが演じる、それぞれのボブ・ディラン
5月8日、京都シネマにて鑑賞。そういえば、ボブ・ディランは今も健在なのだ!実は私もボブ・ディラン世代?でもファンではなかったが。日本のフォークシンガーにとっては神様のような存在だったので、彼のことを歌に…
アイム・ノット・ゼア
【映画的カリスマ指数】★★★☆☆
僕であって僕じゃない、正否混在ボブ・ディラン
「アイム・ノット・ゼア」野心作だけど不親切な出来
「アイム・ノット・ゼア」★★★
ケイト・ブランシェット 、ヒース・レジャー 、リチャード・ギア 主演
トッド・ヘインズ 監督、アメリカ、2007年、135分
今現在生きている人を
伝説のように描くのは
見てるほうもちょっと居心地が悪い。
この映画は歌手ボ…
アイム・ノット・ゼア
ホブ・ディランはすごく好きという訳ではなく、
まぁ代表曲をちょいちょい知ってる程度なんですけど、
このトッド・ヘインズ監督作は思った以上にユニーク
な伝記映画でした。
いやこれを伝記と言っていいのか。
今年のアカデミー賞でケイト・ブランシェットが助…
とらねこさん
こちらこそちょっと多忙でブログは二の次になって
てご無沙汰してます^^
>’90年代には’70年代がすごいクールだと思っていて、レイドバック少女を
おーそうなんですね!^^自分はなんだろう
マニアックな方向にいたなぁ。;;
ディランは最近まで全然聞いてなかったほうです。
トリビュートアルバム!なるほど!そうかも!
実際サントラには幻だっていう1曲以外は2枚組なのに全部他人が演奏してますしね^^
過去にこういうスタイルの映画、あったかもしれないけど覚えがないです。
クラプトンもそうですけど、すでに映画にされて
しまった、カートコバーンとかブライアン・ジョーンズが悔しがってそうな気がします・・
でもディランなら誰も文句言わないでしょうね。^^それくらい尊敬されてる人だと思います。
kazuponさんへ
こんばんは★コメントありがとうございました。
本当、久しぶりでした〜。
>’90年代はレイドバック
いやいや、私に言わせると、いつ聞かれてもヒッピー文化が一番クールってことになっちゃうんですよ
とは言え、本当は何でも聞いてましたよ〜。今の映画と一緒で、雑食でしたw
私も、ディランまでは全然手が伸びなかったですね。
私の周りは、音楽好きばかりだったのですが、ボブ・ディラン聞いている人って全然居なかったですよ。
>トリビュートアルバム
納得してくれちゃいます!?ですよね?この映画って、時々しかボブ・ディランのオリジナル曲がかからず、後は上手くなくても俳優さんたち本人が歌ってたりするんですもん!これこそ正に、トリビュートアルバムの精神ですよねっ★
カートコバーンが、ブライアン・ジョーンズが・・
うんうん、こういう単語並べられると嬉しいです。
お望みの答えは得られたかな?
129「アイム・ノット・ゼア」(アメリカ)
詩人のランボーに傾倒する青年が男たちにプロテスト・ソングを止めた理由を問われ、詩人らしい言葉で応じていく。1959年、ギターを抱えたウディと名乗る黒人少年が貨物列車に飛び乗り、病床のウディ・ガスリーに会いに行…
とらねこさん、こんばんは〜
音楽、特に洋楽に疎い私にはボブ・ディランは名前を聞いたことがある、という程度でした。
あとは「アヒルと鴨の〜」ぐらいですかね。
多分ボブ・ディランを知る人はかなり楽しめたんでしょうね。
作品的には、一種の群像劇風で楽しめましたけど、
今一歩深くは入り込めなかったかな。
ライク・ア・ローリングストーン。
これは聞いたこともあるし、いい歌だと思います(なんて)。
CINECHANさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
そうですね、最近ですと、『アヒ鴨〜』のイメージが、ディランには強いですよね。
私は全然ボブ・ディランは詳しくないのですが、物語はスンナリ頭に入って来ましたよー。
『ライク・ア・ローリングストーン』は、名曲中の名曲ですね。
まさに彼の生き様なんですね。
『アイム・ノット・ゼア』
奇想天外な心の旅。
生ける伝説のミュージシャン、ボブ・ディラン。詩人/アルチュール・・・ベン・ウィショー
無法者(アウトロー)/ビリー・・・リチャード・ギア
映画スター/ロビー・・・ヒース・レジャー
革命家/ジャック、ジョン牧師・・・クリスチャン・ベール
…
映画『アイム・ノット・ゼア』を観て
44.アイム・ノット・ゼア■原題:I’mNotThere■製作年・国:2007年、アメリカ■上映時間:136分■字幕:石田素子■鑑賞日:5月1日、シネマライズ(渋谷)■公式HP:ここをクリックしてください□監督・脚本:トッド・へインズ□脚本:オーレン・ムヴァーマン□製…
アイム・ノット・ゼア [監督:トッド・ヘインズ]
見事に意味不明。
ぽかーん・・・
アイム・ノット・ゼア
リッチー・ヘブンス渋〜い♪
アイム・ノット・ゼア
2007 アメリカ 洋画 ドラマ 伝記
作品のイメージ:カッコいい、スゴイ、ためになる
出演:クリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、ヒース・レジャー、リチャード・ギア
ボブ・ディランの6つの顔を6人の俳優が演じているという風変わりな作品。バイオグラフィー…
アイム・ノット・ゼア
詩人・無法者(アウトロー)・映画スター・革命家・放浪者・ロックスター
全てボブ・ディラン 6人の豪華キャストが演じる、生ける伝説
『アイム・ノット・ゼア』を観たぞ〜!
『アイム・ノット・ゼア』を観ました『エデンより彼方に』などの鬼才トッド・ヘインズが、構想から7年をかけて挑んだボブ・ディランの伝記映画です>>『アイム・ノット・ゼア』関連原題: I’MNOTTHEREジャンル: ドラマ/音楽/伝記上映時間: 136分製作国: 2007年・…