49●マイ・ブルーベリー・ナイツ
ウォン・カーウァイに関してはそれほど得意、という訳でもないのだけれど、
「この人の映画だ」と言われたら、それとなく自分の中で「何かこういうもの」、というフワフワしたイメージがある。
その独特な空気感だとか、どこまでもゆったりとした、優しくフレームが流れるキュンとするような気持ち。
そんなものが約束されているのだ。
ストーリー・・・
ニューヨーク州コニー・アイランド。40年以上前からある、何の変哲も無いデリでジェレミー(ジュード・ロウ)は働いている。最近、ある女性(ノラ・ジョーンズ)が毎日必ずブルーベリーパイを買いに来る。彼は密かにその女性を“ブルーベリー”と名づけ、彼女のためにパイを残しておく。ある日、ひょんなことから、お互い少しだけ過去を明かしあう。そして、ジェレミーは彼女が要らなくなった鍵を預かることになる。彼女は店に来なくなり、ある時、メンフィスから手紙が・・・
この映画は、ジュード・ロウやらハリウッドで活躍している俳優さんが出てくるというので、どうなるのだろう?というのがあったかも。何となく、ウォン・カーウァイのイメージじゃなかったのよね。そういうのって。
ウォン・カーウァイのイメージと言ったら、映画の中での出来事が、どんどんいろいろな事件が起ったりしない、そういう印象があったの。
事件は、なかなか、何も起らない。なんでー、どうしたの?っていうぐらい、映画の中で何も起らない時間が多くて、ちょぴりづつ進んでゆく。
正確に言うと、物事が起ることを前提にしているのではなくて、たゆたう時間の中で、人々の気持ちがユックリと動く、
そこに表される微妙な気持ちのヒダといったものを、
キリキリと胸がどこか疼くような痛みと共に、柔らかく描く。そんな印象かな。
特別な物事が起って人が変わっていく有り様を描くのではなくて、
人の気持ちの流れというものがいかに周りの出来事の中に調和してゆくか、または調和してゆかないか、
そういうことを描くのが上手な監督、というイメージがあったかな・・・。
壊れゆく物事と、それにそぐわない人の気持ち、そういう
「なーんて微妙なんだッ!」
ていうぐらい、心の隙間の動きというものを、鮮やかに、甘く痛みを描く・・・こういうところがウォン・カーウァイの良さだ、と勝手に思っていたの。
今回の映画は、なんとなく『天使の涙』や、『恋する惑星』のイメージとどこか被るせいか、なんとなくそれらと比べて見てしまったのね。
すると、見ている間は楽しめたのだけれど、なぜかこれまで見て来たウォン・カーウァイとほんのちょっぴり違うような印象を感じてしまったのはあったかな。
やっぱり、相変わらず人の痛みやら、すぐには変われない人の気持ち、そういうものが描かれてはいる。
だけど、エリザベスの周りで、いろいろな人に出会っていろいろな事が起る、そういう事に対して、ちょっとウォン・カーウァイ変わったかな、なんて思ってしまった。
イヤイヤ、これ自体、結構好きではありましたよ、ウン。
エリザベス(ノラ・ジョーンズ)のまっすぐさとか、ジェレミー(ジュード・ロウ)がさりげなく見せてくれる優しさも良くってさー。いい男だよね、こういう店員がいる店だったら、私も通うわw
ナタリー・ポートマンは、出て来ただけですんごく嬉しくなっちゃった。
私ね、彼女大スキ。だって、いい演技するじゃない?
しかし、ノラ・ジョーンズって、てっきり歌手だと思ってたので、こんな主演に抜擢されちゃって、本当にビックリしちゃった。
そういえば、フェイ・ウォンとかも使っちゃうのがウォン・カーウァイだしなあ・・・。
フェイ・ウォンは、CDまで買ってハマってた人です、私(笑)
まあそんな訳で、これまでのウォン・カーウァイに比べたら、すっごく見やすくなってる作り。
面白いし、ちゃんといろいろ事件は起るし・・・w。
主人公の気持ちが、ニューヨークから離れる距離に従って、だんだん立ち直っていく、そんな姿を描く良作でした。
今までウォン・カーウァイが好きでなかった人も、きっと、この作品で、良さが分かってもらえること、受けあい
*追記* ウォン・カーウァイ特集はコチラにUPしたよ!
2008/03/29 | :ラブストーリー
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キスまでの距離〜『マイ・ブルーベリー・ナイツ』
MY BLUEBERRY NIGHTS
ニューヨークで失恋したエリザベス(ノラ・ジョーンズ)は旅に出た。新しい自分
になるために。涙に暮れる彼女を美宮.
とらねこさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございました。
もしかして一番乗り? ドキドキ(笑)。
私は王家衛大好きなんです。この映画は待望の新作ということで、満足できました。
やっぱり、よく映画を観られる方でも「アジア映画」っていうだけで敬遠してしまう方もいらっしゃるのでしょうね。
そういう意味では、ジュードも出てるし入りやすい映画かもしれないですね。
フェイ・ウォンにハマってらしたのね〜。私はノラ・ジョーンズにはまりそうです(笑)。
ではでは、また来ますね〜。
映画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
原題:My Blueberry Nights
疾走する電車とカフェ・・ブルーベリー・パイの味は、あなたに近づくための5,603マイルの旅・・恋する気持ちを旅で埋め、新たな恋に踏み出す勇気を繋ぐ旅・・・
通りの向かいのカフェ、道路を横断すればいいだけなのに、甘酸っぱいブル…
マイ・ブルーベリー・ナイツ
原題 MY BLUEBERRY NIGHTS
製作年度 2007年
製作国・地域 香港/中国/フランス
上映時間 95分
脚本 ローレンス・ブロック 、ウォン・カーウァイ
監督 ウォン・カーウァイ
出演 ノラ・ジョーンズ/ジュード・ロウ/デヴィッド・ストラザーン/レイチェル・ワイズ/ナタリー・ポ…
とらねこさん、こんにちは〜♪大好物でございます(笑)
わー、またとらねこさんとの共通点めっけ
ジュードはもちろんスキなんですが!
ナタリー・ポートマン、フェイ・ウォン
ノラは一時、職場で(大ファンがいて)ずっと聴いてて、もうアレなんですが(笑)
フェイ・ウォンは今でもよく聴きます!もう、あの声がスキ
思ったより、ジュードも出番があったし、ナタリー・ポートマンもカッコよくて
満足できた作品です〜♪
こんばんは〜!
僕もこの作品、観てきましたー。
とらねこさんのウォン・カーウァイ監督評…解ります。
彼の作品って、常に浮遊感がありますよね。
どこに流れていくのか検討もつかないみたいな。
僕は今回、この作品を観て、同じように『恋する惑星』を思い出しましたし、カーウァイ監督は恋に恋する永遠の青年なんだなと思えました。
マイ・ブルーベリー・ナイツ
『ニューヨークから5.603マイル あなたのブルーベリー・パイが恋しい』
コチラの「マイ・ブルーベリー・ナイツ」は、グラミー賞受賞シンガーのノラ・ジョーンズが映画初主演にして、初演技を披露する極上のスイーツのような3/22公開のラヴストーリーなのですが、早速…
真紅さんへ
こんばんは★コメントありがとうございました。
そうですね、ゆったりした時間が流れる空間で、とっても居心地が良かったですね。
私は、最近、仕事が大変で、映画を見るのに本当に幸せな気分に浸りたい時があって・・・
正直ちょっとウォン・カーウァイらしくないように思ってしまったところもありましたが・・・
ノラ・ジョーンズは、鳴り物入りの大型新人、として、ひたすらタワーとかでかかってたのを覚えています。
声がすごくいいんですよね〜♪
kiraさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
kiraさんは、ジュード・ロウお好きだったんですね☆
ジュード、『スルース』の方が私はずっと良かったんですが、これもなかなかでしたよね〜♪
フェイ・ウォンお好きでしたのか!私も、今でもよく聞きます♪
フェイ・ウォンて、なんて素敵な歌声なんだろーって思いました。
ノラ・ジョーンズも、似たようなイメージの声じゃないですか?
Elijahさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
そうですね!
>ウォン・カーウァイは、恋する永遠の青年
この言葉、とっても素敵ですね!本当にそんな感じがしますね。
ウォン・カーウァイの描く人の気持ち、というものが、とても心に響きます・・・。
正直、疲れてへとへとになっていたので、すごーく癒されてしまったのですが、
ウォン・カーウァイ作品としては、狙いすぎ感がどうもありました・・。
ウォン・カーウァイの脚本て、いつも流れのままに撮るって散々聞いていたのに、この作品はどうも、脚本がちゃんと書かれていましたね(笑)
ウォン・カーウァイ、撮りずらかっただろうなあ・・(笑)
マイ・ブルーベリー・ナイツ
JUGEMテーマ:映画
2008年3月22日 公開作品
「お客さん、もぉ閉店なんですけど・・・。」
「まだ子供が食べてるでしょぉが!」
ウゥォォ〜ン・カァ〜ウァァ〜イ・・・言ってみたかっただけです。
でしょうね、これはもぉウォン・カーウァイ監督そのも…
こんばんはとらねこさん。
ウォン・カーウァイ監督が好きなので観てきました。今までの映画とちょっと趣向が違うように思えたけど、美しい映像やダイレクトな表現を控えた手法などは健在。
ただ、ノラの歌は好きだけど、映画の中ではレイチェルやナタリーのほうが印象的だった〜
ラストのジュウド・ロウのキスには完敗(どうしてあんなに上手いの?)
ブルーベリーパイを食べながら余韻に浸っております。(あのジュルジュルとひたっていく映像を見たら、食さずにはいられない)
cinema_さんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございます!
ちょっとお久しぶりです★
そうですね、やっぱり安心して身を任せられる感じがあって、それがとっても心地いいんですよね!
私も、ノラの声ってすごく好きなんですが、確かに他の実力派女優陣と比べてしまうと、可哀想でしたか。
いやー、レイチェル・ワイズにしろ、ナタリー・ポートマンにしろ、すごくいい女優さんで、カッコ良かったですねぇぇぇー
私も、ブルーベリーパイが食べたい!と思いつつ、まだ口にしていませ〜ん
うん、私も今度是非、ベルーベリーパイを探して買って来ようっと
ジュードのキスは、なかなかいいシメでしたよね〜★きゅーんとしましたね♪
真・映画日記(1)『マイ・ブルーベリー・ナイツ』
JUGEMテーマ:映画
3月22日(土)◆752日目◆
昼前から外出。
12時前に新越谷の駅ビルにある「プレイガイド」で「イタリア映画祭2008」のチケットを9枚買う。
パスポートも5回券も売り切れだったので、
見たい作品のチケット(指定席)を全て押さえた。
これで今年の…
マイ・ブルーベリー・ナイツ
原題:MY BLUEBERRY NIGHTS
製作年度:2007年
製作国:アメリカ
上映時間:95分
監督:ウォン・カーウァイ
原作:――
脚本:ローレンス・ブロッ…
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」 心地よい距離感
人と人との間には、それぞれが心地よいと感じる距離があるような気がします。 その心
とらねこさん、こんばんは!
久しぶりにウォン・カーウァイ監督の作品をみました。
「恋する惑星」が好きだったんです。
>物事が起ることを前提にしているのではなくて、たゆたう時間の中で、人々の気持ちがユックリと動く
まさにそういう感じですよね、彼の作品は。
本作もゆっくりと動く気持ちというのが出ていたような気がします。
>フェイ・ウォンとかも使っちゃうのが
ノラ・ジョーンズもびっくりしましたけど、そういえばフェイ・ウォンのときもそうでしたね。
とらねこさんと同じように当時フェイ・ウォンにはまりました。
最近はノラ・ジョーンズ聞いてます(笑)。
はらやんさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
はらやんさんも、昔からウォン・カーウァイを見ていた人だったんですね!
>ゆっくり動く気持ち
ですよね〜★同意していただき嬉しいです。
はらやんさんもフェイ・ウォンにハマりましたか!
あの頃の彼女って、本当に素敵でしたよね!
映画に出たことないとは思えないほど、堂々としていて、すっごく素敵でした。
ノラ・ジョーンズの声もホント心に直に響く感じがしちゃいます。
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(2007/ウォン・カーウァイ)
預けられた鍵の数だけ、預けた人の思いと、取りに来るかもしれない人の思いがある。
ウォン・カーウァイ第5弾、最新作『マイ・ブルーベリ??.
マイ・ブルーベリー・ナイツ
マイ・ブルーベリー・ナイツ
MY BLUEBERRY NIGHTS
監督 ウォン・カーウァイ
出演 ノラ・ジョーンズ ジュード・ロウ
デヴィッド・ス??.
●マイ・ブルーベリー・ナイツ(MY BLUEBERRY NIGHTS)
ウォン・カーウァイというと、『恋する惑星』コチラの作品がコブタが好きだったり♪
大の美形好きで独自の美学のある映像で、女性のツボを刺…
ウォン・カーウァイ作品といったらフェイ・ウォン出ている恋する惑星が私は好きです(^^)
なんとも 観て心地よい映画でしたよね!
お洒落さ、ロマンスといったのをいい感じの加減で作られているように思いました。
コブタさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
おお、コブタさんも『恋する惑星』がお好きだったのですね。
見ていて、心地良い作品でしたね。
言葉でなく、映像で語るところが好きです。
マイ・ブルーベリー・ナイツ
マイ・ブルーベリー・ナイツ (出演 ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ)
監督:ウォン・カーウァイ
出演:ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ??.
ウォン・カーウァイの作品って他に見たことがないんですが
たしかに、とらねこさんの言う通りフワフワした感じありました。
それが私にはすごく心地よくて、ちょっとはまっちゃいました。
恋する惑星も見てみようと思います
私もジュードのいるカフェだったら通います!!
マイ・ブルーベリー・ナイツ
先日、コーエン兄弟監督の『ノーカントリー』を観賞した際、監督の作風を知らなかったためか面食らったので、今回はウォン・カーウァイ監督の予習を敢行(一応学習しています・笑)クセがあるらしい監督の作品『恋する惑星』を観てから劇場に出掛ける事にした。で・・・コチ…
マイ・ブルーベリー・ナイツ
どうしても、なじめないこの監督、ウォン・カーウァイの映画。レビューも遅れてしま
yukiさんへ
おはようございます〜★コメントありがとうございました。
yukiさん、超お久しぶりです!以前一度コメントしてくださいましたね♪
そうですね、私もすごく心地よく見れました。
『恋する惑星』なんかは結構クセがあるので、人によってはハマれないみたいなんですが・・。
ウォン・カーウァイ作品の中で、一番分かりやすいのはこの『マイ・ブルーベリー・ナイツ』かなあ、なんて思います。
ジュードは素敵でしたね^^
マイ・ブルーベリー・ナイツ/ノラ・ジョーンズ
いつもなら公開直後に観てるような映画なんだけど今週末公開の作品数が寂しかったこともあって先延ばしにしちゃいました。世界の歌姫ノラ・ジョーンズの映画デビュー作ということで話題の作品みたいなんだけど、ワタシ的にはウォン・カーウァイ監督でジュード・ロウとナタリ….
言われてみれば確かにウォン・カーウァイ作品としては観やすい映画かもしれませんね。そもそも観たまんまでわかりやすいし(笑)。
別に難解な映画を作る人とは思わないけど、特に説明的だったりはしませんもんね。私はこの監督の色彩センスもけっこう好きです。
フェイ・ウォンはは私も日本のドラマに出ていた頃、ハマってました。歌も素敵だったけど、可愛かったなぁ。
かのんさんへ
こちらにもコメントありがとうございます♪
そうなんですよね、この作品、分かりやすさが人気がある理由なんでしょうね。
割と普通っぽくなったなあ、ウォン・カーウァイって思ってしまいました。
難解ではないのに、感覚に作用してくる、不思議な映像作家でした。
フェイ・ウォンて、日本のTVドラマに出ていたんですね。私は全然TVドラマに疎くて、知らないことが多いんですよ・・
可愛くて素敵な人ですよね、歌も大好きでした。
☆猫端会議(マイ・ブルーベリー・ナイツを気取って、、)
猫漫画
猫端会議中
今週の議題は、
『マイ・ブルーベリー・ナイツを気取って、、』です。
あまり会議はしてないかもしれません。
オオ…
【マイ・ブルーベリー・ナイツ】
監督:ウォン・カーウァイ
出演:ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズ、エド・ハリス、ティム・ロス、デヴィッド・ストラザーン
「失恋したばかりのエリザベスは、彼が他の女性と現われたカフェに行きオーナーのジェレ
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
ウォン・カーウァイ、初体験。
なるほど。こういう、おしゃれっぽい映像をつくるんですね。
人物や電車のコマ送りみたいな動き(電車は光の殮.
ナタリー・ポートマン(も)追っかけの私ですから、見ますとも。
レイチェル・ワイズには負けるけど、ギャンブラーなんていう彼女には珍しい役をこなしてましたね。
カーウァイ初体験でもありました。
ボーさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございます!
ボーさんもナタリー好きですか!ボーさんの女優さんの趣味は、すご〜く共感できちゃいますね!
確かに、彼女って、すごく演技力もあって、爽やかで、私も大好きです。
私は『クローサー』から、彼女の演技力はすごいなと好きになってしまいました。
いい映画に出ますしね!
通りを渡る前に回り道
92「マイ・ブルーベリーナイツ」(フランス・香港)
ニューヨーク州コニーアイランドのとあるカフェ。恋人に捨てられたエリザベスは、彼のことがなかなか断ち切れず、彼の行きつけであったこのカフェにやって来る。そこで彼女の相手をしてくれたのが、カフェのオーナー…
とらねこさん、こんばんは。
>これまでのウォン・カーウァイに比べたら、すっごく見やすくなってる作り。
やっぱり欧米を意識した話だったんですかね。
私としては、そんなに変わっているような感じは受けなかったんですが。
ウォン・カーウァイらしい作品だな、と。
ノラ・ジョーンズ、ちょっとレイチェル・ワイズに似てません? 予告の時はどっちが映っているのかわかり辛かった・・
CINECHANさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
そうですね、私は、カット割の上手さに比べて、物語のすんなり進まない感じとか、もどかしさが、この監督のテイストだと思っていたので、
ここまでキチっと練られた脚本というのは、違うんじゃないかなあ、と思ってしまったのでした。
基本は確かにウォン・カーウァイなんですが、脚本はその日に配られる、それがウォン・カーウァイだと思っていたので・・・w。
うん、私も、ノラ・ジョーンズ、顔がレイチェル・ワイズにソックリ!と思いました。
そしたら、レイチェル・ワイズが出て来てビックリしました。
ウォン・カーウァイ、こういう顔が好きなのかもしれませんね(笑)
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』
いつもブルーベリーパイは売れ残る。
劇中にこのような台詞がありましたが、よく考えてみると僕はブルーベリーパイなるものを口にした記憶がありません。苺のタルトなんかは食べたことがあるけれど、甘いものを積極的に口にすることがない僕にとっては仕方がない事なの….
こんにちは。
僕はウォン・カーウァイの映画はそれほど観ているわけではないけれど、この映画は何となく好きです。
ノラ・ジョーンズ主演という事で話題でしたが、やっぱデイヴィッド・ストラーザンの完璧な酩酊演技が強烈に印象に残ってしまいましたね。
バーで一人酒を呑み、目がトロンとした状態で愚痴を言う。う〜ん、他人事とは思えません(笑)
ちょっと破滅的な役柄でしたけど、何となく彼の気持ちは分かりましたね。
蔵六さんへ
こんばんは☆コメントありがとうございます。
うん、私もこの映画、とっても気に入りました!
この監督のカット割りが大好きなんですよ。
デビッド・ストラザーンの酩酊演技、とても、痛々しかったですね。でもとても心に残りました。
蔵六さんは、仕事は最近は何とか片付いて、落ち着いてきたでしょうか?財布がすっからかんになるまで、飲んだりしていないでしょうか?
ブルーベリーヨーグルトを食べながら、コメント返ししています。
やっぱ、冷凍ブルーベリー入れると美味しいですよ♪(しつこい)
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』
自分にとっては久々に観たウォン・カーウァイ監督作の『マイ・ブルーベリー・ナイツ』を新宿で観ました。主演のノラ・ジョーンズのナチュラルさもよかったけれど、脇に並んだ俳優たちの演技に魅了された作品。
恋人に新しい女性が出来て失恋してしまったエリザベスは、恋…
マイ・ブルーベリー・ナイツ-(映画:2008年35本目)-
監督:ウォン・カーウァイ
出演:ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、デイヴィッド・ストラザーン、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマン
評価:75点
公式サイト
(ネタバレあります)
夜のニューヨーク、弊店間際のカフェのガラス越しのいかにもお洒落….
マイ・ブルーベリー・ナイツ■今回は失敗作ゆえ、香港でリメークを!
王家衛監督の新作「マイ・ブルーベリー・ナイツ」は失敗作である。しかし、過去最大の失敗作「楽園の瑕」と比較すると、これが名誉ある失敗作であるのに対して、今回は単に凡庸なだけの失敗作である。この作品の最大の欠点は、王家衛独特の緊張感がないことである。王家衛…
No.161 マイ・ブルーベリー・ナイツ
ポスターのキスシーンが印象的で、それだけで
この作品を見たいという衝動に駆られました。
本編のラストでも同様のシーンがあるのですが、
映像美は女性ならうっとりするでしょう。きっと。
相手がジュード・ロウだしね。
TBありがとうございました。
不覚にも何度も眠ってしまいました。
失恋を癒す旅、自分を見つめなおす旅…。
同じように心に傷を持つ人たちとの交流で
心に変化が生じて、元彼をふっきって
新しい恋に一歩踏み出す…と爽快さが
いまいち伝わなかったです。
鍵と扉のたとえも会ったのですが…
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】〜と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
シムウナさんへ
こちらこそ、TBありがとうございました。
シムウナさんはこちら、いまいちだったのですね。
もともとウォン・カーウァイがそれほど好きでなかったり、初めて見たりすると、中にはこの作品の良さが伝わらないのでしょうか・・
残念ですね。
五つ星の評価は、シムウナさんのブログ記事に対してでしょうか?
それとも、映画の評価でしょうか?
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』’07・香港・中・仏
あらすじ恋人に捨てられたエリザベスは彼のことが忘れられず彼の行きつけのカフェに乗り込む。そんな彼女を慰めてくれたのは、カフェのオーナージェレミーと、甘酸っぱいブルーベリー・パイ・・・。感想アパートの鍵預かります!?失恋の特効薬はブルーベリーパイ?豪華ア…
映画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
監督:ウォン・カーウァイ(とにかく俺のLOVE理論。な方)
出演:ノラ・ジョーンズ ジュード・ロウ レイチェル・ワイズ
出演:ナタリー・ポートマン(キューート!)
失恋した女性をNYのとあるカフェのオーナーが作るブルーベリー
パイが慰めてくれる。で、新…