リチャード・リンクレイター監督最新作、『ファーストフード・ネイション』
リチャード・リンクレイターの新作が、2月に東京はユーロスペースで、レイトショー限定公開がされることが決まったそうです!
やった〜、楽しみ!
公式HP ( → コチラ)
2006年のカンヌ国際映画祭で、賛否両論を巻き起こしたという、メガ・バーガー並の問題作。ですって!
日本で公開されるのかな、と去年から心配していたのですが、良かった良かった!
出演は、グレッグ・キニア(『unknown アンノウン』)、リンクレイターの朋友、ご存知イーサン・ホーク、
さらには、アヴリル・ラヴィーンが出るなんてオドロキ。
他はパトリシア・アークエット、カタリーナ・サンディナ・モレロ(『そして、一粒のひかり』)、ポール・ダノ(『リトル・ミス・サンシャイン』)他。
監督・脚本、リチャード・リンクレイター
原作・脚本、エリック・シュローサー 『ファストフードが世界を食いつくす』
ユーロスペースHP → http://www.eurospace.co.jp/screening.html
内容はどこかしら、『スーパーサイズ・ミー』を思い起こすなあ〜、なんて思ったら、このエリック・シュローサーの原作に、このドキュメンタリーの監督、モーガン・スパーロックも影響をだいぶ受けたとか。
才人のリンクレイターが、これにどんな切り込みを入れるのか、本当楽しみ
おそらくは、ファーストフード業界の真実、といった内容なんだろうけど、とらねこは、気が早くて、このハンバーガーの画像を去年、アメリカのHPから引っ張ってきて、壁紙登録してました。これ見てると、逆にハンバーガーが食べたくなっちゃうから困った!
でもこれ、上記の『スーパーサイズ・ミー』のような、ドキュメンタリーじゃないらしい。
マーケティング部長の、ドン(グレッグ・キニア)を中心に、展開する物語、とのこと。
私にとっては、グレッグ・キニアって、加藤茶にしか見えないんだけど・・・。でも、楽しみ。
(ちなみに、パリス・ヒルトンて、小林幸子に似てると思うんだけど、・・・そう思いません?)
映画のふれこみは、
「世の中には、知らない方が幸せなことが、たくさんあるんだよ。」
レイトショーなので、あんまり混まないかも・・・というのが心配
興味が湧いたら、皆さん、是非見てみましょう〜!
2007/12/01 | :映画特集
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コメント(4件)
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リンクレイターはかなり注目してます。
PK・ディックの原作でなくてもディックっぽい世界感を構築してたのが印象的でした。
その後、本当に「スキャナー・ダークリー」を映画化したときは嬉しかったです。
かと思いきや、大好きな「スクール・オブ・ロック」なんかも作ってしまう異才ぶりいは脱帽!
新作も期待ですね。
ところで、「アイ・アム・レジェンド」の予告編の新しいバージョンを観たのですが、
なんだか危険な香りがしてきました(笑)
この場合の「危険」というのは、大当たりか大ハズレの可能性、という意味で、
俄然、「見たい度」が上がってきました。
yesさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございます!
あ、yesさんも、リンクレイターご存知だったのですね☆
うん、ディックの作品でなくてもディックぽい、てのは、『ウェイキングライフ』のことですよね。
ディックの『流れよわが涙、と警官は言った』を引用したくだりの辺りは、かなり興味深かったですね。
私はあの辺りでかなりガツーンとやられてしまったのです。
>『アイ・アム・レジェンド』
ですか。yesさんも結構、冒険しますね(笑)
確かに危険な香りでいっぱいですね^^;
こんばんは♪
祝!ようやく公開決まったんですね!
もう、この際レイト限定でもかまわんス!
原作モノですが、脚本にも噛んでるようなのでどこでリンクレイター節が炸裂するかを楽しみに観たいと思います
今回はハードルが高めなのか低めなのか、そこが見所(笑)
冗談さておき、監督名で客呼べるクラスの才人だと思うんですけど…
幅広いのが色を分かり難くしててネックになってるかもしれないですね
ディックときてバーガー屋ですから(笑)
興収面でも一発当てて過去作発掘とかしてくんないかな
『Slacker』はわたくしも未見なんです
情熱のないヲタクw「Slacker」生態図鑑な、長編デビュー作ですよね
サンダンスで絶賛て惹句に弱いんです(笑)
みさま
こんばんは〜♪コメントありがとうございます!
ですね〜☆本当、公開決まって良かったです〜。
リンクレイターは、去年、『スキャナー・ダークリー』の公開前から、みさまと楽しみにしていたのを思い出します♪
確かに、ディックと来てバーガー・・・
全く方向性が分かりませんね(笑)
でも、彼がいきなりジャック・ブラックにハードッロック!というあの時も結構ビックリして引いてた気がします☆
おっしゃる通り、幅の広さが逆に方向性をわからなくさせているかもしれないなあ〜。
で、やはり、一つ大きい興行収入作品でも出来ないと、過去作品が発掘されないのか・・・
うーん、『Slacker』は、英・EMRIRE誌の「歴史を変えたインディペンデント映画50」に載っていて、しかも20位なんですよ〜。気になって仕方がありません。
>情熱のないヲタクw
自慢じゃないですが、英語力に自信がなくて見れないのです。とてもじゃないけどリンクレイター作品の台詞の多さ、難しさ、語彙力の多さを考えると、無理じゃないかと(泣