『クローズ ZERO』トークイベント@六本木ヒルズアリーナ
東京国際映画祭特別トークイベント、『クローズZERO』THE BLACK TALK LIVEに参加して来ました!
@六本木ヒルズアリーナにて。
出演者は、三池崇史監督、小栗旬、やべきょうすけ、山田孝之の4人。
この日は、500人の限定のイベントだったのですが、webでの応募は、三日間で6000人も集まったそうです。
なかなかの人気ぶり!?
宣伝の方も力入れているようだし、これはなかなかのヒット作になりそうだなあ〜。もしかしたら、『スキヤキウェスタン ジャンゴ』の興行収入は超えたりして?
登場は、こんなベンツでの登場でした!
六本木ヒルズアリーナは野外での会場になるので、すぐそこに道があるんですね。
「もしかしたら、すぐ傍を通っている通行人の方が、間近で到着を見れたかもしれない」ぐらいの距離。
この登場は、なかなか盛り上がります
小栗旬の人気は、すごいんだね〜!
小栗くん目当てがほとんどだったんじゃないかなあ?というほどの人気ぶり。他の出演者と三池さんが、ちょっとだけかわいそうです。ま〜仕方がないかっw
でも、レイバンのサングラスに、革のコート、革パンにブーツで黒ずくめの小栗旬は、あれだけの長身ぶりもあって、実物はさすがにめちゃめちゃカッコい〜・・・びっくりしました。
三池さんも、革パンと、やたらと派手な赤と青のスカジャン。とにかく柄が派手(笑)
「こないだタイで2600円で買った」って本人自慢してましたw
てことは三池さん、自分で買ったのかなあ?
「うむうむ、オシャレオシャレ(・∀・)」と頷く私に、一緒に行った方は、「オシャレ・・・なのか?・・・」とほんのちょっぴり疑問顔。
やべきょうすけも、山田孝之も、4人揃ってこう、黒とか革とかで決めて、ブラックカーペット(レッドではなく)をワルそうに登場するのは、なかなか見ごたえがありました。
会場はその500人のうち、ほぼ全員女?というか、男はいなかった様子。
三池さんのカッコ良さを褒めるコーナーで、「現場でしゃきっとしなきゃいけないと威厳を見せつつも、どこか温かい目で見守ってくれた」と、小栗くん。
やべきょうすけも、身を入れて演技しすぎてしまい、泣き過ぎてしまった箇所があるそうなのだけれど、三池さんに「ケン(やべの役名)、泣き過ぎてませんか?」と聞くと、
「男はそういう時、泣くんです。」と一言、三池さんが背中越しに言ったとか。
く〜っ、カッコいいなあ〜
このエピソードが自分は一番好きだったかな。
前日のオールナイトニッポンの収録に山田孝之が来たそうなのだけれど、その後8時まで飲んでいたという、仲良しの小栗旬と山田孝之。
なんだかこの二人は、本当に仲が良さそう?!
その山田孝之は、小栗くんのことを、「自分は切り替えが効かないのだけれど、いつもすぐに切り替えが出来ていいなあ」と言う。
小栗旬は、実際「嘘っぽくない」魅力というものがあって、いう事もなかなか当を得ていて面白い。とにかくその場の空気を、一身に集めるのが上手な人みたいだ。こういうのがスター性なんだなあ、と思ったりした。
やべきょうすけとは、知り合って10年以来になる、という三池さん。
「自分にとっては今までも主演俳優だった」という反異義語で表現されるところに、「やべきょうすけは、きっとこの作品でとても輝いているんだろうなあ」、なんて思った私だった。
とにかく、この原作の少年漫画『クローズ』について、やべは、他の誰よりすごく詳しいらしく、演技のすごく細かいところにまで気を配って、あれこれと言ったらしいw
三池さんも、「いつの間にか現場で、彼の立場が大きくなっていた」と言っていた。
『スキヤキウェスタン ジャンゴ』の時、佐藤浩市がそうだったように、いつの間にか現場の雰囲気から、リーダー格のような存在になっていたのカナ?w
三池さんは、「あまりギャラが高くなると使いずらくなるから、・・・(やべは)この作品がピークということで」と、ちょっとブラックなジョークを飛ばしていましたw
山田孝之は、撮影の最初の方では、いまいち乱闘シーンが良くなかった、ということで、小栗旬と一緒に、小栗旬の行っているジムに二人して行ったらしい。
その時、ボクシングの世界チャンピオンになった人に、「自分をKOするまで殴ってみてくれ」と言ったという山田。それを見て、小栗くんは驚嘆したそうだ。役のために、自分の演技を最大限にまで高めるように、という山田孝之なりのムチャクチャな意志というか、何かを突き抜けた時に見えるもの、というのを自分の身体を通して見つけたかった、というか・・・。
また、山田は、撮影の時も、ずっと役柄が入りっぱなしになっていて、シラフで普通の人がやらないような「気合を入れる奇声」を上げたりしていたらしい。
周りの人はそれを見て笑っていたのだけれど、そういう役者としてのキレというか、すごい集中力、というものを、小栗旬は山田に見たそうだ。なかなかいい話をしていました。
そしてお土産に、『クローズZERO』公式サイトにても、見れるようになっている、メンズノンノ風のフェイク雑誌をもらいました〜!
「MEN’S SUZURAN」。鈴蘭高校というのが、『クローズZERO』の中で描かれる高校なので。SUZUTANではありませんw
最後に、今回は『Knockin’ on heaven’s door』のsallyさんと一緒に行きました
小栗ファン歴約7年の彼女。小栗くんのいろんな話をしていただいて、どうもありがとうございました〜!
2007/10/25 | :映画特集
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コメント(10件)
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とらねこさん、こんばんは☆
素敵なイベントですねぇ〜!いいなぁ〜!
生三池さん素敵だったんでしょうね☆
実は山田孝之って苦手だったんですけど、とらねこさんの記事を読んで好感が持てました☆
公開が待ち遠しいです
これって三池監督の作品だったんですね〜。
前にエキストラに行って山田くんを近くで見れたんですが
そのときもすごく役に入り込んでる感じでした。
ブラックカーペットをワルそうに歩く4人を見てみたかったです!
ヨゥ。さんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございます☆
>生三池さん素敵だったんでしょうね☆
ヨゥ。さんたら、気が利くゥ〜!他のカッコいい出演者の話をしないで、私の目線で話してくださって、ありがとうございます〜!
山田孝之、私も実はこの話を聞いて、大分印象が良くなった、って感じでしたよ。
実は『電車男』のイメージしかなかったのに、こんなにすごく俳優魂の炸裂する人とは知りませんでした!
yukiさんへ
初めまして!コメントありがとうございます〜!
エキストラで山田孝之を間近で見た経験がおありなんですね〜!
割と喋っているときはシャイな感じがありましたが、こんなに一生懸命役に打ち込む人だったんだなあ、と思ったら、なんだか好感度が上がってしまいました!
ブラックカーペットの上で写真撮影なんかをしていたのですが、こちら側からちょうど見れたのですね、あの瞬間はやっぱりみんな様になってましたよ!
映画もお好きなのでしょうか?またよろしかったらお話させてくださいませ☆
とらねこさん ご無沙汰しています。
東京国際映画祭トークイベントにいかれたのですね〜〜
sallyさんからお知らせいただき すぐに とらねこさんのとこにも来たのですが コメントのこしてなかった〜^^;
ナマ小栗どうでしたか?かっこいいでしょう〜〜
う〜うらやましい。
映画見てきましたのでまたそちらで^^
iceさんへ
こんにちは〜♪コメントありがとうございます!
iceさんは小栗ファンの方でいらっしゃるんでしょうか?o(^-^)o
sallyさんと仲がいいんですね☆
私は三池監督が好きでして、ついでに小栗くんを見た、というだけなのですが、いやー、小栗くんってまー、ドエラいイイ男ですね!
レイバンのサングラスって、みんなウルトラマンかバッタ男のようになるのかと思ったのに!
あんなにカッコよく見えるなんて、骨格が全く違うって分かりました。
神様って不公平〜!!
クローズZERO:THE BLACK TALK LIVE@東京国際映画祭
東京国際映画祭の特別招待作品として本日上映された『クローズZERO』、上映前のトークイベントに参加してきました♪
とらねこさん、その節はありがとうございました♪
さすが!三池さんのお話、よく覚えていらっしゃいます
ねー。「男は泣くんです」って話、ありましたね♪
私ときたら、小栗くんの発言すらよく覚えていなくて、いざ記事を書こうとしたら自分の記憶力のなさに唖然としました(笑)
映画の方も記事書きましたのでそちらもTBさせていただきますね。
sallyさんへ
こんばんは★コメントありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました♪
sallyさんと一緒で、楽しかったです。
sallyさんたら、とってもカワイイんだもの☆
>いざ記事を書こうとしたら自分の記憶力のなさに唖然としました(笑)
えー!そんなあ、まさか
私はいつもこんな感じで、適当に抜粋して書いてるだけなのですが、sallyさんの記事を見たらいろいろ書かれていてビックリしました☆
クローズZERO(79点)評価:○
総論:頂上(てっぺん)獲ってどうすんのか?は獲ってから考えりゃイイ。累計発行部数3,200万部を超える高橋ヒロシの人気コミック「クローズ」の実写映画化。監督は鬼才・三池崇史。出殮.