#140.探偵物語(舞台挨拶つき)
公開は六本木シネマートにて、9/29(土)〜10/5(金)までの、レイトオンリー。20:40〜です。
一週間限定の公開となります。
ちなみに、この情報は、『CINECHANの映画感想』のCINECHANさんより、いただきました。CINECHANさん、レアな情報、どうもありがとうございました〜!
ちなみに、六本木シネマートのHPもリンクで載せるべきだと思うのですが、ちょうど今現在だけなのか?HPが開けなくなっています。なので、上記では、リンクなしで書かせていただきました。
早速、初日の舞台挨拶に行ってきたのですが、これ、三池監督の名前も、当日まで載ってなかったんですよね。そんなに忙しいのかな?
三池監督は、来ない予定だったのですが、急遽来れることになったとかで、アポなしで現れました(監督の方が・笑)。
「この撮影が終わったら、ドッと疲れた。そんな疲れる映画ですので、・・・」という紹介が三池監督自身からありました。
最近、疲れて、顔がハレてしまった、とかで、マスク(超立体)をして登場の三池さん。
「ハレた理由は、長くなるので言いませんけど・・・」と言ってました。なんだろう?!
ちなみに、この日、全く個人的な話なんですけど、調布の花火大会がありました。花火大会の間中、お酒を飲んでしまって。
雨も降ってて寒かったので(9/29)、とてもビールを飲む気がしなくって、ワンカップ片手に花火を見ました(オヤジっぽいですね)。
私が「ワンカップにした方が絶対いいって〜!」と主張したのですけど、本当、ワンカップにしといて良かった(私、偉い)。
隣のギャルは、「寒くてビールが進まない・・・」と言ってました。ザマーミロ!
花火大会が終わってから、速攻、調布から六本木に駆けつけた(友達が来てくれないので、一人で。トホホ・・・)のですが、20:40〜予定のところ、ギリギリの20:40キッカリに、「あと一席」のところで間に合いました。やった〜
しかも、出待ちしてる三池さんにスレ違いましたよ!(ちょっと目が合った←気のせい?だけど、こんな時間に来るお客はいないのです)
真樹日佐夫も、ライムグリーンの鮮やかなスーツに、マフラーといういでたちで、登場!この映画では、製作総指揮とともに、チョイ役で出演してます。
真木蔵人は、スキンヘッドで登場。真樹日佐夫のことを、「あちらはデッカイ“マキ”さんで、こちらは小さい“マキ”です」なんて言ってました。
後は、主役の中山一也と、林家ペー(映画中でも、ペーパー夫妻で登場)も出てきました。いかにも怪しい映画、という雰囲気は満載です!
『スキヤキウェスタン ジャンゴ』の時とは、全く違う感じ。いやぁ、こうでないと!
それにしても、『スキヤキ〜』で、世界を目(の端)に入れていたはずだったのに、その影で、やっぱりこうして小さいヤバイのを、ポンポンと気軽に撮ってるんだナ〜という。
ストーリー・・・
高島(真木蔵人)は引っ越してきてからずっと隣人で同じ名前を持つ探偵・風間(中山一也)につきまとわれていた。ある夜、風間を訪ねてきた女性が肝臓をえぐり取られ殺される事件が発生し、さらに殺人事件が続発。2人は事件の真相を探ろうとする。・・・
ンまぁ〜、血ミドロです。
イキナリ最初から、血ミドロぐちゃぐちゃ。何かをシェーカーにかけてる。うひゃ。
こう、全身で表現したアートっつーと、私としては日野日出志のひでぶな作品、『地獄変』を思い出しちゃう。
この作品でも、臓器をシェーカーにかけて、それを白いキャンバスに向けて「えいやぁっ」と投げつけているんですね。
まあ、病んでるレベルとしては、そっちの世界の方がイカレてますね。
本当はソッチの世界の方が見たかった私ですけど、この作品では、それを調査する方に当たるので、このオトボケ調査が本作の見所・・・?
病んでるレベルとしては、さほどではありません。何を期待しているのだ、私?何か間違ってるぅぅぅ。
でも、こーゆー絵を見ると、『オーディション』+『ホステル』じゃん!なんて、期待してしまうよね。
ま、そこまではいかないよ。
なんとなくVシネのような感じを出しているテイストではあります。
エログロに、妙な笑いのセンスが入ってきてますけど、三池さんには、最近必ず妙な笑いのセンスが入ってくるので、そゆとこが私は好きだったりv
「三池作品を残らず見たい!」というイタイファンのみにオススメ。
2007/09/30 | 映画, :サスペンス・ミステリ, :三池崇史(今月の三池さん)
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とらねこさん、こんばんは〜
ようやく記事にしましたよ〜
さすがにこの記事にはまだTBもコメも入っておりませんなぁ。
イメージからして、もっともっとグロテスクな作品かと思ってたら、意外やまともな感じの作品でしたね。
結構こういうちょっとコミカルな感じの探偵モノって好きですね。さすがにところどころグロいシーンがあって、テレビでは無理な作品でしたが、テレビ風、とらねこさん言われる、Vシネ風の作品でした。
ところで真樹日佐夫って、どの人だったんですか?
CINECHANさんへ
こんばんは〜♪コメントTBありがとうございます。
ってかっ!さすがCINECHANさん、よくこの映画ご覧になりました^^;
本当、誰もコメントTBくれないところにこうしていただけると、すっごく嬉しいですね。うひゃ〜
本当、ありがとうございます!
おっしゃる通り、グロ&笑いというより、グロはそれほどでもなくて、トホホな探偵モノ、ってとこでしょうか。
Vシネまっしぐらな作風でしたよねえ。
真樹日佐夫ですが、強そうな顔してますよ。後半の方にちょこっと出てくるだけなんですよ。
なんかプロレスラーみたいなヲッサンです。
正確にここ、って言えなくてごめんなさい。だってちょこっとなんだもの〜。サングラスは外してました。
あはは。レンタルで偶然見つけて観ちゃいました(笑)
ぐっちょんぐっちょん具合がだんだんおかしくなってきちゃいましたよ〜。
役者を始め、色々濃いかったですねぇ。
特典に舞台挨拶が入ってたんですけど、とらねこさん、あの中に居たんですね!なんかすごーい…!
ヨゥ。さんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
アハ★ヨゥ。さん、これご覧になっちゃいましたか
うーん、これは正直、・・・オススメとは言えないんですよ・・。
でも、実は私、日本酒を映画見る前に飲んだので、途中で寝ちゃいました。・・ダメじゃん!
で、DVDでは舞台挨拶の模様も載ってるんですか〜。へえ〜。
ハイ、私はその中におりました(爆)
ちなみに、せっかく三池さんにスレ違ったのに、私ったら、ものもらいが出来ていて、すごくブサイクだったんです・・・。
思わず、目をそらしてしまいました・・・せっかく傍を通ったのに!
もう一生の不覚です