#139.幸せのレシピ(舞台挨拶つき)
「ジャパンプレミア」と名のつくものに行ったのは、初めてでした。ドキドキ。だけど、このレッド・カーペットって、舞台挨拶+映画を見るのとはまた別なチケットが必要だったのね。おかげで、外からしか見れなくなっていて、ロクスポ、レッドカーペットの様子が見れなかった・・・。
ええと、・・・世間知らず?だって、知らなかったんだもん。
でも、いい経験になったよ!なんたって、裏側からその様子が見れたからね・・・キャサリン・ゼタ=ジョーンズの姿以外は(笑)
まあ、どんな様子だったかっていうと、こんな感じです。横っちょから、惨めったらしく、携帯を持って(デジカメですらなく)、
人の頭越しになんとか撮ろうと必死で近づくんだけど、人の腕とか、頭とか、携帯とか、そんなものを色々と撮ってしまう、って感じ。
「おまいら、どけ〜!!」
ってすごい、思っちゃったんだけど、きっとみんなそう思ってるよね。我慢、我慢。
で、一度ね、プレスの入れるところを見っけて、そこから激写しようとしたら、気づかれて、「下がって、下がって!」って無慈悲にどかされ。
おっしゃ、今だったら何とか〜!という感じで、撮ろうとしたんだけど、・・・
悲しいかな、携帯。
少しでもブレてると、ちゃんと映らないのね。
こう、ドン!と突き飛ばされて、見事にブレてました。
「あ、今ね、突き飛ばした瞬間ね、ちょっと笑ったでしょ?」
「ザマーミロ、携帯」って、顔してたよ。
そんな訳で、こんな写真しか撮れなかった。
まあ、禁止区域ではなかったから、仕方がないよね。
舞台挨拶は、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ一人が来ました。さすがに、たった一人しか来ないと、あんまり盛り上がらないですね。つまんなかった。(ぉぃ)
だけど、私は、キャサリン・ゼタ=ジョーンズって、とっても好きな女優さん。
なんたって、顔が好きなのです。ほとんど年を取らなくて、いつまでも美しいというか。羨ましいな。
だけど、ギャグとか言わないんだよね(当たり前か)。舞台挨拶は、なんか普通だったぞ〜!(これで終わらせてもいい?)
(気を取り直して)舞台挨拶のステージには、アニマルプリント、豹柄のドレスで登場。
「たった一人でも、とことん目立っちゃうわよ、わ・た・し」という、勢い。
存在感タップリ。手も足も長くて、背も大きくて、やたらとすごかった。一人、ナチュラル・ハイビジョン、て感じでしたよ。(意味不明)
で、途中のインタビューで、「料理はされるんですか?」って聞かれて、
「私、普段は全然、料理しないんで、この役の訓練は、私にとっては、すごく大変でした・・・」
と言ってました。それを聞いた時、
「あちゃー聞いちゃったよ、それ。マズい質問だったんじゃないの?」
なんて私の方が心配しちゃった。
だって、いかにも料理作れなそうなんだもん(ふー)
ストーリー・・・
マンハッタンの人気レストランで料理長を務める、完璧主義者のケイト(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)。そんな彼女が9歳の姪、ゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)を引き取ることになった。職場では生意気な新入りシェフのニック(アーロン・エッカート)と対立するが、二人の関係は恋へと進んでいく。・・・
’01年のドイツ映画、『マーサの幸せレシピ』のハリウッドリメイク作品。オリジナルより、もっと甘〜く、ロマコメテイストなお砂糖を振り掛け、より一般大衆に味を合わせた、ハリウッド風味の作品が仕上がった。
料理人としては一人前だけど、こと、恋となると、てんで眼中にない、といった感じのケイト。朝出て行って、夜家にかえってくる、というだけの、なんだか寂しい女性なんだけど、何より問題なのは、本人がその自覚が全くないこと。
人生、何かに夢中になるのはいいんだけど、自分のことまで考えずに夢中になってると、周りが見えなくなることもある。
完璧さではなくて、思ってもみない出来事が、人生のスパイスになるかもしれない・・・。
そんな意外性を受け入れると、もっと豊かな人生という料理が出来上がる。
そんな感じのストーリーでした。
何より、アーロン・エッカートが素敵。去年の『サンキュー・スモーキング』、『ブラック・ダリア』、今年の『カンバセーションズ』。
この人ってばなかなか存在感を放っていて、目を引く俳優さんだな、なんて思ってたのだけど、この映画では、
「もしかして、この人ってば、この映画で女心をごっそり持ってくんじゃないか・・・?」
っていう、勢いでした。
それから、『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリンちゃんもすごく良かった!やっぱ、この子はとてもいい子役だと思うな。
・幸せのレシピ@映画生活「幸せのレシピ」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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コメント(63件)
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幸せのレシピ♪素敵なスパイス
スフレの次は?
11月になりましたようやく肌寒く感じるような季節になりましたね。
10月に鑑賞した映画の記事はまだまだ続きます。「幸せのレシピ」、MOVX京都にて10月12日鑑賞。
2大スターの共演キャサリン・ゼタ=ジョーンズとアーロン・エ…
【幸せのレシピ】
ぎりぎり、なんとか間に合いました… [:たらーっ:]
はっきり言って、こんな「うす味」な映画…[:映画:]
ニューヨークでも指折りの人気レストランで料理長をつとめるケイトは、妥協を知らない完全主義者。仕事に対する情熱は人一倍で、もちろん、そのための努力も惜し…
人生のレシピは、相手と向き合う事●マーサの幸せレシピ
“幸せ”は、ほんのちょっとの、さじ加減。
『マーサの幸せレシピ』
マーサの幸せレシピ – goo 映画
ドイツのレストランでシェフをしているマーサ。
完璧主義で自分の料理には絶対の自信があり、お客さんも大満足で帰?? @
◆試写会・幸せのレシピ
一生懸命もいいいいけど、ちょっとのサジ加減で、違う何かが見つかるかも・・・。
【story】
ニューヨークでも指折りの人気レストランで料理長をつとめるケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、妥協を知らない完ぺき主義者。
仕事に対する情熱は人一倍で、もちろ…
幸せのレシピ
ドイツ映画マーサの幸せレシピ
のハリウッドリメイク版は
ほんわか泣けるラブストーリーでした。
あらすじは・・・
ニューヨークでも1、2の人気を誇るマンハッタンの高級レストラン“22ブリーカー”。そんな店の評判を支えているのが、超一流の腕前と妥協の
幸せのレシピ
7点 (10点満点で採点してます。6点が合格ラインです。)
キタコレ!
元々はドイツ発の素敵ラブストーリー『マーサの幸せレシピ』です。
それがゼタ主演でのリメイクとくればそりゃもう期待するしかないわけでして・・・
ヨーロッパ映画をハリウッドでリメイクすると結構…
こんばんは〜♪お久しぶりで御座いま〜す^^
忙しくて映画もあまり見れず、記事UPも滞り気味ですっかりご無沙汰になってしまいました(^^ゞ
にしても、ジャパンプレミアの戦場レポ(?)、凄く状況が伝わりましたよw
でもって、豹柄ゼタの素敵っぷりと言ったら!
暫し目が釘付けになりました(^^ゞ
この作品のゼタもいつも以上に可愛かったですよね〜!
お話自体もロマンチストなワタクシにはかなりツボでした^^
ではでは〜、中々伺えないのですがこれからも細々とよろしくお願いします♪
Aki.さんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございます!
本当、随分とお久しぶりです〜!
お元気でしたか?
ジャパンプレミアでのゼタ・ジョーンズ、本当でっかかったですよ〜。
背も高いんだと思うんですが、通訳の人の二倍ぐらいの大きさに見えました。
あれは、オーラってやつなんでしょうか?
Aki.さんはロマンチストだったんですね〜^^w
私は、アーロンにメロメロになりそうでした♪
こちらこそ、細々とでもいいので、よろしくです〜☆
「幸せのレシピ」(アメリカ 2007年)
勝ち気で完ぺき主義の人気レストランの料理長の彼女の前に ふたりの人物が現れた。
『幸せのレシピ』
幸せのレシピ 特別版(2008/02/08)キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アビゲイル・ブレスリン 他商品詳細を見る
監督:スコット・ヒックス CAST:…
映画「幸せのレシピ」
原題:No Reservations
五感をくすぐる魅惑の料理にクラシックそして恋の芽生え、あの"リトル・ミス・サンシャイン"の彼女の涙には心が痛むけど、??自分のレシピが最高の幸せ??
ケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は仕事一筋の独身女性で高級レスト…
『幸せのレシピ』’07・米
あらすじマンハッタンの高級レストランで料理長を務める完璧主義者のケイト(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)はある日、姉を交通事故で失い、残されためいのゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)を引き取ることに。一方、仕事場には、ケイトとは正反対の性格の陽気な副料理長…
幸せのレシピ
一生懸命もいいけど、 ちょっとのさじ加減で 違う何かが見つかるかも。