#137.暗い日曜日
大満足の素晴らしい映画でした!
『伝染歌』という、最近公開された映画の元になった、’99年のドイツ・ハンガリー映画、ということで、気になって手にしたのですが、こんなに素晴らしい映画だったとは知らなかった!
拍手喝采な気分!!です。もしこれをこの年に見ていたら、間違いなくこの年のベスト3に入っただろうなあ〜、と思う私。
ストーリー・・・
ハンガリーの首都ブダペストにあるレストラン・サボーの経営者ラズロ(ヨアヒム・クロール)と彼の美しい恋人イロナ(エリカ・マロジャーン)は、貧乏ピアニストのアントラーシュ(ステファノ・ディオニジ)を雇い入れた。次第にイロナとアントラーシュは惹かれあう。アントラーシュはイロナのために作曲した「暗い日曜日」を演奏し、レコード化され瞬く間に世界中に広まった。ラズロとアントラーシュとイロナの奇妙な三角関係は続くが、「暗い日曜日」を聴きながら自殺する者が後を絶たないという知らせがアントラーシュを苦しめる。・・・
『暗い日曜日』という、1933年にハンガリーでヒットした、自殺者をドンドン作ったという噂の曲と、それにまつわる人間模様を描いた作品であるのだけれど、
この映画の表現したことは、「それ以上」と言うには及びもつかない映画だった。
鮮やかな映画!こうした映画が眠っていた(というわけではありませんが)なんて、本当に、これだから映画ファンをやめられないのよね。
ついでに、この映画にあまりに感激して、とてもじゃないけど『伝染歌』なんて、見る気になれなくなってしまった、ツレナイ私。
この映画はまるで、一つの楽曲のように構成されていて、それがまた見事なのです。
冒頭、この世界にグイっと引き込んでゆく。
“激情”を内に秘めた、タイトル曲の『暗い日曜日』も、そこで最初からイキナリ演奏される。時間軸の違いというものもあるのだけれど、これから起こる出来事を、予感させる、胸を震わせるような恐ろしさと、戦慄を描いた一枚の絵画のような物語の「語り始め」。ファーストノートからして、素晴らしい一音が響くようです。
ピアノの上に置かれた、あまりに美しいヒロインの、写真の白黒フレームの中で“笑顔”・・・この像にクローズアップして、時間軸は移動してゆく。
そして、第二次大戦前のハンガリー、主に物語の中心となる時代に移行して、人物紹介から〜、いよいよ本格的に物語は始まってゆく。
ヒロインの美しさに見惚れているうちに進んでゆく、割と平凡なパート。
しかし、ここで語られているのは、奇妙な三角関係で、美貌のイロナを巡って、哀しみのピアニスト・アントラーシュと、そのレストランの経営者・ラズロとの関係、
そして、彼らの運命に関わってくるハンスの存在。・・・
この時の彼らは、思えば幸せの時代だった。
その、眉をひそめたくなるような三角関係も、二つの車輪を率いる馬車が、がっしりと安定して、細い道を進むように、どこか不安感はありながらも、奇妙な幸せな感覚、そんなものを見事に描いているのです。
そのシーンを象徴するかのような、イロナに二人の男が腕枕をして、寝そべるシーンは、まるで至福。奇妙な幸せ感。
そう感じるには不道徳であるのに、この頃はレコードも売れ、レストラン経営も安定し、二人の男は、相互にどちらの商売も、うまくいってた、と言える時期が。そしてもちろん、イロナの美貌も今が真っ盛り。
忘れられない、これまた素敵な1シーンでした。
しかし、次に、レコードの針が終わり、曲が終了したにもかかわらず、針を上げていない、気になるカチッ、カチッという音が何度か響くのです。
この1シーンが上手かった!
古いタイプの(音楽をかける)拡張器から響く、曲が終わった後の、レコードの針の音。
「Q盤」とかつて呼ばれたアナログレコードを使ったことのある人には、こうした音は誰しも知っていると思う。
その面が終わった時に、かかる、気にかかる音。
Q盤レコードにカメラは寄って行って、思わず私は不安になった。
「今は、彼らは上手くいっている。だが、曲が終わった後は・・・?」
幸せの絶頂期にどことなく寄せる不安感が、この、なんとも気にかかるレコードの終わった時の音を皮切りに、
物語は、次第に、ラストへと続く悲劇へ、ゆっくりゆっくり、転調してゆく。
うーん、なんて上手な展開なんだろう。鮮やか!
この後、ナチスドイツによる、ハンガリー占領が始まるのです。
第二次大戦下の、ナチスドイツの、ハンガリーにおけるユダヤ人の弾圧なんて、一番厳しくて洒落にならないものであるので、怖くて怖くてたまらなかったのだけど、そんな中物語は、彼らを中心にした人間ドラマが、戦時中であった社会風景を見事に孕んだものに拡がってゆくのです。
「これが第三楽章か・・・」。
それまで四重奏、カルテット(ドイツSSに入隊したハンスも含めて)を演奏していた物語だったのに、ここからまるで、シンフォニー、《交響曲》になったかのように、その描いていた物語の、小さな円が、どんどん大きくなってゆく様が、本当に見事な第三楽章です。
社会背景まで描き、これがナチスドイツとハンガリーを円にして、避けられない彼らの運命が、一人ひとりのものでなく、大きく民族全体の問題へと移行してゆくかのよう。
そして、クライマックスへと至る!!
こんなに盛り上がって、いったいどうなるのか、不安にすら思っていたら、
なんとも素晴らしい展開があった・・・!
ここまで言うのはやめましょう。
本当に面白い映画でした。
皆、最後で納得いくラストになっている、と言えるのじゃないかな。
素晴らしかった。声も出ません。
だが、立ち上がって、喝采を叫びたい気分。
それから、エンドロールを最後まで見ると、この途中でかかった印象的な、「古いQ盤レコードの演奏が終わり、針が引っかかる音」これが、もう一度流れます。
下手な演出だったら、それを映画の途中でもう何回か使うのだけれど、
この人は、最後の最後でこれを!
うーん、最後までうならされました。素晴らしいです!!
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コメント(23件)
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暗い日曜日
『死へ誘う、禁じられた旋律』
コチラの映画は、「自殺の聖歌」と言われ発禁処分を受けた伝説的な名曲「暗い日曜日」の誕生と危うくってビミョーなバランスを保つ三角関係を描いた映画です。
お話としては、1930年代末のブタペストにラズロ(ヨアヒム・クロール)….
いやぁ〜本当コレ眠っていた名作ですよね!
あまり知名度は高くないだろうけど、
「伝染歌」のオカゲでちょっとは日の目を見るコトが
出来たのかもしれませんね♪
ラストはあまりに美しく残酷な幕切れで
喝采を送りたくなったとらねこさんのお気持ち
とても分かりますです〜(*゜▽゜ノノ゛☆パチパチ
暗い日曜日
シャンソンの名曲{{{『暗い日曜日』}}}。1930年代、この曲を聴きながら自殺する者が多数続出し、事実各国で発禁処分となったそのエピソードを基に、第2次大戦下のハンガリーを舞台にひとりの女と二人の男の切ない愛を描いた映画です。
{{{:
'30年代末、ブダ…
とらねこさん〜こんにちは!
エンドロールのカチカチ音は、私も聞く事が出来たんですが、な、な、んと!途中のカチカチ音には、とらねこさんほど反応せずに見てしまってたみたい・・(T_T)
言われてみれば、そうか〜、その途中で流れたカチカチ音のシーンの効果は、強かったんですよねー。
うむうむ!!
いや〜出来ることなら、劇場で見たかったです・・・。お家で見ても充分素晴らしかったのだけれど。
こういうラストは大好きです。全然違うけど、今年見た「善き人のためのソナタ」とか、この暗い日曜日なんかは、最後立ち上がってブラボーと拍手したい映画でした♪
「暗い日曜日」凄く面白かったです
以前よりずっと探していた映画をやっと発見、見ることが出来ました。
凄く引きこまれて2時間釘付け!でした。映画の内容(特にラスト30分は凄い)も、出演者の演技も素晴らしく(それぞれ3人の男性、ヒロイン)、ブタペむ
暗い日曜日
借りる前と見終わった後じゃ、全然印象が違う映画でした。
「暗い日曜日」って意味深だなぁと思ってたのと、三角関係のラブロマンスというふれ込みだったため、甘い中にもドロドロ劇があるようなストーリーかと思っていました。
結局、これは、ラブロマンスというより、サ….
Movie Baton
Movie Batonが「Go Plain!」のAkiさんから回ってきました!
またまた難問続きで、このBatonが回ってくると楽しいやらしんどいやら(笑)
でも過去を振り返ってみるチャンスでもあるので、一生懸命思い出しながら考えました。
Q.過去1年間で一番笑った映画は?
A.「69 six…
こんにちは♪
全然関係ない題名の記事をTBさせていただきました。
内容にこの映画のことが含まれているのでご勘弁くださいねっ。
この映画は劇場で見たのですが、本当に素晴らしくて私の特別のお気に入りの一本なんです。
即サントラも買いました。
この映画を大好きな友人と一緒にブダペストへ行くことを約束しています。
暗い日曜日
曲を聴きながら自殺する人が続出・・・第二次世界大戦前夜の1930年代「自殺の聖歌」と呼ばれ発禁処分になった曲があった。その曲の名こそ「暗い日曜日」この映画は,この曲が誕生したいきさつと曲の伝える妖しくも哀しいメッセージをその時代に生きた三人の男女の恋愛模…
miyuさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
そうなんですよね☆miyuさんも、拍手喝采したくなりましたか!
しかし最後、ある意味すっきりすることが出来たのが幸いでしたよね。
あの瓶があんな風に使われるとは・・w
フッフッフ☆
そうなんです、お恥ずかしながら、『伝染歌』で初めて知った次第なんです。
はじめまして latifaさんのところから来ました。
ななと言います。
この映画,昔のですけど私も大好きで,もう何度となく観て,最近DVDまで購入しちゃいました。
とらねこさんの,この映画を一つの楽曲にたとえた見方は,大変興味深く,面白く拝見しました。
私の方は,この曲自体の魔力にずっと取り憑かれて鑑賞しました。
名作だと思います。たとえ古くても,できるだけ多くの方にその魅力を知っていただきたい作品ですね。
TBもさせていただきました。今後ともよろしくお願いします。
latifaさんへ
こんばんは☆コメントありがとうございました!ようやくUP致しました。すっごく遅くなって、すみません・・・。
あのカチカチ音、やっぱりエンドロールで聞きましたか!
いやあ、このカチカチ音の使い方は、私はなんだか鳥肌が立ってしまったんですよ。
すごくうまくいってる時期にこの映像だったので、余計心を蝕む感じでした。うまいです、この演出・・・。
で、latifaさんも、『善き人のためのソナタ』気にいられましたか?!
嬉しいなあ!私も、この作品はすっごく好きだったんです。
どっちもドイツ映画で、しかもセバスチャン・コッホが絡んでますねw
これは、ついでに『ブラック・ブック』も見なければいけませんかね?私達w
ポール・バーホーベンとは言え!
ミチさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございます!
ミチさんにとっても、この映画は特別なものになりましたでしょうか!
この映画をキッカケに、ブダペストへ行きたくなってしまったのですって?!素敵!
私は、この映画の上映当時は、それほど映画を見ていない時期に当たりました。就職してすぐぐらいの時期だったんです。。。(泣)
おかげで、私の映画歴には、割とブランクがあるんですよね。これを当時映画館で見たかったです・・。
ななさんへ
初めまして!コメントTB,ありがとうございました。
この映画、本当に素晴らしかったですね〜。
こんなにいい映画なのに、認知度がそれほど知られていないとなると、確かに悔しくなるのが分かりますね。
楽曲に喩えたのを、褒めてくださり、ありがとうございます。
あまりに見事な構成だったので、舌を巻きましたよ。
これ、映画館で見れたら最高ですね!取り憑かれてしまいそうです。この曲が、本当に良かったんですよね。
俳優にも文句のつけようがなく、この女優さんは綺麗で胸も大きく、脚本も演出も全て素晴らしいなと思ってしまいました!
おはようございます。。
この映画絶賛ですね〜。確かに見事な作品でした。
特に最初のイロナの入浴シーンが目に焼きついて頭から・・・いやいや
私も深夜のシネマガイド見てなかったらこの名作を見逃していたと思います。
そういえば『暗い日曜日』って人間椅子の曲にもありますね。またしてもこの映画とは何の関係もございませんが・・・
この曲のBjorkヴァージョンがあるらしいのですが、どの作品に収録されてるのか、ただライヴで演っただけなのか、ちょっと分かりません。是非聴いてみたいものです。
amashinさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
あましんさんも、良作の時にこうして来ていただけると、書いてる方としましては、すごくやりがいがあるんですよね。
これ、すごくいいい作品でしたね。
それにしても、あの冒頭のイロナの入浴シーンは、目に焼きつきますよね〜。胸が・・・「おおおおおっ」て感じでした。・・・て、アタシは、オヤジか!
あの、あましんさんだけにコッソリ教えますが、私本当は、女じゃないんですよ。オジサンなんです。
女の子ぶってるだけなんです。なーんつってな!わっはっはw
そう、人間椅子の『暗い日曜日』。これがあったからこそ、反応したようなものでしたー。しかし、それはさすがに、この映画マニアな人達の前で、それは言えませんでしたよ。バカにされるもん
この曲のBjorkバージョンが!それは是非聞きたいですね。やっぱ「人の声だけでオケ作る」人なだけあります
ものすごくお久しぶりです。おぼえてますかー?
この映画、TV番組「虎の門」の初期の頃
蛭子さんが視聴者からのオススメ映画(レンタル作品)を観るコーナーで取り上げられて高評価でした。
それと同時期「アモーレス・ペロス」も蛭子さんが褒めていたのを思い出します。「アモーレス〜」は見て感動したんだけど「暗い〜」はいつかは見ようと思っていたのにお店の棚からいつまにか消えちゃって見れずじまい。
う〜ん、なんとか見たいモノです
サイさんへ
こんばんは〜♪すっごいお久しぶりです!!
サイ5150さん、もちろん忘れていませんよ〜!
だって、初期に仲良くしてくださった方じゃないですか〜。
特に最初の頃に仲良くした方は、全員強烈に覚えているんです。良かった〜。また良かったら、いつでも遊びに来てくださいね。寂しいじゃないですか〜。
ところで、「こち虎自腹じゃ」のコーナー、そういえばこないだ最終回スペシャルやってましたね。
ちょうどDVDを見ようとつけたら、やってて。サイさんは、蛭子さんを大分評価してらっしゃる!(笑)ブラックタイガーですねw
へえ〜、『アモーレス・ペロス』も『暗い日曜日』も蛭子さんがススメてらっしゃったんですか。知らなかったなあ。
井筒監督も、すごく映画に真剣なのは分かるんですけど、時々、言いすぎだなあ〜って思うんですよね。あれじゃあ、配給も嫌がりますよね★
私は、蛭子さんがススメてたので面白かったのは、『ジョイ・ラック・クラブ』だったかな、すごく面白いな、と思った覚えがあります。でも、この『暗い日曜日』。これはすごく傑作ですよ。良かったら、是非探して見てくださいね!なかなか見つからないかもしれませんが。
お久しぶりですとら猫さん。
この映画、大好きで2度見に行きました。もちろんサントラ盤も持っています。(今も時々、アンニュイなとき聴きます)
昔、名画劇場で観たことがあるモンゴメリー・クリフトに似ている主人公役ステファノ・ディオニジが好きで・・・・・・・。
ブタペストが好きで・・・
何だかもう一度観たくなりました!
cinema_さんへ
こんにちは〜☆コメントありがとうございました。
お久しぶりです!お元気でいらっしゃいましたか?
cinema_61さんも、この映画を気に入られてらしたのですね☆
この映画、本当に文句なく素晴らしい一本でしたものね。
ステファノ・ディオニジがお好きなんですね。私はモンゴメリー・クリフトは、名前しか知らず顔がすぐに思いつかなくてすみません。ただ自分は「エイドリアン・ブロディみたいだなあ」なんて思いましたです。あの影の濃い感じが・・・
私はヨアヒム・クロールの役柄が強烈な印象を残しました。
人生の複雑さと人の心の機微を解する、頭の良い男でしたね。運命に敗れてゆく様を見るのは、心苦しかったです・・・
是非また見てください!
暗い日曜日
絶妙な三角関係
暗い日曜日posted with amazlet at 08.10.24メディアファクトリー (2002-11-01)売り上げランキング: 39246おすすめ度の平均: 主人公はこの「殮.
ようやく見れましたよ。えへへ♪
(魂を汚さない=信念を曲げない)アントラーシュはナチのリクエストを断固拒否
それを見たイロナは人前では絶対に歌わないはずなのに歌いだす(魂を汚した=信念を曲げた)
イロナの思いを汲んだアントラーシュはピアノを弾くも
イロナの魂を汚させた自分とピアノを弾いた自分に代償としてある行動をとる
この一連のシーンがボクには特に印象に残ります
(あと入浴シーンも(笑))
物語は良かったんだけどボクは「憎しみの連鎖は断ち切らないと」派なんです
なのでラストはあまり好きじゃないかなーと
何十年も経っているのに劣化しないのかなーとか
CSIだとすぐにバレるよなーとか
余韻にひたることなく余計な事を考えてしまいました
サイさんへ
こちらにもコメントありがとうございます〜♪
ああ、ここ!今久しぶりに読んでいて、ここずっと以前にサイさんが突如として現れて下さった場所が、ここだったんですね!
おお、ようやく見ましたか〜!
サイさんてば、前のコメントでなぜだか蛭子さんの話してますねw
しかし、蛭子さんのコメントが気になるのはどうしてなんでしょうね?私も、実は虎ノ門タイガーズゲイトの蛭子さんのコーナー、実は結構好きだったんですよ。今思えば、なんでなんだろう?
アントラーシュのピアノを弾くシーンもまたとても心に残るシーンの一つでしたね。サイさんは、アントラーシュの行動について、心に残りましたか。
うん、その見方、とっても面白いと思います。
最後の部分、好きではありませんでしたか?私は、やはりああするべきだったように思えましたが・・。
すぐにではなく、ああした長い時間が経ってのことだったから余計に、納得がいってしまったんですよ。