#118.リトル・チルドレン
痛々しいほどリアルな人物描写が、ズキズキ来る。
人物描写をどこまでも的確に、等身大に、ずるいところも、成長できていない部分も、欠けている部分も・・・。
あからさま、とすら言えるほどのこの写実的な描き方は、ひたすら胸をエグる。
ネタバレの感想です。
ストーリー・・・
郊外の街に住む主婦サラ(ケイト・ウィンスレット)は、公園デビューをしたものの、そこでの主婦の付き合いに飽き飽きしていた。そんなある日、司法試験勉強中の“主夫”ブラッド(パトリック・ウィルソン)が息子と公園にやって来た。互いの存在に興味を抱いた2人は、子供をダシにして市民プールで毎日会うようになる。そんな中、子供への性犯罪で服役していたロニー(ジャッキー・アール・ヘイリー)が釈放され、街に帰って来た。・・・
まず初めに、アレっ?と違和感があるのが、この作品を説明するのに、配給会社がやたらと“リトル・チルドレン=大人になりきれない大人”と言っていること。
そもそも、それ自体が、ちょっと違うんじゃない?と言いたい。
予告編ではやたらと、ファンタジックな、現実を生きられない、
社会人として失格者である大人たち、・・・のようなイメージで売っている。
それよりもむしろ、等身大の人間の醜さだとか、なかなか表に出て来ない、影に隠れた欲望だとか・・・
今生きる自分とは別の人生を嘱望するために、何か水面下でもがく、あがいている人間の姿。・・・
そうしたことを主題に描かれていた、と言えるのではないか?
それは、途中で出てくる、『ボヴァリー夫人』でのテーマと重なっている。
読書会のシーンだ。
『ボヴァリー夫人』は、人に割と誤解を受けやすい小説で、ボヴァリー夫人がとことん愚かな女性として描かれている。無謀な恋に陥り、借金を抱え、自殺に追いやられる。当時の性風俗に悪い影響を与えた、と言われてもいる。
(私は正直、ハイティーンの時に読んだけれども、ラストに至っては、すっかり頭にきて、この作家が大っ嫌いだ!読まなきゃ良かった!・・・くらいに、腹が立ったのを覚えている。私も、ここに出てくる女性同様に、この作家フローベールは、「とんでもない女性嫌いだ」と最後に思った。この小説の名前が初めに挙がったとき、「ゲゲッ!やっぱりこの映画合わないかも」、とすら思ったし。)
だけど、ここでの女主人公サラが、自分の経験を重ね合わせながら、ボヴァリー夫人の人生を、「惨めな人生に対してノーと言うための冒険であった」、と結論づける。
「確かに彼女は、愚かではあったかもしれないけれど、それは、もう一つ別の人生に対する切望」であった、と。当時の自分には分からなかったが、今なら分かる、と、ブラッドとの情事を思い出す。
私が思ったのは、「これこそ、この映画のテーマだろう。
では、ボヴァリー夫人は、その冒険の代償を、生の最後に支払ったけれども、サラは、この物語は、どう終わるのか?ということだった。
やはり悲劇的に終わるのだろうか?」ということ。
心の奥底を覗いたら、そこに、今と違う何かの刺激を、誰もが隠し持っているのではないのだろうか?
安定すれば、これでいいと、思えるもの?
それとも、もっと欲しくなったりはしないのだろうか?または、別のものが?
安定しきって、終わりがくるのかどうなのか?
終わりなんてない、と私は思う。
「自分の今居る人生と、望んだ人生との耐えざるギャップ」、と言う言葉が何度か出てくる。
では、誰もが、望んだ人生通りに生きていられるか、と言えば、そう言える人は、驚くほど少ないかもしれない。
あるいは、成功していたとしても、歩まなかった別の道に対して、後ろ髪を引かれるものはないだろうか?
人は、誰もが、常に別の人生に対して、憧れを抱いているものではないだろうか?
・・・と私は思ったりする。
だからこそ、この物語の、結末が知りたかった。どこに行き着くのか、が。
答えなんて、最初からない、それが私の考えだったから。
この先、ラストに言及する、完全ネタバレあります。
まだ見ていない人は、この先読まないでください。・・・
登場人物たちは、それぞれ、間違いを犯したり、それまでの出来事に結末をつけるかのような、カタストロフがやってくる、ラスト部分。
それぞれが築いてきたことの全てが崩れ去るかと思われた、事件が起こる中で、辛うじて、それが“救い”に転じている。
そこで、最後に、唐突に光が見える。朝がやってくる。(映画中で)
「人は、過去は変えられない。だが、未来は変えられる。」
幾重にも折り重なったドミノが、ギリギリのバランスを保つように、それらは、偶然の集大成だ。
この一言は、それを唯一、保つための処方箋のようだ。
別の人生への渇望、などという、飽くことを知らない小さい子供の好奇心のような、冒険を求める無意識の存在。それに対する唯一の処方箋のようだ。
もう一度言うけれど、何も、『リトル・チルドレン』を、イコール、大人になりきれない大人、などと言い換える必要はこれっぽっちもないと思う。
大人の心の中に居る、永遠の、小さい子供の姿。
配給会社が、この映画をそう言っているから、と言って(映画を売る際に、分かりやすく売ろうというのは分かる)、だからって何も、評論家が口を揃えて同じことを言わなくたっていいのに。
別の人生に対する憧れや冒険心、そうしたものを、
大人になりきれない大人、としか表現出来ないなんて、狭すぎる。
だけど、そうした自分の中の本当の気持ち、ってものに気づくのは、危険なことでもある。
いわば、コマが、ただの一点を軸にして、危ういバランスで回るように、
あたかも地球が自転を続けるように・・・
そのような憧れが大きくなりすぎたら、・・・現実のバランスをいつ欠いても、おかしくは決してない。
なんとも、恐ろしい物語だった。
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コメント(44件)
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大人になりきれない大人
205「リトル・チルドレン」(アメリカ)
かつて情熱的なフェミニストだったサラは夫リチャードとの結婚生活に息詰まりを感じていた。そんな頃ハンサムで主夫をしているブラッドと出会う。ブラッドの妻ジェシーは良きパパであるよりも仕事に熱中する夫を求めており、ブ…
こんばんは。
なるほど。
私もタイトルが思いつかずに、コピーをそのまま使いましたが、確かにこのコピーには違和感あったんですけどね。どう言えばいいのか思いつきませんでしたが。
ただ、作品の内容自体はなかなかわかるのですが、全くと言っていいほど共感するところがなく、複雑な作品でした。
否、もしかすると自分を見てしまう部分もあって、嫌なのかもしれませんね。
CINECHANさんへ
こんばんは〜♪コメントTBありがとうございます。
そうなんですよ、ときどき、予告と映画そのものの印象が違う時、ってあるんですが、評論家までもが同じことを言わなくたってなあ、なんて思うんです。
この描き方、すごく写実的で、心の痛いところをビシビシ突いてくるんですよね。
リトル・チルドレン
アメリカ
ドラマ&コメディ
監督:トッド・フィールド
出演:ケイト・ウィンスレット
パトリック・ウィルソン
ジェニファー・コネリー
ジャッキー・アール・ヘイリー
【物語】
アメリカ、ボストン郊外の閑静な住宅街ウッドワー…
こんにちは♪
ただ、J・E・ヘイリー観たさに出掛けた
こともあって別に作品自体には何も期待し
てはいなかったんですが、胸に響くものが
ありオモシロく…というか惹き込まれまし
た。
風情さんへ
こんばんは〜♪コメントTBありがとうございます!
この作品のジャッキー・R・ヘイリーは、本当にオドロキの演技を見せてくれましたよね〜!
なんていう存在感だったんでしょう!
うんm、私も、かなりな感じで引きこまれて見ました。
イヤな爪跡を残す後感もある、というか。
「リトル・チルドレン」
ボストン郊外の町。3歳の娘を連れて公園に来ているサラ(ケイト・ウィンスレット)だが、そこにいる主婦たちとは、なじめずにいる。
そこへ息子とともに公園にやってきたブラッド(パトリック・ウィルソン)。彼は司法試験
私も「大人になりきれない大人」という文言には疑問を感じていました。
その一文に、右にならえ、をしてしまうことにも。
あのエンディングは、かなり味わい深いと思いました。一見、なんで、そんなことしてんの!?と見えますけども。
追伸。リンクなしでTBいただいても、かまいませんので、気になさらずに、どうぞ。
真・映画日記『リトル・チルドレン』
8月27日(月)◆545日目◆
午後6時10分に終業。
『トランスフォーマー』を見ようとしたが、
8月いっぱいまで「シャンテシネ」で使える株主優待券があるので、
そちらを使うことに。
『リトル・チルドレン』7時5分の回をチョイス。
地下一階の劇場で見る。
なんと…
ボーBJジングルズさんへ
こんばんは〜♪コメントTBありがとうございました!
「大人」のそもそもの定義、大人ってなんだろう?っていう話だったのに、「大人になりきれない大人」っていう言い方がちょっと違和感に感じました。
ま、分かりやすいコピーなのかもしれませんが、評論家までいうことないのに、と思います。
私は、ちなみに、ジャッキー・アール・ヘイリーのラスト間際のあのシーンは、ちょっと違う捉え方をしました。
冒頭に、「そういう性癖の人は、タマを取ってしまえ」という一言がありましたが、じゃあ、そういう犯罪経歴を持つ人は、そうなればいいのか?」、という、反意義的な疑問視を投げかける幕切れのように思いましたヨ☆
そう、割り切れることじゃない、という。そういう物語だったように思うのです。
『リトル・チルドレン』
先日の友人と呑みに出かけた時のことである。
ちょっと値は張るけれど日本酒の美味しい店で酒を呑み(呉春って酒はなかなか美味しいね)、ほろ酔い気分で街を歩いていたところ怪しげな店を発見しました。看板にはカレー屋と書いているのですが、窓越しに何となく店の中….
リトル・チルドレン
『今の自分を愛せたら、 未来はきっと変えられる 心の中で、大人と子供が揺れている。幸せ探しの物語』
コチラの「リトル・チルドレン」は、トム・ペロッタのベストセラー小説を自ら脚色した脚本を「イン・ザ・ベッドルーム」のトッド・フィールド監督が映画化した7…
真・映画日記『リトル・チルドレン』
8月27日(月)◆545日目◆
午後6時10分に終業。
『トランスフォーマー』を見ようとしたが、
8月いっぱいまで「シャンテシネ」で使える株主優待券があるので、
そちらを使うことに。
『リトル・チルドレン』7時5分の回をチョイス。
地下一階の劇場で見る。
なんと…
迷子の大人たち〜『リトル・チルドレン』
LITTLE CHILDREN
小さな駅に「ダンキンドーナツ」のロゴが見えるボストン郊外。静観な住宅街に夫と
三歳の娘と暮らす主婦サラ(ケイト・ウィンスレット)。公園で井戸端会議に明け暮れ
る主婦仲間に馴染めず苦????)
とらねこさま、こんにちは。先日来、拙宅へのコメントでご迷惑をおかけして本当にごめんなさい。
どうぞ、拙宅へのコメントレスなどはお気になさらず、今後ともお付き合いさせて下さいませ。
さて。本作ですが、私も「完璧な大人なんていないのに・・」と思いながら観ていました。
『ボヴァリー夫人』の解釈の場面はよかったですね♪ 私は未読で内容を知らないのですが、あのシーンのサラはとても魅力的でした。
大人になるって、いろんな経験をして、様々な考え方や解釈がある、っていうのを学んでいく過程なのかもしれませんね。
ではでは、またお邪魔させて下さいね。
真紅さんへ
こんばんは〜♪コメントTBありがとうございました。
こちらこそ、なぜかコメントが全然書けずに、申し訳なかったと思っています。
しかし、何を書いたら引っかかってしまったのでしょうか・・・いまだにちょっと心配ではあります。
今日は書けるといいですが・・
『ボヴァリー夫人』の解釈をするサラの姿は、確かに印象深かったですよね。
自分もその立場になって初めて、ボヴァリー夫人の気持ちが分かったのでしょうね・・
あの見方というのは、なかなか鋭い意見だったように思います。
こちらこそ、また遊びに来てくださいまし。
よろしくお願いします。
リトル・チルドレン
夏の終わりにオトナの映画を観た…。オトナになれない大人達の物語。
ちょっと前に観たけど”塩漬け”になっていて、やっとupです。
ツタヤで『がんばれベアーズ!』が空くのを待っていたら、9月になってしまいました…
リトル・チルドレン
リトル・チルドレン(2006 アメリカ)
原題 LITTLE CHILDREN
監督 トッド・フィールド
原作 トム・ペロッタ 『Little Children』
脚色 トッド・フィールド トム・ペロッタ
撮影 アントニオ・カルヴァッシュ …
とらねこさん、こんにちわ
記事の内容、100%同感です。
「大人になりきれない大人」という表現は、『ボヴァリー夫人』の場面で、有閑マダムたちがいいそうな内容。この作品はむしろそういう決め付けたような考え方に小さな反論をしているというイメージを受けました。
ただし、
>そうした自分の中の本当の気持ち、ってものに気づくのは、危険なことでもある。
・・・現実のバランスをいつ欠いても、おかしくは決してない。
本当にそのとおりです。
この映画は思いっきり尾をひきますね。
これから先、時間がたっても、ある日突然思い出してしまいそうな作品です。
moviepadさんへ
こんばんは☆コメントありがとうございました。
>100%の同意
ありがとうございます!本当に、この映画は、一言では言い表せない複雑さを表現した映画でしたね・・・。だから、これを売る宣伝文句を考える人は、大変だったと思います。
だから、分かりやすく「とりあえず理解した気になる」言葉を当てはめたのでしょうけど、それを考えたのが、おっしゃる通り、あの公園の主婦たちみたいな、人生の一面しか見ないで、一生を過ごしそうな人達だったりして・・。
でも、この映画を見る限り、別の人生への憧れというものを、何も賞賛して描いていないところがまた深いですよね。
本当、この映画は今のとこ、全く色褪せていない、なかなかの完成度の高い作品でした。
好きか、と聞かれたら、そこまで好きな作品ではないのですが・・・
『リトル・チルドレン』を観たよ。
シェアブログminiに投稿
※↑は〔ブログルポ〕へ投稿するために必要な表記です。
自分に似ているキャラクターはひとりもいないはずなのに、どの人物にも不思議と親近感を覚える…
とらねこさん、こんにちは♪ 今更で恐縮ですが、公開終了ぎりぎりにやっと観ることができました。トラバ失礼しますm(_ _)m
緻密で赤裸々な人間描写に脱帽でした。個人的には、とても心に残る1本。トッド・フィールド監督の今後の作品も楽しみです。
香ん乃さんへ
おはようございます♪コメントTBありがとうございました。
>今更で恐縮
えーっ!そんなの全然気にしないで大丈夫ですヨ。
私もあまり「公開すぐに見ないといけない」という概念はありませんし☆
友達に合わせているうちに、どうにも見るのが遅くなってしまったり。私にはよくあることだったりします。
あ、あと書くのも遅いですし(笑)
えと、この映画ですが、おっしゃる通り、赤裸々な人物描写が、見ているこちらまで裸にされてしまったかのような、妙な居心地悪さを味わいました。
リトル・チルドレン“大人になれない大人たち”
ケイト・ウィンスレットが脱いだ!なんていうのはちょっと大げさなのかも・・・・・。
彼女がこういう役を演じるのは「えぇ〜〜!」って感じだった。私個人の印象は上品なイメージだったし・・・・。かなり濡れ場も多いです。結構かな?でも体当たりに演じているケイト…
とらねこさん
今晩は
私も“大人になれない大人たち”という
コピー、何も考えずに使っていました^_^;
おっしゃるように確かに、大人の定義って分からないですよね。それなのに大人になれないという
のがついちゃうと、余計におかしい・・・。
多分作品に興味を惹くコピーにすぎないような
気が?いや、ほんまにそう思ってつけたコピー
かもしれない気も・・・。
ケイト・ウィスレットの演技がかなり
リアルで、生々しかったですね。
ジャッキー・アール・ヘイリーは13年間の
沈黙をやぶり、奇跡の復活!凄い演技に
これまた驚き!ました。
mezzotintさんへ
こんばんは〜♪お久しぶりです!いつもTBありがとうございます★コメントもありがとうです。
いや〜、この映画、おっしゃる通り、大人の定義だとか、人生に満足感を得ることだとか、とても深くて、簡単には答えが出ない問題を扱っているんですよね。
で、その結果、この映画は答えをつけるのを放棄せずに、なんとか未来への希望、ということで最後まとめてはいましたね。
だからと言って、この映画の方法論が、普遍的なものであったとは到底思えないし、にもかかわらず、配給会社としては、この映画に簡単なキャッチコピーをつけなきゃいけない・・・、さすがに難しかったんじゃないか、なんて思いますよ。
でも、やっぱり、このコピー、ちょっと腑に落ちないなあ、って思っちゃいました。
本当、役者の演技が良かったですね★
ジャッキー・アール・ヘイリー、凄い演技でしたね。忘れたくても忘れられないというか・・・
リトル・チルドレン-(映画:2007年133本目)-
監督:トッド・フィールド
出演:ケイト・ウィンスレット、パトリック・ウィルソン、ジェニファー・コネリー、ジャッキー・アール・ヘイリー
評価:83点
公式サイト
(ネタバレあります)
リトル・チルドレン=大人になりきれない大人達、の物語。
郊….
リトル・チルドレン
正直言って身につまされる話でした。自分にも重くのしかかってきます。
リトル・チルドレン
「リトル・チルドレン」 2007年 米
★★★★☆
大人になりきれない大人達・・・。
平凡な人生に刺激を求めたり、何かが変わる事を渇望している人間は多いと思う。
理性で留まるか、一度きりの人生を納得いくように殻を打ち破るかは、その人次第
なんだろう…
( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪
私ね、とらねこさんのレビュー読んで、今一度
この映画を観たくなったわ^^
今年に入ってから観たばかりなんだけど
「不倫」話は珍しくもなんともないし、誰でも一度は経験ある事だと思うの(あわわ)
独身で妻子持ちと付き合うのも所謂「不倫」でしょ?
めっちゃしましたがな(爆)
罪の意識もへったくれもなかったですねo(*^▽^*)oあはっ♪
でも10代でその本をお読みになったなんて・・・・凄い〜〜★
おませさん(笑)
ところで話は変わりますが、私の事「とんちゃん」
と呼んで下さいます ぺこ <(_ _)>
では、この時間で既に酔っ払ったとんちゃんでした。
また遊びにきま〜すy(^ー^)yピース!
とんちゃんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
そうですよね、不倫話って、恋愛を描いた物語には、結構よくある話ですよね。
誰でも経験するのかな?^^;
そういう話を、明るく言えちゃうとんちゃんが
面白いな♪(笑)
アハハ、10代で『女の一生』を読むと、あんまり楽しくはないかも。
気分では大人のつもりだったんですけど、あんまり共感は出来なかったかな〜。
あ、そうそう、今までとんちゃんのこと、とんちゃんさんなんて呼んでしまっていたわーん。ごめんなさい。
今後はお言葉に甘えて、とんちゃんと呼ばせていただきますね
リトル・チルドレン
原題:LITTLE CHILDREN
製作年度:2006年
製作国:アメリカ
上映時間:137分
配給:ムービー・アイ
監督:トッド・フィールド
原作:トム・ペロ…
とらねこさん、こんにちは。
そろそろ新しい職場でのお仕事が始まっているのかしら??
大人になりきれない大人。
確かにこれはチョット映画の内容とは異なりますよね。
スワロもそんな印象は受けなかったな・・・
「子ども」の部分って誰にでもあるし、むしろそこを忘れちゃいけないと思うし。
それにしても、ブラッドは幼稚だったなぁ・・
あんな男性とは付き合いたくないなぁ〜
結婚を意識し始めたスワロ・・・(照)
最近どうしても結婚を意識した視点で見ちゃいます(涙)
>恐ろしい物語
おおぅ・・・
とらねこ的感想ですね。
swallow tailさんへこんなに疲れるものなんですね。
こんばんは〜♪コメントありがとうございます!
そうなんですよ、もう先週から帰ってすぐ、新しい仕事が始まっています。
へとへとですよ〜
そうなんですよね。大人になりきれない大人の物語、というなら、一体いつが大人なのかなあ、なんて思ってしまいました。
はは、とらねこ的感想で、ちょっとこの記事はひねくれているので、あまり自分からTB出来ませんでした
リトル・チルドレン
郊外の住宅地で夫と娘と暮らすサラは、その生活にうんざりしていた。
ある日、彼女は主婦たちの憧れの的であるトッドと知り合って・・。
ケイト・ウィンスレット、ジェニファー・コネリー、パトリック・ウィルソン。
思ってたのと全然違う映画だった。
かなり重….
『リトル・チルドレン』’06・米
あらすじ郊外の住宅地で夫と娘と暮らすサラ(ケイト・ウィンスレット)は、その生活にうんざりしていた。ある日、彼女は主婦たちの憧れの的であるトッド(パトリック・ウィルソン)と話をする機会を得る。主夫である彼とサラは意気投合し、お互いの子どもを連れて会うよう…
リトル・チルドレン
レンタルで鑑賞―【story】郊外の住宅地で夫と娘と暮らすサラ(ケイト・ウィンスレット)は、その生活にうんざりしていた。ある日、彼女は主婦たちの憧れの的であるブラッド(パトリック・ウィルソン)と話す機会を得る。主夫である彼とサラは意気投合し、お互いの子どもを連…
映画『リトル・チルドレン』
原題:Little Children
公園デビューを無事果たしたプロム・クイーン、プロム・キングとのハグ&キスは空虚な思いの隙間を埋め、行き着くとこまで突き進むに十分な出来事?・・
特に美人というわけではないサラ(ケイト・ウィンスレット)だけど、裕福な家庭に恵ま…
リトルチルドレン
心の中で、大人と子供が揺れている。幸せ探しの物語。
『リトル・チルドレン』を観たぞ〜!
『リトル・チルドレン』を観ましたトム・ペロッタの全米ベストセラー小説を「イン・ザ・ベッドルーム」のトッド・フィールド監督が映画化した悲喜劇メロドラマです>>『リトル・チルドレン』関連原題: LITTLECHILDRENジャンル: ドラマ/サスペンス/コメディ製作年・製…
はじめまして とらねこ様
リトル・チルドレン 見ましたよ。人になりきれない大人かぁ~ 僕も案外 そんな大人ですよ。 人間って 他人からみたら 未熟だなぁ~ってつっこまれること たくさんあります
些細な一言で人間関係が崩れてしまうこと あるじゃないですか。 言った本人は悪気はなくても、聞いた人からしたら「んだとぉ」 と目を吊り上げて怒ってしまうとかね
ケイトウィンスレットですが リトル・チルドレンの製作前で すでにお子さんがふたりいます
一人目の夫、ジム・スレアプレトン(「グッバイ、モロッコ」の助監督)と’98年結婚 ’00年10月12日に長女ミアをもうけましたが’01に離婚
二人目の夫、映画監督のサム・メンデスと’03に結婚 同年12月22日に長男ジョーをもうけます。
が、サムとの意見のすれ違いなのか すでに別居状態サムは 父親が違ってもケイトの連れ子のミアをかわいがったはずですけどねぇ~
私生活ではそれぞれ夫の違う子供をもうけていて、それで 大胆に 男性との愛欲シーンを体当たりで 演じるとはさすが女優魂と いうところです
でも、私生活では お子さんが ふたりもいる お母さんでもありますので・・・パトリック・ウィルソンとの愛欲シーン・・・ちょっと 複雑かなっ
zebraさんへ
初めまして、こんにちは!コメントありがとうございました。
この作品、なかなか考えさせられる、興味深い作品でしたね。
「大人になりきれない子ども」。本当にそうですよね。
いやー、私、子どもの頃は、大人の中にはたまにダメな人が居るとは思っていましたけど、そういう一部のダメな人以外は皆、ちゃんとした大人なのだと思ってましたよ。
自分が大人になってみたら、大人たちはみんなこんなに子どもで、仕事はサボってばっかりいるし(twitterをやって気づきました)、人の足を引っ張ってばかりいたり、正しい意見が普通にまかり通らないものなのだなあ、とがっかりしてしまいました。
でも自分も子どもの頃から、ガラっと変わって大人にちゃんとなれたかというと、はなはだ怪しい話です。
人のことなんて全然言えないんですよね。
本当、言ってはいけない一言などで人間関係って崩れてしまう。私にも経験あります。
ケイト・ウィンスレット、サム・メンデスとも離婚してしまいましたねえ。
zebraさんは、『レボリューショナリー・ロード』はご覧になりましたか?これは、当時旦那だったサム・メンデスの監督したもので、ケイトと上手くいっていない時期に撮られたものなんです。今思えば、監督は自分の中にある本当の思いを、渾身の力で描いていたんだなあ、と思います。
この作品、『リトル・チルドレン』の良さが分かる人だったら、きっと『レボリューショナリー・ロード』を見て得るものが大きいと思いますよ。
ケイト・ウィンスレットとパトリック・ウィルソンのラブシーンがショックでしたか?ハハw
実は彼女、よく脱ぐんですよ(笑)。『愛を読むひと』なんかでもバンバン脱いでいるんですが、こちらもとても面白いですよ。
この『リトル・チルドレン』ではアカデミー賞はノミネートだったのですが、『愛を読むひと』で彼女はオスカー受賞してるんですね。これもまたオススメだったりします♪
こんにちは とらねこ様 またまたコメントしま~す
>ケイト・ウィンスレットとパトリック・ウィルソンのラブシーンがショックでしたか?
ショックというより 私生活でも”お母さん”でありながら 体をはって 愛欲シーンを演じることに さ~すがぁ!と 女優魂を評価してしまうんです。
“母親”であると同時に ”女優”そして”女”ですね。・・こういいたいです
「お母さん、 お子さんに みられないようにネ(^~^) それだったら たくさんの”男(つまり俳優)”と 体当たり演技でも ホントの恋愛によるラブシーンでも(^○^;)」 というのが 本音です。 子持ちのお母さん女優が 脱いで愛欲シーンを演じることに すばらしい!と感じる価値観です。ばかばかしいと思いましたら 思いっきり笑ってください。
zebraさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
おーなるほど、逆に評価してしまう、ということなんですね。
分かりますー。女優でも人によっては脱がない主義の人いますよね。
私も割とどんどん脱ぐタイプの人の方が好きです!・・・ってなんでじゃw
ケイト・ウィンスレットの裸はリアリティがあるというか、中年女性の生々しい感じがしますよネ。
確かに子どもからしてみたら、思春期にはショックかもしれませんが、きっとお母さんの仕事に対して理解出来る年齢になったら、評価の仕方が変わるような気がします!
彼女のようにアカデミー女優となって、名声が高まっているのですから、きっと誇りに思う日が来ると思います!
バカバカしいだなんて、トンでもない!