#88.東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
去年の2006年、ベストセラーになっていた、リリー・フランキーの同タイトル本の映画化。
でも、こんな長い副題は、当然ながらウロ覚えで、エト・・・
『オカンとオトンと時々、ヤカン』??
・・・だったっけ?なんて言っていました。
それと言うのもふるちんさんのブログを読んでいたせいだと思うけど・・。
てな訳で、なかなかタイトルを覚えられずにいたのだけれど、映画を見て「なるほど」と合点がいった。
この順番にはちゃ〜んと意味があったんだな、なんて・・・。
イラストレーター、作家、アートディレクター、作詞作曲家、演出家、フォトグラファー・・・etc.etc.
まさにマルチな才能を持つリリー・フランキー。
Wikipediaでリリーさんについての文を読んでいるだけでワクワクしてくるような、本当に興味深い人で、リリーさんの本は2冊ばかし読んだだけなのだけれど、文がかなり面白くて、普段本を読まない人にもオススメできそうな感じだ。
絵もなかなかかわいくて好きだけど、その発想がとにかく面白い人。
(ミュージシャンとしては実はよく知らない。)
そんな訳で、時代の寵児のリリーさんなのだけど、それにしても。
『恋愛睡眠のすすめ』でミシェル・ゴンドリーの“曰く自叙伝”で、主人公を演じたのがガエルくんこと、ガエル・ガルシア・ベルナル。
こっちのリリーさんの映画は、主人公がオダギリジョー・・・
って、ちょっとちょっとちょっと!
キラキラなイケメンすぎやしませんか?二人とも〜
そんなハンサム君、自分に当てはめちゃってさ〜。
ちょっとは遠慮しろYO!・・・っていう。
でも。
もし私が超売れっ子作家になって、自叙伝が映画化されることになったら、変な売れない女優さんより、やっぱし、飛ぶ鳥落とす勢いの美人女優さんにキャスティングして欲しいかも?!
照れながらも「やっぱ〜??」とか二つ返事でOK出してしまいそう。
(宮崎あおいにしようかな?この映画にも出てた。
ま、私のイメージは篠原涼子だと思うんだけど。以下妄想略。)
ストーリー・・・
北九州市小倉、炭鉱町に住む親子3人。だが、ダメ親父なオトンに愛想を尽かしたオカンが、僕を連れて筑豊の実家に戻る。
大きくなって、東京の美大に入るために上京した僕だったが、勉強もせず毎日遊んでばかりだった。そんなある日、オカンがガンになった。・・・
私はこの原作は読んでいないのだけれど、『美女と野球』というリリーさんのエッセイを読んでいて、オカンのエピソードの部分を、ほんの少しだけ知っていた。
だけど、それ以外のところはあまり知らずにこの映画を見た。
だから、この映画を見終わって、後で調べて、この映画の松たか子役の実在の人物が、加藤紀子に当たる、と知ったのは、後からのことだった。
とにかく、リリーさんのことは何も知らなくても、この話に十分共感を持つことが出来るような作品だったと思う。
上京以来、ほとんど会わなかったオカンを、東京に呼び寄せて、
今まで出来なかった親孝行をする・・・。
ただそれだけの話、と言ってしまえば、それだけではあるんだけど、ヤバイですよ。これは、親孝行してないと、ひたすら焦るハメになります。
かくいう私もそう。
私は、いつも、お菓子が食べれそうな映画館では、必ずじゃがりこを持参するんだけど(そして、音を立てずに食べるのが得意なのだ)、
じゃがりこの箱が、テレクラティッシュで山盛りになってしまいました。
涙涙涙・・・
いますぐ、親孝行だぜという気持ちになること、間違いなし。
少なくとも、生きているうちに、なんかしなくっちゃ、絶対、人間としてヤバイだろうな、と。
リリーさんは、エロエロ大魔神で、面白エロネタ満載の人だけど、少なくても、親孝行だけは、そんじょそこらの立派な人より、ずっと上だったよ。
一番好きだったシーンは、美大を留年したことを電話で伝えた僕に対して、オカンが言った一言のシーン。
「なんで、頑張れなかったんかねえ・・・」
この樹木希林は、ヤバかッた!
あの無表情。これぞ、この人の怖いところだと私は思う。
目と目がどこを見ているかも分からないず、その表情に何を宿しているのか、こちらには分からないの。
オカンは、本当は文句が言いたかっただろうと思う。
オカン自身、もともと頑張り屋さんて、朝から晩まで働きながら、女手一つで大学まで出した。
全然勉強してなかった、と言った“僕”に対して、
「なんで頑張れなかったんか・・・」
オカンは、きっと、落胆を隠して、出来るだけ非難の口調を感じさせない、この一言を言うのね。
文句を言われても当然の立場の僕に向かって、この一言・・・。
このオカンは、本当にすごい母親だった。
うちの親とは全然違うよ。でも、涙腺がゆるみっぱなし。
とにかく、思った以上に、心に響く作品。オススメできる。
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コメント(35件)
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リリー・フるンキー新作
ついにボクはきた
ながいみちのりだったな
どんこうのりついで
ここがしぶやか なんてひとがおおいんだろう
あれ
みんななんかしょってるなあ
あれがうわさできいたりゅっくさっくというものなのかな
やっぱりかっこいいなあ
ボクはいつもおっきなやかんをもってあ…
TB,コメントさんきゅーでした。
私の記事を読んで、「なんだったっけ?」
と思ってもらえるのもなかなかおつなもんでございます(笑)
今さらこの本について私が語ることもなかろうかと思いますが、
リリーさんの「ゆる」キャラがみうらじゅんとかと同じ「好きな」キャラであります。
ちなみにミュージシャンとしては安めぐみとユニット結成してましたっけ。
TB送り返しておきます。
ありがとうございましたです。
ふるちんさんへ
こんばんは☆コメントありがとうございます。
そうなんです、ふるちんさんのおかげで、ウロ覚えにますます拍車がかかってしまった状態に陥りました♪
まさか、ヤカンが一個も出て来ないとは・・・。
リリーさん、私も大好き!
リリーさんのエロ話って、きっと男の方が喜んでしまいますよね。
おっしゃる通り、みうらじゅんに通じるものありますね〜。
そうそう、安めぐみとユニットしてたらしいですね。聞いてないんですが。
映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
親ってそうなんだよね・・なんの楽しみがあったのだろう、なんのために生きてきたのだろう、人生って一体なんだったのだろう、ただ子供のために生きて死ぬ・・
ボク(オダギリジョー)が幼い頃、遊び人のオトン(小林薫)に見切りをつけた若き日のオカン(樹木希林…
お久でーす。お元気そうで何よりでっす。
「ボク」は留年しても、卒業できたから偉かった。息子(今年29歳になる)は、4年で中退してくれた。留年になることを非難した覚え、ないんですけど、中退することには反対したかな。
破天荒な「オトン」でしたが、風情があって、どこか一本筋が通っていたかも。
「オカン」ほど家事能力はないけど、なんとなく環境が似ていて、そういう意味で他人事とは思えなかったんです。この映画。自分の親より、親である自分と息子のこと、考えてしまいました。(^^;) でも、アイツ(息子)、観てないと思う。
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
原作は、ベストセラー。テレビドラマは、複数製作。母親に対する男性の心を刺激するの
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
ヘルメットを描くよりオッパイを描いたほうが・・・
あかん隊さんへ
こんにちは★はい、元気です。ありがとうございます。
率直であたたかいコメント、ありがとうございます。
>中退することには反対したかな
そりゃ、親としては反対したくなりますよね・・・。
このオカンはすごく理想の母親像でしたね。涙、誘われずにはいられませんでした。
私はそれほどカブルところは正直なかったんですけどね、私が一緒に見た人は、まるで自分のことのように感じたみたいです。
こういう映画って、いいなって思いました。
あかん隊さんの息子さんも、見てくれるといいのになって思いますよね。オダジョー好きかなあ・・。
なんとか騙して見せたいですね(笑)
真・映画日記『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
4月26日(木)◆423日目◆
終業後、有楽町のマリオンの9階で
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』を見た。
う〜〜〜ん、正直、微妙でしたなあ……
原作が良かっただけに、ねぇ〜〜〜。
リリーさんの原作をなんとか映画化した、
って感じだった。
…
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
原作未読、ドラマ未見、鑑賞予定もなかったが、友達に半ば強引に誘われたので、鑑賞してみることに―【story】1960年代の九州で、両親が別居してオカン(樹木希林)に引き取られたボク(オダギリジョー)は、やがて上京し東京の美術大学へと通う。バブル崩壊後、イラストとコ…
篠原涼子・・・バッチリです
オダギリジョー&樹木希林が良かったですね〜
私も号泣でした
私はリリーさんを全く知らなくて・・・原作も未読です。
原作ファンの友達に本を借りたのですが読んでいないわ(汗)読まなくちゃ〜〜〜
「なんで頑張れんかったんかねぇ〜」のセリフはスゴイです。私だったらギャ〜〜ギャ〜〜〜言っちゃう。人間が青いので(泣)
由香さんへ
こんばんは〜★コメントTBありがとうございました。
篠原涼子、結構好きなんです〜^^
あの、ちょっと抜けてそうなところが、自分に似たものを感じます(笑)
実は私も原作は未読なんですよ。他の作品も読みたいな、と思っていますが♪
そうですよね、由香さんも文句言ってしまいますか。
私は子供いませんが、もし居たら、文句言ってしまいそうな気がします〜
あの一言は、忘れられません。
自分が頑張れない時に、きっとリリーさんはオカンの我慢を思い出したでしょうね。
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン@丸の内ピカデリー
一人っ子であることと、一度家を出てまた同居したことと、両親が別居していることと、ボクのために生きてくれた―ボクのオカンというコピーが僕を必要以上に入り込ませた。僕にとって今、考えられうる最も辛いできごとといえば“オカン”の死だろう。いつか来るその日はなる…
今すぐ親孝行だぜと思いつつ、
普段と何も変わらない日々が鑑賞後も続いたわけですけども、
いやー泣けましたね。
しかし宮崎あおいはないでしょうよーw
篠原涼子も…うーん、まあ、あおいたんと比べたらベターかな。
とかなんとか書いてたら自分を当てはめたくなりました。
僕の自伝映画だと誰かな。
ああ、なかなか出てこないもんですね。
結構考えてみたんですけど。
東京タワー オカンとボクと、時々オトン/オダギリジョー
大泉洋くんのTVドラマスペシャル版、もこみち君の月9ドラマ版と見てきたところに、この映画版となるとさすがに商魂逞しさを感じるというか、原作が感動作なだけにちょっとしつこいんじゃないかと思うんだけど、でも劇場予告編を観る限りではこの映画版が最も原作に合ったい….
こんにちわ。
ベストセラーの話題、TVで2時間スペシャル、連続ドラマと見てきて、さすがに映画ではもう飽きがくるかなぁって思ったらこの作品に一番心を揺さぶられてしましました。
ああいう自堕落な生活をする美大生って何故か嫌いじゃなくて逆に親しみを感じちゃうんですよね(笑)。
現象さんへ
な、なんでしょうか、その振りは・・
ここは、イケメンを挙げなければいけないのでしょうか・・・?
とみさん曰く、似ているという小栗旬というべきか、
本人の言う、香川照之を挙げるべきか?
えーい!ここは宮迫で
あ、話変わりますが、小栗旬と香川照之の出てる、『キサラギ』すんごく面白かったです♪
現象さんは鑑賞予定はあるでしょうか〜?
かのんさんへ
こんばんは★コメントありがとうございました。
あっ、かのんさんは全部ご覧になってらしたのですかー。
私は、普段TVを全然見ないもんで、ドラマがやってること、全然知らなかったんです。
映画を見終わり、自分の記事を書くまでに2週間かかり、書き上げて、TB回りして始めてドラマがやってたこと、気づきました。
つまり、つい昨日今日です・・焦っ。
自堕落な方が、アーティストらしいなって向きもあるんですよね。
しかし、かのんさんが元・美大生でいらしたとは今回初めて知りました♪
映画 【東京タワー オカンとボクと、時々、オトン】
試写会にて「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
リリー・フランキーの大ベストセラーとなった同名小説の映画化。
この映画を「泣ける」と思って見に来る人はある意味肩透かしを食うかもしれない。ここが泣きどころですよ〜というポイントは明確ではない。丁寧に…
こんばんは♪
TB&コメントありがとうございました!
あの大ヒット原作をどうやって映画にするのか蓋を開けるまでとても不安でした。
誰の心にも響く作品になっていて一安心。
って、あたしは映画の保護者気取り?(爆)
っていうかオダジョーの保護者気取り?
「なんで頑張れんかったとやろうね〜」を二回言ったときにズキンときました。
これは私が息子に言う言葉でもあったからです。
これを言われても答えに窮するんですよね。
頑張れんかったことに理由なんてないんだから。
自分の母を思い、また母の立場の自分のことを思う映画でもありました。
ミチさんへ
こんばんは★コメントありがとうございます。
誰の心にも響く作品の物語を作ってくれて、すごく良かったな、って思うんです。
本当、親孝行は本当に誰しもしなければならない課題の一つですもんね。
完成度とかじゃ、ないんですよね、もう。
>っていうかオダジョーの保護者気取り?
アハハ♪頼もしいオカンですね^^
「なんで頑張れんかったとやろ」
これって、難しいですよね。「頑張れ」「頑張れ」ハッパかけられても、辛くなる人は辛くなる。
だからと言って、放任主義でいいのか、とも思いますし。
いや、子供いないのですが、そういうのって難しいな、と。
考えただけでも、子育てって大変そう
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
109シネマズでポイントがたまって只でエグゼクテゥブシートで鑑賞♪
冷静に見るも、恥ずかしげもなくマザコン全開!
でも、そのときになったらきっと誰しも思う感情かもしれないなぁ。
普遍的な感情を扱った極めて普通
いつか必ず来る日
114「東京タワー、オカンとボクと、時々、オトン」(日本)
1960年代九州小倉に住んでいた??ボク??。自由気ままな??オトン??に愛想をつかした??オカン??はボクを連れて実家へと帰る。
やがて成長したボクは大分の高校へ、そして東京の美大へと進学する。憧れの…
こんにちは。
う〜ん、自分の自伝を誰に演じてもらうか・・?
誰がいいかなぁ・・
やっぱり永遠のライバル永瀬正敏かな?
生年月日が一緒なので、勝手に思ってるだけですが。
作品としてはもうちょっとあざとらしい泣かせの演出があるかと思ってたんですが、なんか盛り上がろうとして、落ちていくというのが続いてしまったなぁ。
でもやっぱり東京へ出てきた身としては、内容にはかなり考えるものはありました。
母の手を引いて、歩いた記憶はないなぁ・・
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
東京タワー。東京を象徴する一大観光スポットで僕も何度か訪れた事はあります。でも展望台に登ったことはほとんどありません。なぜなら僕のお目当ては蝋人形館やトリックアート館だから。
これらの不思議スポットのせいなのか東京タワーのイメージと言うとどうも胡散臭….
こんばんは!
なんかこの映画を観ると誰もが「親孝行しないとな」と思うみたいですね。
かく言う僕もそうだったのですが、何もしてませんね。母の日にも誕生日にもプレゼントを贈った記憶があまり無いですし・・・なんか改まった感じがして照れくさいからプレゼントは出来ないですね。
にしてもとらねこさんの自叙伝的映画の主演が宮崎あおいですか。
う〜ん、う〜ん、う〜ん・・・コメント省略(笑)。
僕の自叙伝が作られるのなら主演は大杉漣が良いなと勝手に思っております。
CINECHANさんへ
こんにちは〜♪コメントTBありがとうございました!
おおっ、CINECHANさんは、永瀬正敏と同じ生年月日だったのですね〜!
では、きっとウリ双子でしょうね☆(嘘ぴょん。)
でも、なんとなく同い年ってだけで、気になる芸能人って居たりしますが、同じ誕生日とくると、ナニゲに注目してしまうんですよね〜♪
CINECHANさんも、上京されたのですね。そうだったのですか。
これを見ると、お母さんを実家から呼んで、東京タワー見学させてやりたくなりませんか?^^
蔵六さんへ
こんにちは☆コメントありがとうございます。
そうですね、“親孝行がしたくなる映画”。
ベタな映画だろうが、たまにゃ〜こういうのも、あってもいいじゃないかって思います。
で、お母さんにプレゼントを全然上げてないんですか〜
ん〜。高いものでなくてもいいから、今度の誕生日には何かあげましょうよ。
例えば、ちょっとしたポーチみたいなやつとか。
大体300円くらいで買えるやつでもいいので。何でもいいんじゃないか、と思います。
やっぱ、気持ちが通じると思うのですよ。
>う〜ん、う〜ん、う〜ん・・・コメント省略
そんなに唸らなくったって(泣)
大杉錬ですか♪あれ、マツケンじゃなくっていいんですか?せっかく、髪型一緒なのに(ぉぃ)
【東京タワー オカンとボクと、時々、オトン】
監督 ≪ 松岡錠司
原作 ≪ リリー・フランキー
脚本 ≪ 松尾スズキ
製作年度 ≪ 2006年
日本公開 ≪ 2007年4月14日
上映時間 ≪ 142分
主題歌 ≪ 福山雅治 『 東京にもあったんだ 』
配給 ≪ 松竹
わたしのリリーさんのイメージは「ココリコ・ミラクルタイプに出てるにやけたおっさん」「おでんくんの作者」というものでしたが、この映画を観てからすっかり「さびしげに泣くオダギリジョー」になってしまいました。困ったもんです
ただ主人公をオダジョーに決めたのは映画スタッフのようで彼に責任はないみたい(笑)。リリーさんの映画化にあたっての要望は「脚本は松尾スズキさんで」というそのことだけだったそうです
わたしもこの映画見てリリーさんに興味が湧き、文庫二冊買いました。一冊は上記の『美女と野球』。もう一冊は邦画のみの映画ガイド『日本のみなさん、さようなら』。前者はまだ読んでませんが、後者はめっぽう面白かったです。リリーさんのスタイルって故・中島らも氏に似てると思うんですが
>篠原涼子
・・・・・
いや、いけるんじゃないですか? ええ! たぶん(笑)
のち、オデンくん リリー・フランキー 松岡錠司 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
そのシュールなデザインと斬新なスタイルで、映像界に衝撃を与えたリリー・フランキー
SGA屋伍一さんへ
こんばんは〜♪コメントTBありがとうございました!
>「ココリコ・ミラクルタイプに出てるにやけたおっさん」「おでんくんの作者」というものでしたが、この映画を観てからすっかり「さびしげに泣くオダギリジョー」になってしまいました
ひょええ〜。SGAさん!この一言、完璧ですよ!
すっかり気に入ってしまいました!
こんなところに書いている場合ではなく、記事に書かないと〜!
アハハ、リリーさんは自分からオダジョーを選んだわけではないにしろ、「オダジョーにしますから」って言ったら、「やっぱし〜?」「オレ、オダジョーそっくりだもんね」、ぐらいは言ったと思います〜。シーン
あ、『美女と野球』と、『日本のみなさんさようなら』ですか!
私も実はこの2冊です〜ヨ。嬉しいなっ。
『美女と〜』読んだら、感想も聞かせてくださいねっ。
東京タワー オカンとボクと、時々オトン
『オカン、ありがとうね。』
コチラの「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」は、リリー・フランキーさんの大ヒットベストセラー同名自伝小説をオダギリジョー&樹木希林共演で映画化した4/14公開のハートフルな感動作なのですが、試写会で観て来ちゃいましたぁ〜…
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン-(映画:2007年135本目)-
監督:松岡錠司
出演:オダギリジョー、樹木希林、小林薫、内田也哉子、冨浦智嗣、田中祥平、谷端奏人、松たか子、伊藤歩、平山広行、勝地涼、荒川良々
評価:93点
いい原作をいい役者が演じれば、やっぱりいい映画になるのだ。
2時間20分、堪能させてもらった。
…
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
オカン、ありがとうね。