#39.絶対の愛
キム・ギドク監督2006年。
韓国映画界引退宣言後の作品。
精神的に疲れていて、すごく見たかった、キム・ギドク監督作品。
連日のスーパーギドクマンダラ(@ユーロスペース)では満席だったりして、どれだけ混むかなあ、と思ったら、それほど混んでいなくて、「なぜ新作なのに?」と、ちょい拍子抜けしてしまいました。・・・
恋人ジウ(ハ・ジョンウ)に飽きられているのではないかと、少しヒステリー気味のセヒ(ソン・ヒョナ)。
「自分の顔や体が変わりさえすれば、ずっと愛されるのではないか」と考え始める。
整形して行方をくらまし、半年後に別人のような姿になって、また現れた。・・・
韓国の整形事情は、10年以上前?もっと前からだろうか、街を歩いている女性の何割だったか、かなり高い確率で整形している、なんて、よく聞く話で、
こうしたことからこの題材を思いついたのだと思うけど、あまりこのテーマを中心に据えた物語って、聞いたことがないような気がする。
私は小学校の低学年に見た火サスで、整形をする女性の話で、整形に失敗し、恐ろしい顔になってしまう、というものがあった。子供にしてみたら、非常に恐ろしい話で、ましてや整形なんて概念も知らなかったし、その異形が本当に怖くて、この話は決して忘れられないトラウマになった(また一つの・・・トラウマたくさんありますが)
そしたら、母親の友達に、ダイエットするために薬を飲んで、体を壊し、一生治らない酷い副作用で、顔もスタイルも変わってしまった人がいる、という話を、さらに聞かされた。
母の友達の女性も、とても綺麗な人だったのに、当時の彼氏の気をさらに引くために、危険なダイエット薬に手を出した、とのことだ。まあ、時代がだいぶ昔のせいでそんな危険性の高い薬があったのだろうけど、私にしてみたら、「絶対ダイエット薬だけは飲んじゃダメ」と母に子供の頃から刷り込まれて育ち、
先の整形の話と、恐ろしいダイエット薬の話が一緒くたになって、女性の美への愛着というものは、なんて怖いものなんだろうと、すっかり私にとっては、ホラーの題材だったりもする。いやいや、この話はホラーじゃありませんが、そんなホラーがあったら怖いだろうな〜♪
さて、この作品。(←写真は、キム・ギドク監督、サイン付き。こないだの2/24に行われた『ワイルド・アニマル』の際の舞台挨拶で書いたサインのよう。顔が幾分ふっくらしてきたかな?という噂)。
この主人公セヒも、「自分の顔がいつも同じだから、いつしか愛が冷めるのだろう」と考え始め、愛が冷め始めるのを本当に恐れていたのだろうと思う。
女性として、すごくよく分かる。
この映画でも、喫茶店の女性店員をちょっと見ただけで、ムッとして態度に表していたけれど、こんな女心もなんだか良く分かって、ちょっと苦い気持ちになってしまう。
私だって、街を歩いている時に、恋人が他の女性をキョロキョロ見ていたら、いい気はしないし、ましてや、例えば、「居酒屋とかの店員に向かって、(彼氏が)自分の考える一番いい顔作って、今注文頼んだ」とか、考えてしまうし。
他の女性に対する視線の注視時間が、アレ、今少し長かった・・とか、いやいやだいぶ長かったとか、イヤでも目に入ってしまうんですよね〜。じとぉ・・・
え、ウザイ?
いや、いちいちどうとか言わないにしろ、やっぱ、誰だって、恋人の目線の流れで、何も言わなくてもその人の考えてること大体分かってしまうじゃない。ましてや、長い時間一緒にいるんだから、精神構造なんかも熟知している訳だし、「今こう思った」なんて感じになんとなく掴めたり、「こんな女がタイプなのかなあ」とか色々、誰だって考えてしまうってば。これって、普通、普通。ハァ〜(涙)
だから、「顔がもう少し綺麗だったら、飽きられないでずっと愛されるだろうか」とか、「もっと胸が大きかったら・・・」なんて考えるのは、当たり前だと思うし、それをもっと行くと、全く違う別人のような姿になって、自分の男が、引っかかるかどうか試してみたい!というのも、
ものすっご〜く、よく分かる。
本当、もう一度フレッシュな気持ちで愛されるなら、私も一度やってみたいかも。なんて思ってしまった。
このヒロイン・セヒは、かなりヒステリー状態に陥っている。
駐車事故で車をぶつけられ、名刺をもらった女性につっかかったり、見ていてみっともない。少し異常とも取れる精神構造なのだけど、かつてやっぱり大好きで愛し合っていた人が、次第に愛が冷めていくと思うと、本当に恐ろしくて、そうした考えに取り憑かれてしまうのも、少なくても私にとっては他人事なんかじゃ、全然なかった。
お互い愛が溢れている時期なんかは分からないだろうけど、壊れ始めた時なんていうのは、相手の一挙一動が気になってしまったりして。・・・
この先、ネタバレ:::::::::::::
この映画、始めのシーンにラストのシーンがループしていくのが面白かった。
どう考えても、始めのシーンにラストが繋がるとなると、これは時系列がおかしいのだ。
始めのシーンの後、喫茶店でセヒとジウが会話している時にあった額縁の写真、ラストで初めて出て来る顔写真なので、「あっ」と思った。
“他人ではないのだ”。同一人物なのだ。ここら辺はまるでデビッド・リンチ的。
その他、どう考えてもお笑いみたいなシーンがあって、あれにはオドロキ。
ラスト部分の冗長になるところで、そこでまた変な気持ちの切り替えが出来て、楽しめてしまう。
彫刻公園の、指の階段が上へ上へと続くのは、ずっと続く愛を表していて、切ない。
1シーン、ゆっくりと上へカメラが登ってゆく。
夜になると満ち潮で海のかさが増え、幻想的でとても綺麗。
関連記事
-
-
『沈黙』 日本人の沼的心性とは相容れないロジカルさ
結論から言うと、あまりのめり込める作品ではなかった。 『沈黙』をアメリ...
記事を読む
-
-
『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』 アメリカ亜流派のレイドバック主義
80年代の映画を見るなら、私は断然アメリカ映画派だ。 日本の80年代の...
記事を読む
-
-
『湯を沸かすほどの熱い愛』 生の精算と最後に残るもの
一言で言えば、宮沢りえの存在感があってこそ成立する作品かもしれない。こ...
記事を読む
-
-
『ジャクソン・ハイツ』 ワイズマン流“街と人”社会学研究
去年の東京国際映画祭でも評判の高かった、フレデリック・ワイズマンの3時...
記事を読む
-
-
『レッドタートル ある島の物語』 戻ってこないリアリティライン
心の繊細な部分にそっと触れるような、みずみずしさ。 この作品について語...
記事を読む
コメント(81件)
前の記事: #38.松ケ根乱射事件
次の記事: 速報!『鰐』追加でギドクマンダラ続く
『絶対の愛』
「整形」というとテレビなんかでも「整形して気分をリフレッシュ!人生をやり直そう!」といった趣旨の番組が好評を博すなど世間にもあまり抵抗無く受け入れられつつあるのかもしれない。
でも僕は何と言っても「整形」という言葉を聞くとこの事件をすぐに思い出してし….
『絶対の愛』(’06 韓国・日本)
そして、いよいよキム・ギドク監督カルテットの始まり。今週はまずその2本。 監督・製作・脚本・編集:キム・ギドク 製作総指揮:鈴木径男 出演:ソン・ヒョナ ハ・ジョンウ パク・チヨン キム・ソンミン ある若い女性セヒ(パク・チヨン)は、ジウ(ハ・
絶対の愛:困惑する観客を、ギドクはせせら笑う?
★原題:時間(〓〓) ★監督:キム・ギドク(2006年 韓国・日本作品) 第七藝術劇場にて。 ★あら…
こんばんは。
かなり感情移入してご覧になっていたようですね・・・。
うーん、ヒロインの気持ちも分からなくはないけれど、男の視点から見るとかなり辛い描写が続きました(特に前半は)。なんだかミヒャエル・ハネケの映画を見ているような、心理的なしんどさを感じました。
他の作品もそうですが、キム・ギドクは女性心理にバシッと響く「何か」を確実に持っているような気がします。女性に対する観察眼がすごいというより、彼の中に女性的なものが息づいているような・・・。
冒頭とラストの重なりは、明らかに観客を試そうとしていると思いました(笑)。
こんばんは〜♪コメントTBありがとうございました。
そうですね、かなり感情移入して見てしまいました。
私がおそらく、こうしたことを考えたり、したことがあるせいだと思います。
時間、というものが愛、というものに及ぼす作用・・・
でも確かに、男から見たら辛い、という気持ちは分かります。しんどいですからね。
女から見ても、あれは痛々しい姿ですよ・・
相手にとっても、自分にとっても良くはないですが、自分には見えてないんでしょうね。
ギドクの中にある女性的なものですか・・・
自分は、男も女も、皆どちらの性も持っているように思っているんですよ。
自分を深く見てゆけばゆくほど、どちらも持っているのに人は気づくのではないか、と思ったりします。
・・・というのは、主に私がユング好きだから、というのもあるんですがね。
私が男らしいのもありますが
絶対の愛
喫茶店はいい迷惑だ。
ギドク作品が好きな孤独なkossyです。
他の映画と比べると数段上なんだけど、ついつい評価点数が辛めになってしまう。やっぱり一番好きなのは「春夏秋冬」ですわ。
何度も整形した有名人といえば、マイケル・ジャクソンやエリザベス・テーラー?
特にマイケルの顔は可哀想・・・
kossyさんへ
こんにちは☆コメントありがとうございました。
kossyさんも、ギドクがお好きだったのですね♪
ギドクとコドクで悲しい韻を踏まれているんですよね、きっと、kossyさんは・・・
『春夏秋冬〜』は私も好きです。
ギドクの作品は、まるで手を変え品を変え、「こんなのはどう?キライだろう?」なんて言ってるような気がします・・。
整形というと、やっぱりマイケル氏を忘れるわけにはいきませんね。
エリザベス・テーラーも、かなり恐ろしいですよね・・。美容院で週刊誌を落としそうになりました。
【2007-94】絶対の愛(TIME)
人気ブログランキングの順位は?
あり得ないほどに激しい究極の愛の物語
Super Ki-DUK Love Story
(スーパー・キドク・ラブストーリー)
時とともに薄れゆく愛への
劇薬の処方
奇想か?
愛の深淵か。
「整形返し」?
永遠に、あなたと愛しあいたかっ…
[ 絶対の愛 ]永遠の愛を求めるがゆえに・・・
[ 絶対の愛 ]をユーロスペースで鑑賞。
1年1回、キム・ギドグ監督作品を観ないと、
その年はなんだか物足りない。僕にとっては、
ギドク作品は一種の中毒になってしまっている。
『絶対の愛』... ※私感+ネタバレ有
2006年:韓国+日本合作、キム・ギドク監督、ソン・ヒョナ主演。正直言って、まあまあ(不可も有り可も有り)でした。
とらねこさん、はじめまして☆
トラックバックありがとうございます。(*^-^*
>お互い愛が溢れている時期なんかは分からないだろうけど、
壊れ始めた時なんていうのは、相手の一挙一動が気になってしまったりして。・・・
愛が壊れ始めた時が一番相手の気持ちを意識しすぎて、
思いつめてしまうものなのかもしれませんね。
“整形”という特異な題材ではあるけど、
ヒロインは愛に一途なごく普通の女性のように私は思えました。
絶対の愛(3/17公開)
4/1、ユーロスペースにて鑑賞。7.5点。
目下のところキム・ギドクの最新作である。『グエムル』が韓国内で大ヒットした折の論争の過程で彼からは「引退」発言が飛び出したが、まだまだ観たい監督である。これまでに作られたどの作品も、俺にはまだ完成に達していないよう…
BCさんへ
初めまして〜♪コメント、TBレス、ありがとうございました!
そうですね、愛が壊れ始めた時・・・。
本当に、愛ってのは、人を狂わせますよね。
“この女性が偏執的”だ、というような意見が多く、実際そのようにしか思えませんが、
誰しも、本気で愛すると、おかしくなってしまうんですよね。“ほとんど精神病的”と言っても言いすぎじゃないように思います。
私も、これは当たり前だと思いますが、そう言っていただける方は稀なので、とっても嬉しいです〜
Super KI-DUK Love Story 絶対の愛
究極の愛とは????
7月1日、京都みなみ会館にて鑑賞。昨年、キム・キドクの映画「弓」を鑑賞して、彼の作品に魅了され・・・・・。新作「絶対の愛」はぜひ鑑賞したいと思っていた。あまりにも恋人を愛するがゆえ、心が離れはしないか?という不安から、とった行為は何…
絶対の愛
何とも・・・不思議な物語だった。後味がよいのか,悪いのか判断がつかない。主人公であるヒロイン,セヒに感情移入するのはかなり難しい。そもそも私はこんな風な発想で 愛をとらえたことがない。・・・だけどキム・ギドクワールド特有の 抗いがたい魅力のせいかやはり最…
とらねこさん こんばんは
これDVDで観ました。冒頭から,あの整形シーンですもんね。
飲んでるビールが胃を逆流しそうになりました。
観客の度肝を抜くというか・・・やはり毒はありますね,ギドクワールド。
ところで,記事に書いてらっしゃる,とらねこさんがトラウマになった火サス,私も昔観た覚えが・・・。怖くて強烈な印象を受けました。そしてこの映画を観て,やはり同じようにあの火サスを思い出しておりましたよ。
ギドク作品の中では,私も「春夏秋冬〜」が一番好きです。
何はともあれ,ギドクさんは天才には違いないです。
ななさんへ
こんばんは〜♪コメントTBありがとうございます!
あ、ななさんもご覧になりましたか〜☆
で、その火サス、覚えてらっしゃったとは!
そうなんです、子供の頃だったんですが、あまりに怖かったので、一番忘れられないのがこれなんですよ!
夢には見るし、大きくなっても、忘れられなくなりました。それを分かってもらえて嬉しいです(泣)
ギドクは本当に好きなんです!ななさん、ありがとうございます〜!
メビウスの輪〜『絶対の愛』
TIME
恋人同士のセヒ(パク・チヨン)とジウ(ハ・ジョンウ)は、付き合って2年。
セヒはジウが自分に飽き、彼の心が他の女に奪われるという恐怖心に慄き、嫉妬に
苛まれ…
とらねこさま、こんにちは〜。連日お邪魔です。
私も、セヒの気持ちわかるなぁ。。あそこまで激高はしないけど、ああいう気持ちになったことあります。
あのお面のシーンは、やってるスェヒは真剣なんですよね。
だから私は「笑っちゃいけない・・」と、口を両手で押さえていました。家で観てるのにね(笑)
劇場内は爆笑だったのですか?
ところで、ずっとお願いしようと思っていたのですが、拙宅からリンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
これからも末永くお付き合いしたいな〜と思っています。
今後ともよろしくお願いいたします〜。ではでは。
真紅さんへ
こんばんは〜♪コメントTBありがとうございます!
連日お邪魔なんて、とっても嬉しいです☆
ドンドンお邪魔してください♪あっ、イヤ、全然邪魔じゃないです歓迎です〜!
そうですね、セヒの異常なまでの嫉妬心と完璧主義は、完全に負の恋愛の力学、という感じがして、見ていて薄ら寒くなってしまいました。
お面のシーンは確かに、劇場では笑ってる人もいましたよ、
初日だったので、ギドクファンしか居なかったのでしょうけど、それでもやっぱり笑いが出ちゃってました。
ところで、リンクありがとうございます!
こちらこそ、末永くお付き合いよろしくお願い致します〜♪
絶対の愛
2006 韓国/日本
監督:キム・ギドク
出演:ソン・ヒョナ/パク・チヨン/ソ・ジソク/ハ・ジョンウ/
ストーリー:付き合いはじめて2年になるセヒ(パク・チヨン)とジウ(ハ・ジョンウ)。セヒは彼と永遠に愛し合いたいと思うがあまり、彼はかわり映えのない自分の顔に飽きて…
映画『絶対の愛』
原題:Time
韓国での美容整形手術をテーマにした映画と言えば全身整形の「カンナさん大成功です!」、「絶対の愛」では顔だけながら、理解を超えた深すぎる愛の形・・
セヒ(パク・チヨン)とジウ(ハ・ジョンウ)は幸せな恋人同士ながら、付き合いはじめて2年も…
<絶対の愛>
2006年 韓国・日本 98分
原題 Time
監督 キム・ギドク
脚本 キム・ギドク
撮影 ソン・ジョンム
出演 ソン・ヒョナ ハ・ジョンウ パク・チヨン 杉野希妃
Time (2006)/絶対の愛
【邦題】絶対の愛
【あらすじ】互いに深く愛する恋人たち、セヒとジウ。付き合い始めて2年を過ぎ、時の移ろいと共にセヒは次第に不安を募??.
『絶対の愛』’06・韓
あらすじ交際を始めて2年になる男性ジウを深く愛しながらも彼に飽きられてしまうのではないかと不安に思っているセヒ。彼女は顔を整形する事を決意、突如ジウの前から姿を消す。セヒを忘れられず苦悩していたジウは、何人かの女性と肉体関係を持とうとするが、その都度何…
絶対の愛
名古屋映画館の良心、名古屋シネマテークに表題のキム・ギドク監督作品を観に行きました。
異端の作家うんぬん言われてますが、これまで観た作品はどれも個人的に好きなもので、この新作は楽しみにしていました。
狂気と愛、贖罪、痛い肉体と痛いココロ・・・・そういった…
絶対の愛
カンナさん大失敗です!
絶対の愛 [DVD]posted with amazlet at 08.12.10Happinet(SB)(D) (2007-11-22)売り上げランキング: 24021おすすめ度の平均: 怖い映画だった …
絶対の愛
コチラの「絶対の愛」は、韓国の鬼才キム・ギドク監督が、美容整形が一般化している国として知られる韓国の社会事情を背景に、壮絶な男女の運命を描いたラブ・ストーリーです。キム・ギドク監督の13作目の作品。あたしが観るのはまだ7作目なのだけど、う〜ん最新作の「悲…
うん、あのループ構造は明らかにおかしいのだけど、
鶏と卵みたいで、この2人の絶対の愛を象徴していましたよね〜。
愛って本当恐ろしいね。
とらねこさんが書いているようなホラーは、本当あったら怖いかもね〜。
miyuさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
そうですね、物語のループには驚きましたね、そこが面白くも感じました。
そうなんです、たかが火サスの2時間枠だったんですが、子供心にものすごい恐怖を感じましたよ。
実際にありそで怖いですよね。