114.妖怪大戦争(’05 三池崇史監督)
妖怪が大好きです!!魔力を持っていて、見た目からして自然界との繋がりを彷彿とさせ、普通の人間には見えない彼らの存在は、もはや西洋の“妖精”にあたるのでは?とも思うし、“魔法使い”でもあると思う。
だから、妖怪は立派な日本の“ファンタジー映画”なんだと思うし、そういった意味で『ハリー・ポッター』『ロード・オブ・ザ・リング』と同じくらいのファンタジー世界だ!なんて言っていいんじゃないかと私は思うわけです。・・・
超能力を持っていて、人間と似ているような、似ていないような面様をしていて、一人ひとり個性があって、それぞれ異なる力を持っている!
これって最早『X-MEN』だな、とも私は思っちゃうんですが。
そんな『妖怪大戦争』なので、「なんだかオバカな映画だな」なんて思われたら、すっごくすっごく悲しい。
冒険があって、ファンタジーで、アクションもあって、超大作!
楽しくないわけがないと思います!!
ストーリー・・・
タダシ(神木隆之介クン)は引っ越したばかりで、おじいちゃん(菅原文太)と一緒に住んでいる。学校ではまだ馴染めず、少し苛められたりもする中、お祭りで“麒麟送子”に選ばれてしまう。
この麒麟送子に選ばれたものは、世界の平和をもたらす使い。
タダシ君は、麒麟送子として、大天狗が守る伝説の聖剣を取りに山の洞窟に向かうことになった。
一方、人間界では異変があちこちで見られるようになる。それは、“加藤保憲”(豊川悦司)という大妖怪で、人間を祟る怨霊だった。“加藤保憲”は、よもつもの”の大怨霊、人間が役に立たなくなったとし、まだ使える物を捨てた物々たちの恨みが集結して、この国の先住民の恨みが、魔人となって、その魂が現代に蘇った、という、とてつもなく偉大な魔力を持つ妖怪であった。
“麒麟送子”のタダシくんは、日本を守れるのか!?
頑張れ、タダシ君!!・・・
原案は、日本の誇る妖怪第一人者、水木しげるを初めとし、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆき、という、そうそうたるメンバー。監督は、三池崇史。
タダシ君は、初めはものすごく弱そうなんだけど、戦いを進める中で、どんどん強くなっていって、とっても頼もしい!
「うわぁ〜うわぁ〜うわぁ〜」
と、ビックリした声を上げるのが、もう、かわいくってかわいくってたまらないww
でも、アクションシーンで、キリっとした顔して睨みつける様子なんかは、すっごく凛々しくて、なかなかの男前ぶりを発揮ww
人間世界から、山に向かっていく道で、面妖な妖怪世界へと足を踏み入れていくところは、とってもワクワクしてしまって、楽しい♪
普通の男の子が、伝説の聖剣を得るところなんかは、日本も西洋も変わらない“勇者モノ”経験値を上げて、進め〜タダシ君!
子供向け映画なんだけど、敵キャラが大人なので、ついついタダシ君をとっても激しく応援してしまう。
妖怪世界との全面的大戦争ではなくて、古き良き妖怪たちも集結して“加藤保憲”に挑まないと、タダシ君一人では勝てそうもないのです。
でも、戦いのシーンはお祭りみたいで楽しい!戦争じゃなくてお祭りに途中からなっちゃうところが、とっても好きでした。
妖怪たちは、どっちの見方か分からない中、川姫の言った一言は、なかなか心に残るものがありました。
「復讐をするのは、人間と同じだ。
だから、私は、そこまで自分を醜くしたくない。」
子供がこの映画を見て感想文を書くのだとしたら、是非この辺りを私としては書いて欲しいです。うん。
太古の生物であるとかアミニズムを思わせる妖怪たちに対して、“機械”じみたクリーチャーが出てくると、人間の作り出した文化vs自然、と考えさせられるものもあって。
「妖怪の棲みずらい世の中ではいけないと思います。」
みたいなことを思ってくれた小学生がいたらいいんだけど。
河童役の阿部サダヲは、この人、本当にオイシくて。私にとっては、「何をやらせても期待を裏切らない人」として、かなりのマイフフェイバリッツな役者さんなんですが、三池さんよりクドカンとばっかり組んでいるのよね・・・(泣)
川姫(高橋真唯)がとてもかわいい。話すときに太ももに手を置くのはまるで
クラブのホステスじみていましたけど。そんな、ちょっと素敵wな妖怪でしたけど。
川太郎(阿部サダヲ)の、「すねこすりとか、川姫とか、かわいい見た目で、妖怪を判断するなヨ〜〜」というのも、きっと、きっと、子供に向けてのメッセージとなっていたはず。うんうん。
アギ役の栗原千明、メイクも衣装もとにかく素敵!悪役だけど、最高に綺麗だった。このカッコいいなあ。仮装するんだとしたら、この格好がしてみたい。
小豆洗い(ナイナイ岡村)も最高でした岡村にとって、『無問題』の次に代表作になったはず。うんうん。
ハリウッドも顔負け!?のアクション大作で、笑えるし、とっても楽しい作品!
『怪物君』、『ゲゲゲの鬼太郎』が大好きなアニメで、『ドラえもん』なんかは全く反応しない子供だった私は、こういう作品を是非、子供の頃に見たかったな、と思いました。マル。
2006/11/08 | 映画, :アクション, :三池崇史(今月の三池さん)
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「妖怪大戦争」2005年
妖怪テーマパークのごとく、たくさんの妖怪たちが、やんや、やんやと大騒ぎ!
このノリはまるっきり子供向け!だけど、最後まで楽しめちゃう娯楽邦画な仕上がりです。
妖怪を演じる役者陣もそれぞれが成り切っていてそれがまた楽しそうで羨ましいくらいだ(笑
是非‘雪女…
『妖怪大戦争』
あの三池崇史が子供向けの映画を作る?
初めて『妖怪大戦争』のリメイクに三池崇史監督が起用されたというニュースを聞いて喜びと同時に浮かんだ疑問がこれ。
『殺し屋1』『ビジターQ』などヘンテコな鬼畜映画ばかりを作っていた三池監督がお子様も観る様なファミ…
こんばんは!
この映画『妖怪大戦争』というよりも『妖怪ケンカ祭』といったノリなので結構好きです。そんなところに「流石は三池!」と魅力を感じてしまいます。
そうそう三池なら『カタクリ家の幸福』って映画観たことあります?三池版ミュージカル映画であの丹波哲郎もタンバラップという独自のラップを披露しております。絶対に好きだと思いますよ。
で、僕も『ドラえもん』なんかには全く反応しない子供でしたよ。泣きつくと助けてくれるドラえもんの存在が嫌いな全く可愛げの無い子供でした(笑)
その代わりに好きだったのが『北斗の拳』『魁!男塾』赤塚不二夫の漫画に「特攻野郎!Aチーム」だったのですから・・・完全に道を誤ったな(笑)
妖怪大戦争
かつてはアントニオ猪木も務めたといわれる麒麟送子。彼はブラジルに移住していたこともあるので、小豆パワーではなくてコーヒー豆パワーによって強くなったのかもしれない…
「妖怪大戦争」
(c) 2005 「妖怪大戦争」製作委員会
この映画は子ども向けかな、と考えていたのだが、思ったより面白かった、という評をいくつか見かけて、では観てみようかなと映画館に足を運んだのであった。
三池監督の映画では「むsр
映画館で観たの、去年の夏だったんですね。もはや懐かしい…。
川姫とアギのお色気にやられた映画でした。
蔵六さんへ
こんばんは♪
私まだ『カタクリ』は未見なんです〜。自分のバイト先でやってたくせにね、その頃は『殺し屋1』の次の作品かなんかだったんですよね、思わずそのギャップに驚いて思わずスルーしてしまいました。
うちの映画館でレイトオンリーでした。
タンバラップ、面白そうな名前ですねww
ちょっとリズム感はなさそうですが(笑
ドラの、泣きつくと助けてくれるところが好きだったんですか、変わってるなあ。
自分は、のび太の、すぐ泣きつくところが嫌いでした。「ドラえもんがいなければ、何も出来ないじゃないか」なんて。全然成長しないし。
私も北斗の拳好きです!YouはShockって、どういう英語だ、って当時から思ってましたが〜
[ 妖怪大戦争 ]子どもにとって怖い映画に
[ 妖怪大戦争 ]@渋谷で鑑賞。
ボクのフェイバリットディレクター三池崇史作品[ 妖怪大戦争 ]。
角川グループも創立60周年賭けてますという大作。撮影中は「角川大映撮影所」が全焼に見舞われ、たたりじゃないかという噂があったとかなかったとか。でも無事上映にこ…
ボーBJジングルズさんへ
ボーさん♪TB&コメント、ありがとうございます!
そうですね、この作品て去年の作品でした。
夏の大作映画だったですね。
早速これから、遊びに行かせていただきますね〜。
こんにちは。コメントありがとうございます。
この映画には、ネットの知人がエキストラで出演してたんですが、とても見つけられませんでした。(笑) 三池監督の映画は、エキサイト! 流れも速いし、変化に富んでいて好きです。子ども向けとはいえ、この映画も大人(特に男性)が楽しめる要素がありましたね。製作側も観客も楽しめた映画だったと思います。
妖怪大戦争
ご家庭向き。とはいえ、よくできています。ものすごく強引に引っ張っていってしまいま
妖怪大戦争
ワクワクする思いに満ちた愛と平和の冒険ドラマ!
『妖怪大戦争』
—–この映画、まだやってたんだ。
「そう。都内ではとっくに終わってるんだけど、ちょっと遠出をね」
—-三池崇史って、あんまり相性がよくないんじゃなかったっけ?
「うん。この映画を観てその理由が分かった気がする」
—-どういうこと?
「監督が映画のここを見せよ…
あかん隊さんへ
こんばんは!コメントありがとうございます。
ネットのお知りあいが出ていたのですか!あの大集合の一人にいたんですね♪
そりゃ、分からない(笑
やっぱり、男の人は太ももをいかに表現するか、が映画ブロガーの流行だったらしいですね(笑)
あかん隊さん、三池さん好きですか♪嬉しいなっ。
私、最近、勝手に三池フェアやってるんです
アクセスは下がりましたが、そんなものは気にしません!(笑
★「妖怪大戦争」
ニッポンの夏・・妖怪の夏・・って事で、公開初日のナイトショウ鑑賞。
京極繋がり(「姑獲鳥の夏」)であり、
戦争物対決(「宇宙戦争」)だったりして・・・
ひらりん的には注目の一品。
2005年製作の日本映画・冒険ファンタジー、124分もの。
あらすじ
親の離婚で母方…
この映画、空いてる劇場で見たので、
恥ずかしげも無く、ひとりで大笑いして見てました。
ひらりん的には、去年見た邦画のNO.1でしたぁ。
ひらりんさんへ
こんばんは!コメントありがとうございます。
去年見た邦画のNo.1ですか♪
それは嬉しいな〜。オバカな笑い、ひらりんさんもお好きですか!
オバカなのが分かる人って、いいですよねー☆
妖怪大戦争 06年27本目
妖怪大戦争
日本の妖怪関係総出、総力を挙げた映画!ですか?!妖怪大戦争 と言えば、あの着ぐるみ、さくや妖怪伝 でも、使ってなかった??
神木隆之介 クン、上手いわねぇ。子役のうちに、ダコタちゃん と、競演してください!
見所は、、、なんなんでしょ?とに….
『妖怪大戦争』
妖怪大集合にわくわく。わっしょい、わっしょい、夏祭り!
子ども向けなゆるさも漂い、まー面白かったというところ。
ヒトナツのケイケン。あー夏休み♪
両親が離婚し、母の実家の鳥取の田舎で暮らしていたタダシ。
もやしっ子のタダシが神社のお祭りで「麒麟送子」に…
クドカンとばかり繋がっているのは、
大人計画の絆が強いんですかねぇ。
セリフの随所に風刺メッセージが込められてましたね。
そういうのって結構重要だと思うわけです。
毎夜オバケに犯されてる僕ですが、
やっぱオバケより人間のほうが怖いと思うわけです。
現象さんへ
こんばんは♪
大人計画って、自分はよく知りませんでした★
調べて、なるほどです。
で、“グループ魂”の前にやってたバンドかと思いましたら、違いました。
私の阿部サダヲのイメージはそこだったりします。
で、現象さんはクドカンドラマなんかも見たりします?
私はドラマってどうも苦手で、なかなか見れないんですが、『ぼくの魔法使い』が大好きだったんですよ。あれで古田新田のファンになりました。
妖怪大戦争/ 神木隆之介、宮迫博之、近藤正臣 阿部サダヲ、高橋真唯、栗山千明、菅原文太 豊川悦司
主人公が天才子役とも言うべき神木隆之介くん、妖怪役には有名どころをずらりと揃えるという贅沢ぶりは決して子供向けの枠で収まることはないでしょう。気分的に痛快な作品を観たい心境だったので予告編が面白そうだったこの作品を観に行ってきました。前日のTV「ナイナイ….
「妖怪大戦争」★★
’05年製作、監督三池崇史さん、主演神木隆之介さん、共演宮迫博之さん、岡村隆史さん、栗山千明さん、阿部サダヲさん他。 両親が離婚し、母親と田舎に引っ越してきたタダ…
とらねこさ〜ん、こんばんは!TB&コメントをどうもありがとうございました!!こちらからもTBさせていただきましたので、どうぞよろしくお願いいたします。ホント栗山千明さんとびきりかわいかったですよね。特にあの巻貝みたいなヘアスタイル、すごく似合っててよかったです!
今日「蒼き狼」観てきたんですけど、その前の映画CMで実写版「ゲゲゲの鬼太郎」を初めて観ました。ウエンツくんなんで、イケメン鬼太郎!・・・ちょっといろいろな意味で「妖怪大戦争」と同じにおいがいたします(笑)。
ところでバトンのお話、お気遣いどうもありがとうございます!! 私のブログのコメントにも書かせていただきましたが、喜んで受けさせていただきます!! ただ回すブロガーさんは松ケンといえば、とみさんです。でも一緒に回りますよね!? コメンテーターの方々でもよろしいのでしょうか??
JOJOさんへ
こんばんは☆コメントありがとうございました!
そうですね、栗山千明、すごく綺麗でしたね。衣装も良かった。ここに出ている人、みんな面白かったです♪
>『ゲゲゲのウェンツ』
本当、私も、予告を見ていて『妖怪大戦争』を思い出しましたよ〜!やはり、JOJOさんもですか。
私は、さらに、あのウェンツ、『蟲師』のオダジョーとクリソツなのにびっくりしましたよ♪
バトンですが、私のところを見ていただくと分かるのですが、指定は、一人ひとりそれぞれ別個に設定してもいいんですヨ。
モチロン、とみさんには一緒でいいと思いますが。
コメンテーターの方に回す、というのは、とみさんが編み出した新手法ですよね(笑)
あれはあれで、面白いんじゃないでしょうか♪
こんばんは
「三池崇史監督作品」のコメントで紹介してくれたコラム、まさにわたしが読んでたやつでした。久しぶりに読めて楽しかったです。ありがとうございました
あの中に「神木くんと二人で電車旅行を楽しんだ」「子役を見ているのは楽しい」なんて文章もありましたが、「そんなんあなたには似合わないよ!」と心の中で笑いながら突っ込みを入れたのを覚えています
ほんでこの『妖怪大戦争』、「スネコスリが可愛かった」「小豆は体にいい」ってことくらいしか覚えてなかったんですが、レビュー読んでるうちにこちらもいろいろ思い出してきました。主人公が意外に「どうでもいい存在」というところは『ジャンゴ』と一緒ですね
角川お化け祭り 三池崇史 『妖怪大戦争』
えーと、これまだやってるのかな。本当は『姑獲鳥の夏』が見たかったんですけど、公開
SGA屋伍一さんへ
こんばんは〜♪コメントTBありがとうございました!
あ、三池コラムは、ご存知だったのですね☆
アハハ、似合わないですか?三池さんにそんなセリフ。
意外に三池さんはカワイイ人で、私はそこが好きなんです
>「スネコスリが可愛かった」「小豆は体にいい」
偉い!川姫とアギの話をしないSGAさんは、もしや女心が分かっちゃう憎いヤツなんでは?!
みんなフトモモがどうのこうの、栗本千明のセクシーさがどうのとばっかり言うのかと思っていました。
とか言って、みんなコメント欄にはそういうことを言わないだけで、行ってみるとそういうことが書いてあるんだろうな〜
そうそう、神木くんのどうでも良さを知ってる人は、『ジャンゴ』の伊藤英明はさらにどうでもいいことを知っているんですよね☆
この「妖怪大戦争」はひどい映画でした。大戦争って、そんな場面
1カットもないじゃないですか。
脚本が破綻しまくってて、苦労して手に入れたあの刀があっさり折れてしまうんは、やる気ないんかと萎えてしまいました。
おまけに最後の方でトヨエツが溶液(?)に浸かっているところへ豆一粒で阻止してまうって、どこの豆にそんな力あんだよって怒鳴りたくなりました。
本家本元の「妖怪大戦争」(71 大映)は面白かったです。
ホンマに妖怪大戦争をやりますから。
敵はヨーロッパから来た吸血妖怪ダイモン。迎え撃つは油すましを大将とする我が日本妖怪軍団。(何故か油すましはハチマキをしていてユーモラスでした。というよりおちゃめ。)
最後にダイモンを撃退して「勝った我らが勝ったぞ。」と勝利に咽ぶ場面は壮快でした。
わいさんへ
こんばんは〜♪コメントありがとうございます!
あらー・・わいさんはこれ、ダメだったっぽいですね☆
>大戦争って、そんな場面1カットもないじゃないですか
うーん、そうですね、私は、ここら辺が可笑しくなってしまったんですよね。
刀が折れてしまうところも、戦争が「お祭り」になってしまうところも。
まあ、でも、そう思ってしまったら、笑えなかった人にはこの作品は辛いかもしれませんね。
私も黒田監督の’68年の『妖怪大戦争』、こっちも間違えて借りてしまったんですが、すっごく面白かったですねえ。あれは素晴らしい映画だったと思います。
ただ、三池監督は、オリジナルがあるときは、割と、自分なりにオリジナルをブチ壊すようなこと、好んでしちゃうみたいで(笑)
私は三池監督にはメチャ点数甘いと、自分でも思うんですがw
妖怪大戦争
{amazon}
映画『妖怪大戦争』去年夏に公開された日本妖怪好きにはたま
らない映画。ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるもプロデュースに参加
しており、ありとあらゆる妖怪が出演しているので、必見ですぜ。
主人公のタダシ君は10歳になる小学生、東京