15.チャーリーとチョコレート工場
ウォンカさんの変ちくりん喋りに、また会いたくなってしまって☆
みんなコレ好き、なんて言うんだけど、もうこれは、ティム・バートン&ジョニデコンビが、いかに最強かって事を証明してるよね。
だってさぁ・・そんなに一般的とは言いづらい世界観だぜぇ?
だけど、みんながみんな「ちょっと変」な良さを分かってくれると、私としては生き易いんだけど・・なんつって(笑)
映画館で見ようとした時、1度目は友達3人とレディースデイで行こうとしたんだけど、新宿で立ち見と言われ→渋谷に移動、ちょっと前にほとんどが、座席指定に変わった、渋谷ミニシアターでは「満席完売」済みと言われ。
恐るべし、ジョニデファンの増殖ぶり!!でした。
で、別の日に設定、二度目のチャレンジで見事OK。「1時間半前に着けば、大概の映画、どんなに混んでても見れる」これ映画館で働いた常識(^-^)v いやあ、ジョニデ映画は以降気をつけよう、と思いましたよ。
で、座席では、小学5年生か6年生の男の子が、隣に座ったんだ。
やったあ☆小学生の反応が見れる!と喜ぶ私。
デブで食い意地の張ったガキが、チョコ圧搾機で吸引されると、声を上げて笑う☆
バイオレットがブルーベリーになっちゃった時も、大笑い☆☆
えぇ〜っ、そうなんですかあw(☆o◎)w!?私は小学生の時、原作読んだけど、怖かったんだけどな〜。
そりゃ、「かねもちで憎たらしい悪い子」が始末される様は、「や〜いザマミロ」な気分だったけど、でも悪い子だからってこんな風な結末を迎えるのはゾッとする、と思った。
大人の今ですら、なんか怖い気がするんだけど、小学生の男の子には、♪楽しいよ〜♪ てな感じなのかなぁ・・(^^;)
出た!!ウンパルンパの不気味なおっさんの、同じ顔の増殖攻撃!!
これってマトリックスのMR.SMITH以来?・・と思ったら、その前に「マルコビッチの穴」の例がありましたよ。
顔イッパイ攻撃に加えて、変な歌と、一発で覚えられる簡単な踊り。
こりゃ楽しい♪ だけど変な、変すぎる世界。
今回のジョニデは、マウスピースで完璧歯並び。
パイレーツ〜では、一個飛びの銀歯♪
もっと前のエド・ウッドでは、狼男風犬歯♪
ジョニデの役づくりは、いつも素敵だ☆
一度目に見た時、色のイメージとしては、チョコレート工場内の緑と、茶色と、ウォンカさんの渋めな赤のイメージで、“カカオビーンズ風”o(^o^)oな画像だったと思ってた。
だけど、そんな事もないのね。全体的に見れば、色の統一はなかった。
だけど、ウォンカ父の家の寂しい、雪の白と黒のコントラストが、最後、チャーリー坊やのおうちに降る雪と、にもかかわらず暖かい家族の肖像に、この“白と黒”が変換して行った時、じわじわ感動が・・。
バートン流エンターテインメント、テンション高く、カラフル目いっぱいの変ちくりんワールド☆ 素敵すぎ!
・・・だけど。ウォンカさんの過去のフラッシュバックと、父と子の確執、これは、ティム・バートンが原作に勝手に加えたものでして。
もう“父と子の確執”は、前作「ビッグフィッシュ」で、やったじゃん??
2作品続けて、なんて、しかも、エンターテイメントの影に潜ませた、ビターテイストは・・。
ちょっと表現者として、“完成しきった感”を感じてしまう。(もう、出切った?)
そして、母親像の薄さも感じる。
そこら辺、バートンは女性像をどう捉えているか、これはきっと、裏作“コープスブライド”が教えてくれるに違いない。
↑では、この辺りに的を絞ってみよぉっと。
2006/04/22 | 映画, :SF・ファンタジー
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コメント(21件)
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とらねこさん。こんばんわ、睦月です。
あたたかいお言葉の数々・・・ホントにありがとうございました。とらねこさんの言葉に睦月は救われました。ホントに感謝しています。
どうかこれからも仲良くしてやってください。
コメント場所に困ってしまったので、神様ジョニー・デップの出演作品であるこの記事におじゃましました。
ところで。『ミュンヘン』の記事に載っている画像はとらねこさん、ご本人ですか?・・・ウヘヘヘ。可愛い。かわいい女は大好きじゃ!
睦月さん、ヨウコソ二度目のご訪問、ありあとうございます〜!!
「人生に立ち止まってしまう気持ち」はすごくよく分かってしまって・・
いつも睦月さんから、元気をもらってばっかりだったから、何だか申し訳なく思ってしまいました。
だけどみんな、同じ気持ちであそこにいる・・
それってすごいなあって。
あー言葉足らずでスイマセン・・
文字数も足りん・・
写真は・・どわはははは、おはづかすぃ〜えへっ☆
ジョニー映画を振りかえろう④ 〜チャーリーとチョコレート工場
ウィリー・ウォンカがしかける甘〜いワナ
チャーリーとチョコレート工場2005年製作原題:Charlie and the chocolate factry監督:ティム・バートンチャーリーとチョコレート工場 公式ホームページ【ウィリー・ウォンカ】ジョニー・デップ【チャーリー・バケット】フレディ…
『チャーリーとチョコレート工場』
ティム・バートン久々の会心作!
どうも女性と付き合い始めた辺りからバートン監督作品からダークな持ち味が消えてしまったような気がして作品を観る度に複雑な気分にさせられていました(でも作品自体は悪くなかったりするからより複雑なんですよね・・・『猿の惑星』….
◆映画・チャーリーとチョコレート工場
チャーリーとチョコレート工場原題:CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY監督:ティム・バートン出演:ジョニー・デップ , フレディ・ハイモア , デヴィッド・ケリー , ヘレナ・ボナム=カーター脚本:ジョン・オーガスト原作:ロアルド・ダー….
★「チャーリーとチョコレート工場」
公開初日のナイトショウ(0:15〜)で観てきました。
夜中だっていうのに、ほぼ満員。
さすがチネチッタ川崎?
さすがジョニー・デップ?
それともティム・バートン監督?
こんなにナイトで賑わっていたのは「SWEP3シスの復讐」以来だね。
原題は「CHARLIE AND THE CHOC…
いつもどうもです。
ひらりん的に、この映画は05年見た映画の中で、ダントツ1位。
毎年たくさん映画見てるけど・・・
映画館で見て・・飛行機内で吹き替え版見て・・
DVDを買ったのは、異例中の異例・・・なくらい。
ジョニデはホント、おもろい役者さんですね。
ひらりんさんへ
わお!あんなにたくさん見ているひらりんさんが、この映画がベストなんて、すごいですね!!
ジョニデは、本当に面白いですよね(うちのとこに、禁止ワードは、ありません・笑)。
ちょっとブラックなテイストが、またいい感じの映画でしたよね^^v
チャーリーとチョコレート工場
いいですか。正直に言いますよ。おもろない!うーん、興行では大ヒットだったようだけど。本当におもしろかった。 のか?疑問。
チャーリーとチョコレート工場
いきなりジョニー・デップの右手がハサミになってる・・・初っ端から『シザーハンズ』のセルフオマージュで攻めてきた!
『チャーリーとチョコレート工場』を観たよ。
エンド・ロールのトップも「あの曲」なんだ! この映画を観た帰りに電車の中で、つい着メロ落としちゃったよ。今、携帯がメールを着信すると「あの曲」が報せてくれるわ〜。
『チャーリーとチョコレート工場』
原題??
とらねこさん、こんにちは♪ TBありがとうございましたm(_ _)m
ウォンカの過去や父親との関係はオリジナルにはなかったということを、こちらで初めて知りました。そうだったのですね……。
ところで、BlogPeopleのリンク・リストに加えてくださってありがとうございました。これからもどうぞよろしくです(^^)
香ん乃さんへ式神宛にもわざわざお手紙ありがとうございました〜♪ちなみに、最新で順位も変わるようにし、スクロール式に表示することにしました。こうすると、自分ではとっても見やすいし、順位に失礼もなくなり、すっごくいいなあ、なんて自分では思っていま〜す
あ、こちらにもありがとうございます〜
言いづらいことは、FC2ブログでは、他の人に見せない状態にできるのがいいですよね。
こちらでは式神にメッセージを送ることができるのですが、たぶんみなさん知らないし、わざわざどこかでこのブログのポリシーなんかの記事を書かなければいけないかな?とは思っているのですが・・・なかなか自分の中でも迷いがあったりして、思うようにまとまりませんね。
あの、ところで、Blog Peopleのリンクリストは、やり方が今日までよく分からなかったんです
【DVD】チャーリーとチョコレート工場
世界で一番有名で素敵なおかしをつくるウィリー・ウォンカ。彼のチョコレート工場には、15年間、誰も入った人はいないし、出た人もいない。ある日、ウィリー・ウォンカはチョコレート工場に5人の子供を招待するし、そのうち、一人だけに想像もつかないような特別な御褒美…
映画・チャーリーとチョコレート工場より日常英会話抜粋!!
(236)Everything in this room is eatable.
〔この部屋のものは、全部食べられる〕
映画・チャーリーとチョコレート工場から、日常英会話抜粋です。チョコレート工場の秘密は原書でも読んだのですが、やはり映像化は良かったです。ほぼ原作通りですが、チ…
こんにちは。
父子の確執は原作には無いんですよね。
小説だとワンカ氏は結構謎の人物のまま終わっていた気もします。
はにまるさんへ
こんばんは!コメントご丁寧に、ありがとうございました。
そうですね、ティムは自分を投影してストーリーを作るタイプの監督だとは思いますが、これはちょっと露骨すぎて、あまりにも・・・という感じが否めませんでした。
ウォンカさんに人間らしさを加えた背景作りではあるのでしょうけど、自己満足的な感じがしますね。
チャーリーとチョコレート工場
WOWOWで鑑賞―【story】家が傾くほど貧しい家に、チャーリー(フレディ・ハイモア)は、失業中の父(ノア・テイラー)と母(ヘレナ・ボナム=カーター)、寝たきりの祖父母4人と暮らしていた。そのチャーリー少年の家の近くには、ウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)の世…
こんにちは!
実は・・・ジョニーファンでありながら、この映画は苦手だったんです(汗)
で、DVDを持っていないので、wowowで放送する度に観ていたら、だんだん好きになってきました〜♪あはは・・・
今頃になって、ウンパルンパダンスを踊りながら観ています(照)
ジョニーは何にでも変身できますね〜
彼のそういう所が大好きです。
由香さんへ
こんばんは〜♪コメントTBありがとうございました!
この作品は、確かにちょっと変な世界でしたから、初めて観るとビックリしてしまうかもしれませんね〜★
ウンパルンパダンス、すごく面白かったですよね♪
変なおじさんがいっぱいで(笑)
ジョニーは、すごく似合ってました!(爆)
チャーリーとチョコレート工場
チャーリー・バケット(ハイモア)のお家はとっても貧乏で、傾いたお家に父親(テイラー)と母親(ボナム・カーター)、ジョーおじいちゃん(ケリー)、ジョージナおばあちゃん(スミス)、ジョゼフィーンおじいちゃん(エッセル)、ジョージおじいちゃん(モリス)と肩を….