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※1.「トラベリング・パンツ」

 作者:アン・ブラッシェアーズ

映画「旅するジーンズと16歳の夏」の原作。
この映画は実は、私の去年のmy best favorite No.1 movieに輝いた作品だ。
私の、映画館で働いてる友達も、これをベスト1に挙げていたし。

16歳の女の子4人の話。
映画館の中ではあちこちから、すすり泣く声が聞こえていましたよ(笑)
お客さんは大半が女だったけど、男も意外に結構いた。
私の隣は男だったけど、途中でジワッと来ていたみたいで、何故か嬉しかった(笑)
私の友達も男だったけど、やっぱ途中泣きそうになったって言ってたし☆

去年、結構ジワジワとロングランヒットしてた。
映画と原作の違いはもちろん多少あるけど、原作のいいところを映画が殺さずに、納得いく形になっていたみたいで、理想的だ。
珍しく映画の方がいい位かも。
↑これって、本当珍しいのよ!原作の話の筋の分かりずらいところのみ、改良が加えられていて、磨き上げられてはいるけれど、殺されてはいないしね。

ただ、映画ではベイリーがすごい事になっている。
12歳の女の子なんだけど、本当は32歳?いや、42歳?位のセリフを吐いている。

「あんな12歳いね〜よ!」と言いつつ、ベイリーにはもう泣かされっぱなしの、やられっぱなし(-.-;)
途中から、もうベイリーが出てくるだけで滂沱(T-T)

この映画、主演4人+1人、全員、すごくいいんだ!!
シン・シティにも出てたアレクシス・ブルーデル(レーナ役)や、この映画で注目されたブレイク・ライブリー(ブリジット役)辺りは、すぐにでも売れっ子・引っ張りだこになりそうだし。
私的には絶対ジェナ・ボイド(ベイリー役)!
カルメン役のアメリカ・フェレーラも、一番の演技派だった。
とにかく、何年か後には“スター図鑑”になれそうなので、今からこの映画をチェキるべし!!!

 

2006/04/07 |

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コメント(6件)

  1. ミュージシャンについて掘り下げて考えてみました

  2. 旅するジーンズと16歳の夏(アメリカ)

    女子ものが続いてます!
    爽やかな物語であってほしい。。。と祈る思いで「旅するジーンズと16歳の夏」を観たよ。
    ( → 公式HP
     )
    出演:アンバー・タンブリン、アレクシス・ブレーデル、アメリカ・フェレーラ、ブレイク・ライヴリー
    上映時間:118分

  3. 原作よりも映画の方がいいかも。
    ってすごいですよね。
    私もベイリーには参りました。
    もね。悟りのイキに入ってましたよね。あのセリフ。
    そういえば、あるドキュメンタリーで余命数ヶ月のちびっ子も同じように達観した発言で、ビックリしたことがあります。
    続編楽しみですよね!
    私もTBさせていただきますね〜♪

  4. AnneMarieさんへ
    こんばんは★コメントありがとうございました!
    そうですね、この本、内容がすごくいいのですが、映画の方が私、好きでした!
    私の大好きなこの作品、アンマリーさんも気に入ってくれたと聞いて嬉しいです。
    あ、やっぱり、余命の短いチビっ子が、やっぱりベイリー並の達観少女だったんですね。
    うーん、すごいですね。
    最後の数ヶ月で一気に達観してしまうのだろうか。
    続編が楽しみです!

  5. 『旅するジーンズと16歳の夏』

    続編が8月初旬から公開されていたこともあって、ブログつながりのAnneMarieさん、hiropooさんがプッシュしていたので気になってた作品。やっと観たのはいいけれど、先週末で劇場公開終わってしまったみたいw。
    2本立て上映にラインナップされるのを心待ちにして待ちます。…

  6. 旅するジーンズと16歳の夏

     『ちがう場所、ちがう経験、ちがう悩み、ひとつの気持ち<ジーンズ>』
     コチラの「旅するジーンズと16歳の夏」は、2001年に出版されたアン・ブラッシェアーズの世界的大ベストセラー小説「トラベリング・パンツ」(原題は映画と同じ「THE SISTERHOOD OF THE TRAVELING…




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