1.フレンチな幸せのみつけ方
イヴァン・アタルの監督・脚本・主演作品・2作目に当たる。
初監督作の「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」が、鋭い視点とピュアな感性が、いい具合にミックスされてて、かなり良かっただけに、今回はちょっとガッカリ。
結婚に、希望も幻想も抱けない現代都会人の男三人の、リアルで退屈でイタイ平凡な日常。
・・と、そこへ、いきなしジョニデ登場で結構びっくり。
全然知らなかった、ワンシーンだけの特別出演??の割にはこのシーン、やけに長いぞ。
ブリーチしたボサボサ髪に、縁あり眼鏡は、「シークレット・ウィンドウ」から抜け出して来たかのよう(笑)
奥さんと子供とフランスに住んでいるしねぇ、フランス映画人との交流もあるのね。
なんて思っていると。 不倫の末、田舎暮らしをようやく決めて、さあこれからは幸せに・・と思いきや、最後にも一度、突然ジョニー様登場!
で、再度びっくり。あのシーンの長さは、なぁんだ、こんな風に繋がるのね、みたいな。
現代都会人の結婚生活は、確かに希望を見つけるのは難しいよねっていう。
えらくノンキな邦題とは違い、幸せ感はナシです(笑)
制作者の目で見たら、イヴァン・アタルも、これにどう結末をつけるべきか、考えた末のジョニー登場なんでしょうけど、なんだかなあ(-_-#)
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コメント(14件)
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『フレンチなしあわせのみつけ方』を観たよ。
なんですか、この贅沢なジョニー・デップの使いかたは。
『フレンチなしあわせのみつけ方』
原題:”ILS SE MARIERENT ET EURENT BEAUCOUP D’ENFANTS”
英題:”…AND THEY LIVED HAPPILY EVER AFTER”
参考:フレンダ
こんにちは(^^) TBありがとうございました。
ジョニー・デップが出演していると知らずにこの映画を観たので、彼が出てきたときはとても驚いてしまいました。
このたびはありがとうございました。それでは、失礼致します。
香ん乃さんへ
こちらこそ、TB&コメントまで、ありがとうございます。
私は、この作品が、ブログを始めて、最初の、記念すべき1作目だったんです!!
なので、ご訪問、特に嬉しいです。
私も、この作品に、ジョニデが出てるとは、全く知りませんでした。
びっくりしますよね、コレ(笑)
今まで、誰にもTB出来ませんでした(笑
またよろしくお願いします。
フレンチなしあわせのみつけ方
フレンチなしあわせのみつけ方監督:イヴァン・アタル出演:シャルロット・ゲンズブール , アラン・シャバ , エマニュエル・セニエ , アラン・コーエン , クロード・ベリ , イヴァン・アタルStory実生活でもパートナーで….
フレンチなしあわせのみつけ方
【Ils se marierent et eurent beaucoup d’enfants】2004年/フランス
監督:イヴァン・アタル
出演:シャルロット・ゲンズブール、イヴァン・アタル、クロード・ベリ
男と女の本音炸裂!
理想の家庭のようでありな??
私はこれジョニーが出ていると知り見てみたくなったものです。
雰囲気あるんですよね〜
彼が出ていた時だけ空気が違って見えました。
あとは何だかぐっちゃぐちゃしていてどこが
フレンチな幸せなんだ!?と疑問持ちましたが(^_^;)
とらねこさん、こちらBlog Listに加えさせて頂きました(*^_^*)
そうすると更新がわかるし〜
また寄らせてもらいますね!
ジュンさんへ●○
こんにちは♪
一番初めに書いた記事にTB&コメントありがとうございました!
そうですね、あまり幸せとは無意味でしたよね。
男の浮気な性分とか、時間が経つと冷めてゆく、かつては愛情のあった夫婦間とか・・・
割と、幸せとは全く違うことを描いていましたが、そういうところもわりとフランス的で、深さはありましたけれどね。
でも、ロマンはないですが・・・(苦笑)
ブログリストに加えていただき、ありがとうございます!こちらもよろしければ、リンクに加えさせていただきますね♪
どうもありがとうございました★
フレンチなしあわせのみつけ方(ジョニー・デップが化けた人物)
【映画的カリスマ指数】★★★☆☆ しあわせってなんだっけ?
こんばんわ!TB&コメントありがとうございました。
こういうシャレた雰囲気の作品、とっても好きなので退屈はしなかったんですが・・・かといって特別にガツンとくるものはなかったですね。
しいて言うなら、ジョニーにしっぽりヤラレた
という感じでしょうか(爆笑)?
ゲンズブールを魅力的だという人がすごく多いみたいですけれど、睦月はいまいち可愛いと思えません(笑)。
あの受け口が気になるし、やたらガリガリの骨っぽい体つきもあんまりねえ・・・・(苦笑)
睦月さんへ
おはようございます★
>しいて言えばジョニーにしっぽりやられた
ハハハ、睦月さんらしいですね。
あのタワレコでのシーン、もしかしてもしかして?・・・と、一瞬出ただけで、ジョニーってすぐ分かって、超〜〜〜ビックリしましたよ!
(知らずに見る私がアホなんですが・・)
ゲンズブールは、魅力的というか・・・お父さんが超有名人で、子役時代から将来を嘱望された子役女優といったイメージかな。
話は変わりますが、今日ね、岩手の友達が来ていて、その友達は私より少し年上なんですが、卒業してすぐ東京に来たので、『エド・ウッド』も初日に東京で見たそうですよ。
その友達が、睦月さんが『きらきらひかる』を好きだとブログに書く前に、私に本を貸してくれた人なんですよ。
でも、睦月さんはジョシュ好きじゃないと言ったらガックリ肩を落としていました(笑
フレンチなしあわせのみつけ方
タイトルを見た時、シャルロットとイバンの前作、
ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール
のように
最終的にはハッピーなコメディなのかなと思ったけれど、
前作よりもビターでほろ苦い内容の映画でした。
コメディなんだけど結構考えさせられるものがあって。
こんばんは〜。
1発目の記事だけあって初々しいカンジが(笑)カメオ出演のはずなのに、観終えてみると「ジョニデがでてた・・・」という印象しか残らないのが痛かったです。とらねこさんの記事もジョニーメインになってるし(笑)
シャルロット・ゲンズブールといえば「なまいきシャルロット」のとんでもないロリコン描写にドン引きした思い出があります(苦)
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baohさんへ
こんばんは★コメントありがとうございます。
アハハっ。そうですね。確かに、こんな短い記事、最近はあんまり書かないや〜w
本当、ジョニデが出て来て話があさっての方向に飛んでく話でした。
それまで長々と続いてきたその話はどこに行った!?
という勢いで、ジョニデオチになってるんですよね。ビックリこけまろ。
>『なまいきシャルロット』
私は、一生懸命映画ファンになろうとしている時に、この手のフランスものを追いかけてた頃見たんですよ。
ばおたんよくご存知ですね〜!w