2010年01月11日

■1.パブリック・エネミーズ

パブリック・エネミーズ’09年、アメリカ
原題:Public Enemies
監督:マイケル・マン
製作:ケビン・ミッシャー、マイケル・マン
製作総指揮:G・マック・ブラウン、ジェーン・ローゼンタール
原作:ブライアン・バーロウ
脚本:ロナン・ベネット、マイケル・マン、アン・ビダーマン、
撮影:ダンテ・スピノッティ
美術:ネイサン・クロウリー
編集:ポール・ルベル、ジェフリー・フォード
音楽:エリオット・ゴーデンサール


ジョニー・デップ  ジョン・デリンジャー
クリスチャン・ベール  メルヴィン・パーヴィス
マリオン・コティヤール  ビリー・フレシェット
ビリー・クラダップ  J・エドガー・フーヴァー
スティーブン・ドーフ  ホーマー・ヴァンメイヤー
スティーブン・ラング  チャールズ・ウィンステッド
ジョヴァンニ・リビシ  アルビン・カーヴィス
デビッド・ウェンハム  ハリー“ピート”ピエルポン
スティーブン・グレアム  プリティ・フェイス・ネルソン
チャニング・テイタム  プリティ・ボーイ・フロイド


’30年代のクライム・シーンで活躍した、伝説の銀行強盗ジョン・デリンジャー。初代FBI長官のJ・エドガー・フーバーが就任し、まだ連邦捜査局のシステムが確立される直前の暗黒時代。州を跨いだ犯罪行為では法の網の目をくぐることが出来た時代。

男くさい硬派な物語を紡ぐのを得意としたマイケル・マンだけど、最近は低迷中?
ジョニー・デップを主人公にしたキャスティングで、彼が出てくるのであれば、始めからヒットは間違いなしであったはずなのに、ストーリーがなんだか微妙で、いまいち盛り上がりに欠ける。
ギャングを描いているのであって、ヒーロー的な活躍をする義賊を描いているわけでは決してない、それはもちろん分かる。だがそれにしても、「悪者だけれど思わず味方にならざるを得ない、人を魅了してやまない人物」という強い印象を与えるには少し不十分だったような。

昔馴染みの仲間のような存在の輩が刑務所に入れられたら、脱獄計画を練ったり、また自分も収監されたその瞬間に仲間が奮起して、そのタイミングで脱獄が行われたりする。刑務所の中にも外にも、仲間が多いジョン・デリンジャー。自分のルールがあって、民間の人からは盗まず、銀行からのみ盗もうとする・・・。義理堅く人望も厚い好人物。・・・なんだろうけど、物語は遠慮がちに語られるのでとても遠回しな印象だ。同時にギャングとしての彼の姿が強調されているというわけでもなく。むしろ強調されているのは、彼が愛した女、ビリーとのラブストーリー部分。でもこれを演じるのがジョニー・デップということで、女性にウケる設定だったのかな、なんて穿った見方をしてみたくもなる。まあその辺りも、残念賞だった『マイアミ・ヴァイス』を彷彿とするんですけど。


ストーリー・・・
1930年代前半のアメリカ。鮮やかな手口で銀行から金を奪い、不可能とも思える脱獄を繰り返す世紀のアウトロー、ジョン・デリンジャー。利益を独り占めする銀行を襲撃する大胆不敵な犯罪行為、強者から金を奪っても弱者からは一銭も奪わないといった独自の美学を貫くカリスマ性に、不況に苦しむ多くの国民は 魅了され、まるでロックスターのようにもてはやした・・・

パブリック・エネミーズ@ぴあ映画生活

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2. Public Enemies (2009)  [ アヤは観た。 ]   2010年01月11日 12:54
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この記事へのコメント

1. Posted by cinema_61   2010年01月11日 12:17
こんにちは。
私もこの映画はもっとハードなギャング映画だと思っていたら・・・意外にメローな部分が多くビックリしました。ただ、ビリーとの恋愛も少々消化不良でしたし、庶民の味方のカッコイイギャングというシーンもちょっと不満。
しかし、ジョニデのファンである私には結構O.Kな映画でもありました!(久しぶりに彼のベッドシーンも見れたし)
2. Posted by アヤ   2010年01月11日 12:53
とらねこさん、こんばんわ!
>>ストーリーがなんだか微妙で、いまいち盛り上がりに欠ける

私もそう思いました!!全体的に「ギャングスター面」が欠けている映画でしたよね。何か、煮え切らない気持ちで映画館を出ました。
ジョニーはジョニーなりに良いんですけどね。でも何かもうちょっと欲しい、、、惜しい感じでしたね。クリント・イーストウッドが作ったら良かったかも〜ってこの前思いました。
3. Posted by 由香   2010年01月12日 08:10
こんにちは〜♪
とらねこさんもイマイチでしたか・・・
私、一応ジョニーファンなのでテンション上げて観に行きましたが、映画を観ながら何度も寝そうになりました(汗)
ストーリーがイマイチでしたよね〜ジョニーはカッコイイんだけど・・・
ベイルなんて見せ場がなくて可哀想なくらいでした(涙)
4. Posted by とらねこ@管理人   2010年01月13日 17:02
4 cinema_さんへ

こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
そうですね。マイケル・マン監督ということで、ついドッシリした硬派なテイストを期待してしまいますね。
でもこのメローなテイスト・・あれれ?なんて感じでしたね。

へえー!cinema_61さんは、ジョニデファンだったのですね!
うん、ジョニデファンということで楽しめてしまいましたか。
これから『パルナッサス〜』も『アリス・イン・ワンダーランド』も公開ですし、まだまだ楽しみが残ってますねえ〜★
5. Posted by とらねこ@管理人   2010年01月13日 17:09
4 アヤさんへ

こんにちは〜♪コメントありがとうございました!

>ギャングスター面が欠けている
アハハ、本当ですよね。これから盛り上がるかなあ、と思っていたら意外とアッサリしたまんま終わってしまった、みたいな・・。

>クリント・イーストウッドが作ったら
うーん・・・その本音は、世の監督業を営む人たちは、そう言われてしまうとキツイかも!?(笑)
私はと言うと、マイケル・マンは次回作は映画館に行かなくてもいいかなあ、なんて思っています・・・(こごえ)
6. Posted by とらねこ@管理人   2010年01月13日 19:39
4 由香さんへ

こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
そうですね、ジョニー公開映画の先駆けとなったこの作品でしたが。まだまだ他にジョニー作品あるなら、まあいいやって、思えますよね。
確かに、クリスチャン・ベイル見せ場がなかったですよね。
それぞれのキャラクターの描き方も中途半端でしたね。
7. Posted by ガンヘッド♪   2010年01月22日 01:44
こんばんは〜♪

予告でかかってた曲があまりにカッコよかった
んで「こういう曲がバンバンかかるスタイリッシュ
な映画だといいな☆」とか思ってたら見事に
裏切られました。(^^ゞ

なんだろう・・・なんかバブル時代のトレンディ
ドラマを観てる感じでちょっと苦笑い。

あ、でも車や汽車や航空機のメカや、当時の
小道具、人々の仕事や生活の描き方には拘り
あってかなり楽しめたのでOKとします♪
8. Posted by とらねこ@管理人   2010年01月24日 20:06
ガンヘッドさんへ

こんばんは〜♪コメントありがとうございました!

そうなんですよね。初めの音楽の登場部分は、なかなかカッコよかったですね。
同じ曲が何度も流れましたけど、何度かかってもカッコいい、みたいな「いい意味でのマンネリ感」を感じさせようという試みだったと思うのですが、
むしろダレてしまっていたため、次第に「もういいよ」という気持ちが加速してしまうことになってしまいました。

小道具に関してコダワリを感じましたか。なるほど。

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