2008年08月17日
108●ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!
この派手派手なチラシポスターのせいか、ついお馬鹿アクションを期待してしまったのもあったけれど、
『ショーン・オブ・ザ・デッド』の監督、エドガー・ライト&サイモン・ペッグのタッグならでは?
あくまで真面目に、そしてどことなく漂うこのB級感。なんだか愛らしくて、このブリティッシュ・コメディっぷりにはついニコニコ楽しく見れてしまったのでした。
ストーリー・・・
ロンドン警視庁のスーパー警官エンジェル巡査(サイモン・ペッグ)は、その高すぎる検挙率から組織内で妬まれ、田舎の村サンドフォートへ左遷される。署長の息子のダニー(ニック・フロスト)と相棒を組まされるエンジェルだが、のどかな田舎の生活になじめない。しかし平穏なはずの村に、次々と残虐な殺人事件が起きる。捜査に張り切るエンジェルだが、村人も警察の仲間も、みな事件を「事故」として片付けようとする。この村にはある秘密が隠されていた・・・
真面目で頭ガチガチのお堅い警察官のエンジェル巡査。こういう人って、本来であれば警察官たるべき素質を十分に備えていると言えそうなのに、そのKYなまでの真面目さに、同僚に窮屈感すら感じさせ、疎まれてしまう彼。
確かに可哀想な状況に違いないだけれど、友達にはしたくないようなタイプだなあ、と思いながら見ていた。だけど、だんだんに愛らしく思えてしまうから不思議。
あくまでキッチリと笑いを取ってくるのが作風なのか、可笑しく笑い転げるというより、プッと笑える人間観察。それでいながらミステリっぽいところもあって、次第に明らかになる田舎の不気味さなんかには、きちんと作ってある感もあって、安心して楽しめた。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』ほど好みの笑いではなかったけれど、こちらもやっぱり面白く見れた作品。
いろんな作品のパロディということだけれど、それほどパロディという感じはしなかったかな。『オーメン』ぐらいは「ああ・・・」という感じではあったけど。
『ハートブルー』は笑っちゃった!
来ると思ったんだけど、その前に2度ほど、天(天井)に向かって発砲、というのはあったけど、「まだ?まだ?」と思っていて、
ここぞというシーンで、「来た〜!」と爆笑。これぐらい分かりやすいといい感じ。
それにしても、男同士のアツい友情というのは、なんだかやっぱり可笑しいんだけど、ホッコリ楽しい気持ちになれる。
どこかエドガー・ライト監督本人や、脚本・出演と携わっているサイモン・ペッグの二人の安定した温かさというものを、感じるんですよね。個人的な趣味とか気質とか、洗練されすぎない何かがあるので、これがまたブリティッシュでかつB級感なテイストなんでしょーか。
この辺りを楽しめる人にはオススメな良作コメディでした。
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この記事へのコメント
バディ・ムービーもコメディも好きな哀生龍にとっては、美味しい事だらけの作品でした(笑)
噛み合っているんだか互いに空回りしてるんだか良く分らない2人が、次第に息ピッタリあってくるのが嬉しくて嬉しくて(感涙 ってのは大袈裟だけど)
>『ハートブルー』は笑っちゃった!
警察物が好きなダニーですが、『ハートブルー』を持ってくるところがイイですね(笑)
作品そのものも少しアメリカ風になっていましたが、アメリカへの歩み寄り?

こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
>噛み合っているんだか互いに空回りしてるんだか良く分らない2人が、次第に息ピッタリあってくるのが
うん、本当にそうですね〜♪“バディムービー”と言っておきながら、片方がどうしようもなくアホだったりすると、可笑しくて微笑ましいんですよね^^*
いや、感涙は大袈裟ですヨ(爆)♪
『ハートブルー』は自分もまあまあ面白かったですけど、何か他に理由があって、この作品だったのかな?とかいろいろ考えちゃいました^^;
あたしも「ショーン〜」の方が好みな笑いが満載でした。
でも、おっしゃるように「ハートブルー」の
まだか?まだか?でやったぁ〜!のとこは
最高に面白かったですね。
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
うん★私も!『ショーン〜』はモロ、ツボだったんですよね〜^^*
題材がゾンビ、というのが可笑しくて仕方がなかったのかもしれないんですがw
『ハートブルー』のシーン、miyuさんも爆笑でした?良かった〜★
私と私の友達一人は笑ってました♪
ニヤニヤ笑いのドコロは、白鳥のようにほほえましい笑いよりも、
ブラックな部分も多いけど(殺られ方とか可笑しいよね〜)、
めちゃめちゃ愛が篭ってるのを感じるから、結構悲惨な
ビジュアルなのに、ぜーんぜん嫌な気分にならない(笑)
でも、あの描写がR指定になっちゃうんだろな。
村の秘密には最初からわかっちゃう話だけど、そこにたどり着くまでの、
主人公と村の細かいズレ積み重ねが伏線となって、ラストの大立ち回りで
一斉に爆発していて気持ちよかったです〜
(あ、カンフーパンダもそうでしたね)


こちらにもコメントありがとうございます♪
そうですね、愛がすごくこもったB級作品て、すごく伝わってくるんですよね〜。
妙な殺され方とかも、ええって思っちゃうんですが、きっとこの手のB級ホラーは、彼らは元々好きなんでしょうね〜w
そういうのはむしろ自分にはやって欲しい笑えるシーンだったりして、
そういうが逆に、嬉しくって仕方がないのでした☆
でも、片田舎の妙な村のしきたりの描写は、リアルで、こういうの実際にもありそうだな、なんて思っちゃうところもありました♪
やっとこさ11月に劇場で観れました。
噂に違わず「凄い」映画でしたね。
イギリスらしい皮肉めいた前半。
謎めいたミステリータッチと、スプラッターな殺害シーン。
そして最後のおバカなアクションシーン。
イギリス映画なもんだからどこか落ち着いた?感じがするのも良かったですね。
最後の銃撃戦なんてイギリス製の古い銃まで出てたし。
どう見ても怪しい店長と、おバカな店員Sも楽しかったです。
個人的には、今の仕事場のすぐそばが白鳥の飛来地なので、今の時期は毎朝役場の担当が白鳥の数を数えて「何羽足りない」とか云ってるのでタイムリーでした。

こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
おお、仙台ではこちら、11月だったのですね♪
これ、B級タッチななかなか楽しめるコメディでしたよね♪
おっしゃる通り、イギリスタッチのユーモアだから、なんかアメリカのものと違っているんですよね♪
その辺りで、好きな人と嫌いな人に別れるかな?
なんて思ったりもするのですが。
>最後の銃撃戦なんてイギリス製の古い銃まで出てたし
おお、そうだったのですか!自分は、銃は全然分からないので、へえ、なんて感心いたしました。
あはは、職場の近くに白鳥がいるのですね!^^
うん、フフフ、それはなかなかタイムリーでしたね♪
TB&コメントありがとうございます。
上映が遅くなった分、皆さんのレビューを読んで「観てぇ〜」とうなってました。
レンタルもしてましたが、劇場で観れて嬉しいです。
>イギリスの古い銃
ここら辺のこだわりも「イギリス映画」ですね。
ハリウッド映画ばかり観ているので、こう云った「お国柄」は新鮮です。
>白鳥
『とりぱん』ではありませんが、イメージと現実のギャップって凄いんですよ。
係長の娘さんがエサをやろうとして手を噛まれたり、役場の担当の人が毎年鳥インフルエンザの検査受けてて「白鳥って危険」だったりしてます。
おはようございます〜★
なんと!もうレンタルもしてたんですね。
それなのに、わざわざ映画館で見たなんて、偉い!偉いです。
そっかー、他のみんなのレビューを読んで見たいなあ、と思ってたんですね。
これ、健太郎さんらしいなあ〜って思いますもん。
白鳥も意外に凶暴なんですね。
そう言えば奈良にいる鹿も結構凶暴ですよね。
鼻息荒くして鹿せんべいを奪っていきますが、意外に怖かったりして。
役場の白鳥係の方は、鳥ウイルス対策が必須なんですね。
私なんて鳥ウイルスのこと、すっかり忘れていて「そう言えばあったなあ」なんて感じだったのですが、
まだまだ気をつけないといけないんですね。

