2008年06月15日
86●ラスベガスをぶっつぶせ
ケビン・スペイシーが久しぶりで、なんだか嬉しくなって、つい見に行く気になってしまった作品。ここでのケビン・スペイシーは出演・製作。
確か、少し前に「しばらく映画に出ない」発言をしていたよね。
ケビン・スペイシーは、出すぎて飽きられないように、しばらく舞台に出てみたりなど、賢くも自分でキャリア調整しているんだよね。
ストーリー・・・
マサチューセッツ工科大学に通うベン(ジム・スタージェス)は夢のハーバード大学医学部進学資格を得ながら、30万ドルの学費を捻出できずに頭を痛めていた。そんな時、ミッキー・ローザ教授(ケビン・スペイシー)から秘密の研究チームに誘われる。彼は優秀な学生たち、ジル(ケイト・ボスワース)を始めとする、フィッシャー(ジェイコブ・ピット)、チョイ(アーロン・ヨー)、キアナ(ライザ・ラピラ)にブラックジャックの必勝法であるカード・カウンティングを習得させ、ラスベガスに乗り込んでは大金を稼いでいたのだった。学費のためにチーム入りを決めたベンは天才的な数学力を発揮する。・・・
'08年アメリカ。ロバート・ルケティック監督作品。
原作は、ジム・メズリックの、同タイトルのノン・フィクション、『ラスベガスをぶっつぶせ』。
これ、多分「想像通り」の作品。
それなりに、楽しくもあり、予想通りに進む展開といい。
自分としては『ラウンダーズ』がすごく好きだったので、こういうギャンブルもの映画はジャンルとして、もっとあってもイイように思うのだけれど、意外に少ないような気が。
頭が良く、夢はあるけれど、お金のない真面目な学生が、大学の学費を稼ぐことを目標に、だんだん変身していく姿が痛快。
描き方は丁寧と言えば丁寧。むしろ、予想できるので、スッ飛ばしてもいいところを、几帳面に描いている感じすらする。
数学を得意とする、モテない冴えない学生が、お金という現実に立ちはだかる壁を前にもがき、それを翻していくのは、
ワーキングプアな自分たちには、「そんな夢、あったっていいじゃな〜い!」
と言いたくなるような爽快さがあった。
「ブラックジャックというカードゲームは、博打というより、むしろ確率と統計から成り立つ数式。」
これをスローガンに、不良教授(ケビン・スペイシー)が、ブラックジャック必勝法を伝授していく。
普段、「パチンコなんて、機械に遊んでもらうゲームなんだから、
パチンコをやるぐらいなら、RPGをやった方がずっと楽しい。」
と、言い続けているとらねこですが・・・。
カジノの「ダンディーで悪い大人な遊び」のイメージは何となく好き。
「バカラにハマってた」という人から聞いたところによると、煙草とかももらえるし、お酒も飲み放題なんでしょ?
その上、時々、美女がホテルの鍵とかちらつかせたりするらしいし。
いろんな意味で悪い遊びって感じがするぅ〜。
日本の雀荘とはイメージが違うよねw
物語自体は、ありがちな青春モノなんだけれど、少しテンポが悪いのが残念。
ラブストーリー部分も、工夫次第でもっとずっと面白くなったはずだし、
カジノで一緒に荒稼ぎする連中同士の描き方も、もう少し登場人物のキャラを立てるようにしたら面白かったはず。
『ディスタービア』のアーロン・ヨー(“チョイ”役)も面白い役者なのに、いまいち生かせてないし、
やがては対立していく、それまでのリーダー、フィッシャー(ジェイコブ・ピット)も、
登場した時から暗い目をしていて、主人公の明るい感じとは好対照なのだから。
二人の確執ももっと友情を織り交ぜた複雑さがあれば良かったと思う。ちょうど、『ラウンダーズ』のエドワード・ノートンのように。
カジノグループの学生たちのダイアローグに魅力がいまいちなかったのとは逆に、
数学の大会に自分たちのステイタスの全てを賭ける、オタク学生二人との友情部分は、やけに丁寧に描かれていてw
彼らの演出は、その分すごく良かった気がする。
とは言え、あまりに懇切丁寧に描かれ過ぎていて、あのオチも容易に予想が出来てしまうw
あれ・・・?まあまあ面白かったのに、なぜかたくさん文句を言ってしまいました。
基本的には、こういう何も考えずに楽しめる作品は、時々見たいし、
途中間延びを感じてしまうものの、ちゃんと楽しめる作品に仕上がっている。
これ、122分というのがちょっと長いのかも。
この手の映画だったら、108分とかw あと、15分くらいカットすべきだったと思っちゃったw
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この記事へのコメント
フィッシャー、チョイ、親友のオタクたち。
全部入れると余計にだれてしまうとは分かっているのですが、もっと掘り下げて欲しい・もっとエピソードも見てみたいと思いました。
時間配分と詳しく説明する部分の力の入れ具合が、なんとなく哀生龍が想像していたのと食い違っていたので、不完全燃焼(苦笑)
同じキャスト&同じテーマで、もっと“青春コメディ”色を前面に押し出したバージョンが見てみたくなりました(わがまま言いたい放題ですが 笑)

こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
おお、TB成功しましたか★
フフ、そうですね、どこに力を入れて、どこに入れないか、そういう全体のバランスがちょっと・・。
普通に面白かったんですけど、普通すぎて・・生真面目にすら思えちゃいました。
私的には、『アルビノ・アリゲーター』×『ラウンダーズ』みたいなのを予想してしまったのがいけなかったのかも?
私はね、ベガスにぶっつぶされたんですよ(涙)。
大枚はたいて、結局一銭も勝てなかった・・・
チクソーベガス!!と思いながらも、やっぱり
あの街にもう一度行きたい気持ちでいっぱい♪
あの楽しかった感覚を甦らせてくれたというだけで
結構楽しめてしまった作品でしたー。
そういえば、ケイト・ボスワーズって、オーリーの
元カノですよね?
可愛いんだか可愛くないんだか・・・なんだよく
分からない容貌をしておりました(汗)。
実は彼女が出ている作品を観たのはこれが初めて
かも・・・。

こんばんは!コメントありがとうございました。
そうですね、そういえば睦月さん、ジョニーに会いにベガスに行って、
そのハイテンションでベガスで見事に散ってましたっけ。まざまざとその有り様をブログでUP!してましたが、あれまだ記憶に新しいですね〜♪(爆笑)
あれも可笑しかった〜。
睦月さん、ただでさえ、ベガスにハマりそうなタイプに思えちゃうもん・・・。
そういう、妙なテンションに自分を包むのが好きなんでしょうね、きっと・・困った人!ww
うん、確かに、ベガスの雰囲気は、バッチシな映画でしたね!
ケイト・ボスワース、まあまあかわいいんでしょうか?どうでしょ。
確かにオーリーファンには恨まれてそう!
この映画・・・試写会ので観たので、もうだいぶ前の話を今日アップしました・・・相変らずのひらりんです。
で・・・
数字系に弱いひらりんは・・・
イマイチ、金儲けチームの作戦に加われず、
ヒロインのケイト・ボスワースもひらりん好みではなく・・・
というような作品でした。
こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
>もうだいぶ前の話を今日アップしました・・・相変らずのひらりんです。
あ、やっぱ遅れ気味ですか★
でも、ひらりんさん随分早くUPしてるのもありますよね。
私も、最近は遅れてますね〜

確かに、ケイト・ボスワースって普通かなあ・・。
存在感はあんまりないかもしれませんね。

