2008年05月25日
78●最高の人生の見つけ方
ストーリー・・・
カーター(モーガン・フリーマン)と実業家で大金持ちのエドワード(ジャック・ニコルソン)が入院先の病院で相部屋となる。方や見舞いに訪れる家族に囲まれ、方ややって来るのは秘書だけという2人には何の共通点もなかった。ところが、共に余命半年の末期ガンであることが判明し、カーターが死ぬ前にやっておきたいことをメモした“棺おけリスト”を見つけたエドワードはリストの実行を持ちかける。2人は周囲の反対を押し切って冒険の旅に出るのだった。・・・
'07年、アメリカ。ロブ・ライナー、監督、製作総指揮。
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのこの二人がやるなら、それはきっと間違いがないはず。
だって、素敵なオヤジが二人揃ってそこに居るだけで、もう見たくなってしまうから。
内容的には、想像した通りの物語。
『死ぬまでにしたい10のこと』+『世界最速のインディアン』、それにバディムービーの要素を足した感じだった。
説明不要な二人だけど、その二人それぞれにとって、これまでのイメージを壊すことのない役柄だったよう。
死ぬ前につくる棺桶リスト(bucketlist)。
カーター(モーガン・フリーマン)が学生の頃、哲学の教授に言われて、作ったリスト。
今だったら、きっと違うものを作るだろう、ということで、二人で考える。
カーターが、「雄大な風景を見る」だとか、「見ず知らずの人に親切にする」という、精神的なものであるのと正反対に、
「スカイダイビングをする」だの、「何百キロも出るスピードレースの車に乗る」とか、「世界一の美女にキスをする」、などという、現実的かつ、実践的な内容ばかり。
二人のこれまでの価値観が全く違ったものであったことを、如実に示しながらも、
こんな時でもなければ決して交差しなかった人生、だからこそ、足りないものを補い合っていく二人なのだった。
大金持ちのエドワード(ジャック・ニコルソン)の提案で、二人が夢を叶える世界旅行をするのを見て、本当にワクワクし始めてしまうのだ。
今まで田舎町を出たことすらなかった、カーターは、さぞかし嬉しいだろうなと、彼の気持ちになって想像すると、余計に嬉しくて。
真面目一筋で生きて来たカーター、これまで我慢して、自動車整理工場で働き、家族のために尽くしてきた彼。
こうして、死を目前にした彼らの姿を見ていると、「自分はまだまだ先のことだから」なんて思いながら見ていたのに、いつしか自分のことのように思えて来るのだった。
自分は、思い切り、人生を生きて来た、と言えるのだろうか、
そういった振り返りは、普段考えずに、何気なく過ごしていると、いつの間にか人生の終盤に差し掛かっている、ということになるのかもしれない。
人生のいつの時期でも、「思いっきりやりたい事をやっている」と、堂々と胸を張って言えるだろうか?
いつだって、やりたいことを始めるのに、遅すぎる時はないのだ、と、
ベタだけど考え始めてくるのだった。
この二人の人物設定がまた良かった。エドワード役、ジャック・ニコルソンの方は、ワガママでメチャクチャで、やりたい放題をやって来た、大金持ち。
『恋愛小説家』を初めとして、『アバウト・シュミット』、『恋愛適齢期』等、
“チョイ悪オヤジ”とは彼のためにあるかのような、この役柄ですよ。
もう見る前から、半分分かっていたけれど、そのまんま。期待通りで嬉しくなる。
死にそうな役をやらせたって、なかなか死ななそうだ・・・と思うでしょ?その通りだったよ(爆)
ちなみに、この手の役柄では、私は『愛と追憶の日々』が大好きだったな。
モーガン・フリーマンの方はというと、『ショーシャンクの空に』などで見せたような、謙虚で自分の役割を良く分かっている、抑えた中にとっても味のある、自然体の空気を感じる役柄。
モーガン・フリーマンもやっぱり「間違いない」感じがする。
何たって、ジャック・ニコルソンのような個性的すぎる味の濃い俳優と共演する時に、同じようなキャラの濃さだと、殺し合ってしまうのかもしれない。
それを上手に、こちらは引きの演技でまた魅せる。
二人のコラボとしての味わいと言ったらない。
とにかく、ありったけの涙を流して、前向きでいっぱいな気持ちになって帰ることが出来た。
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この記事へのコメント
「チョイ悪オヤジ」ってちょっとイメージが違うけど・・・
でも、エドワードも相当遊んでそうな印象でしたね。
この作品は二人の演技が素晴らしかった!!
期待通り素晴らしかったですよね。
二人がリアルに仲良しな感じがしたのはさすがです。
それにしてもリッチなリストでしたよねー!!

こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
アハハ♪「チョイ悪オヤジ」って、ついつい私も言いたくなってしまいましたがw
本当、こういう役をやらせた時の、ジャック・ニコルソン最高です〜!
本当、二人ともマジで仲が良さそうで、感動が倍になっちゃいましたよね〜^^
リッチなリストやりたいなあ〜。
少なくても、スカイダイビングはすごいやりたくなっちゃいました!
スワロさんはどれだった〜?^^
イカシタオヤジ2人の余生でしたね〜♪
予想通りの素敵なラストで、
素直に充たされた気持ちになりました♪
あのトシで、足りないものを補い合える友人がもてるって、
そこも嬉しくなりますよねー(^_-)b

こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
本当、素敵なオヤジたちでしたね!
おっしゃる通り、予想通りと言えば予想通りなですが、温かい気持ちになれました!
友情とか、思いやりもすごく心に沁みましたよ〜。
>素敵なオヤジが二人揃ってそこに居るだけで、もう見たくなってしまうから。
私はまさにそれで、ついつい観に行ってきました!
いいですよね〜ワイン並に、年とともに味わいを深めていくオヤジって(^^)
この二人が出ている、それだけでこの作品6割は成功したようなものですよね〜

こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
本当、素敵なオヤジ二人の共演。これは間違いのないコンビでしたよね!
もう6割といわず、8割が彼らの功績かと。
まぁお金があるからこそ好き勝手なことを出来るってのもありますが、夢があっていいですよね。
マネージャーとの掛け合いも面白かったし。楽しかったです。
読書会のレビューではコメント、ありがとうございました。
こんばんは!コメントありがとうございました。
本当、アドリブなのか、それとも脚本の途中でこの二人の役柄を生かしたのか、
とにかくとても自然そのものでしたね。
良い役者のいいハーモニーが見れて、脚本も納得できるレベルで、すごく良かったと思います。
こちらこそ、いつもTBありがとうございます。
二人の演技は安心して観てられましたね。
ストーリーも安心感あるものでした。
二人の演技のお陰かな?
評判が良かったのが秘書のトマスでした。
私も結構良かったと思っています。
やっぱりこの作品を観ると、ちょっと自分の人生を考えてしまいますよね。
まだまだこれからです。やりたいことをやっていきましょう。

こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
これ、なかなか楽しめる素敵な映画でしたよね♪
主役の二人が素敵すぎっ。
秘書も悪くないです!
自分の人生を考えてしまいますね、イヤでも・・。
素直に「もっといい人生にしよう」って思える作品でした♪


