2007年11月10日
#168.超立体映画 ゾンビ3D
'68年のジョージ・A・ロメロ『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の3D版リメイクと謳っておきながら、その実、B級感が異様に散りばめられていた、まさに珍作。
「何かが分かってる人たちが作った」としか言えない。そして、その何かは、私には言えん。
ストーリー・・・
叔母の埋葬に参列するため、兄のジョニー(ケン・ワード)と共に車で郊外の墓地にやってきたバーブ(ブリアンナ・ブラウン)は、そこで信じられない光景を目の当たりにする。死んだはずの叔母や墓地のあちこちから起き上がった無数の死者たちがゾンビと化し、人間を襲ってその肉を喰らっていたのだ。・・・
もちろん、3D眼鏡を渡されての鑑賞。なぜだか、立体で見れるというのが嬉しくて仕方がない。映画館では、あんまりやらないじゃない。
と、思ったら、この立体視覚効果を担当しているのは、ダニエル・L・シムズ、『ジョーズ3D』、『スペースハンター』を担当し、30年来、こうした立体視覚効果に携わってきた来た人だ、という。
自分は、遊園地でしか経験したことなかったな。この赤と青に光る3D眼鏡を手にして、なんだか無性に嬉しくてたまらなかった。
ゾンビを、立体で見ちゃうなんて
ひゃぁ〜、楽しみ。
しかしなぜゾンビを立体で見なきゃいけないのか?
・・・・・・・・・・・・・・・
立体で見たら、恐怖が増幅されるんだろうか?
・・・・・・・・・・・・・・
そもそも、なぜゾンビなのか・・・・
疑問が自分の中で湧き起こるたび、無口になっちゃいます。
まっ、難しいことは置いといて。
『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』を見たのは、随分と昔の話で、高校の時。
合コンだったのだけれど、2対2。相手は二人とも、大学生でした。それなのに、家に行くことになった。
Gジャンにジーンズといういでたちの二人組。私は絶対嫌だったのに、友達の方が知り合いだったので、強固に行こうよ、と言われ、行くはめになってしまいました。
家に着くとそこは、散らかった、人を呼ぶような価値もないような、ボロいアパートでした。でも若かったのね。文句なんか、別に言いませんでしたけど。一人暮らしって、こんなもんかな、って感じでした。
音楽の話をほんのちょっとして、そこにビデオがあったんだけど、それが『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』と、『ゾンビ』でした。
私は、どちらも見たことなくて、その二つのタイトルも知らないぐらいだった。だけど、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」というタイトル。隣に『ゾンビ』がなくても、意味ぐらいは分かりましたw
で、思わず『ゾンビ』というタイトルを見て笑ってしまった。「そのまんまのタイトルやね」と。そして、なぜかそれを見るはめになってしまったのです。
そもそも、ホラーって見たことある?と聞かれ、「『死霊のはらわた』は面白かった」、などと答えてしまった。きっとそれが、いけなかったのね。彼らの何かに火をつけてしまったのかも。・・・だけど、何かって、パンツの中の何かでないことだけは確かですけど(笑)
1本見て、「面白かった〜!」なんて言ってしまいました。そしたら、やつら、調子に乗って、じゃあこっちも見よう!と、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を見ることに。
せっかくの休日に、なんてとこに来てしまったんでしょう
いくらなんでも、こんな合コンって、ないんじゃないでしょうか。ゾンビ映画、しかも2本立て興行とは。とか言いつつ、結局見てしまった。
さすがに、出るときは、脳ミソが疲れておりました。まるでゾンビにやられたように。・・・まっすぐ帰りました。何事もなかった。私の処女も無事でした。良かったw
その人たちとは二度と会うことはなかったけど、なかなか面白かったな。今考えれば、あの二人、ナイスチョイスだったと思います。
とは言え、「もう、あの人達、最悪だったよ〜」と、後で友達をなじりましたケド。
友達も、映画は「結構面白かった」なんて、ケロっとしてました。さすが、私の友達。
話が反れてしまいました。
この作品に戻って。立体めがねに、こう書いてあります。『NIGHT of the LIVING DE3D』と。DEADのスペル部分の最後の2文字が、3Dに変えられているところがクール。フェイク・スペルみたいな感じ。分かる?“Eを逆に書くと“3”みたいに見えるって、アレ。
ただ、webで調べると、原題は『Night of the Living dead 3D』となっています。
で、オリジナルストーリーそのまんまではない、と監督自ら語っていたのだけれど、これ、オリジナルを崇める人には怒られてしまうのかも?
途中から、どうもおかしいな、という事になる。これ、ホラーというより、むしろ、B級を題材にとった、コントのようになっているんですね。
たとえば、ゾンビのノロさ。ノロノロ動くのだけれど、あまりにもノロすぎて、笑うしかない。
それから、初めにゾンビが出て来て、主人公の女性バーブ(ブリアンナ・ブラウン)が逃げるんだけど、逃げた家の主人、ヘンリー(グレッグ・トラビス)が、ゾンビの存在を信じない。
というか、最初の方、ヒロイン、バーブにも「変な人達が墓場に現れて」なんて言って、「ゾンビ」と言う言葉が使われない。
しばらく経ってようやく、ヒロインの口から「ゾンビ」と言う言葉が出て、ホッとしてしまった。だけど、家の主人はやっぱり、ゾンビの姿を見ても、しばらく信じてないのです。
それから、葬儀場の跡継ぎ、ジェラルドJr役のシド・ヘイグ(『マーダー・ライド・ショー』、『デビルズ・リジェクト』、『ジャッキー・ブラウン』『キル・ビルVol.2』)が、これまた面白すぎ。・・・
あと見所と言えば、やっぱ、全裸で逃げる巨乳とか、サービスが割と超早めにやって来るところかな?
とにかく全編を通して、コントが満載でした。
私は、とにかく面白かったな〜。『ゾンビーノ』の方はとってもマトモな作りだっただけに、私はこちらの方が断然面白かったです!!
・・・・とは言えやっぱり、この作品を、立体で見る必要性は全く感じないんですけど(笑)
最後に、今、こちらのサイトで、自分のゾンビを、作ってくれるそうです。
TVチャンピオンで準優勝した、池本浩司さんというクレイ人形職人によるもの。
一体、14700円だとか。結構安い!?
興味のある人は → 0101クレイ工房
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
高校生時代のゾンビの洗礼を受けた体験、ウケました(笑)
女子でホラー好きは少ないから(自己申告で、ね)
ホラーマニアな2人はわかってくれる女子が現れて
きっと嬉しかったんでしょうね〜
こんばんは〜♪コメントありがとうございます!
>ゾンビの洗礼
まさに・・・(爆)しかし一体あれは何だったんでしょうか・・よっぽど私たちに魅力がなかったのだな〜ワッハッハ☆
いやあでも相手も単なるオタクだったのかも・・・。
・・・・お前もじゃぁ! (←しかも断られてやんの(爆))
わははははははははー
それにしても『ホラー映画鑑賞合コン』って初めて聞きました。飲めや歌えや合コンしか存在しないのかと思ってたけど。『絶対の愛』では足湯合コンっていうのがあったしね。
それはそうと『発狂する唇』見たんですねぇ・・・・・
あれって色んなテイストが満載だから、珍品なようだけど。何だカンだ言ってバランスがいい気もちょっとしました。
私は、エロシーン《前と後ろ》の場面(わかります?)と森の不気味な雰囲気がオエッとなりました。同じ監督による『血を吸う宇宙』ってのに阿部寛と栗林知美が同じキャラで出てるよ〜 余り怖くないけどアベサダも出てた〜





にゃっはっはっは・・・確かに>お前もじゃあ
断ってしまってごめんなさいね〜。
もう見てしまった後だったので・・
また次回よろしくだぴょん♪


こちらにもありがとうございます♪
そうなんですよ>ホラー映画鑑賞合コン
全くあれは何だったのか・・
私、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』と『ゾンビ』という名を聞くたび、このエピを思い出しちゃいますw
>足湯合コン
うんうん!あったあった!wギドクってなんであーいうこと思いつくんでしょうね?(笑)
きゃはー゚(゚`∀´゚)゚なんてお湯かけ合って、ホンマに。
『発狂する唇』、となひょうさんはお好きだったんですね。私にはもっと、古い邦画みたいに、エロはちゃんと裸で撮ってくれてたら、もうちょっと評価が高かったかもです。出来れば石井輝夫風味だったら、なおヨシかもしれません♪
>前と後ろ
うああ、そこまっすぐに来ましたか(((( ;゚Д゚))))
そうですね、普通の映画だとあまり出来ないことですよね。やはり、これをエロ映画でなくやっちゃうところが良かった・・・のかな?
こんにちは、やっぱり観てましたね〜

しかも楽しめたんですね♪
わたしは後半になるに従ってダメでしたけど
つまらなくはなかったですよ、決して(笑)
やっぱりシドへイグの出演が良かった☆
内容はともかく、ただ3Dなりの良さをもっと生かして欲しかったなぁー
ゾンビは良く出来てましたよね♪

こんばんは〜♪コメントTBありがとうございました。
migさんはダメだったんですね〜。
シド・ヘイグは最高でした!!
最初から、もう爆笑でした〜!
私には最高に面白いコントに見えたんですよね。
>3Dなりのよさ
3Dにしちゃう、というアイディアは、それ自体がギャグだと思うんですよ、私。
ゾンビは本当、良く出来てましたよね〜!
女子高生時代にホラー2本立ての合コンとは。
今月は何故か「ホラー特集」に突入してしまったので、
劇場公開してたこの作品も観てきちゃいましたよ。
来週公開の「ソウ4」も観ちゃいそうな勢い。
まだ、「ソウ3」は観てないけど・・・。
それにしても、3D・・・といいながら、
あまり飛び出し感が少なかった気が・・・。
おっぱいとか、もっと、ビロローン・・とか、
飛び出してくれたら迫力あったのに・・・ねっ。
こちらにもありがとうございます〜♪
うん、本当に仕方がないですね〜。その大学生。
その時から男運がなかった・・・いや、その時「は」ですよきっとハハハ・・・(泣)
おお、ホラー特集の一環でこれを見られたのですね!それは、正しい選択ですね〜。
フムフム!
いや、私も実は『ソウ4』は見ない予定です。
>3D感
確かに、それは期待すると、あれれ〜ってことになりますね。
おっぱいは確かに、ビヨ〜〜ン
と飛び出て欲しかったけど!!TBとコメントもいただいて嬉しかったんで早速
お礼がてら足跡残しに来ました♪
間違ったのかはたまた狙ったのか・・・見事なくらい
B級の王道を歩んで、トドメに飛び出さない3D
ってのがもうオイラのツボを刺激しまくりでした。
今年はいいB級ホラーが豊作で嬉しいわ☆
こういう「内容はダメダメだけど、話しのネタに
もってこい」な映画は特に大好きです。(* ̄▽ ̄*)
また遊びに参りま〜す♪
こんばんは〜♪こちらこそ、TBありがとうございました〜!コメントも、とっても嬉しいです☆
基本、私は、TBくださった方は、TBしか返さないスタイルを取ってるんですが、この作品に関しては、好評なTBがとっても嬉しくなってしまいました

ブログやってるからこそ、味わえる喜び、ってこれですよね〜!
ガンヘッドさんもいいコト言うなあ〜

本当、「トドメに飛び出さない3D」(爆)!!
「リメイク」自体、ギャグになってましたが、「3D」もギャグだったとは!!って感じですよね〜♪
嬉しかったんで、思わず『インベージョン』にもTB飛ばしてしまいました(爆)
私も『インベージョン』面白かったんです〜!
こちらこそ、今後もよろしくお願いします☆
心温まる良いエピソードだわ〜(笑)
きっと愛読書は「秘宝」押入にはヌンチャク、な、まんまジージャンズ(Cみうらじゅん)な彼らを嫌わないであげて〜
>パンツの中の何かでないことだけは確か
それがキープ・オン童貞マインドですから(笑)
さて、本作オススメ頂きありがとうございます
飛び出さない!チープ!ロメロ信者激怒!
でもそこが良んじゃない♪
いや、メチャ飛び出してましたよね!
タイトルが!葉っぱの煙が!銃弾が右斜め下に!(爆)
『バイオ3』でのミラ姫の武器グルカナイフ二刀流に対抗してこちらではシド・ヘイグがスコップ1本でゾンビどもに立ち向かう!
バカップル、男はパンツはくのに女はおぱーいを揺らしながら全裸で逃げ惑う!
>「何かが分かってる人たちが作った」
次世代に継ぐべきお金で買えない何か…
プライスレス!作品が(爆笑)
こんばんは〜♪コメントありがとうございます!
今週のみさま達は、これでしたか♪みさまの彼女さんは、あの使用人の最後の口裂けなんかを、お気に召されたのでは?w
>ジージャンズ
(笑)彼らは、keep on童貞mind・・、ふ、深い(?)
私は、高校生だったので、当時大学生な彼らは、大人の世界を堪能してる悪者に思えたのですが、そうですね、よくよく考えたら、・・・やつら、チェリーだったんですね〜。うぬ納得w
ものすっげ、納得しました!
>メチャ飛び出してましたよね!タイトルが!葉っぱの煙が!銃弾が右斜め下に!
ああっ、そうですよそうですよ!あの煙はちょっと感動!
銃弾だって、カッコ良かったですよね〜!まあ完全に「要らない感」が漂ってましたけど。たまりません。
>『バイオ3』でのミラ姫(〜中略〜)に対抗してこちらではシド・ヘイグがスコップ1本でゾンビどもに立ち向かう!
素晴らしい〜!このコピー。このまま売れそうですヨ!
ところで、あの使用人の、「俺らがゾンビのビデオを見ちゃったから、ゾンビが生き返っちゃったんだ。あれは呪いだったんだ・・・」って言った時、ブブーーーっ!!
と、私噴いてしまいました☆ネタバレなので(そうか?)言えませんでしたが、あそこ、バカすぎて最高のセリフでした。悔しくなるほどでしたよ。・・・
ビュンビュン飛び出してくるんだろうと。
ドアを突き破って、腐った顔が出てくるとか。
赤青メガネ式と聞いて嫌な予感がしたんです。
最後の手だけに気合入れていたとは・・・
まあ、シド・ヘイグのおっさんに免じて、点数は気持ち上げてやりました。
こんばんは☆コメントありがとうございました。
あーそのコメント、バラサ☆バラサさんはだめだったぽいですね〜。
うんたしかに、シド・ヘイグは、面白かったですね〜。
まあ、この予告はちょっと酷いかな。
そこら辺が、トルネード・クオリティなんですよ(苦笑)
観てたんですね。
いやぁ、とっても疲れた作品でした。
普段の映画鑑賞もメガネをかけているので、更に3Dメガネってうまくないんですよねぇ。
それにしても、あんまり立体感感じなかったかな。
もっとゾンビどもが飛び出てくるかと思ったんですが、マリファナ持った手だったり、これを3Dする意味あるのかな? なんて思ったりして。
どうせならオッパイも飛び出して欲しかった・・・

こんばんは〜♪コメントTBありがとうございました。
普段からCINECHANさんは、眼鏡をかけていらしたのですね。
ほー。確かに、眼鏡の上に眼鏡って、本当に疲れそう。
今度、眼鏡に輪ゴムで固定してみてはいかがでしょう?意外と見やすくなるかもしれません。
おっぱいは私も飛び出て欲しかったです・・。
それは『ベオウルフ』で、アンジーのが飛び出すかも!?
かつてやった合コンが「ゾンビ鑑賞会(2本立て)」ですか、私ならそーゆーの一緒に見てくれる女子には惚れちゃいますね。(オタクのシンパシー120%で。)
>パンツの中の何かでないことだけは確か。
私の処女も無事でした。
「女子高生 あぶない放課後」というタイトルでもつけたくなるような、ほほえましいエピソードですね。読んでて癒されました。
申し遅れましたが、私は大の「ZONBIE」ファンで劇場で見ること数回、ビデオ・DVDを合わせて50回は下りません。
すでにご存知かもしれませんが「ゾンビ」の小説版が94年にABC出版から出ています。映画に忠実で期待を裏切りません。
オススメします。
初めまして!コメントたくさん、ありがとうございます!
アハハ、この感想は、全くオカシナ方向への暴走してしまいました(汗)
でも、面白がっていただき、ありがとうございます!
アハハ、ゾンビオタクの洗礼を受けてしまいましたよw。
>私は大の「ZONBIE」ファンで劇場で見ること数回、ビデオ・DVDを合わせて50回は下りません
なっなんと〜っ!!!スゴイ・・・。
そんなにゾンビ好きの方だったのですね!(爆)
そんな方から、お褒めいただき、とても恐縮&嬉しいです!^^
『ゾンビ』の小説版なんてあるんですね。
私は実はこないだ、ディレクターズカット版は劇場で見ましたが、忙しいためUPは当分先になるかもしれません。
本はなかなか最近進まなくなっちゃったんですよね〜。読みたい本はたくさんあるんですが。

