2007年07月22日
#103.レッスン!
予告を見て「ププっ」と笑ってしまった。
アントニオ・バンデラスが、ダンスの先生!
彼が、クソ真面目な顔して、ダンスを熱狂的に教える・・・そんな姿を想像しただけで「面白そう!」と思っちゃった私でした。
ストーリー・・・
NYのスラム街にある、とある高校で、ひょんなことから、学生の更生に、ダンスをもって携わりたいと、申し出るデュレイン(アントニオ・バンデラス)。
高校の女校長(アルフレ・ウッダード)は、「そうですかい」と、居残り教室の課外授業の受け持ちにと、デュレインの申し出をしぶしぶ受け入れることに。
HIPHOP好きの彼らに、華麗なる社交ダンスの世界を、教えたまわることに決めたのであった。・・・
監督は、リズ・フリードランダー。
実在するNY在住のピエール・デュレインの、実話に基づいた話だそうで。
ピエール・デュレインは、社交ダンス教室をいくつも経営しているばかりでなく、NYジュリアード音楽学院(かなりの音楽エリートが通う学校だ!)で教鞭を取っているらしい。
そして、この物語にも書いてある通り、現在、社交ダンスを取り入れた教室が、NYの高校には16もあるのだとか。
そんなアツい先生役を、アントニオ・バンデラスがやっているのだけれど、この暑苦しさが何とも、見ているだけで可笑しいんですね。
彼の紳士ぶりたるや、NYのスラム街の高校に現れただけで、引くほど「場違い」に思えてしまって、
『Shall We ダンス?』あるいは『Shall We Dance?』、どちらでもいいけど、この二つよりよっぽど、相手にダンスを教えるのを、不可能としか思えなくなってくる。
『Shall We ダンス?』プラス、金八先生!
みたいな、アツい思いを抱えた、紳士な男の奮戦を、もはや応援したくなってしまうのでした。
大体、ダンスを題材にすると、いつもこうして「とにかくまあベタ・一本槍、」のような展開に、なっちゃうんだろうなぁ・・・
と思いつつも、
「この青春物語な辺りが、やっぱり好きなの私w」
な人には、絶対、楽しくって仕方がないはず。
単純そのもの、ストーリーは平凡に思える割に、
相反して、スラム街の持つ高校生たちの実情を、踏まえた物語展開には、
もっとバカでもいいのに、エピソードが長いなあ、と思わざるを得ない瞬間もあるのだけれど。
そこには、それぞれの持つ家庭背景の、実人生の辛さ・苦しみがあって、その苦しさもキチンと描かれている。
これを丁寧に描けば描くほど、だんだん物語が展開するにしたがって、
クライマックスの予定調和との開きを感じる人も居るかと思うけれども。
このクライマックスの、エンタメぶりの徹底には、
おっ、そう来たか、ワハハw
みたいな、ノー天気な楽しさがあって。
それ以前の物語の辛さだとか、スラムからなかなか脱出できない人々の、心の奥にある、暗い葛藤・・・
そうした諸々のことを、若さとか、未来の展望とか、もっと前向きで明るいものに置き換えて、
気持ち良く幕を閉じることが出来る。・・・
そんな楽しさに溢れていた。
私もダンス(HOPHOP)を習っているので、社交ダンスなんて、本当にありえない、と思っていた。まず、音楽からしてどうしようもなく退屈だし。
そんな訳で、『Shall We ダンス?』よりずっと共感して、見ることが出来た。
とにかく、なぜダンスの映画、音楽の映画は、ここまで毎度毎度のように、楽しく見れてしまうことが出来るんだろう。
我ながら不思議
・レッスン!@映画生活
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この記事へのコメント
とらねこさんの踊る姿が見たいですー♪まじで。
バンデラスのタンゴも見ごたえあったし、お約束のコンテストシーンも楽しかったですー。
熱血先生かと思いきや、終始紳士に穏やかなのが意外によかったかもかも。
アタメのバンデラスが大人になったもんだー♪

こんばんは〜♪コメントTBありがとうございました☆
本当、アタメのバンデラス♪も、だいぶシブくなりましたよね。
アチラでは暑苦しい青春小僧だったのに、暑苦しい紳士に成長して・・・あ、ごめんなさい☆
いつも、バンデラスには、「暑苦しい」という形容詞をつけてしまいたくなります♪
私のダンスを見せたいですぅ!
今度、ラテン系のクラブでも一緒に行きませうよ^^
おひさしぶりです♪
あー金八先生とバンちゃんがごっちゃに…;爆
そう、なぜか私もバンちゃんをでかいスクリーンで見るたびに笑えてしまうのです。爆
暑苦しさに加えて、あのキザッちぃところがかゆくてたまらん。笑
でもね、社交ダンスってかっこいいのよっ、これが!舞台を見ちゃったらすごく感動したもの。ヒップホップとあまりかわらない気もするというか。
あ、でもとらねこさんがご覧になったら、やっぱり違うよーとおっしゃるかもですけど;
そうそう、私も踊るとらねこさんが見たいっす。
ハッ!『リトル・ミス〜』でおじいちゃんがオリーブに伝授してた野獣のポーズだ
てことで社交×HIPHOP×ストリップダンスの融合が素晴らしい(笑)
クラッシクバレエ×ストリートダンスな『STEP UP』とカブっ…いやモゴモゴ
もとい!熱血教師スポ根物大好きなんですよね〜
バンデラス×社交ダンス×紳士をサミュエル・ジャクソン×バスケ×説教に変換すると『コーチ・カーター』に、山下真司(映画版の照英でも可)×ラグビー×泣き虫に変換すると『スクールウォーズ』に
つまりはベタってことなんですが…
このジャンルにヒネリはいらんのですよ
予定調和は様式美!直球勝負に震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!すれば良いのです(笑)
とは言え、尺はいかんともしがたいですねぇ
美味しいエピ置き去りにし過ぎ…
TVドラマで1クール向きかも

おはようございます☆コメントありがとうございました!
アハハ♪金八先生とバンちゃん、ごっちゃになりましたか☆
アツいパッションを持ってるので、イメージが混ざりやすいですよね

社交ダンスのカッコ良さって、アルゼンチンタンゴにしてくれれば、グンと良さを増しますよね。
この映画でもそうでしたけど、あれを見ると、やってみたくなります。
エモーションたっぷりに、顔なんか作って入っていくところが、やけにカッコ良かったです!
やっぱ、ダンス映画って楽しいですよね!
こんばんは〜♪コメントありがとうございます!
>!『リトル・ミス〜』でおじいちゃんがオリーブに伝授してた野獣のポーズ
きゃはー
そうなんですよね、私も思い出しましたが、くーさすがぁ☆私、これからメモしておかないと、いざ書く時に忘れてしまうんですよね。
みさまは「自分はディテールじゃない派」とおっしゃってた割に、やっぱココ、って重要なとこ拾うんですよねー♪
そうそう、どうやら『STEP UP』と元ネタが同じとチラ聞きしたんですよね。
こっちの方が完成度は低いのかしらん・・?
『STEP UP』も見たかったですが、スルーしてしまったんですよ。
ヒャハハ、『スクールウォーズ』が泣き虫掛けられているところが最高ですね♪
『コーチカーター』も名前が挙がるだけでぷぷっと・・・『エニイギブンサンデー』なんかだと笑う気がしないところがポイントですね。
ダンスが出てくると物語どうでも良くなっちゃうみたいなんです、私。
ストーリーに期待したためしが一度だってありません!(きっぱり)
私もダンス映画大好きなので、もうそれだけで楽しめちゃいました。熱い青春映画っぽいところも単純に楽しかったし。スクリーンで観てよかったな〜、と思いました^^

おはようございます★コメントありがとうございます。
そうですね、私は公開初週に見てるんですが、いつもUPが遅くて、全然早く書けないんですよ。
香ん乃さんのようにPCの達人だったらいいのに・・・。
青春映画は香ん乃さんもお好きですか?
私も、ベタ、ベタと言いつつ、嫌いになれないジャンルなんですよね。
ご無沙汰しております。
お仕事の方は順調ですか??
とらねこさん、相変わらず素敵なレビューをお書きになりますね!!
>『Shall We ダンス?』プラス、金八先生!
には笑ってしまいましたよ。
あまりにも的を射すぎていて・・・(笑)
でも、金八地先生が武田鉄也じゃなくてアントニオ・バンデラスだったらウェルカムじゃないですか??
しかも女性をエスコートしてくれるんですよ!!
武田鉄也にドアを開けてもらっても
「あっ・・・ありがとうございます・・・」だけど
バンデラスだったらハグしちゃうかもしれませんもん!!
こんばんは〜♪なんか久しぶりです★
仕事の話は、聞かないで下さい・・もう、今日、仕事行くのが嫌で嫌で。
普段の倍ぐらい疲れました
スワロさんは?>『Shall We ダンス?』プラス、金八先生!
わかってくれますか〜、スワロさん★嬉しー!
私ね、この手のベタな青春モノも、特にダンスが入ってるとすごい好きなんです!
ギャハハ★確かに、武田鉄也にドアを開けてもらうのと、バンデラスでは一味も二味も違いそう。
武田鉄也だったら、「邪魔なところにいると思ったら、あ、ドア開けてくれたのね。」で終わっちゃうよねきっと(爆)
私も音楽モノとダンスモノは無条件で楽しめちゃいます。
ベタだろうがなんだろうが、大好きです^^

こんばんは〜♪コメントありがとうございました。
ひめさんも、音楽モノやダンスモノ、好き?
うん、私も大好きなんですよ♪
こんばんは〜♪コメントありがとうございました!
みのりさんは、音楽の先生だったんですか〜!
おお、それは全然知りませんでした。
遠い昔、とおっしゃられる、ということは、現在はもうやられていらっしゃらない、ということですよね。
音楽の先生ですか、いいなあ〜。
音大出た、っていうだけで、自分のような文学部には、遠い存在ですよ〜★^^*
だって、入試で、『革命』とか弾いちゃったりするんでしょ?
さらに、ジャズをサラっと弾けちゃうなんてカッコいいです!
ジャズとか弾くのって、リズム感がないと絶対弾け無そうですもんね。
何分の何拍子とかって、難しいものですら、自然に体で音を取れるなんて、素晴らしいです。
あらまー、ごめんなさい

音楽の教師、と聞いて、勝手に音大と決めてしまってすいませんでした。
でも、みのりさんが童話作家になりたかったことなど、聞かせていただいて、なんだかとっても嬉しいです!
そうですかぁ〜。「出来そうなことを成り行きで」やっていた、なんて言って、それが音楽の教師、というのがなんだかすごいですよ。
私も、小学生の頃しかピアノは習ってなかったんですが、音楽は好きです♪
映画から離れてこうして違うお話ししてくださる方って、私大好きなんです。
嬉しいです^^*

