2007年02月07日
#22.マイアミ・バイス
ある日、FBIの潜入捜査官2人が、囮捜査中に殺された。
この危険極まりない任務に、マイアミ警察特捜課、マイアミ・バイスに所属する二人、ソニーとリコは、潜入捜査として加わることになった。・・・
'80年代のTVシリーズ同名タイトル作を、マイケル・マンが映画化。
ネタバレです。
うう〜ん、一言で言って、あまりに普通すぎ。
全体的に、スタイリッシュにしようとした試みが災いしたのか、どうも暗いイメージしかないこの作品。
潜入捜査の醍醐味、その組織に入っての、人間ドラマもなく(例えば『フェイク』みたいな)、まず、入り口で、“この人間は信用できるか否か”・・・
そればかりが焦点が当てられ、しかも、信用してもらえないという。
それがこの物語なのだから、仕方がないのかもしれないんだけど、そこだけでずっと引っ張るのだから、物語が平坦になってしまうのも当然の話。
で、それよりも、組織の女、イザベラ(コン・リー)と、囮捜査官の一人、ソニー(コリン・ファレル)の恋愛が中心になっていく・・・
まあ、ありがちではあるのだけど、どうも、素敵なラブストーリーにもなっていなくって、ただの“肉体関係だけは順調そのもの”といった感じになってしまっている、という。・・・(とほほ)
で、ソニー役のコリン・ファレルと、リコ役のジェイミー・フォックスという、二人の演技派の俳優でそろえておきながら、全く演技として見所が見出せないのも寂しい限り。
ソニー役のコリン・ファレルは、そもそもそんなに「色男風の役柄」にハマリ役なんだろーか。・・・
いやいや、私、コリン・ファレルは好きなんですよネ。
デビュー作の『タイガーランド』一作で、演技を評価されて、『ジャスティス』『マイノリティ・リポート』と、グングンと頭角を表して、“オージーの暴れん坊”ラッセル・クロウに次ぐ、“アイルランドの種馬”って感じで、やけにモテモテ三昧だし、酒飲んであまりお行儀が良くないのも、なんか、面白い限り。
今は多少イマイチだって・・・そのうち、いつかドカーン!と、コリン・ファレルが名優として、名を成す日が来ると思ってるんです、私w
だけど、何より、私にとって、「コリン・ファレル大好きかもっ
」との決定打を与えられたのが、『デアデビル』のブルズアイ
飛行機内で、隣に座ったおばあちゃんに、世間話をされて、目が白黒するほどムカツいて、まるで死ぬ寸前の昆虫みたいに、ムカツクあまり、ピクピクしてしまい・・・。
m&m'sのチョコレート一個を、隣の座席のテーブル上から、まるでピンボールの玉のように、あるいは、ビリヤードのように、その軌道線を計算し尽くしたかのように、完璧に飛ばし、・・・
も一度言いますが、たった一個のm&m'sでおばあちゃんの喉にシュートさせ、喉に詰まらせて死に至らしめる、という、この、バカバカしさ!最高っ!!
そんな悪役のブルズアイを、めっちゃキレまくった演技で、コナした、その演技の幅の広さに、私は、感動してしまいましたね!
ブルズアイは、本当最高〜。この映画『デアデビル』完成度はともかく、ブルズアイだけで、何度もおかわりできますです、私。
そんなコリン・ファレルと、ジェイミー・フォックス、こちらも『Ray』の名演技がまだつい昨日のような・・・
そんな二人の演技派俳優を、あまり生かせた作りになっていないのが、何とも寂しい限り。
せめてもバディー・ムービーの面白さが堪能できれば、文句は言わなかったのに、それもないし。
バディ・ムービーじゃなくて、恋愛の方が、ソニー、大事になっちゃってた。
バディ・ムビーというより、女のバディーを追っかけちゃってた。
ソニーとイザベラの、この二人の恋愛(肉体関係)も、そんなに目新しいものはないんだけど、ラブラブなシーンの際に、AUDIOSLAVEがかかっておきながら(ギターのアルペジオから始まる、物悲しげなネットリした曲)、
翌日の朝の会話で、「俺のオヤジはthe Allman brothersとか、レイナード・スキナードが好きで・・・」と、会話を始めるんですネ。
だったら、オールマンとか、レイナードとか、かけてよう!
クリス・コーネルの、ネットリしたボーカルの(いや、好きなんですけどね、自分)最近のオルタナとか選曲してる場合なのかなあ〜。
と、思ったら、も一曲、AUDIOSLAVEがまた、別のシーンでかかっていて。
でも、このテーマソングは、Nonpointというまた別のバンド。よう分かりまへん。
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この記事へのコメント
わずか1点の俺のレビューにTBいただきありがとうございます。
そういや「デアデビル」のスピンオフが作られるとどこかで読んだような気がするのですが・・・あれ・・・
変なところに金をかけて、音楽に金をかけなかったのでしょうか・・・まぁ70年代ロックファンとしては物足りなかったです(汗)
コメントありがとうございます!
そうですね、私もあんまりノレませんでしたね〜。
『デアデビル』スピンオフ疑惑ですか、楽しみですねえ♪
で、誰なんだらう♪・・・まあ、ブルズアイじゃないことだけは確かですがw
音楽も重めに揃えてましたね、AUDIOSLAVEなんかは、なんたって、元rage against the machine×元soundgarden、自分的にはアリなんですが、・・・90年代テイストのハードロックと言った感じで。
90年代は70年代の要素もあるから、kossyさんももしやお好きかも・・(長くなるから割愛☆)
スピンオフは『エレクトラ』でした!
もう、健忘症で・・・googleがないと生きていけなくなりそうです(汗)
ついでに調べました。
・アラバマ
『フォレスト・ガンプ』(1994)
『クリムゾン・タイド』(1995)
『コン・エアー』(1997)
『あの頃ペニーレインと』(2000)
『8Mile』(2002)
『メラニーは行く!』(2002)
『テキサス・チェーンソー』(2003)
『ガール・ネクスト・ドア』(2004)
『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』(2005)
・フリーバード
『フォレスト・ガンプ』
『誘う女』(1995)
『ハッピー・アクシデント』(2000)
『デュエット』(2000)
『エリザベスタウン』(2005)
『デビルズ・リジェクト』(2005)
なんだか、コンセプトが決まり切らない感じで撮り始めちゃったって感じの作品でした。
男臭いアクションに徹するのか、恋愛要素を盛り上げるのか。
マイケル・マンは好きな監督であるだけに、ちょっと残念。
なんだか、コンセプトが決まり切らない感じで撮り始めちゃったって感じの作品でした。
男臭いアクションに徹するのか、恋愛要素を盛り上げるのか。
マイケル・マンは好きな監督であるだけに、ちょっと残念。
私、鑑賞中に失神しましたっ 欠落部分があったにも関わらず、ストーリーを把握できてた気が・・・。マイケル・マン監督も好きだし、コリン・ファレルもジェイミー・フォックスも好きなだけに、ちょっと悔しい作品でしたわ。
ところで、コリンのブルズアイは最高でしたよねん。主演のベンアフが冴えなかった分、コリンが盛り上げてくれました。とっても楽しそうに演じていた気が...。やっぱり、ヒーローものは悪役で決まりですよねん。
あ、『マイアミ・バイス』から逸れちゃってごめんなさい。
思わず、コメントさせていただきます。映画見たときはあまりの・・・に、評を書く気にさえならなかったんですが。。。。これほど突っ込みどころの多いシリアス風映画!!いまどきないです。結局、何も解決せず、第一、潜入が犯罪者のボスの女に惚れて勤まらんでしょう。
コリンファレル、なんだか、濡れそぼったわんちゃんのような目が愛くるしいです。
でもって、あれだけ、綺麗なコン・リーが平凡だったのも残念です。
わたしも、デアディビルのぶっ飛んだコリン大好きです。時代物のコスプレはなんですが。。
こんばんは☆コメントありがとうございます!
そうでした、そうでした!!『エレクトラ』。私もすっかり忘れきっておりました・・とほほ。
なんか微妙な評判でしたね〜。
それから、『スイートホームアラバマ』と、『フリーバード』、調べていただき、ありがとうございました〜♪
『8マイル』は当然ながら『メラニーは行く!』なんて、もろテーマソングになっちゃってたなあ、とか思いますよね♪
『コン・エアー』も、子供の歌う「世界は我々のために」なんて曲と、“アラバマ”がかかって、あれで子供殺してたら、本当に極悪人でしたよね、あそこでもブシェーミ、なかなかの怪演でよかったですよね・・・
ああ、全部拾いきれませんが、とにかく、こんなにたくさん。。。この2曲は、本当にマストですよね。
「この曲、ここで使うわけだあ」なんて、思う、観客の気を引くマストソングですよね。
こんばんは☆コメントありがとうございます〜♪
微妙な感じでしたね・・・。
マイケル・マンだからこそ、せっかくだから男臭い映画にして欲しかったですよね〜。
ちょっと間延びしてもったいない感じでした。


こんばんは♪コメントありがとうございます!
この役者陣、演技派ぞろいなので、せっかくだから、バディムービーぶりの徹した、マイケル・マンならではの、男・男・男って感じの映画にして欲しかったですよねー・・・。
重厚なテイストを得意とした監督だから、こうした軽いサスペンスはもともと得意じゃないのでしょうか。
捜査員木っ端微塵といういいシーンはありましたが、そこしか覚えてませんねぇ。
マイアミバイスなのにマイアミじゃないし。
ちなみに、Vネックとか胸ガバーっと空いた服は着ませんよー。知性派をウリにしてますんでw
「わしは18歳だと思っとるがな・・・」
って、「世界最速のインディアン」でアンソニー・ホプキンスが言ってましたが、
ひらりんも同感です・・・じゃ、答えになってない?
>バディ・ムビーというより、女のバディーを追っかけちゃってた。
そう!そこが問題なんですよ。ジェレミー・フォックスの扱いが酷くてちょっと可哀想でした。あと、バディである二人に個性が感じられなかったのが痛いですね。両方似たようなキャラクターだったし。
こんばんは〜☆コメントありがとうございます!
ハハハ、kayamarionさんは、観たけど、感想を書く気になれなかったのですね。
制作費もだいぶ大枚はたいて、これですもんねー。
おっしゃる通り、何も解決していないのは、もしや、パート2があるためなんでしょうか?!(笑)
コン・リーもなんか地味でしたし・・・
私にはコリン・ファレルとくれば、ブルズアイなんですが(間違った認識かもしれませんが・・)、あんな役をまたやって欲しいですー。

こんばんは☆コメントありがとうございます〜!
見所が少なすぎる今作でしたね〜。
>捜査員木っ端微塵
ププ・・確かに、ありゃ、ビックリしましたがぁ☆
アレー?やっぱ、Vネックとか、シャツガバーっと開襟なんかは、男の色気と思いますよぉ

知性派だったんですか、いやー、知らなんだ。
エロチックな感じかと思った。
こんばんは☆コメントありがとうございます〜♪
>わしは18歳だと思っとるがな・・・
おお、もう観たんですね!すごくタイムリーなセリフ♪いいですね!
ひらりんさんは、なんとなく若いイメージがありました。いや、やっぱ、気持ちが若いのって、いいですよね〜♪

こんばんは☆コメントありがとうございます!
バディ・ムービーだったら、ストーリー云々じゃなくて、そこだけで楽しめたんですけどねー。
おっしゃる通り、二人の性格の比較がもっと大きい方が、楽しかったですね!
うわぁ〜、とらねこさんの評を拝見して『マイアミ・バイス』以上に『デアデビル』を観たくなっちゃいましたよ!
M&Mチョコレートをうざい婆さんの喉元にシュートして瞬殺だなんて・・・あまりにバカすぎる(笑)
『デアデビル』は劇場公開当時にスルーしてしまいましたが、そのチョコレートのシーンだけ観たい!本気で観たくてたまらない!
想像以上にチンケな悪役なんでしょうね。


こんにちは♪コメントありがとうございます!
『デアデビル』でのコリン・ファレル、むっちゃ面白いですよー★
なんたって、ブルズアイを演っていなかったら、私、コリン・ファレルのファンではなかったと思いますから(笑)
蔵六さんの喉元にもシュート★してしまいましたか!
是非とも見て欲しいなあ〜。
コリン・ファレルのブルズアイはすごく良かったです。
でも、この『マイアミ・バイス』は自分も今1でした。なんで、リメイクしたのかも良く分からない感じでした。
こんばんは★コメントありがとうございます!
コリン・ファレルのブルズアイ良かったですよね♪
パンチが効いてて。
この作品は、なんだかちょっと見所が少なかったですよね。
恋愛ものを楽しめと言われても

ストーリーについては、解決もされていない感じで、今二つぐらいだったかもしれませんが、主役の二人は良かったですよ。
決まっていた。
あと夜の銃撃シーンなんかも良かったとは思います。
あとは・・あとは・・・良かったところ・・・
だから格好良かったところ。

こんばんは〜♪コメント&TB,ありがとうございます!
>ストーリーについては、解決もされていない感じで
そうなんですよね。解決されないなんて、ドラマでもなければ、2がやるわけでもないのに・・・
私は、ラストでコメカミがピクピクしてしまいました★
>あとは・・あとは・・・良かったところ・・・
>だから格好良かったところ。
アハハ!これ、プククと笑ってしまいました♪
哀生龍も、彼は良い俳優だと思ってます。
本当に「タイガーランド」「ジャスティス」等は、良いですよねぇ〜
でもでも、暴れん坊キャラも好きです(爆)
哀生龍もブルズアイはお気に入り!
額のブルズアイ・マークも良いし、自分もコスチュームが欲しい!と言い出すアホさも良いですねぇ〜♪

こんばんは^^コメントありがとうございます!
哀生龍さんも、コリン・ファレルお好きですか♪
彼は、いましばらくパッとしないかもしれませんが、ショーン・ペンみたいに、時間が経って、オヤジになってから、カッコよくなって、味の出るタイプの役者さんなんじゃないかな〜、なんて想像してる私ですw
『タイガーランド』デビュー作ですね。
デビュー当時からチヤホヤされてしまっていますが・・。
自分もコスチュームが欲しい!なんて言ってたんですか・・・笑っ。
額のブルズアイマーク!あれ、ポイントですよね〜。あれで目を寄せて喋ってる姿、最高でしたっ!
そうかぁ、かかってたんですね。
ただのアクションものよりも恋愛要素がある方が好きなんですけど・・・
犯人が気になっちゃってなんだか中途半端な感じがしちゃいました。

こんにちは〜♪コメント&TB、ありがとうございました!
そうなんですよね、『007 カジノロワイヤル』の主題歌の“You know my name”を歌っているのがソロ活動のものでして、バンド活動だとAudioslaveになります〜。
自分はその前のバンドのSoundgardenの時が一番好きだったんですよ^^
さてこの作品ですが、ううーん、なんとも口を濁してしまいたくなりますよね・・。

