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ハウス・オブ・カード 野望の階段 Season2(Vol.14~26)

見た、ようやく追いついたSeason2…
しかし、日本ではシーズン3はまだやってなーい!!
えっ、ちょっと…。いくらなんでも、のんびりしすぎ!
ちょっとちょっと続きをくれよ!なクリフハンガーでシーズン2が終わってるのに、3がまだ無いなんてキツーイ!

アメリカでは2015年の2月にNetflixで鳴り物入りで公開された、シーズン3。
日本では何の噂もまだ聞こえてきません。
ちなみにシーズン1と2はイマジカBSにて放送され、すでにソフト化されてます。
シーズン2のイマジカ放送は2014年6月だったということなのですが。

人気が思うより出てしまったが故に、前より高くなってしまった…みたいな裏事情があるのでしょーか。
Netflixでやってくれたら万々歳ですが、どうだろう?
年末辺りにやったら、加入者バンバン増えちゃって、年末年始をこれに全部捧げてしまう人達が急増…なんてことになりそう。

ただし、どうやらフランスやオーストラリアを始め、各国はNetflix以外のところからの販売になっているとのことだし、ソニーが販売権を持っているとのことなので、Netflixはもしやアメリカだけなのか?
Netflixで公開された日には、無料期間中にババっと入ってババっと消えていく…みたいな、「来た、見た、帰った」みたいな「ローマ帝国かよ!?」という有様になってしまうのかもね。

さて、以下ネタバレ全開で語ります。
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山を登り始めた時こそ、辺り一面が霧で曇っていたと思ったのに、
雲を抜けると途端、視界が一気にクリアになるように
政界のトップに近づいた途端に、景色が違って見えたところで終わっていたシーズン1。
2が始まった途端、何とフランク(ケヴィン・スペイシー)と寝ていた新聞記者のゾーイ・バーンズ(ケイト・マーラ)がフランク自らの手によって、列車事故で轢死させられてしまうところから始まります。これは、さすがに度肝を抜かれる。

フランクが副大統領になった途端のこの出来事ですから、ルッソ(コリー・ストール)ばかりかゾーイ・バーンズまでも!…こ、これはキツイ。
フランクの手は真っ赤に血塗られていて、あまりにドス黒い。
次に不幸な目にあってしまう者は誰だろうかと、恐ろしい思いですっかり目が釘付けになってしまうのです。
しかもあの時は、観客に向かって語りかける、例の“カメラ目線”が無いんですよ。

何より怖かったのは、フランクが“また”こちらに戻ってきた時。
シーズン2のVol2で鏡を見たショットで、観客に向かって話しかけてきます。
「やあ、君たちのことを忘れていたと思うかい…?」、てな調子で。
いやはや、もうあのままこちらは振り向くことなく、フランクはそのまま我が道を行くのかと、私は思った。
フランクのやったことは、あまりに恐ろしかったからです。むしろ、そうして欲しかった。
もう彼の目は見たくなかったのです。
しかし、もちろん離してはもらえないのですね。

ルッソの件はまだ分かるんです。フランクは彼に何度となくチャンスを与え、それを裏切ってしまった“人生の落伍者”だったから。一緒に落ちる訳には行かなかった。それは理解出来る。
しかしゾーイ・バーンズのことは…これはさすがにショックだった。彼女は若くてまだ未来のある、貧しい出身の“ただの女性”だったから。
そんなフランクが、自分のやったことを分かった上で、観客目線で話してくるのは…これはあれです、『ファニーゲーム』の嫌悪感と全く同じだ!
そうなんですよ。先日『ファニーゲーム』を再見した時に、このシリーズの嫌悪感はあれと同じだ!と思いましたね。

フランクの台詞で「感情を溢れさせてしまえば理性は窒息する」という一文が出てきます。
で、なるほど“感情”の使い方を見せるのが、この“カメラ目線”なのだ、と思いました。
政治家である彼らは、本音がどこにあるのかが分かりません。
彼らが“本音”であること、口では喋りながらも実は内心はどう思っているかを、その感情から汲み取ることが出来るのです。
観客である我々は、本音がどこにあるかを知っているから、“感情”をいくら出していても、それが本音であるのか、建前であるのかを分かっている。
政治家の命をかけた本気のゲームにおいて、本音がどこにあり、かつ台詞ではどう表明しているのかを堪能出来る…つまり、彼らのゲームを堪能出来るのがこのカメラ目線なのですね。

着々と野望の階段を登っていくフランク・アンダーウッド。
今回は、妻のクレア(ロビン・ライト)もぴったり同じスピードで、夫婦仲良く足並みが揃っています。
ダグ(マイケル・ケリー)もピッタリ付いてくる。こんなに恐ろしいフランクに付いて行くことの出来るダグ…と思いきや、あんなことに!
しかもレイチェル(レイチェル・ブロズナハン)という、ダグが唯一心を許していた女性によって…。おお、この落差はまた凄すぎる!
しかしちょうどそのタイミングで、フランクはとうとうTOPに登りつめる。夢にまで見た山頂。
その瞬間を、ダグは見ることなく…。

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ここで終わるんだから、ちょっとヤメテくれー!
早く、早く次を…ゲフゥ…ッ!
(血文字はここで終わっている)



 

2015/11/28 | 海外ドラマ

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コメント(2件)

  1. こんばんは。
    録画して観ています!今はシーズン2の数話を残すのみ。
    フランク役のケビン・スペイシーとクレア役のロビン・ライトの名演技に釘づけです。
    それにしても野望のために血で手を染めていくなんて考えられないけど・・・・・。画面に向かい、カメラ目線で話すフランクにも驚き!大統領より威厳あるけど。
    シーズン3では夫婦の仲にも亀裂が?早く観たいです。

  2. cinema_61さんへ

    こんにちは〜♪コメントありがとうございました。
    おお〜!録画ということは、イマジカでしょうか?今もやってるんでしょうか。
    本当!ロビン・ライト、クールで美しく素敵ですよね!
    2では、1で恋人関係でもあった写真家に対して、「黙りなさい!あなたが言うとおりにしないからよ!」と言うところにうわおっ、とおののきました。
    ロビン・ライトとケヴィン・スペイシーは共に、ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門の主演女優/男優賞を獲りましたね。

    シーズン3、とても楽しみです。




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