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トキメキがマジで止まらないんスけど!? 『ヌイグルマーZ』

T0017134p大槻ケンヂ原作に、井口昇監督作品だなんて、なんと素晴らしいコラボレーション!今回、見に行くのどうしようかなと思ったのだけれど、これは見て本当に良かった!大成功のコラボ、素晴らしきシネマタイズ~~!ブラボーブラボー!!

褒めるべき箇所がいっぱい。B級キワモノアクションコメディ何でも有り監督として、すでに作家性が確立している井口昇監督(『片腕マシンガール』、『ロボゲイシャ』、『電人ザボーガー』…ザボーガー面白かった!)。それに、映画マニアとしても一風変わった作品をチョイスする、みんな大好き(と、勝手に呼ぶ)大槻ケンヂ!原作である彼の『縫製人間ヌイグルマー』は読んではいないのだけれど、映画を見ていても感じる、いかにもオーケンらしい台詞回しの数々!思わず笑いが漏れる、オーケンらしいセンスが光りまくる台詞に、もうもう、グンッグン点数が上がってしまいました!これだけで充分面白いのに、さらに音楽が特撮(オーケンがやってるバンド)ですと!?

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この特撮(音楽)、これがもう最高で、これだけでお代わりしたくなる私。特撮(音楽ね)がかかる度に、思い切りテンションが上がってましたね。じっと黙って座っていられーん!拳を振りあげた~い!などと全開ノリノリで見ていると、ゾンビたちが踊り出すシーン!まさに死霊の盆踊り in 井口アクションコメディ。うわあ、やってくれるよ!最高!もう、うん、こういうのさすがオーケンだよねえ。そう言えば、オーケンを間近で見たことあるんだけど(5年前に熱中夜話に出た時の話だ)、あの時エド・ウッドの話題が出た時に、『死霊の盆踊り』の話もしてたっけ。などと思い出したりも。実際に見たオーケンは、本当に格好良くてビックリしました。まるでオダギリジョーみたい!だなんて話してたっけ。

で、しょこたんのヌンチャクさばき、これがまた見事!彼女、ブルース・リーに憧れて、実際にヌンチャクを猛練習したんだそうです。その成果が現れてるじゃありませんか!ちなみにあの白いフワフワの毛付きのヌンチャク、しょこたんの私物だそうです。カッコ良く決まってる~!いいなあ、私もヌンチャク練習しようかなあ…、素晴らしかった。さらに、武田梨奈も!彼女も、スタントなしで本人が全てアクションを行っているのだそう。素敵すぎ~!『デッド寿司』でも彼女が出演していたらしいのだけれど、こちらは未見なので今度是非見てみよう。

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見ている間、とにかく嬉しくて感激するわ、感動して涙が止まらないわ、可笑しくて笑いが出るわで、ものすごい感情に振り回されっぱなし。ギャグがツボって、可笑しさだけでも涙が出るぐらいだったのだけれど、物語のバイブレーションにも完全に持って行かれてしまった。

いろいろとツッコミどころが多いのは、もうしょうがない。言ってみれば、攻撃力がものすごく高いけれど、防御力はゼロ、ってとこ。何か素晴らしいものと素晴らしいものを掛け合わせて、何やら虹色の、よく分からない感情が溢れ出てくる。井口昇って、なんて純粋なんだろう。小学生のピュアさとバカバカしさと、そして頑固さ。井口昇がふんどし一丁で、太ったお腹を丸出しにしているあの画像を思い出します。きっと彼はこの映画を信じているんだろう。だからこそ、この映画が奇跡のように面白くて、馬鹿みたいに素晴らしいんだ。井口昇はきっと今の私みたいな顔で、この映画を作ったんだろうな。私が映画を見ている最中の顔、つまり、涙も鼻水も垂れ流しながら、思いっきり笑いながら。ものすっごく不細工な顔で。

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ただね、べた褒めしたくなるところなのだけれど、とらねこ的にとても許せない箇所もあった。それは、血糊が使われていないところです。全部CGでやってるでしょ。私には大事なんです、血糊。せっかく死霊がバシバシやっつけられるシーンで、一滴も血が流れてないって、後から適当に足したみたいなCGの血。こんなの許せないよ。量も少ないしさ(CGの血の量)。ホラー好きとして、ここはどうしても外さないで欲しかった。それにね、そんなの全然井口昇らしくないじゃん。本当だったら激おこでしたね。私は血まみれの映画が見たいんだ!誰か持ってこい、血を持ってこーい!途中でプンスカ怒りながら観てました。でも、やっぱり感動もしちゃう。笑いもする。で、やっぱり特撮(音楽)が異常にカッコイイ。そんな訳で、喜怒哀楽激しく感情が揺さぶられて、死ぬほど疲れました、この作品。

P.S…そう言えばしたコメで『レミントンとオカマゾンビの呪い』を見た時に、井口昇のトークを見たことがあったっけ。あの時もやっぱり想像どおりのピュアないぐちんでした。オーケンには、5年前の他にも、この間『きっと、うまくいく』のトークで見た。

 

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コメント(5件)

  1. とらねこさん☆
    うひゃー、ここで下コメの「レミントン~」が出てきたとは・・・
    そういえば、初めてお会いしたのがオカマゾンビだったのですねー(爆)
    あの時のレビューを今更読ませていただきました♪
    そっかー、松崎しげるのインパクトが強すぎて、井口監督って何者か全く印象に残らずでした。
    今回の写真で、強烈に記憶に残りましたよ。

  2. ノルウェーまだ〜むさんへ

    こんばんは〜♪コメントありがとうございました。

    アハハ、井口昇のプロファイルが繋がりましたか♪
    そうそう、ノルまださんに初めて会ったのがまさにあの時ですぅ
    松崎しげるが強烈すぎて、井口昇がトンじゃった感じはありましたかね^^*
    井口昇はこんな映画を撮る、ゲテモノアクションコメディの売れっ子監督ですお!

  3. 井口監督、したコメで遠目で観た時は「愛すべき愉快なおじさん」という感じだった。しかし上の画像は…目の毒だな(笑) 興奮して今晩寝られそうにない…

    実はオーケン氏が新たにバンド組んでいたことなど全然知らなかった。調べてみたらもう結成してもうけっこう経ってるんだね。少し前まで休眠状態だったようだけど
    それにしてもオーケン氏はこれからどこへ行くんでしょう。個人的にはやはりネコとキノコをメインにした映画を作って欲しいですよ

  4. テディ・アンド・デッド 井口昇 大槻ケンヂ 『ヌイグルマーZ』

    美形主演・有名原作・感動!泣ける!な邦画が多い中、独自の道を歩み海外からも熱い視

  5. SGA屋伍一さんへ

    こんばんは〜♪コメントありがとうございました。

    >したコメで遠目で観た時は「愛すべき愉快なおじさん」という感じだった
    あれー?SGAさんて井口昇あんまり知らなかった?『ロボゲイシャ』見てなかった?『ザボーガー』ぐらいしか見てなかったんだっけ?
    あのふんどし姿、実は珍しくないんですよ、彼は『片腕マシンガール』なんかにもサラシ&ふんどし姿で登場するのね。
    私にとってはもうその時のイメージが強烈で…

    オーケンはさほど猫とかキノコばっかりって訳でもないんですよ
    いろんな物事に携わってきて、それを面白くアレンジしたりするのね
    オーケンの音楽は基本、HRとかHMが好きな人じゃないとあんまりハマれないと思うー
    何にしろ、私達の隣に座ってた音楽好きそうな若者たち、彼らがすごくいい感じだったねー。あの子らはオーケンファンに違いなし。




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