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アーロン・ソーキンの脚本が冴えまくり! 『ニュースルーム』第一シーズン

1358486804超久しぶりに海外ドラマの話題などしちゃう。アーロン・ソーキン脚本の骨太なドラマ!映画好きには、アーロン・ソーキンと来れば、『ソーシャル・ネットワーク』『マネーボール』で、その実力は誰もが知るところ。次に控えてるのはスティーブ・ジョブズの伝記物。これも楽しみでたまらない!という人にやって来たのが、このドラマだったと言うワケです。

こちらのドラマ、第一シーズンが終わったけれど、「ここで終わるの勘弁して~。早く次が見たい!!」という絶妙な終わり方。もう一刻も早く第二シーズンを放映して欲しいです。なんでも本国アメリカでは、ちょうど今頃第二シーズンが放映開始されたところなので、日本に来るのは少し先になるのかな。これが待てない人には、このドラマで名を上げたという『ザ・ホワイトハウス』を借りるべきなのかも。

で、こちらのドラマに話を戻して。第一話からしてあまりに見事な幕開け。『ソーシャル・ネットワーク』でお馴染みの、“人間が脳に詰め込める最大限の情報量”を次々とたたみ掛けるあのやり方。それはまるで、話題がパッパッと切り替わり、一刻も無駄にしまいと自分のチャンネルをリモコンで変えるかのよう。TV・ニュース業界やそこに属する人々を描くにはまさに最適なのでした。

「アメリカが最上の国である理由は何だろう?」に何と応えるべきか。無邪気な学生の問に発した、ニュースの看板キャスター、ウィル・マカヴォイの奮闘。その答えらしきものを探っていく、あるいは、アメリカのあるべき姿を探るのが、このシリーズ最大の魅力。何と大きなものをテーマとして捉えているのだろう。

で、これほど大きな物をテーマとして描きながらも、ニュースルームで働く人達の人間模様を描き、片時も目を離させない。ニュースの看板人物、ウィル・マカヴォイ(ジェフ・ダニエルズ)とエグゼクティブ・プロデューサーのマッケンジー・マクヘール、通称マック(エミリー・モーティマー)のかつての恋愛関係。こちらはまず以前の断絶・絶交状態がようやく解消され、もしや…?と微かな希望が見えたところで、結局振り出しに戻って第一シーズンが終わり。

それから、もう一本の柱が、ジム(ジョン・ギャラガー・Jr.)とマギー(アリソン・パテル)、10時のニュースのドン(トーマス・サドスキー)の三角関係。ここもまた、いよいよこれで一歩を踏み出すかと思いきや、結局エエッ!?という展開になって終わっちゃう。こちらの三角関係の方は兆しが見えたところだったので、何とも言えない終わり方。ちなみに、マギー役のアリソン・パテルは先日、ウッディ・アレンの『ローマでアモーレ』にも出演しているところを見かけた。おお、マギー、ちゃんと映画の仕事ももらえてるじゃん!

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個人的に私は、仕事が出来るのに、まだ純粋さも持ち合わせている、そんなジムを応援しちゃう。ジョン・ギャラガー・Jr!こういう人が近くで働くなんてイイナ!仕事が出来て顔も可愛いのに、性格も出来てるという。それから、彼らの頼れる上司スキナーの素晴らしさ!ウィルがこうした意義のあるニュース番組をやれるのも、結局はスキナーのような重役が居るおかげもある。こんな役を、サム・ウォーターストンのような俳優さんが演じているところもまた、いかにもアーロン・ソーキン脚本らしさ、とも言えそう。

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