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93★夜明けのゾンビ

’11年、アメリカ
原題:Exit Humanity
監督・脚本:ジョン・ゲデス
製作:ジェシー・T・クック、ジョン・ゲデス他
キャスト:マーク・ギブソン、アダム・セイボールド、ジョーダン・ヘイズ、ディー・ウォーレス、ビル・モーズリイ、スティーブン・マクハッティ、ブライアン・コックス



シッチェス・ファンタスティック・セレクションにて鑑賞。

南北戦争当時のアメリカ。戦争は終わったけれど、ゾンビが発生してしまい、終末の様相を見せるアメリカ南部。ゾンビより恐ろしいのは人間・・というテーマを狙いたかった模様。この時代のアメリカの南部、カウボーイとゾンビという組み合わせが、逆に新鮮に感じたり・・しようとしたけれど、物語の濃度がちょっと薄すぎて、かつ独創性の無さが逆に際立ってしまった。物語の語り口がやけに勿体ぶっていて、大仰なんですよね。時代と人間の無双さを表現したいのだろう・・と好意的に解釈してあげたいところ。しかし、メランコリックで大げさなオーケストレーションや、物語の悲壮さを前面に出したナレーションが、退屈さや冗長さを感じさせ、何度も何度も大あくびが出てしまった。孤独で悲しげなヒーロー像、つまりカウボーイ的な要素を盛り込んだ、ゾンビ映画を目指したのだろう。それだけは分かった。いや、充分わかりました!だから次行ってお願い!という感じ。

特殊メイクは結構頑張ってはいる。ただ、ゾンビ達が余りにも弱くて、出てくれば一瞬で殺されるか、殺る気のないゾンビばかりで弱すぎる。その辺に歩いて居ても全然怖くないのは残念。ウェルメイドではあるけれど退屈この上ないホラーでした。

このジョン・ゲデス監督って、『モンスター・トーナメント』のプロデューサーでした。そして、同監督、ジェシー・トーマス・クックは、この作品のプロデューサーをやっている。この二人、どうやら仲が良いようで、この監督の前作『Scarce(原題)』(’08年)でも一緒に監督しているのね。

 

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