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51★ファミリー・ツリー

’11年、アメリカ
原題:the Descendants
監督:アレクサンダー・ペイン
製作:アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー、ジム・バーク
原作:カウイ・ハート・ヘミングス
キャスト:ジョージ・クルーニー、シャイリーン・ウッドリー、アマラ・ミラー、ニック・クラウス、ボー・ブリッジス



ハワイに暮らしていても全然平凡。ジョージ・クルーニーの情けない父親像、等身大のオヤジっぷりが割と好感度の高い作品。

家庭を顧みず、今まで仕事漬けで暮らしてきたことのツケが、一気に回ってきた中年親父。年頃の娘は全く手に負えず、自分の言うことは聞かない、下の娘も何を考えているのかサッパリ分からず。さらに、交通事故で意識を失ったまま目覚めない妻は、浮気をしていたことが発覚する・・。これまで信じてきた人生が、ガラガラと一気に崩れ去る。自分の家庭を、最後のギリギリで何とか立て直そうとする。

二人の娘に対しても、決して無理強いをしない。目の前の物事から逃げ出すこともなく、少しづつ取り組んでいこうとする姿に好意が持てるクルーニー親父でした。でも、私にとっては「ピッタリ!」という感じは無いかな。ジョジクルは普段から、あれほど熱心に「独身至上主義」を謳ってたじゃない?今更いいお父さんを演じられても、ピンと来ないのは当然じゃないかと。

それは置いておいても、なかなか楽しめる作品ではありました。何より、次はどのような展開になるだろう?と楽しみに見ることが出来たので。よくよく考えてみれば、想定範囲内に全てが収まった印象ではありますけどネ。そして、ハワイミュージックは耳に心地よく、不思議と癒しの効果を持っていたので余計に好印象。

カメハメハ大王って、「風が吹いたら遅刻して、雨が降ったらお休みで」という歌のアレですよね。子供の頃、学校をサボりたくなる度に、そして大人になってからも、仕事をサボりたくなる度に、この歌が心の中で流れていたような。罪作りな歌だなあ。思うがままにサボれるのって羨ましいな。私にとってはいけない毒の味のような、そんな甘さを持った歌ではありましたね。そのせいで、ハワイって良い国だ〜って勝手に思っていた気がする。そんなハワイでも、楽園という訳ではなく、むしろ他の国とも全く変わらないのね。なんて。

 

※ストーリー・・・
オアフ島で暮らすマットは愛する妻とふたりの娘に囲まれて幸福な日々を送っていた。しかしある日、ボートの事故によって妻のエリザベスがこん睡状態に陥ってしまう。さらには妻には恋人がいたことが明るみになり・・・

ファミリー・ツリー@ぴあ映画生活

 

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